2008.03.23 Sunday
だって、BS日テレで中継するって聞いたら、そりゃ普通完全中継だと思うじゃない。録画セットして安心してたわけ。ところが試合開始2時間ちょいで「途中ですが終了します」のテロップでおしまい。どうやら地上波でダイジェスト放送があったようだが、そっちはノーマーク。おかげさんで、6表、江草のプチ失火、6ウラのつながりのある追撃、久保田の力投、球児の快投を見ることができなかった。これだから読売は好かん。だいたいなんで日本プロ野球の「主幹企業」がへいこらMLB戦略の片棒を担ぎくさっているのか。さらにその片棒を担ぎくさっている阪神もまったくもってどうかとは思うが…。
そりゃね、面白いよ。そりゃ認めるよ。んな「世界一」だなんだ言っているチームにだって十分対抗しうるところを見せてもらえりゃ興奮もするよ。選手たちにも良い刺激と経験になるだろう。
だけど違うだろう。読売新聞がただの「興業主催企業」で、NPBやMLBを相手にwin-winビジネスをするというのなら話は別だが、日本を代表する球団の親会社であり、実質的にリーグの最高権力を保持している主体なんだから、もうちょっと哲学というものが欲しいわけよ。
完全中継してくんないことへの腹いせなんだけどね(笑)。
ま、とりあえず見たところ。
先発安藤、4回5失点、しかも立ち上がりの2回までで5失点だったのだが、内容はとても良かった。まず差し引いてあげるべきは、MLB使用球だったこと(どういう影響があるのかは知らない)、ちょっと時差ボケ気味のMLB球審だったこと(メジャーなら余計ストライクやろ!と突っ込むこと数知れず)、あいつら相手には球場が狭すぎること。打たれたヒット、HR、出した四球については、もうドンマイの範囲内。右打者、左打者ともに外角低めに直球とスライダーを入れたり出したり、矢野の細かい要求にしっかり応えていた。自信もっていける。
# 11:00訂正 あーさんからのご指摘にて、安藤は日本の球を投げていたとのことです。
二番手の渡辺は開幕に合わせるようにバッチリ上昇。懐に飛び込んでいく気迫が戻っている。ここでメジャー相手の三人斬りは完璧な上がり。
江草も相変わらずの適当ピッチングで、力が抜けたんじゃないかな(笑)。
この試合、守備、走塁、打線の繋がりに良いところがあった。
今岡が大きく横っ飛びして鋭い当たりをキャッチしてメジャーばりの跪きスナップスローでアウトにしたのはちょっとビックリ(笑)。他のプレーでもなんとなく動きは良くなっていた。
この日も目立ってたのは鳥谷、葛城、平野。
右中間突破の二塁打で反撃の起点になった鳥谷。好調が持続するなら現行の6番も良し、3番抜擢もよし、恐怖の8番構想もまた良し。
9番DHでスタメンの葛城もしっかり繋ぎの2安打。相変わらず自分のポイントで捉えられている。この状態で使わないのはもったいないなあ。いかに岡田監督といえども、今岡外して新井三塁&葛城一塁は毎日毎日考えていると思う。
平野はスーパーサブなんて思っていたけど、もう絶対2番スタメンでなきゃダメって感じになっちゃったね。チャンスを掴むってのは、まさにこういうのを言うんだね。
2回に1点差に迫る中前2点タイムリー。直後に盗塁。さらに6回は再び点差を1点に詰める中犠飛。音無しのクリーンアップの前で3打点だ。そして評価すべきは、4回チャンスメイクの四球を選んだこと。積極的に行くのか、粘っていくのか。一打席一打席、しっかり考えて打席に入っている。
そして守備。4回、レフト金本がややセンターよりのライナーを落球するなどして一死一三塁のピンチ。ここでオルティスのセンター前へ抜けようかという強いゴロに平野追いついて鳥谷へトス、鳥谷スライディングをかわして一塁送球、ダブルプレー!メジャーに負けない魅せるプレーを披露した。
そして、エキサイティング・ルー!
3回表二死一塁、右中間フェンスダイレクトという打球に対して、スタート良く一直線に打球に追いついて後ろ半身のランニングキャッチ!直後フェンスに激突し転倒するも球は離さず。元気に立ち上がってベンチに戻るルーにナインが駆け寄ってタッチ。スタンドも感動のスタンディング・オベイションだったらしいよ。
試合への集中を高め、闘志をたぎらせるビッグプレー。MLBのサイトで見た映像の通り、こいつも平野と一緒で、「目一杯のプレーのためなら命も惜しくない」というどアホウだ。どアホウ from U.S.A.だ。斜めに角度がついていたからケガがなくて良かったよ。
ジョン・マッケンロー?、シガニー・ウィーバー?とぼけた顔したニクいヤツ。甲子園でも暴れてくれるよ、きっと。
もっとと言うならこちらの英文記事を参照(笑)。
そりゃね、面白いよ。そりゃ認めるよ。んな「世界一」だなんだ言っているチームにだって十分対抗しうるところを見せてもらえりゃ興奮もするよ。選手たちにも良い刺激と経験になるだろう。
だけど違うだろう。読売新聞がただの「興業主催企業」で、NPBやMLBを相手にwin-winビジネスをするというのなら話は別だが、日本を代表する球団の親会社であり、実質的にリーグの最高権力を保持している主体なんだから、もうちょっと哲学というものが欲しいわけよ。
完全中継してくんないことへの腹いせなんだけどね(笑)。
ま、とりあえず見たところ。
先発安藤、4回5失点、しかも立ち上がりの2回までで5失点だったのだが、内容はとても良かった。まず差し引いてあげるべきは、
# 11:00訂正 あーさんからのご指摘にて、安藤は日本の球を投げていたとのことです。
二番手の渡辺は開幕に合わせるようにバッチリ上昇。懐に飛び込んでいく気迫が戻っている。ここでメジャー相手の三人斬りは完璧な上がり。
江草も相変わらずの適当ピッチングで、力が抜けたんじゃないかな(笑)。
この試合、守備、走塁、打線の繋がりに良いところがあった。
今岡が大きく横っ飛びして鋭い当たりをキャッチしてメジャーばりの跪きスナップスローでアウトにしたのはちょっとビックリ(笑)。他のプレーでもなんとなく動きは良くなっていた。
この日も目立ってたのは鳥谷、葛城、平野。
右中間突破の二塁打で反撃の起点になった鳥谷。好調が持続するなら現行の6番も良し、3番抜擢もよし、恐怖の8番構想もまた良し。
9番DHでスタメンの葛城もしっかり繋ぎの2安打。相変わらず自分のポイントで捉えられている。この状態で使わないのはもったいないなあ。いかに岡田監督といえども、今岡外して新井三塁&葛城一塁は毎日毎日考えていると思う。
平野はスーパーサブなんて思っていたけど、もう絶対2番スタメンでなきゃダメって感じになっちゃったね。チャンスを掴むってのは、まさにこういうのを言うんだね。
2回に1点差に迫る中前2点タイムリー。直後に盗塁。さらに6回は再び点差を1点に詰める中犠飛。音無しのクリーンアップの前で3打点だ。そして評価すべきは、4回チャンスメイクの四球を選んだこと。積極的に行くのか、粘っていくのか。一打席一打席、しっかり考えて打席に入っている。
そして守備。4回、レフト金本がややセンターよりのライナーを落球するなどして一死一三塁のピンチ。ここでオルティスのセンター前へ抜けようかという強いゴロに平野追いついて鳥谷へトス、鳥谷スライディングをかわして一塁送球、ダブルプレー!メジャーに負けない魅せるプレーを披露した。
そして、エキサイティング・ルー!
3回表二死一塁、右中間フェンスダイレクトという打球に対して、スタート良く一直線に打球に追いついて後ろ半身のランニングキャッチ!直後フェンスに激突し転倒するも球は離さず。元気に立ち上がってベンチに戻るルーにナインが駆け寄ってタッチ。スタンドも感動のスタンディング・オベイションだったらしいよ。
試合への集中を高め、闘志をたぎらせるビッグプレー。MLBのサイトで見た映像の通り、こいつも平野と一緒で、「目一杯のプレーのためなら命も惜しくない」というどアホウだ。どアホウ from U.S.A.だ。斜めに角度がついていたからケガがなくて良かったよ。
ジョン・マッケンロー?、シガニー・ウィーバー?とぼけた顔したニクいヤツ。甲子園でも暴れてくれるよ、きっと。
もっとと言うならこちらの英文記事を参照(笑)。