自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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杉山、耐えて粘って…巨人戦初先発初星 勇気くれた友に恩返し
http://www.sponichi.com/base/200406/30/base161001.html
ライブドアが近鉄買収に名乗り。なるほどうまいこと考えた。ただし、爺さんたちから日本プロ野球の将来を本気で奪う決意があるのなら応援する。そうでないならblog引っ越すぞ!(ささやかな抗議)
マイヤーズ一軍練習に顔見せ&投球練習15球&巨人戦観戦。早ければ7/6広島戦でデビューとか。片岡は同じ日あたりに二軍戦調整の予定。
岡田監督、球宴セ・リーグ監督として推薦選手を発表。阪神からは福原、矢野を選出。全体を見渡してもバランス良く選んだと思う。
ナゴヤドーム+中日=ビビリ。甲子園+巨人=ノビノビ。どこでも誰とでもこうあれ。11安打で8得点の高効率。特にここのところの関本には光るものがある。ただしアリアスにちょっと焦りあり。「2ストライクまではインコースを捨てろ。全部ファールをとりに来るボール球だ。外よりをセンターに打ち返せ。追い込まれたら集中して、外はライトに、内は思いっきり引っ張れ」誰か彼にこう言っといてくれ(笑)。
若駒・杉山は入れ込み過ぎ(笑)。ゲートでもたつき、スタート出遅れだったが、なんとか道中折り合って、前総崩れのラッキーな勝利。落馬でも仕方ない内容だったが、岡田騎手よく辛抱した。もっとも今の巨人打線、「四死球連発投法」は逆にダメージを与える効果があったようだ。また紹介した記事のような秘話も力になったようだ。これも良い経験、次はピリッとするだろう。金澤、安藤、桟原は気合いが入って◎。金澤中継ぎ登板で、7/1の先発は三東が濃厚(一説には中4日で福原も)。今日は下柳できっちりとっておきたい。
最後を託した吉野はあと少し。腕の振りはまずまずだが、変化球の制球がもう少し。投法こそ違うが往年の左腕ストッパー山本和投手を思わせる立ち居振る舞い。最後の微妙な調整は二軍やブルペンでどうなるものでもない。修羅場で失った自信を、修羅場で回復するのみ。大きくなるのか、しぼんでいくのか。吉野は人生の岐路に立っていると思う。

Posted by torao at 08:09 | comments(0)
[退団者]吉野誠
日テレ・氏家会長、球界激震への“注目発言”
http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200406/bt2004062905.html
みなさーん、巨人戦ですよー!まだ野球終わってないですよー!という火曜日ではある。
球宴ファン投票、阪神からアリアス、今岡、金本。妥当と言えば妥当。巨人から6人はちょっと多すぎ。マイヤーズ来日(速っ)、球宴前にも登板しそうだ。
日テレ氏家会長が仰天発言。テレビ放映権をコミッショナー管理の元、各球団に分配するメジャー式への流れ容認の考え。本当か?首位攻防と言われた札幌ドームの中日戦で、中継の価値無しといわれる1ケタ視聴率を連発してしまったことが相当応えたのか…。阪神中心にウォッチしていると見落としがちだが、全国レベルでの「野球離れ」は相当深刻なものがある。巨人戦の視聴率の低下、かつてプラチナチケットと言われた東京ドーム入場券のダンピング、巨人をビジターに迎える各球場の不入り。これまでセ・リーグ各球団が頑なに守ってきた「巨人戦の利権」が、将来的な安定を意味しなくなったことが、今回の1リーグ化への流れを生んでいるのだろう。読売グループも焦っているのだろう。
経営の採算性を向上し、かつ興業としての魅力を高める。メジャーだってこれと同じ危機を乗り越えて今日がある。完全ウェーバーのドラフト、サラリーキャップ、インター・リーグ、近隣諸国への市場拡大…他にも手本となる政策はたくさんある。試合自体をスリリングにするためには、ストライクゾーンもメジャーなみに広くした方が良いだろう。いずれにせよ「今のままを維持してくれ」という意見には賛同しかねる。

Posted by torao at 08:01 | comments(0)
[野球全般]球界
Q.球界再編!1リーグ制は?(「評論家たちの声」投票結果)
絶対反対(40%)
どちらかといえば反対(29%)
どちらかといえば賛成(24%)
大賛成(5%)

Posted by torao at 07:30 | comments(0)
[管理人より]投票結果
竜キラーの井川でもダメやった!「ヒット打たれすぎ」
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200406/tig2004062803.html
二軍戦で故障明けの藤川と中村泰が登板、上々の投球。片岡も復帰に向けてペースが上がる。同級生立浪に負けられない。
大事な名古屋決戦で、屈辱の連敗。「参りました」とここは素直に認めざるを得ない。こちらがやりたいことを伸び伸びとやられ、何一つできなかった。上向きかけた打線は山本昌・野口両左腕に完全に封じ込められ、二枚看板福原・井川はいともたやすく攻略された。一芸に秀でた選手にその持てる力を存分に発揮されてしまった。投球、打撃、守備、走塁、小技、継投、作戦、そして運、すべての要素で上を行かれては、「現在の」チーム力はスコア通りと言うしかない…残念っ!
昨季の優勝でいい気になっていたが、よく考えれば、近年巨人を追う立場にいたのは、ヤクルトと中日だ。むこうにしてみれば今の阪神は「ポッと出のアイドル」という感じなのかも知れない。常に優勝を狙えるチーム作りという面において、ヤクルト・中日からは謙虚に学ばなければならないと思う。
しかし…だ。昨季のチャンピオン・チームとして、このままでは悔しすぎる。ましてや落合氏だって新監督、この先なんの試練もないままとは思えない。体勢立て直してその機を待とう。必ずやってくる反撃のチャンスに賭けるのだ。
さて、舞台変わって甲子園。ヤクルトに負け越した巨人を迎え、「弱いのはどっち選手権」を争う(泣)。地の利&先発投手の運気で、こっちに有利と見る。

Posted by torao at 08:06 | comments(0)
[野球全般]他球団
福原もトンネルに? 勝てない…5敗目に目もうつろ
flag
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200406/tig2004062703.html
早ければマイヤーズ28日、ホッジス7月1日にも来日の予定、善は急げ。藪、練習再開。もう痛みはないそうだ。浜中がリハビリ再開。ゆっくり、じっくり。久保田がキャッチボール再開。焦るな。
移籍の立川が初先発。移籍後初安打を含む2安打と気を吐く。今岡が自己最多の16号HR。
ともに4連勝と好調で、今一番強いのはどっち?と意気込んだ初戦だったが、軽くひねられた。好調の上位打線、センターラインの守備力、脚力、投手(というより山本昌)のバント技術と中日のキチッとしたところを見せつけられた。
この日のポイントは2回裏。下位打線で作られた無死満塁のピンチ、併殺崩れで1点は失ったが、福原はここで切らなければいけなかった。得点機の天才バッター立浪に小手先の細工は無用。「どあああ」と叫びながらど真ん中に一番速い球を投げるのが有効と心得よ。
「山本昌にまたやられた」ということがクローズアップされるが、この日の反省は守備だ。初回、一走荒木が盗塁。この投球が暴投となり走者は一気に三塁へ。だがこの投球、矢野が二塁送球を焦ったために後逸しただけで止められない球ではない。また追い方が緩慢だったため、荒木は躊躇なく三塁へ行った。一回表、いい形を作りながら無得点に終わっていただけにこのプレーで少なからず士気の低下があっただろう。バント処理の投内連携、外野からの中継プレーもピリッとしない。まだペナント半ば、勝ち負けよりも「侮られない野球」をしないといけない。
これまでの流れがそのまま結果に表れてしまった。しかしどんな大敗でも1敗は1敗でしかない。6/27井川で勝てれば、何も問題はない。むしろこの大敗を必要以上に深刻に受け止めすぎることの方が今の阪神には恐い。相手の監督に倣って、ここは「気楽におやんなさい、ただの野球じゃないの」とニヤニヤしながら言ってやれ。

Posted by torao at 08:32 | comments(1)
[阪神]試合のポイント
リガンが来季残留を熱望…早期復帰目指し手術を決意
flag
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200406/tig2004062604.html
今日から名古屋で首位中日と2連戦。前半戦も大詰め、福原・井川の二枚看板で好調中日打線に挑む。まずは、頭と脚とバットをフル活用して苦手・山本昌を攻略せよ。
球界再編問題では、78歳の暴君に83歳の商人が同調。この国の未来は明るい(泣)。
噂の新外国人は、ロドニー・マイヤーズ投手(35)とトレイ・ホッジス投手(25)で内定らしい。今のところは星野SDの眼力を信用しておこう。
藪投手抹消で、石毛投手昇格との報。これはむしろヒジに疲労の金澤の代わり。次の巨人戦でまわってくる藪の順番は、金澤、三東(現在は二軍)のどちらかで回すことになるだろう。
さて25日、リガンが関空から帰国した。途中参加とはいえ、03年優勝の重要な1ピース、今年は抑え役まで務めていた。「毎日でも投げたい」「もっともっと緊迫した場面で投げたい」と常に前向きで明るい性格。今年30歳、年齢的にはまだまだだ。手術、リハビリを成功させて、来季甲子園に帰ってきてくれることを願う。しかしタイプとしては速球の勢いと、フォーク系で打ち取るタイプだけに、手術後の経過によっては同じピッチングはできないかもしれない。「臨時雇い」の外国人、このまま退団というのが常識的ともいえる。今後、球団がどう対応するのか注目したい。

Posted by torao at 13:06 | comments(2)
[退団者]リガン/ジェロッド
金本、逆転アニキ弾!! カウント0-3から勇気のフルスイング
http://www.sponichi.com/base/200406/25/base160472.html
初めだけ慎重だった巨人渡辺オーナーがもはや暴君剥き出し。久々に「イヤなら新リーグ」と仰せられる。巨人、大相撲、読売新聞、日本テレビ…「ナベツネあるところに凋落あり」、人気衰退のシンボルであるという自覚なし。おごる巨人久しからず、100年後には、巨人のないリーグの方が残っているかもよ(笑)。
リガン25日に帰国、手術へ。このまま退団の可能性も…という報道もあり、とても悲しい。桜井も二軍戦で右ひじじん帯損傷1ヶ月以上ノースロー。金澤はひじに疲れを感じたもののたいしたことはなくホッ。
ついてなかったのは藪、先頭打者緒方の打球で右手に裂傷を負い、12針縫合。球宴休みを挟むのがせめてもの救い。ついていたのは桟原、他に誰もいないという状況下で見事なピッチング。牧野、吉野、モレルもきれいにゼロでつないで桟原にプロ初勝利をプレゼントした。そのウィニングボールをスタンドに放り込んでしまった赤星には「喝!」、返してくれたファンと、思いっきり引っ張った2点タイムリーには「天晴れ!」(笑)。思い切りがよかったのは関本。甘いスライダーをセンター方向へ。右投手を打てずに苦労しているが、やられるパターンはいつも一緒、甘い球を見逃し、追い込まれてから外の難しい変化球でしとめられる。この日のように「初球から甘い球をセンターへ」でいけば左だって右だってもっと打てる。
ここにきて金本の調子がぐんと上がっている。この日は初回に決勝逆転スリーランHR。「0−3から」、「レフトへ」というのも良い。6/20巨人戦で15号HRを打った時、「これからは本気で野球に打ち込む。すべての時間を野球に費やしたい」と語ったが、それ以来4連勝すべてで打点を記録。毎日のトレーニングもハードになっている模様。もともと猛暑大好き、今年は連続イニング出場新記録達成というクライマックスも重なる。さらなる大爆発の予感ありありだ。

Posted by torao at 07:51 | comments(2)
[野手]金本
矢野「去年のような…」活躍で3連勝!ファンもヤイノ!ヤイノ!
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200406/tig2004062401.html
根来コミッショナーが、1リーグ制を好き勝手に語るオーナーたちを「ひとりごと」でチクッと牽制。名実ともに権限のない中、存在感を示すことは良いことだと思う。
新外国人投手ホッジスがほぼ決定、もう一人も獲れそうとのこと。
一軍登板なく降格された三東が、二軍広島戦で7回0封「最速146キロ」10奪三振の快投、次回こそは上で暴れろ。
何人かの解説者、評論家が、今岡の体調が思わしくないのでは?と言っている。試合前練習ではほとんんど走っていないそうだ。確かに守備動作にも粘りがないし、珍しく集中を欠いたような打席も多い。チームの柱だけに難しいところもあるが、首脳陣は十分に配慮した起用をして欲しい。
予定通り(?)3連勝。しかし、せっかく辛抱して掴みかけている大切な流れだ。ここは締めていきたい。特に今日は「ミスター好事魔多し」藪投手だけに…(笑)。今週末まで、勝敗は別にしてきっちりとした戦いをしていけば、前半戦を水面ちょっと上で折り返し、後半勝負に持って行けるだろう。
さてヒーロー矢野が、インタビューで「去年のような」というフレーズを連発したという。単純に「去年を思い出してがんばろう」というメッセージを発しているのかも知れないし、ひょっとすると「ほーれみぃ、去年と同じ打順にすれば、去年と同じように勝てるんや」と首脳陣に言いたかったのかも知れない。もしそうだとしてもそのような「労使の対立」は大いに結構なことだと思う。ずっと同じことをするのはラクだし、それなりの結果も出る。しかし進歩はなく、マンネリになればすこしずつ悪くなっていく。赤星は1番、藤本は2番、今岡は3番、金本は4番、矢野はとにかくリードに専念。これが岡田監督があたえたそれぞれのチャレンジ目標だった。それぞれがちょっとの成果と多くの挫折を経験し、悩み苦しみながら精神的にも大きく進歩したと思う。去年と同じ打順に戻ったが、実は中身は去年と違うのだ。正直なところ偶然か計算かわからないが、私の岡田監督への評価、「的確な時期に的確な手を打っている」というものに変わりはない。

Posted by torao at 07:50 | comments(1)
[退団者]岡田彰布
矢野、"満塁恐怖症"に打ち勝った「必死でいった」
http://www.sponichi.com/base/200406/23/base160261.html
安藤と藤本が五輪代表に決定。8/5〜8/27、18試合前後欠場となる。安藤、豪州代表のウィリアムス、さらにはこの日「右ひじ内側側副じん帯損傷」と診断され、手術→今季絶望の可能性が高くなったリガンの穴は大きすぎるが、「いる人」で埋めるしかない。その第一候補モレルが不甲斐ない投球、2点のリードをはき出し予定の1イニングすら完遂できなかった。制球、球速とも冴えず、タテに割れるカーブ以外頼りになる球がないのでは辛い。
アリアス復帰。この日はチャンスで凡退を繰り返したが、打線に厚みが出るのは間違いない。早く調子を上げて欲しい。
もたついていた杉山を4回で見切り、金澤を投入。金澤は前回先発で好投したが、6連戦がない前半残り日程の中で、中継ぎにまわるようだ。しかし疲れもあったか、2本のソロHRを浴び追撃ムードをつくってしまった。もう1段ステップアップして欲しい。
今岡決勝タイムリー二塁打、赤星2安打、関本3安打、金本先制タイムリー含む2二塁打、矢野満塁走者一掃タイムリー二塁打と役者が揃った。特に矢野は満塁の「イヤな予感」を払拭してくれた。
この日のポイントは同点とされた7回表。二死一三塁で打者栗原、矢野は安藤の強気を見事に引き出し三振にしとめた。今季、安藤は内角を攻めきれず、甘く入ったところを痛打されてきた。それ以来抑えても外一辺倒。また前回登板では狙った内角が抜けて、清原を骨折させてしまった経緯もある。しかしこの場面、栗原は明らかに安藤の投球の大半を占める外の直球を張っていた。どうしても攻めなければいけない時に、厳しい内角を投げられたことで、これから安藤は乗っていけるだろう。そして矢野のリードに大胆さが戻ってきたのがなにより大きい。

Posted by torao at 07:40 | comments(0)
[捕手]矢野
昨年の定位置8番に藤本ホッ
http://www.nikkansports.com/osaka/otr/p-otr-040621-08.html
オールスター戦ファン投票の最終中間発表があり、虎は6部門でトップ。最終集計は28日、監督推薦は29日に発表される。登板の無かった三東と代打で2三振の喜田が無念の抹消。アリアスと立川が昇格する。アリアスは即スタメン5番が濃厚。平下が新天地千葉ロッテで即スタメン、安打を記録しただけに、立川も負けられない。天気も上々、ムードも上々、好調の杉山・下柳でトントンと勝って、合口の良い藪で3タテを決めたい。
今岡、赤星の1・2番、矢野、藤本の7・8番。懐かしいオーダーで会心の勝利をあげた6/20巨人戦だったが、どうもモヤモヤするものがある。勝っていたものをあえて変えたクレイジーなオーダーだったという考え方もあるかも知れない。しかし私は岡田監督の意図もよくわかる。今岡は主軸を打つべきだし、赤星、藤本は上位を打つべき素材なのだ。この結果はつまり、赤星、藤本がそれぞれ1・2番を取り損ねたということに他ならない。赤星が内野安打と四球を稼ぎ5割近くの出塁率になれば、相手投手にとっては今岡以上に嫌な1番打者だ。藤本がシャープなスイングで、引っ張って良し、流して良し、送って良し、さらに盗塁もあるという2番打者なら、攻撃のオプションは大いに拡がる。この二人が1・2番で額面通り働けば、阪神の打線は恐怖の得点力を誇ることになるだろう。この情けない思いをバネに捲土重来を期して欲しい。

Posted by torao at 06:34 | comments(0)
[退団者]藤本敦士
祝プロ1勝!杉山今季白星は?(「評論家たちの声」投票結果)
4〜6勝(55%)
7〜9勝(29%)
1〜3勝(11%)
10勝以上(3%)

Posted by torao at 23:06 | comments(0)
[管理人より]投票結果
「1番今岡・2番赤星」阪神原点回帰でG倒!連敗脱出
http://www.sponichi.com/base/200406/21/base160046.html
6月末の期限までに外国人投手2人補強予定らしい。ロッテより移籍の立川外野手が一軍練習に参加しテストを受ける。阪神球団は「6/19疑惑の判定」を連盟に抗議する。
オーダーを改造「03型」にし、4番が打ち、エースが抑えて完勝。赤星の盗塁が得点に繋がったのも良かった。
この日チームの呪縛を解いたのは桧山だった。初回一死満塁、ここで桧山の併殺が完成されていれば、また苦しい戦いを強いられたろう。(BSハイビジョンで解説をしていた広沢氏曰く、この場面外野フライの方が良いと思われるかも知れないが、結果を考えてみれば併殺崩れの方が走者一三塁となり有効とのこと。なるほど)右打者の矢野なら同じ打球でも併殺になっていたかも知れない。赤星のタイムリーも、金本の2ランも、この「ブッサイク」な1点があったからこそ生まれた。
3打席目は金本三振後の二死三塁。体勢崩され右手一本になる桧山の不調時の形。だが幸運にも打球はセンター前へ。形は悪くてもタイムリーはタイムリー。これで桧山の「低得点圏打率」の呪縛が解け、次打席会心の2点タイムリー二塁打に繋がった。ツキはこうしてやってくる。
結果的にこの3連戦は、負け越したものの、首位巨人の打線低調、「負け継投」の弱さ、先発の駒不足を露呈させた。他の5球団にとっては「巨人、スキあり」と感じさせた。一方で「やはり阪神は打線の調子さえ上がってくれば必ず上位に上がってくる」そう印象付けるものになった。この日に限っては、桧山の牽制死、今岡&福原コーチの大失走もご愛嬌としてやろう。

Posted by torao at 07:56 | comments(0)
[野手]桧山
福原7回0封→ウィリアムス2回完全“意地リレー”熱戦演出
http://www.sponichi.com/base/200406/20/base159941.html
抗議で覆る「疑惑の判定」には閉口。その事後処理のグズグズにはもっと閉口。野球という競技そのものをダメにするような酷いものだった。機構、なんとかせい。
ここしばらく良くなかった福原が、勇気あるカーブ、勇気あるストレートで復調を見せた。しかし、打線発「萎縮の連鎖」は止まらず、バントをする赤星の手にも、藤本の手にも、安藤の腕にも伝わってしまった。とうとう連打すらなく、二塁に走者をおいたのは3回一死鳥谷の二塁打だけという惨状で、4試合連続の「超貧打」。ペナントレース展開を考えれば、もちろん事態は大変深刻だが、打線は水物、いかに不調の波を短くするかという発想が必要だ。特に異常とも言える昨季の「繋がりすぎる打線」の残像に縛られればイップスになってしまう。「これが普通」「そのうちなんとかなるわい」と開き直ればなんてことない。また、たとえ失敗しても盗塁、エンドランをどんどん仕掛けていくような、前につんのめってしまうような姿勢が必要だ。鳥谷の走塁を見習え。
ここは一つ視点を変えて、首位を走る巨人が、この2試合をどのように感じたか想像してみたい。「阪神恐るるに足りず」と思っているだろうか?あの強力打線を1点ずつ、しかもこの日は10イニングゼロを並べたのである。もしも阪神打線がこのようなどん底でさえなければ、巨人が2連続完封されていた可能性大なのだ。「阪神投手陣恐るべし」「去年のチャンピオンチーム、打線が乗ってきたら恐い」これが巨人が抱く阪神への偽らざる印象だろう。自分たちで勝手に諦めなければ、山はまだまだ、何度でもやってくる。おごる巨人は久しからず。

Posted by torao at 07:48 | comments(2)
[野球全般]ペナント展望
ロッテ&ダイエーが“業務提携”
http://www.sponichi.co.jp/baseball/kiji/2004/06/19/08.html
金澤今季初先発で最高の結果、6回を被安打4、無失点。しかし攻撃に精彩なく無援に泣いた。キレのあるスライダーを見せた牧野、モレルは制球が甘くなったところを連打されたが、投手陣は巨人打線を1点に抑えたのだから立派だ。
鳥谷プロ初マルチ安打。貧打線にもぽつぽつ当たりが出始め、噴火は遠くないだろう。
満塁でタイムリーが出ないのも、併殺になるのも、ある意味しょうがない。しかしガチガチの「萎縮」は良くない。先制機でランナーを止めた福原コーチ、九回一死一塁に鳥谷・二死一塁赤星&三塁鳥谷という局面でも走者を動かす気配すらなかった采配など、「アウトになったってええやないか!前へ行け!」という姿勢が欲しい。なあに、失敗したって命までとられるわけじゃなし、思い切ってやれ!
さて、巨人渡辺オーナーが馬脚を現しはじめているようだが、ロッテとダイエーが営業面で業務提携するという。時期も時期こんな話題が出てくると、いらぬ誤解も招くだろう。中身をよく見ると、まずロッテ本社が、福岡ドームに広告を出す。そのお返しに千葉マリンのチケットを買い上げるという。「金ならあるが客がない」ロッテと、「客ならあるが金がない」ダイエーの思惑が一致したのか。だが、もしこのバーター取引、ダイエーが得た広告収入を全部チケット代にあててしまっては、金のないところに何のメリットもない。ロッテがダイエー球団を支援したと見るのが自然だ。うーむ、やはりこれは「そんないきなり」と言われないための布石と見るのが当たり前なのではないだろうか。

Posted by torao at 07:34 | comments(1)
[野球全般]球界
【勝負やで】「10人目の選手」を味方につけるには…
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200406/tig2004061805.html
リガンは右ヒジ内側側副靭帯損傷、復帰は8月後半ぐらいか。代わりの昇格は牧野。久万オーナーが、合併球団の大阪&神戸本拠地2カ所案に猛反発。鉄道屋さんは「縄張り」にはうるさいぞ。
5割復帰、久々の3タテがかかった大事な一番、3球で2点失った藪もいけないが、大阪ドーム2戦でタイムリー0の打線はもっといけない。「無死満塁で4度連続して無得点(岡田監督調べ)」というのだから辛い。
さて表面的には見えないが、ここまで辛抱を重ね、すでにチーム状態は最悪を脱している。先発投手陣はそれなりに安定を見せてきた。井川=やや上昇、福原=絶好調は過ぎたがまあまあ、杉山=ノリノリ、下柳=まあ好調、藪=落ち気味だが上等…。久保田&伊良部の故障で1枚は不確定だが、そんなのは他球団も一緒、金澤がブレークしてくれればさらに上積みがある。さらにリガンの離脱は痛いが、吉野もメドが立ち、桟原、牧野、モレル、ウィリアムス、安藤の救援陣は上昇ムードに満ちている。あとは今岡&アニキ、来週復帰のアリアスがバッティングで引っ張れば一気に浮上しそうな雰囲気だ。雰囲気は…(笑)。
雰囲気といえば、取り上げた記事は5万大観衆のタメ息についての話。うん、確かにタメ息は幸せが逃げるというしムードが悪くなる。ならばここはひとつブーイング&罵声で行こうではないか!信賞必罰、ヒーローには大歓声、最低限の役割をも果たせなかった者には心を鬼にして愛のブーイング。これでチームはもっと強くなるハズだ。

Posted by torao at 07:33 | comments(0)
[阪神]ファン
巨人・渡辺オーナーが決断〜球界大再編へ
http://www.sponichi.co.jp/baseball/kiji/2004/06/17/01.html
クローザーとして登板したリガンにアクシデント発生、右ヒジ痛で17日に精密検査を受ける。伊良部が右ひざ関節炎で抹消。高見山、小錦、曙と同じように体重を支えきれないことが原因だろう。これでおしまいでは情けない。若い時のようにシェイプアップして再起して欲しい。代わりに上がったのは開幕含め三度目の三東。今日が藪先発なら、週末の巨人戦は井川、福原、金澤か。
「負けに不思議の負け無し」ノムさんの言った通り、ヤクルトは古田と土橋のあり得ないエラー3つで、たった2安打の阪神に2点を献上し、川島を見殺しにしてしまった。「勝ちに不思議の勝ち有り」苦手川島をまたも攻略できずお中元のような勝利。しかし投手陣の踏ん張りは特筆もの。立ち上がりに大量点を取られるクセのある下柳は序盤から飛ばして三振の山を築いた。後を受けた安藤&ウィリアムスはエクセレントの5者連続三振と惚れ惚れするような投球を見せた。
さて合併問題についてこれまで発言を控えていた渡辺オーナーが話をしたらしい。数少ない発言から、渡辺オーナーの腹の中を探るような記事が各紙に並ぶ。とりあえずこの日のポイントは、オーナー会議の議長を根来コミッショナーに委ねるつもりだというところだろう。コミッショナーには、単なる「法の番人」役ではなく、国内最大の興業団体を支えている顧客代表として、「利益団体」である出資者組合と渡り合ってもらうことを期待する。目先の対処に追われるのは避けられないだろうが、ここらで日本プロ野球の目指す姿も掲げなければならない。

Posted by torao at 10:19 | comments(2)
[野球全般]球界
新助っ投獲り加速 伊良部、右ヒザ痛できょうにも登録抹消
http://www.sponichi.com/base/200406/16/base159528.html
杉山嬉しいプロ初勝利。制球が素晴らしく、先発陣で最も安定している。バントを練習して、スタミナが付けばもっともっと勝てそうだ。5番に入れた矢野が1打席目の死球にもめげず、中押しの2ランHRなどで3打点。2本のタイムリーを打った金本ともども中軸の責任を果たした。高打率にもかかわらず好機の沈黙に悩む桧山にも2点タイムリーで上昇ムードあり。杉山の後を受けたモレル、ウィリアムスは好調。対照的にリガンは制球定まらず、5万観衆の脳裏に「杉山初勝利消滅」の悪夢をよぎらせる。
平下とロッテ立川外野手の交換トレードが成立。望まれて行く新天地でレギュラーを掴め。
先に抹消された早川に代わり喜田が今季初登録、初打席は気負いすぎの空振り三振に倒れたが、持ち前のシャープでパンチの効いた打撃をアピールしたい。
伊良部が右ひざ痛でまたもや二軍降格志願。最悪の場合このまま退団も…って、アンタ不良外人か?
さてそんな中、長時間にわたって編成会議が行われ、球団社長以下星野SDを含むフロント陣、岡田監督以下現場責任者が参加した。野間口&一場を巨人に両獲られ濃厚なドラフト戦略の見直し、期限前でオファー殺到してそうな今季トレード、久保田・伊良部の離脱で手薄な先発陣を補強する新外国人投手などが議題となったらしい。しかし外国人投手っていったって、アリアス&キンケードが復帰したら使いようがないのではないか。下手なものに散財するくらいなら、「のらりくらりズドン投法」のモレルを先発起用するのも面白いような気がする。

Posted by torao at 07:13 | comments(2)
[阪神]メンバー構成
天敵…横浜ベイの最終順位は?(「評論家たちの声」投票結果)
5位かな(42%)
そりゃ6位(23%)
4位?(9%)
3位とは…(9%)
2位だなんて…(9%)
ははは優勝(4%)

Posted by torao at 23:15 | comments(0)
[管理人より]投票結果
球界激震!1リーグ制ならヤクルトも合併視野
http://www.sponichi.co.jp/baseball/kiji/2004/06/15/02.html
アリアス回復順調、巨人戦から復帰予定。梅雨も阪神同様中休みだそうで今週はナイター観戦日よりが続きそうだ。
1リーグ制はどうやら既定路線のようで、ヤクルトの球団社長が合併の方向性を示唆する発言をしたらしい。セ・リーグ赤字球団にしてみれば巨人戦、阪神戦が減少することでさらに経営が苦しくなる。ここが潮時という考え方か。
このまま行くと堅実経営の「久万オーナーの理想」通り、8球団による1リーグ制というのが2〜3年後にも実現してしまいそうだ。が、本当にそれで良いのか?他にやるべきことはないのか?日本プロ野球のビジョンはどこにあるのか?これ以上私利私欲でしか動かないジイさんたちだけに決めさせていていいのか?
星野さん、HPで書くだけじゃ足りません。なんとかして下さい。

Posted by torao at 07:33 | comments(0)
[野球全般]球界
阪神・久万オーナーは1リーグ制OK「10球団が許容範囲」
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200406/tig2004061401.html
またしても三浦と種田にしてやられた。取った2点は1、2番コンビと7、8番コンビ。そのあたりは少しだけ去年の雰囲気が出てきたかも知れない。桟原の疲労、金本の不調が心配。完全試合の明大一場が巨人行きで決定の報あり。
しかしごひいきチームの「勝った負けた」を言っているのが虚しくなるような近鉄オリックス合併のニュースだった。阪神・久万オーナーが報道を受けて、「10球団による1リーグ制OK、理想は8球団」の見解を述べたそうだ。他の球界関係者が発言に慎重なのでとりわけ浮いて見える。同オーナーは開幕前にもまったく同様の話をしており、球界トップの中ではすでに一つの方向性として球団の合併の可能性が語られていたものと思われる。
(参照http://torao.net/archives/614704.html)
私も前回の発言を繰り返すことにする。プロ野球興業の仕組み自体の中にある、「戦力均衡」「メディア戦略」「メディア収入の分配」といった、日本プロ野球史の中で放置されてきた構造的な欠陥を正さなければ、衰退を止められないだろう。しかし残念ながら残る側の球団にとっては「1リーグ制4球団」くらいになるまでは気がつかないだろうが…。

Posted by torao at 07:45 | comments(1)
[野球全般]球界
★逆転勝利をアシストした金沢は淡々「普通に投げられた」(SANSPO.com 6/13)
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200406/tig2004061305.html
山あり谷ありジェットコースター・ゲーム。最後は自打球後の今岡「死んだふり」打法が炸裂、安藤も悪夢払拭のナイスピッチ、今日も今日とて外角一辺倒でも完璧な制球で締めた。伊良部はいいストレートを投げていたが、変化球の制球が悪く、甘いフォークを狙い打たれた。それでも伊良部の持つ「凶悪なイメージ」を利用して、フトコロに速球を投げ込んでおけば6点は失っていなかっただろう。久々の登板、雨の中、矢野捕手のリードと少しだけ割り引いてあげたい。
8回裏のダブル・プレーにはがっかりだ。赤星は「状況想定」が出来ていない。フライが上がった時点で戻れるギリギリまでリードオフ、取られれば戻り、落としたら走る…ただそれだけのことだ。藤本にいたっては、バント失敗のショックで、一塁に全力疾走という基本中の基本までおろそかにする始末。もし全力疾走していれば、川村が二塁悪送球ということだってあるかも知れないのだ。しかも今季二度目だ。野球を知らない1、2番打者というのはチームの弱点になりかねない。
葛城は絶好調。HRはチームに勇気を与え、他の打席も2つの外野フライを含めきっちりと捉えている。アリアス復帰後も捨てがたい打撃だ。
この日の「陰の勝利投手」は間違いなく金澤だ。140km/h台後半の直球、ストンと消えるフォーク、ブレーキのあるスライダー、沈みながら切れるシュートで2回を無安打無失点の好投、「逆転メーカー」となった。雨中のスクランブル登板も気迫、集中力とも申し分なかった。今季は出だしから期待を裏切って来たが、ここに来て絶好調で先発ローテーションを窺う位置にまで達している。

Posted by torao at 08:21 | comments(0)
[退団者]金澤健人
腕ぶすモレル「横浜アレルギーを断ち切ってみせる」(SANSPO.com 6/12)
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200406/tig2004061205.html
6/12先発予想の下柳の言う通り、この時期は雨が降るもの。打撃下降気味の藤本、矢野、今岡や、二軍調整中のアリアス、体調不良の井川らには恵みの雨だ。一方で長期ロード前に連続イニング出場記録を達成したい金本や、二軍から上がって来て出場機会を待つ吉野、モレル、伊良部、早川、上坂らにしてみればヤキモキする雨だろう。そして何より、不本意極まりない「最下位」という雑音は一日でも早く振り払いたい。
低迷の理由の一つ「横浜に負けすぎ」これが大きい。1勝9敗…。もしごくごく普通に5勝5敗だったら今頃阪神は貯金5で巨人と並ぶ首位争い、そのころ横浜は借金10でいつものブッチギラレ最下位。「残り全部勝て」とは言わない。まだ半分以上あるのだから、ここからはごくごく普通に5割でいって欲しい…せめて。

Posted by torao at 07:16 | comments(0)
[野球全般]ペナント展望
現状打開への“嫌われ指令”−星野流のノウハウを伝授(SANSPO.com 6/11)
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200406/tig2004061103.html
井川の首のハリはたいしたことなく、キンケード飛ばしすぎの痛みもたいしたことなく、ついでにひとときの最下位状態もたいしたことないと笑い飛ばそう。なんたって防御率1位、チーム打率だって.275あるんだから流れが良くなれば「すぐ」だ。
その流れを作っていくためのコツが星野前監督のいうところだ。「自分一人で決めてやろうとするな。つないで、つないでいけ」この言葉の裏にある「ホンネとタテマエ」。優勝を味わい、成績が良ければ報酬が上がることはわかった。しかし個人の成績を数字として残した者とそうでない者に格差が生まれたのも事実。ついつい自分中心になるのも人情だ。
しかしそうなったとたんツキは逃げていく。「塁に出ることだけを考えている」と今岡が言い、「金本さんが打ちやすいように盗塁しないのも作戦だ」と赤星が言い、「ハマちゃんに打点をつけることだけ考えてやっている」と金本が言っていた。「自分が自分が」ではなく、「あいつにあいつに」で行けば、自然と自分にもツキが向いてくる。ホンネを出すのは、きっちりとしたタテマエが整ってからで良い。

Posted by torao at 07:59 | comments(0)
[球団スタッフ]星野仙一
奇襲! 「9番・上坂」は陰の1番(SANSPO.com 6/10)
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200406/tig2004061005.html
前日の快勝は富山湾の蜃気楼だったのか?一日にして同じ姿に戻ってしまった。軌道修正のチャンス、岡田監督の猛抗議、桟原、モレルのゼロ継投で終盤にもつれを作ったが、井川・今岡の両エンジン停止では厳しすぎた。8番井川、9番上坂と組んだオーダーも狙いは良かったと思う。6月以降では3年ぶりの単独最下位という、星野時代にはなかった状況をチームがどう受け止めるのか…心配ではある。
試合後の上坂のコメント「もう少し謙虚にいかないと。反省です」、そうそうこれこれ。さすが猶予中、いいこと言った。所詮は野球も勝負事、腕4割ツキ6割で決まるのだ。星野前監督はおよそ「謙虚」とは無関係なようだが、「野球の神様」の前では実に謙虚だ。常々言うことを要約すると「そんなことやってるとツキが逃げるぞ」「よし、そうやっていればツキが来るぞ」ということだ。心技体スキを見せずにツキを呼ぶ。そのためには謙虚さがもっとも大切だと思う。

Posted by torao at 08:11 | comments(0)
[退団者]上坂太一郎
タイガースかくあるべし(「評論家たちの声」投票結果)
「常勝」常に優勝を争う(62%)
「普通」強かったり弱かったり優勝したり(25%)
「奇跡」約20年に一度の伝説(12%)

Posted by torao at 08:02 | comments(0)
[管理人より]投票結果
岡田用兵ピタリ、葛城移籍1号特大2ラン「手応え十分」(スポニチOasaka 6/9)
http://www.sponichi.com/base/200406/09/base158703.html
雨上がりの福井で快勝。藪3安打完封は2年ぶり。金本先制HRは現役最多記録更新の28球場目。桧山梅雨明けの4安打1HR2打点。雨やら移動日やらの後の大勝で、負けがこんでいたことなどすべて忘却の彼方へ(笑)。これが阪神ファン健康の秘訣である。
長い時間をかけて、たくさんの打者を送り込んでも、最後は二死満塁から凡退、三者残塁で無得点…。こんな悪夢のような展開が続いていたが、この日は2回表のHR・H・HR=3点という明快さ。特に岡田監督もコメントしていたが、流れの中で葛城のHRが大きかった。代走でチョンボ、代打で打てず、一塁を守ればエラーと、空転続きだった期待の移籍組。学年でいうと安藤、吉野、藤本、平下らと同じ今年で27歳、まだ若手だ。いわゆる「香車(まっすぐ専門)」で内角のさばきが上手く飛ばすポイントを持っているが、変化球への対応とかけひきが課題。二軍行きボーダーの一人だけに必死だ。この日の一発で乗っていきたい。
この一発、広島先発黒田の動揺を見事に衝いた。黒田崩壊の流れは、ファール、ファールの15球目を場外に放り込んだ四番アニキの一発が生み出しことは間違いない。

Posted by torao at 07:59 | comments(4)
[野手]葛城
ファーム日記(和田豊オフィシャルサイト6/6)
http://www.hanshintigers.jp/wada/diary.html
6/8 福井(18:00〜/J-SPORTS1生中継)雨→曇
6/9 富山 (18:00〜/J-SPORTS1録画・深夜)曇
広島主催の北陸シリーズ、天気が微妙だが、福井では藪が先発予定。あと8と迫った1000奪三振を決めて快勝といきたい。
さて二軍から二年目萱島大介(かやじまだいすけ)内野手の話題。国東高から福岡大、ローソンと進む。ベースランニング1周は赤星より速い超快足。内外野の守備、盗塁の技術を猛特訓中だ。去年はぎっくり腰のせいもあってウェスタン・リーグで盗塁成功5(失敗5)だけだったが、今季は早くも成功9(失敗2)。足を生かすすべての基本を和田コーチにみっちり仕込んでもらいたい。
試合終盤、1点ビハインドで先頭打者が出塁。広島ならイヤらしい代走がどんどん出てきて、どんどん盗塁を仕掛けてくる。混セ続行となれば、高波以来久々の「スペシャル代走」という戦術オプションがきっと必要になる。

Posted by torao at 07:22 | comments(1)
[退団者]萱島大介
安藤、何よりの薬は、次の登板でビシッと抑えること(SANSPO.com 6/7)
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200406/tig2004060709.html
アリアスが再度抹消、最短で戻れるかどうか微妙で、キンケードが先になるかも。牧野も抹消で、モレルと吉野を昇格する。その牧野とオリックス具の交換話がサンスポに。こういうのはいったい誰が何のために漏らすのだろう。それにしてもまたしてもオリックス出戻りさん?
安藤が苦しんでいる。球種は一級品のストレートとスライダー、二級品だが目先を変えるフォークがあり、外角低めの微妙なコントロールで打ち取るスタイル。これが安藤についての「定説」で、この「定説」によってがんじがらめになっている感じがする。例えば同じ役割を担っている巨人のシコースキーの場合は、ど真ん中を狙って投げ込むストレートと球速に差のあるスライダー。品質的には安藤よりはるかに粗いが、脳天気な性格も味方して最近では好結果を出しているようだ。試合も終盤、1点もやれないという状況の中になると、「外す」「かわす」という洗練された技術よりも、「なんじゃいワリャー、打てるもんなら打ってみィー」という開き直りの方が強かったりする。勇気が湧いてくるようなリードをするのが矢野の役目だ。

Posted by torao at 07:31 | comments(0)
[投手]安藤
【勝負やで】監督も辛いと思うよ…う〜ん…試練だよな(SANSPO.com 6/6)
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200406/tig2004060608.html
金澤が2回をパーフェクト。今岡が意地の同点3ランHR。リフレッシュ休暇の赤星に代わって1番センターでスタメンの上坂が活躍。三東に代わり伊良部が一軍登録、6/6横浜三浦との投げ合いか。吉野が復調、山口二軍投手コーチから「いつでもOK」のお墨付き。キンケード回復順調、ティー打撃&ノック始める。オープン戦で右肩負傷の的場が二軍戦代打で実戦復帰、送球はまだだがとりあえず笑顔。明るい話題のオンパレード(笑)。
前夜終盤の逆転負けの後、静岡から横浜へ2時間のバス移動。誰一人黙して語らず。この日はリガンが鈴木尚にサヨナラ3ランを浴び、来日初黒星を喫した。20勝一番乗りからあっという間の転落で最下位とゲーム差無しの5位まで落ちた。
繰り返しになるが、「いい感じになってきた」。これはチームにとって必要な試練で、むしろこの時期に来てくれたことに感謝したいぐらいだ。幸いにして選手はほぼ去年の優勝メンバーがそっくり残っていて、なおかつ首脳陣はほぼ「全取っ替え」。誰もこの状況を安易にはとらえない。約20年に一度爆発的な熱狂を生み出す「奇跡のチーム」を選ぶか、普通に強くなったり弱くなったり時々優勝したりする「普通のチーム」を選ぶか、勝たねばならぬという使命の下、常に優勝を目指す「常勝チーム」を選ぶか。選手たちが、現場首脳陣が、フロントが、OBが、そしてファンが、この時期にどう取り組むのかによって、阪神タイガースの現代史が動く。弱い者が強くなることより、強い者がそうあり続けることの方がはるかに難しい。

Posted by torao at 07:49 | comments(1)
[野球全般]ペナント展望
虎党の深層心理は?(秘密厳守w)(「評論家たちの声」投票結果)
連覇はムリかなぁ(50%)
私は連覇を信じる(31%)
弱い虎が懐かしい(12%)
絶対連覇(6%)

Posted by torao at 07:46 | comments(0)
[管理人より]投票結果
阪神・岡田監督ザンゲ「代えた俺が悪い」杉山また初星ならず(スポニチOsaka 6/5)
http://www.sponichi.com/base/200406/05/base158273.html
タイムリー欠乏、鋭い打球も野手正面続きの不運、またも杉山のプロ初勝利を消し、借金2で4位転落。
元々私は東京育ちで阪神ファンの天の邪鬼、「岡田バッシング」が激しくなるならとことん岡田監督の肩をもってあげようじゃないの(期間限定)。
監督とは辛い稼業だ。もし鳥谷の打球がちょっと上下左右にずれていて2点タイムリーになってたりすれば、「辛抱強く使い続けた甲斐があった」。安藤、ウィリアムスの継投がハマっていれば「皆でつないだ杉山の初勝利!」となっていた。いや逆に無死満塁で鳥谷に代えて関本登場、ゲッツーになっていれば「本当に鳥谷を育てる気があるのか?」となり、杉山続投で8回に追いつかれていたら「7回1失点で十分ではないのか?欲張りすぎ。杉山に初勝利をつけてやるのが先決」となっていただろう。岡田監督の判断基準は首尾一貫している。「常に優勝を争うチームにするために、この選手に何を経験させれば良いのか」。40代の新人監督、よく覚悟を決めているじゃありませんか。私は選手たちが「岡田さんを男にせなあかん」と結束する日が早晩来ると予想する。
チームのどん底としてのストーリー性も豊かだし、杉山、鳥谷、安藤と若い選手が良い経験をしていると思えばこんなにうれしいことはない。去年の大独走は他チームはどっちらけ。そろそろこのへんで本当の底にコツンと当たって反攻が始まるはずだ。

Posted by torao at 07:35 | comments(1)
[退団者]岡田彰布
阪神 ダイエーと緊急トレード(6/3デイリーonline)
http://www.daily.co.jp/baseball/2004/06/03/130157.shtml
新人川島にひねられ借金1。先発福原もそれなりに粘ったが、打線が8回までゼロではゲームメイクもなにもない。阪神からの五輪代表選考が混迷。安藤、今岡、赤星、井川、福原と名前があがる。もうこの際誰でもいいから早よ決めてぇ。林威助が台湾代表入りかもという報も驚くが、酒井光次郎氏が台湾代表チームの投手コーチであることを今さら知ってまた驚き。
6/3デイリーがダイエーとの間でのトレード話が進行中であると報道、他紙を抜いた。前日の岡田監督会見拒否は、ひょっとしたらこの件での不満(頭越しの人事や、恣意的なリークなどなど)があったのかも…と勘ぐる。阪神・秀太−ダイエー・投手(松本、田之上、水田など)が軸ということだ。秀太にとっては願ってもない話だと思う。ダイエーは小久保放出、鳥越故障で内野が手薄で即レギュラーも夢ではない。また熊本工出身で九州には縁もある。今後の展開では複数トレードの可能性もあるということだ。もしなんなら、ジャンク扱いで「自爆・杉内」も入れといて(笑)。

Posted by torao at 07:45 | comments(0)
[退団者]秀太/田中
岡田監督、会見拒否 6日ぶり白星もアレッ!?一部報道に不快感(スポニチOsaka 6/3)
http://www.sponichi.com/base/200406/03/base158047.html
吉野が二軍松下電器戦で2回を無失点、上昇中。伊良部が一軍練習に帯同、いよいよ復帰か。キンケードも順調に回復し今月中の復帰を目指す。
エース井川が2安打完封でチーム連敗を4で止め、自身も2連勝で通算50勝。うち完封10というのが凄い。矢野が2試合で7安打と復調気配。アリアス久々ダメ押し2ラン。まだまだ効率の悪い攻めは目立つが好結果を素直に喜びたい。
試合後、岡田監督がテレビインタビュー後の定例会見を「今日は選手がよくやったから、選手にきいて」とキャンセルしたという。詳しい事情は定かでなく、批判的な報道への抗議行動とも書かれているが、私は別のところに真意があると見る。岡田監督は徹底して現場、特に選手、さらに言えば野手の立場からものを考えるタイプだ。「上にこうしてもらうと選手はやりやすい」「上のこういうやり方は選手のやる気を萎えさせる」…。いつまでたっても選手の頭でものを考えるところが岡田監督の欠点でもあり長所でもある。選手の気持ちは上手く掌握するが、時としてファン、マスコミ、フロントに対しては誤解を招くようなことがあるだろう。この日の行動は、差詰めこういうところではないか。
「前任者のように闘志を前面に出せ?アホか。野球は選手がやるもんや。監督が目立ってどないすんねん。勝利は選手のおかげ、負けは監督の責任。それでしまいや。ほなさいなら。」

Posted by torao at 08:05 | comments(0)
[コーチ]平田
ここはどこ?どこが底?(自称阪神タイガース評論家 6/2)
残塁と併殺の大安売り。打てども点にならず、勝負の継投・リガン投入も裏目。ヤクルト戦12連勝の本拠地「地の利」も生かせず、甲子園は今季最少47,000人の観衆のため息に包まれた。「弱い阪神」「ダメ虎」の文字列を久々に目にする一方、ライバル巨人は4点差をひっくり返して6連勝と波に乗る。
目の前が暗くなるようなここしばらくだが、あえて「心配無用」と言ってみることにする(笑)。昨年の優勝はなんだったのか?優勝の前にあったのは長期低迷という「どん底」。星野氏がやってきて、「ん?強くなってきた?」「お、いい感じ!」「俺たちは強い!」と加速度的に上昇していく高揚感で勢いに乗っていった。
今季はといえば、正直開幕から「強いんだか弱いんだかわからない」という状況が続いていた。調子は出ていないが首位にいる、という弱い浮力の中で水面上を漂っていた。このような展開ではなかなか機運は高まらない。
打線には向上の兆しも見える。また井川、吉野、伊良部、キンケード他、期待通りの活躍ができないでいるメンバーたちも地下でマグマのようにエネルギーをためている(たぶん)。爆発力と加速度的な高揚感なくして優勝無し。ここでしっかりとした底を作ろう。

Posted by torao at 07:54 | comments(0)
[野球全般]ペナント展望
もっと勝ちたいんや!あなたの浮上がキーです(「評論家たちの声」投票結果)
井川(40%)
桧山(25%)
吉野(15%)
キンケード(10%)
伊良部(5%)
赤星(5%)

Posted by torao at 07:53 | comments(0)
[管理人より]投票結果
独自ドメインに移りました
いつもご覧いただきありがとうございます。
この度、独自ドメインの設定が完了しました。
今後は、

http://torao.net/


にお越し下さい(ブックマークの変更などしていただけるとうれしいです)。
なお、従来の
http://blog.livedoor.jp/torao/でも見られるようですが、いつどうなるかわかりません(笑)。
今後とも宜しくお願いいたします。

Posted by torao at 15:36 | comments(2)
[管理人より]お知らせ
【ファーム情報】リンが好調…プロ初の猛打賞も(SANSPO.com 6/1)
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200405/tig2004060107.html
久々に公の席に現れた星野SDが「元気出せ」と激励。早川と上坂が一軍昇格、平下が下へ。上坂にはことのほか早く名誉挽回のチャンスが訪れた。チャンスのはずがピンチになってしまう現在の打撃陣にモチベーションの違いでカツを入れて欲しい。
「モチベーションの違い」といえば二軍で好調の林威助(リン・ウェイツゥ)には期待している。台湾出身、柳川高から近畿大と野球留学した。野球を教え、プロ入りを夢見た父は来日前に死去、母親が一人働き仕送りをした。入団時に「親孝行をしたい」と言っていたのを思い出す。ケガでルーキーイヤーを棒に振ったが、今季は実力を発揮し始めた。必ず上がってくる選手だ。

Posted by torao at 07:55 | comments(0)
[野手]林
評論家たちの声
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