自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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佐藤コーチが岡田阪神をバッサリ「厳しさが足りない」
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200410/tig2004101504.html
うちの「大家さん」ライブドアが、財務内容ともども、アダルトサイト規制の甘さをこっぴどく責められた。確かにライブドアはアダルトを利用しているフシがある。買収したソフトハウスには、胡散臭いソフトを開発しているものもある。ただ、スポーツ新聞のサイトほどアダルトサイトへの吸引力はないように思うがいかがか?
それと…西武グループの法令違反と、ダイエーの財務について審査をするのは誰?
病院で検査を受けた三東が左肩痛と診断される。スタミナ切れと思われていたが、故障と関係があるのか?幸い時間はたっぷりあるので、来季までには不安を一掃しておけ。
二軍戦でフル稼働も一軍出場がなく、阪神を解雇された吉田篤史。再就職先は牛島ベイの一軍投手コーチ?これは大抜擢。注目してみよう。
佐藤コーチ、金森コーチが正式に退団。金森氏の今後は未定、佐藤氏は北海道日ハム入りがささやかれている。
佐藤義則氏は、93年の北海道南西沖地震で激甚な被害を受けた奥尻島の出身。故郷北海道の球団のために一肌脱ぎたいというところだろう。退団にあたり、言いたかったこと、言えなかったことがぽろり、ぽろり。おそらくあのぼくとつとした口調で話したのだろうが、文字にすれば痛烈な岡田監督批判だ。今季の岡田監督が、いかにコーチを含めた投手陣をまとめ切れていなかったがよくわかる。
信頼して人に任せるということは、大変難しいことだ。「あなたに任せる。自由にやって欲しい。結果責任はすべて私がとる」口で言うのはたやすいが、これを実行するには大変なテクニックが必要だ。本当に責任を取るためには、任せたはずの相手を巧みにコントロールするだけのコミュニケーションスキルが必要。もちろん任せる相手以上の知識、経験がなければ、本当の意味の「任せる」ことはできない。常に状況を把握し、助言ができる関係がある上で、はじめて「任せる」ことができるのだ。
野手である岡田監督に投手のことを「任せる」だけの知識も経験もないのだから、佐藤氏との関係においては、全面的な支援をもらわなければならなかったはずだ。ここでも岡田監督の最大の欠点、「謙虚さが足りない」というのが顔を出す。
ただ、チームの不調について、原因をすべて岡田監督の資質におっかぶせるのは間違いだと思う。もちろん結果責任はすべて岡田監督が負うものであるが、その原因はいたるところにあり、責任の一端は関係者すべてにある。例えば「英雄」星野仙一氏にも原因や責任を求めることはできる。もちろん佐藤氏もそうである。なぜシーズン中に岡田監督へ助言できなかったのか?こうして退団時に記者を通じてメッセージを発信することしかできなかったのか?言いたいことはいろいろあるだろうが、内閣の一員として責任を感じて欲しい。
もう来季が始まっている。だがその前にまず反省だ。謙虚に、徹底的に。

Posted by torao at 08:10 | comments(2)
[退団者]佐藤義則
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