2009.02.27 Friday
まずは小ベテランたちも登場してきたこと。赤星、新井、鳥谷、安藤らが順調なパワーアップを見せたが、昨年不満組の福原、金村曉は、良いところなく。特に両先発の明暗くっきりったらなかった。かつて安藤福原2枚看板と言われた二人。踏み出し幅を大きくし、リリースを前方に持って行くフォーム改造で力感が向上、さらには新球ツーシームで左打者対策を施した安藤に対して、去年にもまして「立ち投げ」の方向に進んでいる福原は、いかにも緩く感じられた。甘い球を易々と打たれ、実にガッカリの内容だった。福原だって、走り込んで鍛錬を重ねているはずだろうに、見ていてそれがまったく感じられないのが残念でならない。
金村曉にしても、たいして力のない球でも、その球種なりに一番良い場所にコントロール良く投げ込むことで、初球ただ1球で主導権を握ってしまうような、そんなベテランの投球術を期待したいんだけどね。
この調子では相当な勢いで上げてこないと競争にもならない。今年は見る側の目が若手側優位に働いているからね、去年までの反動で。まあ時間はあるんで、このショックが良い方に出ることを期待したい。
岡崎が二盗を企図した藤本と平野を刺して強肩をアピールした。守備面でも無難、打席でもとりあえず強く振っている。伸び盛り。
自信喪失の狩野は2歩後退。本人も首脳陣も「あの時の狩野」を忘れられずにいることが逆に悪い方に出ているように思う。沈静時間かショック療法が必要ではないか。
やっぱり注目がいっちゃう上本。カウント優位の時、振ると決めて良い球だったら思いっきり振る。ちっちゃいクセに。ただしボール球ならきちっとバットが止まる。追い込まれてからも、直球と変化球の中間のタイミングで待てる。速い球で押し込まれても、ファールできるくらいには間に合うし、変化球のボール球は見切ることができる。ここらへんの基本技能は時間のかかる部分で、今ここまでできれば十分だ。下位にでも入れて、超一流投手とどう対峙するか。上本が必要としている「経験値」はそのへんになってくるだろう。
二塁走者でいた時、ショートやや左への緩いゴロで判断速く三進した。打球方向としては「行けない方向」、ただし打球速度は「行ける速さ」。要した考慮時間は一瞬。まったく見るたびに「面白い」と思わせてくれる。
若手投手たちもだいたい持ち味を出していた。取り組んでいることが出ていたと思う。
メンチ、大和、鳥谷、関本、新井…守備でも集中力のある良いプレーがいっぱい出た。練習してきた、中継の鋭さ、ワンバウンド捕球からタッチプレーの鋭さ。一塁に出れば、必ず盗塁かエンドランの企図があるというのも練習どおり。とても良い紅白戦だったと思う。
金村曉にしても、たいして力のない球でも、その球種なりに一番良い場所にコントロール良く投げ込むことで、初球ただ1球で主導権を握ってしまうような、そんなベテランの投球術を期待したいんだけどね。
この調子では相当な勢いで上げてこないと競争にもならない。今年は見る側の目が若手側優位に働いているからね、去年までの反動で。まあ時間はあるんで、このショックが良い方に出ることを期待したい。
岡崎が二盗を企図した藤本と平野を刺して強肩をアピールした。守備面でも無難、打席でもとりあえず強く振っている。伸び盛り。
自信喪失の狩野は2歩後退。本人も首脳陣も「あの時の狩野」を忘れられずにいることが逆に悪い方に出ているように思う。沈静時間かショック療法が必要ではないか。
やっぱり注目がいっちゃう上本。カウント優位の時、振ると決めて良い球だったら思いっきり振る。ちっちゃいクセに。ただしボール球ならきちっとバットが止まる。追い込まれてからも、直球と変化球の中間のタイミングで待てる。速い球で押し込まれても、ファールできるくらいには間に合うし、変化球のボール球は見切ることができる。ここらへんの基本技能は時間のかかる部分で、今ここまでできれば十分だ。下位にでも入れて、超一流投手とどう対峙するか。上本が必要としている「経験値」はそのへんになってくるだろう。
二塁走者でいた時、ショートやや左への緩いゴロで判断速く三進した。打球方向としては「行けない方向」、ただし打球速度は「行ける速さ」。要した考慮時間は一瞬。まったく見るたびに「面白い」と思わせてくれる。
若手投手たちもだいたい持ち味を出していた。取り組んでいることが出ていたと思う。
メンチ、大和、鳥谷、関本、新井…守備でも集中力のある良いプレーがいっぱい出た。練習してきた、中継の鋭さ、ワンバウンド捕球からタッチプレーの鋭さ。一塁に出れば、必ず盗塁かエンドランの企図があるというのも練習どおり。とても良い紅白戦だったと思う。