自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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4番人間スイッチ入れる
 前日までのスカスカの京セラドームとはうって変わって、満員の東京ドームは異様な緊張感で満たされる。開幕前にこの雰囲気で試合をさせてもらえるのは恵まれている。ベテラン揃いで、何かまだ眠っていたかのようなタイガースだったが、心も体もいっぺんに目覚めさせてくれたようだった。ありがたい。

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Posted by torao at 08:40 | comments(11)
[野手]金本
祝連続フルイニング出場1492試合達成!
 2010年4月18日、前日までの異常低温が去った日曜の横浜スタジアムは雲一つない春らしい陽気に恵まれた。
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Posted by torao at 08:31 | comments(37)
[野手]金本
責任者
 両翼100m、3万人収容の新那覇球場でGT二軍交流戦が行われたって(共同)
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Posted by torao at 07:34 | comments(21)
[野手]金本
金本の答え
 ローテ投手久保を登録し、ベンチ入り野手で唯一未出場だった坂を抹消。
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Posted by torao at 08:36 | comments(11)
[野手]金本
言われなくても
 このオフ、話をする必要があるのではないか。
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Posted by torao at 08:55 | comments(25)
[野手]金本
師の弔に心の声
 09年日本プロ野球の公式試合がすべて終了。
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Posted by torao at 10:26 | comments(5)
[野手]金本
主軸快打で寄せ返す
◇9月29日(火)ヤクルト−阪神20回戦(ヤクルト12勝8敗、18時1分、神宮、17752人)
阪 神 101 400 101―8
ヤクル 002 000 000―2
【阪神】○久保(9勝8敗) アッチソン 筒井 藤川
【ヤクルト】●由規(5勝10敗) 松井 押本 橋本 李
[本塁打] 青木15号(ヤ) 新井15号(神)
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Posted by torao at 08:36 | comments(7)
[野手]金本
想像以上の良いめぐり
 二軍戦で久保田が先発。元気のないBs戦ながら5回3安打無失点と上々。変化球で5三振を奪う軟投スタイルだったとか(サンスポ)
久保田がいなくて、自分がいかに久保田を好きだったかを知る昨今である(笑)。
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Posted by torao at 08:49 | comments(20)
[野手]金本
きいいい!(金本3連発その2)
 イイねえ、広島新球場。デーゲームも良く似合いそうだ。関東にもあんな球場できんかな。
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Posted by torao at 09:28 | comments(9)
[野手]金本
金本3連発4安打7打点
 忙しくて見落としていたけど、券が余りがちな3塁アルプス席の販売促進作戦が展開されている。
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Posted by torao at 08:43 | comments(15)
[野手]金本
完成第一戦
◇4月7日(火)阪神−広島1回戦(阪神1勝、18時、甲子園、46307人)
広 島 000 120 700− 10
阪 神 102 001 124X−11
【広島】大竹 ドーマン 林 上野 梅津 ●永川(0勝1敗)
【阪神】久保 ウィリアムス 藤田 阿部 ○江草(1勝0敗)
[本塁打]栗原2号(広)
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Posted by torao at 09:03 | comments(23)
[野手]金本
ボクのアニキ
<#1999>
大石Bs、クラシリ出場決定!所沢で清原胴上げとは、優しいねライオンズ。
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Posted by torao at 08:47 | comments(10)
[野手]金本
信じられない仕事ぶり(下)
オールスター最終投票結果発表(NPB公式)。ちょうど投票期間中に不調だったせいもあるのか、数字を残している鳥谷がちょっと低すぎる。ま、トリは偉大さがわかりにくい選手だから仕方ないか。
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Posted by torao at 08:45 | comments(6)
[野手]金本
アスリート
08交流戦は、ホークスが優勝。2位タイガース、3位ファイターズ、4位ジャイアンツとなった。
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Posted by torao at 08:39 | comments(11)
[野手]金本
快勝で折り返し
なんだか知らないけど「スパイ疑惑」みたいな内容の報道があって面白くないね。
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Posted by torao at 08:54 | comments(10)
[野手]金本
面白かった
ということで東京ドームにいた。
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Posted by torao at 08:46 | comments(28)
[野手]金本
エモーショナルパワー
あくまでも和田コーチは、あの「久保田&藤川ショック」が逆にチームを良くしたと主張。
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Posted by torao at 08:36 | comments(4)
[野手]金本
金本知憲2000本安打達成
金本自身は記録のためにプレーをしているという意識はない男。ただし自分の記録で喜ぶ人がいるということは強く意識をしていて、そのためならその記録を自分の燃料にしようと考える男。
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Posted by torao at 10:25 | comments(20)
[野手]金本
覚悟
開幕を前にして金本が「覚悟」という言葉を口にしたという。
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Posted by torao at 08:24 | comments(20)
[野手]金本
納得の試合を!
関係ない話で申し訳ない。ベイスターズに激しく迫られているのは、人気ブログランキングも一緒だった。
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Posted by torao at 08:53 | comments(17)
[野手]金本
おいとけよ
ダルビッシュは速いな。なにをやらせても(笑)。
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Posted by torao at 08:42 | comments(13)
[野手]金本
epoch-making
さーて困った困った。
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Posted by torao at 06:43 | comments(11)
[野手]金本
偉人
うーん、金本半月板損傷だったって。
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Posted by torao at 10:23 | comments(7)
[野手]金本
桜井1号
イチローがまたやったね。歴史を作る男、カッコイイね、すごいすごい。
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Posted by torao at 08:49 | comments(13)
[野手]金本
公式戦ではないのだが、二軍は社会人チームと交流戦中。
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Posted by torao at 09:59 | comments(11)
[野手]金本
勝負は1球
G小笠原の一発から山本昌を撃沈。
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Posted by torao at 08:48 | comments(16)
[野手]金本
おとこっぷり
え〜?そらあかんやろ。G背番号25人シャッフル
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Posted by torao at 08:56 | comments(9)
[野手]金本
8月26日。超満員の甲子園で、2位のタイガースが、なすすべもなく叩きのめされた。しかも相手は、シーズン半ばで下位に沈んだジャイアンツ、スコアはT0−10Gだった。
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Posted by torao at 03:40 | comments(15)
[野手]金本
鬼神金本完調
ファイターズ、観客3万超の札幌ドームでライオンズに快勝。
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Posted by torao at 08:39 | comments(11)
[野手]金本
危機が来てからの危機管理
登録即先発の能見に代わり、秀太を抹消。片岡重視は変わらないみたいね。
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Posted by torao at 09:00 | comments(22)
[野手]金本
エースと4番
楽天・坂と阪神・牧野が交換トレードの一報。
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Posted by torao at 08:46 | comments(16)
[野手]金本
痺れ
劇的サヨナラ3ラン!これぞ助っ人の仕事だ!興奮したわー。
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Posted by torao at 09:35 | comments(18)
[野手]金本
繋がるということ
青いユニフォーム、懐かしいね。でもなんか新鮮。
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Posted by torao at 08:59 | comments(22)
[野手]金本
詰めの段階でも揺るがぬ支柱
星野SD続投会見HPも更新している。後日談が楽しみだ(笑)。

矢野頭部に死球。ケガは軽いようだ。この時期に…頼むよ、カープ。

矢野が負傷退場した直後に、スペンサーが倉捕手に体当たり。倉も負傷退場となってしまう。倉の守備位置も対応も悪いし、ベースボールでは常識のプレーではあるが、優勝へ一直線であるチーム状況や、得点状況を考えれば、無用なラフファイトだとしか言いようがない。最下位チームとの間に「遺恨」を作って何になる?こちらも軽傷とのことでホッとしている。


矢野の頭部死球、本塁クロスプレーでの倉負傷退場、カープのエラー連発…。どうにも荒れた印象の残ってしまう試合だが、子細に振り返れば、タイガースとしてきちっとした野球をしている。

先発安藤は、立ち上がりこそ積極的に打ってくるカープ打線に変化球を狙われて先制されるが、慌てることなく丁寧に投げていた。その後は大量得点に守られながら、テンポ良く打たせて試合の流れを固めていった。まるで調整登板のようだった。
その後をついだ橋本・江草・桟原は正に調整登板。それぞれマウンドを楽しんでいるかのような投球だった。そう、みんなで一緒に突っ走ろう(笑)。

前日に続き、先制された直後、2回ウラに反撃開始。この回は先頭今岡を四球で出しながら、連続三振でイヤな雰囲気。二死一塁から思いっきり振り抜いた関本の一打が空気を変えた(その後の「サイクル安打チャンス」での大空振りはご愛嬌だw)。おまけのような安藤のタイムリー、高いバウンドがサードの頭上を越える赤星のラッキータイムリーと続き、3−1と逆転。ついえたかに見えたチャンスを下位から上位へ繋ぐパターンが出たのは久しぶりだ。さらに3回にはスペンサーの先っぽヒットで、二走シーツが判断良く生還。直後矢野が試合を決める3ランHR。強いチームの攻撃だった。

8月の対戦では、初戦の先発大竹の荒れ球に打線を狂わされた。体に近いところを逃げながら振り、逃げていくボールを追いかけて振る…シーツを筆頭に、ボール球に手が出る悪い状態を招いてしまった。カープ先発大島の名を売ってしまったのはその翌日だった。その日の反省から、ボール球、厳しいコースには手を出さず、甘いコースを逃さず打つというチーム方針で大島を楽に攻略できた。

すでに7−1と、試合の大勢は決していた4回ウラ、前日のリプレイを見るようなバックスクリーンへの2ランHRを打った金本。「カウント0-3で、5点差あったので、打つのを迷ったが、JFKを休めるためにも打つことが出来てよかったよ」。真意はわからないが、勢いに乗りながらも調子に乗らず、引き締めながらも硬くならず、勝ちにいっても守りに入らず、盛り上がっても浮かれず…「気の持ちよう」に気を配っている様子がうかがえる。この時期は、精神的高揚感、アドレナリン分泌は放っておいても沸き起こる。それを上手くコントロールして、心を荒らさず、自分たちの野球を荒らさないよう心がける。金本がこの絶妙な精神バランスを保つ支柱になっている。

5.0に開き、「なんとかなんとかマジック」も点灯したとか(笑)。さ、今日も淡々と流れに乗っていこう。

Posted by torao at 09:18 | comments(12)
[野手]金本
悪霊退散!
L西口、ああ無情…。この人こんなの三度目…。

S青木、ああ非情…。だが、このことがバネになって首位打者のタイトルを確保しそうな、イヤな予感…。

妖術、ここに極まる。ついに本体が現る(笑)。

藤川球児、扁桃炎で戦線離脱。点滴治療で静養。とにかく早く戻ってくれ。

安藤6回を2失点。本人は調子が悪かったと言うように、なかなか狙った所に行かなかったが、打たれても四球を出しても、集中力を欠かさない辛抱強さがあった。藤川がいないという緊張感がそうさせたのかも知れない。目先を変えて、1回でも長く投げさせたいというのは矢野も同じだったのだろう、今季から使い始めたスローカーブを初回から交える。直接的に打ち取る球にはならなくても、意識させるだけでタイミングの取り方に微妙な変化を与えることができたように思う。苦しい試合を、また安藤に助けてもらった。

その安藤を助けたのが赤星。3回表、センター前ヒットで、1塁から一気に3塁を陥れようとした俊足鈴木を、これしかないというコントロールのダイレクト返球で刺した。捕球時はバウンドを合わせていて、赤星特有のダッシュは効いていない。いつもの赤星の送球の様子を考えれば、鈴木の判断は正しかったと思う。俊足外野手第一人者としてのプライドを感じた送球だった。

打ったシーツが偉いのか、使った岡田監督が立派なのか、はたまた打たれた桑田が悪いのか。いずれにせよ、今季プロ野球最多48,551人が「たぶん三振、下手すりゃゲッツー」と思った初回一死一塁で、逆転2ランHR。第2打席でもセンター前ヒットを放ち、完全復調かと思われたが、その後、例の三振が二つ。
5得点はすべてクリーンアップの長打。8安打の内、桑田降板後は、岡島から放った金本のHR1本だけ。シーツだけでなく、打線復調とは言い難い内容だった。ただし、大スランプの打者が1本の内野安打から復調するように、1つの勝ちで打線が活発になることも多い。この日、まずは中軸がその役割を果たしたことで、上位、下位も活性化するに違いない。

向こうが妖怪(笑)まで連れ出して、妖術をパワーアップさせるのなら、こっちは護摩炊き祈祷で「悪霊退散」を唱えるわい!金本が全身全霊でチームを動かした。
初回、シーツの2ランに続く一発。そして「2年前のホームランを思い出したよ。」と広報に語ったコメント。首位を走りながらも、ロードの終わりに連敗。戻ってきた甲子園の巨人戦、先制され、自信を失って…。その直後、桑田からHR。優勝した2年前の記憶を、ナインだけでなく、全国のタイガースファンに呼び戻した。
3回無死一塁、「おあつらえ向け二ゴロ併殺」にも全力疾走で一塁に残る。忘れかけていたこの気持ち、シーズン前半に何度も見せた、二人の共同作業。今岡の右中間突破の二塁打で、金本は再び全力疾走。そして「タイムリーは金本さんの走塁のおかげです」今岡のコメントも帰ってきた。
必死さを売り物に、あきらめないジャイアンツが不気味に迫る7回は、文句なしの特大HRで追加点。目の覚めるような打球で、「終わってみれば元の木阿弥」という不穏な雲を切り裂いた。
苦しい時、怖い時、逃げることなく立ち向かう。幻でも、まやかしでもない本当の強さ。最福寺での護摩行、立ち上る火柱の前で鍛えた精神力がチームを引っ張る時が来た。

Posted by torao at 09:15 | comments(14)
[野手]金本
泳げ!泳げ!
(気晴らし豆知識)オリックス・バファローズには、歌藤と加藤、二人のカトウ投手がいて、区別して言うために「歌う方の歌藤」「歌わない方の加藤」と呼ばれる。日本には膨大な人数の加藤さんがいるが、「歌わない方の加藤」と呼ばれている人は、そうはいないはずだ(笑)。

スワローズ強いな。TDから4連勝か。ありがとうごんざれす。連日ありがとうごらみれす(笑)。

「あんだよその目は。オレが悪いってのかよ。あああ?そりゃいっきなり二塁打、HRて打たれたのは、そりゃ、まあ、ちっとはアレだけど、1回表からタダでもらった二死満塁で三振てなんだよ。オレがどんだけガッカリしたか。じゃ、あれか?追加点とられたのが気にくわねえのか?お前らオレがバントで送ってやっても点とってくれねえじゃねえか!ああ?練習したのによぅ。違うか?おい、藤本、違うか?ああ?」と福原が逆ギレしたかどうかは定かでないが(笑)、試合開始早々から敗戦ムード濃厚な試合となってしまった。どっちも悪い!(笑)。

ここしばらく打てないタイガース打線と、簡単に点を取った昨日今日のベイスターズ打線を見ていて思ったこと。ベイ打線は泳ぐのを恐れず、ミートポイントを投手よりに置いて前でさばく。特に石井、金城が顕著。泳いだら泳いだで、その時は小手先の技術で勝負する。ファールで粘ったりはしないのだが、投手にしてみれば攻め込まれるような感覚を持つのではないか。タイガース打線の方は、「うねり打法」の影響か、手元に呼び込んで打つタイプが極端に多い。当たっている時は、ボール球に手を出さず、ジリッジリッと相手投手にプレッシャーをかけるような怖さがあるが、当たりがなくなる時は、球速に押し込まれているような印象になる。赤星などは、オフから正田コーチとともに「泳いでから勝負」の打法に取り組んだはずだが、ケガなどもあって、押されっぱなし打法になっているし、スペンサーも思い切りの良い決め打ちが影を潜めている。
その1球1球への微妙なタイミングの遅れが、後手後手に回る展開を生んでいるように思えて仕方ない。

最終回、4点差二死三塁、打者金本というところで、小刻みな継投を見せた牛島監督はクルーンをぶつける。金本は160km/h級の速球に空振りから入り、徐々にタイミングを合わせていった。バットを短く持って、遅れまいと突っ込んだ。ファールフライ落球という幸運もあって、最後はレフト前にタイムリーヒット。泳ぐことを恐れて待っているだけでは押されるだけ。なにも変わらないし、何も始まらない。
程なく試合は終わった。負けは負け、最後追い上げたからと言って、次の試合勝てるかどうか楽観できるようなチーム状態ではない。しかし、チームを背中で引っ張る金本が、なりふり構わず相手の「力」に立ち向かう姿を見せた。そこここに開き直りの気配は見える。今までは後ろにそっくりかえって進めなかった。今度は前につんのめって転べば良い。そこから立ち上がってもまだ先頭を走り出せるだけの貯金は残っているのだから。

Posted by torao at 08:47 | comments(13)
[野手]金本
鉄人DASH
阪神タイガースを取り扱ったブログは実にたくさんある。人気もさることながら、「自称評論家」の多さがものを言っているように思う(笑)。この日は一部の虎ブロガーが集結する「祭り」があったそうだ。試合もまさに「祭り」。なんとも羨ましい。こっち(東京周辺)でもやりたいな(笑)。

交流戦も終盤、マリーンズ、ホークスがライバルたちを苦しめる。優勝賞金5000万円は謹んで差し上げるので、そこらへんのところ、なにとぞよろしく(笑)。

赤星、疲れのピークか胃炎。それでも同点の併殺崩れはよく走った。

あっという間に5点差をひっくり返して、逆に5点リードする…こんな劇的な試合を、陰ながら演出したのがスペンサー、いや全然「陰ながら」じゃないか(笑)。2つのヘナチョコ・スライディングキャッチ失敗で投手の足を引っ張る。白いスタンド、薄曇りの空、照明灯、判断の難しい打球…不運が重なったのはわかる。「彼なりに一生懸命やってはいるが、若いピッチャーだったから本当は守ってほしかった」という岡田監督のコメントのとおりだ。でも、少なくとも前に突っ込んでアウトにしようと思ったプレーで、そこに試合が死ななかった理由があると思う。打撃の不振も行くところまで行った。この日でコツンと底にぶつかる音がしたのではないか。そうあってくれ。

桟原、良くなっている。江草と同等に使って良い。
橋本、先頭小谷野に落ちないチェンジアップをHRされる。気乗りがしていないようだった。その後バタバタしないのはさすが。ところで吉野でしょ?そこは。
藤川、休養十分で逆に不安もあったろうが、調子戻る。素晴らしい速球!
江草、もっとも実力が発揮できる場面で余裕の投球。もう一度弾みをつけて。

先発・能見と浅井のバッテリーは、組み立てに苦しんだ。落差のある能見特有のスライダーがまったく見られなかったし、速球も伸びがなかった。課題としていたインコースへの制球に神経を使いすぎてしまい、緩急でタイミングを狂わせる「能見の本道」がおろそかになっていたように思う。この壁の向こうに「星野伸之」が待っているはずだ。

師匠仰木監督から教わったことをすぐ実践(笑)。6回の4人連続代打は盛り上がった。レギュラーと遜色ない準レギュラーが控えているからこそできる作戦。甲子園球場という地の利を最大限活用し、連敗中の日ハムの思考を「今日は勝てそう」から「ああ、今日も負けるんだ」に変えてしまった。桧山三振、片岡投ゴロ(のはずがタイムリー)、矢野四球、藤本遊ゴロ(のはずがタイムリー)と、大したことしたワケじゃないのに(笑)。

日ハムは苦しい。失った流れ、勢いを取り戻すのは至難の業だ。片岡や町田のヒットなど、打つ方が追い込まれた心境だったろうに。
それでもこの日、日ハムは先発で起用した奈良原がベテランらしい上手さで、ツキをもっていきかけていた。渋い打撃、バントヒットで良いムードを作った。しかし、連敗中のチームはほんの小さなことでネガティブイメージをふくらませてしまう。ことの起こりは、奈良原の本当にささいなプレーだった。
4回ウラ、二死走者なし、金本の三遊間の打球に奈良原が軽く追いつき、一塁送球…その時ほんの一瞬握り直してしまったため、内野安打としてしまう。グラブの網にひっかかったか、握り損ねたか。
満身創痍でも常に全力プレーで連続フルイニング出場記録を更新している金本のダッシュを見た今岡の目が変わる。あの走りをムダにしないと心に決めているのがわかった。ファーストストライクを振り切ると、あわやHRというタイムリー二塁打になった。この時点でまだ1−5。本来日ハム側はバタバタすべきことではない。しかし、タイガースにはこの1点で最後は逆転できるという予感が満ちあふれ、6回7回の猛攻に繋がる。
藤本の追撃のタイムリーは、奈良原の守備範囲。同点の併殺崩れは奈良原も遅滞なくさばいたが不運のジャッジ。金本の全力疾走が奈良原のツキを奪った。

Posted by torao at 09:44 | comments(12)
[野手]金本
金本と今岡のチーム
2/12安芸組がオリックスと練習試合。喜田活躍、中村豊HR、桜井戦線復帰、先発田村3回1失点好投、伊代野1回ピシャリと嬉しい文字が並ぶ。2/19から数試合予定されている紅白戦に使ってもらうためにはアピールの毎日だ。

2/12は「バッティング・デー」。実戦形式が続くと不足しがちになる打ち込み量を補った。投手陣では下柳、ブラウン、ダーウィンが打撃投手を務め、それぞれ順調なところを見せた。新外国人投手二人はなかなか面白い。
ブラウンは制球重視の変化球投手。クセ球で芯を外し、凡打を打たせるタイプ。詰まらせるような配球が決まれば使える。仕上がりはまだまだでコントロールがバラついていたが、そんな妄想を抱かせる投球容だった。
ダーウィンは、しなやかな腕・ヒジの使い方で、スピードが豊か。自称「ナックル・チェンジ」という落ちる球も変化が大きく有効。制球がまとまってくれば、なかなか打ち難い投手だろう。二軍に置くのは惜しい。

この日のハイライトは、今岡と金本が並んでかっ飛ばしたフリーバッティング。二人とも気迫を込めて、シャープで強いスイングを繰り返した。特に金本の飛距離はものすごく、打球は面白いようにフェンスの向こうに飛んで行った。気合良し、体調良し、勘良し、まさにホームランを打つ練習という感じ。打撃練習を終えた二人には、期せずして観客からの拍手が送られた。「ああ、今年はこの二人のチームになるんだな」私はなんとなくそう思った。
ヒトの集まりが、「強いチーム」という生命体に成るためには、決まった過程が必要だ。
第一に「核」の存在。自分自身は揺るぎない信念を持ち、強い引力で人を惹き付ける。03年を例に取れば星野仙一だ。
もう一つは、化学変化による人の結合。03シーズン序盤、なぜ打線があそこまでつながったか。若き四番、濱中を育てようと言う金本の献身がチームに有機的結合をもたらした。
05タイガースは、金本&今岡という二つの核が、お互いを尊重し合いながらも火花を散らせる。FAでやってきた打点王&はえぬきの首位打者が、揺るぎない優勝への意欲と自信を持ち、尊敬と信頼関係でチームを結束させる。その繋がりはやがてチーム全体に拡がり…そんなストーリーを思い描いた。

Posted by torao at 08:16 | comments(3)
[野手]金本
金本 キャンプ中も“鉄人トレ”
http://www.daily.co.jp/baseball/2005/01/21/158551.shtml

吉野投手が、アリゾナ直輸入の最新流行「ライス・エクササイズ」で手を鍛えるそうだ。へえ〜これ懐かしいなぁ、子供の時少年野球の監督に教わったよ。お米に手を突っ込んで、握ったり、ぐるぐる回したりって。まさに逆輸入だなぁ。
確か吉野の去年は、指先の異変がケチの付き始めだった。しっかり鍛えろ。

若手投手陣はキャンプイン前から熱い感じ。もはやブルペンの取り合いだ。期待の投手が余りまくっている。こっそりヒントだが、先発の枠は、井川・福原・下柳・ブラウン・安藤まで事実上決定済みで、残りは1または1と半分。強い球を持っている投手は、クイックや牽制、仕上がりの速さや、従順さなどの「コンビニエンス」をアピールして、中継ぎを狙った方が良いぞ。

ケガの回復にことのほか時間がかかっていたようだが、金本選手が急ピッチで仕上げているという。ことトレーニングについては、「鬼」以外の何者でもない。
今年、4番金本の後は今岡が控えるという。そうなれば相手投手は、びびりながらも金本と勝負せざるを得なくなり、そのパワーの餌食になることも増えるだろう。
85年の優勝の後、天から地へと転がり落ちた時と、現在のチーム状況を比較する向きもあるが、私はこの男の存在がある限り、チームの緊張が緩み、切れてしまうことはないと信じる。それほど周囲のテンションに影響を与える人物だと思う。
鋭さとセンスはあっても、清原のような天才少年ではなかった。そんな技もパワーもない若者が、東北福祉大と広島カープに見いだされ、鍛えられ、意地と努力で実力を築き上げた。そして、今や彼の力を借りて、強豪チームを目指そうという阪神タイガースで、大輪の花を咲かせようとしている。中堅、若手の選手たちは、一緒に練習ができる幸せを認識して、一歩でも近づこうと日々精進せよ。

Posted by torao at 08:51 | comments(4)
[野手]金本
プレーでもの言え!金本が“窓際戦士”へ激辛メッセージ
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200412/tig2004120502.html
12/4は友引の土曜日、プロ野球選手の結婚披露宴やらなんやらが各地で行われたらしい。阪神では久保田投手が披露宴。うんうん、君は早婚して吉だ。根拠はないけど(笑)。来季からはクローザーとなる予定。万事引き締めるべし。

前の「子分」広島・新井選手の結婚披露宴に出席した金本選手が、「トレード志願」の秀太ら、契約更改の場で文句をタレる中堅・若手に向けて、ピシャリと発言したという。曰く「それ以前にプレーでものを言いなさい」。まったく昔気質の兄貴だ。私は、こういう人のことが本当に好きだ。人を責めたり、人のせいにする前に、まず自分のことを冷静に見つめなおせと。悪いのは自分ではなかったのか?と。往々にして「結果を残す人」は、こういう考え方のできる人だ。そんな人を周囲は放っておかないからだ。
一方でこの昔気質の素晴らしい考え方に、経営側が「つけ込んで」交渉を優位にしようとすることもよくあることなので、自分の主張をはっきりと言うということは大切なことだ。その際、阪神のようなマスコミへの露出が大きい球団の場合は、「不平・不満」として面白おかしく取り上げられてしまうということを自覚し、外に漏らさない「ワキの固さ」が重要。マスコミを利用して、自分の主張を通そうなどと、思い上がったことは考えるべきでない。
論点は変わるが、私はトレード自体はもっともっと積極的に行うべきだと思う。まだまだトレードというと「ショックと悲しみと寂しさ」をもって捉えられがちだが、双方の球団・選手にとって、チャンスを拡大するために行うことなのだから「期待と祝福」で歓迎すべきことだと思う。このおかしな風潮の背景にあるのは、過去の歴史の中に「不満分子への懲罰トレード」的なものが実際にあったからだろう。確かにそこにはチーム作りの哲学などなく、感情的なものでしかなかった。時代はもう少し洗練されているのだから、選手もファンも球団も、もう少しトレードを「良いもの」として受け入れた方が良いと思う(ただし新たな問題として「球団間の貧富の差」に根ざす、ゆがんだトレードが散見される。これはまた別の問題である)。
ということで、「トレード志願(志望)」そのものは悪くないと思う。よりチャンスの大きい職場を得たいという欲求は自然なものだ。ただし問題は方法論で、「ここではチャンスが回ってこないので、よそへ出してくれ」と上層部に訴えることは、逆効果でしかない。そんな「ぶーたれ」の「ヘタレ」を欲しがるチームなどないからだ。金本の言うとおり、「今」「ここ」で目一杯やっていない者には、よそからも声などかからない。

Posted by torao at 08:21 | comments(10)
[野手]金本
旅で深まる絆 旅で切れる仲
野球をスタンドから観ると、ひとつの打球に、ありとあらゆることを想定して、9人の選手が献身的に動いているのがわかる。ランナーなしで内野ゴロが転がれば、捕手は悪送球がカメラマン席に飛び込まないようダッシュするのだ。プロなのだからめったに起きないミスでも、常に想定して動くことに意義がある。
6回裏一二塁で、打球は右中間を抜ける。赤星、桧山は打球を追う。今岡、アリアスは本塁までの中継に入る。鳥谷、関本、矢野が、それぞれ二、三、本塁をふさぐ。下柳は本塁返球のバックアップに入る。中継の今岡は一走の本塁刺殺をあきらめ、打者走者を三塁で殺そうとしたが、送球がそれて本塁生還まで許す。…金本は何をやっていたのか?自分とは関係がなさそうな打球こそ、献身の場面なのだ。この6点目は、記録は今岡の失策でも、チーム内では金本の怠慢となるだろう。
旅行中は上手くいけば絆が深まるが、一つ間違えば、チームがバラバラになる恐れもある。手を抜かず献身的に行こう。アリアスに変わって先発予定のキンケードに、一所懸命のプレーを期待する。
(携帯よりポスト)

Posted by torao at 07:12 | comments(0)
[野手]金本
「701」日本一到達の金本は世界一「904」を狙う
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200408/tig2004080201.html
久保田が二軍戦で試運転開始。150km/hを記録し、制球も良かったという。あと1回二軍戦で調整し、一軍合流予定。
金澤はよく投げた。巨人打線の大振りにも助けられたが、10奪三振(1イニング4奪三振の珍記録含む)は大したものだ。フィールディングとスタミナという課題を克服して、念願のローテ投手を目指せ。
鳥谷は自信をつけてきた。9回二死、相手投手木佐貫の場面で代打登場、遊撃右に良い当たりの内野安打。二岡のエラーもあり二進、その後完封を免れる野口のタイムリーを呼び、最後の追撃期を作った。この日も2番に入りイージーフライ3本に終わった藤本との対比が際立った。ここのところ、「意地」「気迫」を感じるのは鳥谷が一番だ。
野口今季初安打が貴重なタイムリー。面白くない立場で野球をやらされているが、腐らず前向きにやっていると思う。FA権取得の今オフ、悔いのない選択をしてもらいたい。
9番打者赤星が2安打。少しでも気分が換われば良いが。
全般に巨人先発佐藤をナメ過ぎた。そのうちなんとかなるだろうとでも思ったか。序盤でフライアウトが多いと思えば、高めの速球を捨て、外の変化球をはじき返せという指示が出てもよいだろう。無策のまま同じ結果を繰り返したのでは怠慢のそしりを免れない。選手起用の面では、どうしても勝ちたいという気持ちが表れていたが…。
メモリアル・デー。金本選手の連続フルイニング出場試合701。そして甲子園生誕80周年記念。試合前、試合後に、ささやかな、それでいて厳かなセレモニーが行われた。昨今のバカバカしいショウアップとは無縁の、歴史と伝統を感じさせるような良い式典だったと思う。思えば5月は雨続き、6/11横浜での中止で、もう一つも流せない状況になった。なんとそれから中止なしというのだからすごいことだ。試合結果は残念だったが、内容は締まった良いゲーム。金本選手に二死満塁という大きな見せ場も回ってきた。あらためて大記録を達成した金本選手に、心から敬意を表する。

五輪代表選手は8/3まで出場(豪州代表のウィリアムスは、8/7まで出場)とのことで、昨日の記述は誤りでした。お詫びして訂正します。なおアテネ五輪・野球日本代表のスケジュールはこちらをご参照下さい。

Posted by torao at 08:13 | comments(3)
[野手]金本
阪神・金本"執念バント"痛くても700試合皆勤「日本タイ記録」
http://www.sponichi.com/base/200408/01/base164521.html
いよいよ8月。五輪の8月、何が起きるのか、起きないのか。長嶋五輪監督は正式に帯同断念、中畑監督代行が指揮をとるということだ。もうこの際、腹を決めてやるしかない。8/1の試合後、いよいよ五輪出場選手はチームを離れる。
右肩痛リハビリ中の久保田が、8/1二軍戦で実戦復帰。先発して1回を投げる予定。まずは全力投球への不安を取り除くことから、焦らずにやって欲しい。
キンケードが一軍練習に呼ばれ、首脳陣が状態をチェック。もっとも隣に並んで打たせたアリアスを煽る目的もある。予定通り近日昇格見込み。
そのアリアス、8回シコースキーから頭に死球。診断結果は打撲のみで安心した。直後怒りをあらわにしていたが、シコースキーが直接アリアスに謝罪し和解とのこと。
不思議なもので、チームが勝ったり負けたりする時に、「世論」が関係しているように見えることがよくある。野崎社長の勇ましさに野球好きが期待した時は、阪神は2カード連続勝ち越しと貯金を増やした。今は、古田会長率いるヤクルトが絶好調だ。別に相手が手加減している訳ではないだろうが世の中の「空気」がそうさせるのかも知れない。そういう意味では金本の記録がらみの試合も「空気」が充満している(台風でも試合ができた幸運もある)。
福原、久々に素晴らしい投球。やはり速球に威力のある投手は見ていて気持ちが良い。相手打線を恐れず、勇気ある配球が好結果を生んだ。高校の大先輩・金本の記念試合で気合いも十分だった。
岡田監督も記念試合にあたり、打順を考えた。ケガの金本に頼れない中で、どうやって得点するか。なかなか理にかなった並びで、思惑通り得点できた。とかくままならぬことの多い世の中だが、自分ではない「誰かのために」真剣になると結果が出るから面白いものだ。
昨日、記録達成後の金本起用法について一くさりしたが、恥ずかしながら撤回させて頂く。全力が出せない者を試合に出すべきでないという考え自体は変わりないのだが、こと金本については、どのような逆境にあっても「全力」を出すことができるということがわかったからだ。それにもう火曜日には治りそうだ。いや実際治っていなくても、治っているのと同じ働きができそうだ。いやいやそれよりも何よりも、純粋に出場し続ける金本を見ていたいし、首脳陣も選手たちも金本の気迫になんとか応えたいだろう。存在そのもので周囲を感動させ、行動させ、結果を出させる…。今度のケガで金本の人間力が数段アップしているように思う。
さあ、金本選手の晴れ舞台、全員の力で勝とうぜ!

Posted by torao at 08:32 | comments(0)
[野手]金本
屈辱3連敗の責任すべて背負った…大ブレーキ金本
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200407/tig2004072602.html
7/26はセ・パそれぞれで理事会が行われた後、12球団代表者による実行委員会が開かれる。理想論が議論されることは期待薄で、エゴのぶつけ合いが続く予感。
渡米して診察を受けた伊良部が日本と同じ診断結果(右ひざ軟骨炎)。もはやここまでか。
中5日で先発は福原。下柳との兼ね合いで判断が必要なところだったが、結果は裏目で3回持ちこたえられなかった。打線が低調だと先発投手に不要なプレッシャーをかけてしまう、「負けるチームの法則」が見える。
いつもながら遅い反撃。鳥谷はこの日も安打。「もっとオレを使え」という怒りのパワーも充填中だ。上手く生かしたい。
三東好調持続。8回1イニング被安打0、奪三振2(稲葉・岩村)。次のステージへ。
中止がなければ1週間後、金本の連続イニング出場記録達成の日を迎える。大変な大記録であることは間違いないが、当たり前に出場してこそ価値がある記録であり、記録のための出場では喜べない性質のものだ。金本もそう思うからこそ深みにはまっているのかも知れない。
打てずに連敗して迎えたこの日の初回、赤星と関本がラン&ヒットで作った一死一三塁。この場面、金本に求められるのはどんな不細工な形でも1点を取るということだった。去年の金本なら、自分の不調を考え合わせ、併殺網を逆手にとってボテボテの2塁ゴロで併殺崩れを狙ったかも知れない。しかし自分で決める意識が強すぎるのか、全力疾走に不安があるのか、立ち上がり不安な先発藤井を助けるように初球からフルスイング。打球はその場に上がっただけの捕邪飛で悪い流れを止められなかった。野球の神様は金本に試練を与えている。

Posted by torao at 07:51 | comments(0)
[野手]金本
場外やで!場外弾!やっぱり金本アニキは鉄人やわ〜
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200407/tig2004072201.html
7/20に二軍戦先発した吉野は5回を完璧に抑えたという。本人談「今まで細かい制球を気にしすぎていたことが分かった」。なかなか味わいのある指導だ。揺るぎない自信で復活して来い。
藪回復順調。7/30二軍戦調整予定とのこと。勝負の8月に向け、戦力が厚くなるのは頼もしい。
横浜は左のワンポイントとして西武から移籍してきた土肥が先発、7/7巨人戦では「1球勝利投手」も記録したラッキー君。対する金澤は先発好投しても援護なく、救援で好結果を残せば残すほど便利に使われてしまう不運ちゃん。谷間対決は、岡田監督の続投指令を意気に感じ5回6回を抑えた金澤に幸運が転がり込んだ。しかしこの日の金澤は入れ込みすぎ。勝負球が甘く、3本のソロHRと土肥投手のタイムリーを喫した投球内容は決して良いとはいえなかったが、置かれた境遇を思えば結果を欲しがってしまうのはよくわかる。良い経験を積んだ。
関本が値千金の働き。6回は2点差に迫るソロHRで試合の風向きを変え、7回の右前タイムリーヒットで逆転の流れを作った。死球の影響で大事をとっている片岡も、さすがという存在感を見せており、この二人の取捨は難しすぎる。さらに枠が空けばキンケードも一軍へ、鳥谷も上昇中で、当初予定の内野戦争が盛り上がってきた。藤本ピーンチ?
金本が猛打賞&試合を決めた場外逆転3ランHR。予定外の緊急交代で球がうわずる斉藤を沈め、会心のガッツポーズ!3塁ランナーの赤星も予言したそうだが、多くの阪神ファンが「アニキが打ちそうな気がする」とつぶやいた。そして本人「ヒット狙いが良かった」って、「そんなら今後はピッチャーゴロ狙いで十分」と多くの阪神ファンが突っ込んだ。やっぱりこの男が打つと盛り上がる!こうなれば中止なしで8/1甲子園巨人戦で大記録達成といきたい。

Posted by torao at 07:36 | comments(0)
[野手]金本
全4打点!主砲のオーラや!夏だ、兄貴だ、金本だ!!
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200407/tig2004070701.html
7/7七夕のオーナー会議で何が決まるのか。頭の片隅の端っこの先っちょに、ほんの塵のような期待をしている。実は、私のような素人が心配するまでもなく、オーナーたちは球団経営のプロとして素晴らしい施策を用意しているのではないかと。戦力均衡の仕組みも、放映権料の分配も、年俸高騰の抑制も、フランチャイズの再配置も、すべてひっくるめて、将来的なビジョンが練られているのではないかと。ま、妄想です(笑)。
片岡復帰戦、二死二三塁で敬遠気味の四球、とても存在感があった。アリアス不発、八木も葛城も出番なく、あまり倉敷らしくなかったが、ゲンの良さは相変わらず、下柳、金澤、マイヤーズ、安藤、ウィリアムスと籠城戦に持ち込み守りきった。ただし広島打線は全体的に振れているという印象で、福原&井川も気が抜けない。
2度目の登板となったマイヤーズはピンチを招き、ヒヤヒヤの投球だった。問題点は勝負球の微妙なコントロールと、一本調子な投球リズム。ただし球速があり、スライダーもよくブレーキがかかっていたので上積みは期待できそうだ。一方、腕のしびれで心配させたウィリアムスは、腕が良く振れていて心配なさそう。
今、阪神タイガースの精神的支柱といえば、投では下柳、打では金本だろう。ともにチームの勝利のために、自分をその駒として献身的に捧げる。陰の努力をいとわず怠らず。負けて腐らず、勝っておごらず、齢はとってもはにかみやさん(笑)。「今年は最後ギリギリまで優勝を争って、チビってしまうような試合をやって、優勝したい」と金本は言う。そう、そして日本シリーズで雪辱することを忘れるな。この二人の活躍で、大事なカードの初戦を獲った。中日下降気味、巨人上昇気配で、当初予定の「三強対決」に向かうのか?こうなれば前半パンチアウトで終わりたい。

Posted by torao at 07:59 | comments(0)
[野手]金本
金本、逆転アニキ弾!! カウント0-3から勇気のフルスイング
http://www.sponichi.com/base/200406/25/base160472.html
初めだけ慎重だった巨人渡辺オーナーがもはや暴君剥き出し。久々に「イヤなら新リーグ」と仰せられる。巨人、大相撲、読売新聞、日本テレビ…「ナベツネあるところに凋落あり」、人気衰退のシンボルであるという自覚なし。おごる巨人久しからず、100年後には、巨人のないリーグの方が残っているかもよ(笑)。
リガン25日に帰国、手術へ。このまま退団の可能性も…という報道もあり、とても悲しい。桜井も二軍戦で右ひじじん帯損傷1ヶ月以上ノースロー。金澤はひじに疲れを感じたもののたいしたことはなくホッ。
ついてなかったのは藪、先頭打者緒方の打球で右手に裂傷を負い、12針縫合。球宴休みを挟むのがせめてもの救い。ついていたのは桟原、他に誰もいないという状況下で見事なピッチング。牧野、吉野、モレルもきれいにゼロでつないで桟原にプロ初勝利をプレゼントした。そのウィニングボールをスタンドに放り込んでしまった赤星には「喝!」、返してくれたファンと、思いっきり引っ張った2点タイムリーには「天晴れ!」(笑)。思い切りがよかったのは関本。甘いスライダーをセンター方向へ。右投手を打てずに苦労しているが、やられるパターンはいつも一緒、甘い球を見逃し、追い込まれてから外の難しい変化球でしとめられる。この日のように「初球から甘い球をセンターへ」でいけば左だって右だってもっと打てる。
ここにきて金本の調子がぐんと上がっている。この日は初回に決勝逆転スリーランHR。「0−3から」、「レフトへ」というのも良い。6/20巨人戦で15号HRを打った時、「これからは本気で野球に打ち込む。すべての時間を野球に費やしたい」と語ったが、それ以来4連勝すべてで打点を記録。毎日のトレーニングもハードになっている模様。もともと猛暑大好き、今年は連続イニング出場新記録達成というクライマックスも重なる。さらなる大爆発の予感ありありだ。

Posted by torao at 07:51 | comments(2)
[野手]金本
猛虎「奪首」横浜戦初星“アニキ”が救った!決勝&ダメ押し弾(スポニチOsaka 5/28)
http://www.sponichi.com/base/200405/28/base157433.html
今岡が左手首に死球を受けたが出場続行、大活躍。アリアス左太もも裏の痛み再発で途中退場したが軽傷の見込み。片岡の右ふくらはぎは全治3週間で前半戦復帰は絶望。
「去年の御礼」は無事終了。終盤の猛攻で快勝!と錯覚するが、なんとか、どうにか、やっとこさ勝った。井川はこの日も上昇せず。チェンジアップがとんでもないところに抜ける状態で、この一勝が本当に良薬として効くのか疑わしい。それでも揺るぎないエースになるため精進しかない。目論見外れが井川なら、ようやく春先の目論見通りになってきたのが金本。打席に入る前、岡田監督の見事な耳打ちアドバイスもハマってレフトに決勝2ラン。次打席はバックスクリーン左に特大のダメのダメ押し2ラン。「レフト方向に長打」という年頭に掲げた打撃が出始めれば、率も上がってくるだろう。当初目論見通りといえば鳥谷がプロ入り初ホームラン。いよいよ急上昇の予感。アリアス故障再発なら、(1年前倒しだが)二塁藤本、三塁今岡、遊撃鳥谷の布陣も試したい。今の今岡ならわかってくれる。

Posted by torao at 07:51 | comments(0)
[野手]金本
SANSPO.com 3/13 【田尾安志】4番として元来の勝負強さを発揮
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200403/tig2004031302.html
金本が今オフ取り組んだのが、左方向に強くスライスしない打球を飛ばすことだそうだ。打撃フォームを見ると、かなり意識的に軸足に重心を残したまま回転して、右足も開きをこらえるような形に変えている。田尾氏のいうとおり、昨季甲子園の浜風に阻まれた打球がいくつもあったための対策だろう。投手にとって金本の内角をつくのは勇気がいる。少しでも甘く入れば人並み外れたパワーで持って行かれるし、連続イニング出場記録更新中の「武闘派」選手にぶつけるのはイヤだという意識もどこかにはあるはずだ。ここでバースや清原のような、アウトローを逆方向スタンドへという打撃があれば、ますますグレードアップするのは間違いない。優勝した昨季の金本がまだまだ本物でなかったことはよく知っている。金本が広島にいた時、その恐ろしいまでの勝負強さを見せつけられていたのは、他ならぬ阪神ファンだったのだから。

Posted by torao at 21:09 | comments(0)
[野手]金本
評論家たちの声
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