自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
ABOUT
お客さまとの心の距離(大西 宏のマーケティング・エッセンス)
http://ohnishi.livedoor.biz/archives/5091444.html
上坂降格、立川昇格。ところで矢野はフルイニング記録でも狙っているのか?出場イニングでインセンティブ契約でもしているのか?右の代打をとっかえひっかえするなら3人目の捕手を入れれば、内外野がこなせて、打撃も良い野口を代打で使えたり、試合展開によって矢野を休ませたりと、ここまでくれば良いことずくめだと思うが…。
金本…。一回たりとも休めないとは、なんと因果な記録であることか。新記録達成後はどうするのだろう。私はたとえ片腕でヒットを打てる技術を持っていても、また、それで他の選手より好結果が残せるとしても、走攻守に全力が出せないのなら出るべきではないと思うが、いかがだろう。

Posted by torao at 09:01 | comments(0)
[野球全般]球界
日本記録更新まであと3…アニキ「鉄人」信じとるデ!
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200407/tig2004073002.html
自民党の国会議員内で、プロ野球の1リーグ制&球団数減少に反対する議員連盟発足の運びとか。超党派でやってくれれば少しは力になるかも。
労組日本プロ野球選手会・古田会長が7/30深夜放映の「朝まで生テレビ」に出演。さすがにシーズン中のこと、初めて生放送でない「生テレビ」になるそうだ。
総じてこのように時間をかけて議論が深まっていくことはいいことだ。9月のオーナー会議まではゆっくり考えようじゃないか。繰り返しの主張になるが、改革はやって欲しいのだ。ただし目先の利のみを考えた、めちゃくちゃはイカンと。頭を冷やしてよく考えろと。あわててもう一つのワン・ペアを作ろうとする勢力に対し、「必死だな」と世論の目は冷たい。野崎案「究極の交流戦」の前では1リーグ制に理がないのは明々白々だからだ。
藪が二軍戦で好投。次は先発ローテ復帰へ。
吉野が再昇格、杉山が二軍へ。吉野がどう変わったのか、変わらないのか7/30からの巨人戦に注目。
金本が大変だ。この日は先制2ランHRと逆転3ランHR。大ヒーローの活躍だが、延長12回岩瀬から左手首に受けた死球がとにかく心配。試合後、打撲と診断されホッとしたが…、ナニスンネン、岩瀬。台風が接近していることもあり大記録達成の舞台に雲がかかる。
連日の「サービス残業」お疲れ様。井川は次がんばれ。三東はこの日も○。藤川は1回休み。マイヤーズは奇跡(苦)。最後の最後で決めた矢野選手、よく打った。できれば金本の劇弾でオシマイに、せめて9回裏・関本のレフト前でサヨナラにしたかった(そうすれば金本の死球も…ねぇ)。しかしやはり相手も強い。英智の肩、サヨナラを賭けた本塁でのクロスプレー!これぞプロフェッショナル!野球万歳!うちにも欲しいぞ、レーザービーム。
そして金本とともに陰に隠れてしまった「ヒーロー」関本。死球で退いた片岡(大丈夫なのか?)に代わり出場し、幻のサヨナラ打と、(代走を送られたが)サヨナラのランナーとなるヒット。クラッチヒッターとしての素質が花開きつつある。思い切りの良さに加え、広角に打つ技術もあり、修羅場を経験することで勝負の駆け引きがもっともっとわかってくるだろう。中核に位置づけて考えるべき選手になってきた。
(7/30 12:42 差し替え)

Posted by torao at 08:44 | comments(0)
[野手]関本
虎「自力V消滅」今季初5連敗 5時間37分壮絶延長戦力尽く
http://www.sponichi.com/base/200407/29/base164217.html
辛抱、辛抱。去年の阪神、今年の中日。何をやっても勝つこともあれば、何をやっても負ける時もある。勝った負けたは時の運。悔しさをパワーに変え、思考を停止させず、感覚を研ぎ澄まし、すべてを受け入れろ。辛い時期をいかに将来の糧にできるか。監督もコーチも選手も、ファンも、サイト運営者も(泣)、皆良い経験をしている。辛抱、辛抱…。
野崎社長、巨人と情報交換を強化し「2リーグで国際化」を実現させるべく調整に動く。現実的な制限の中で、常に自分のベストを尽くしていると思う。
藪7/29二軍戦で実戦復帰予定。順調なら8/3広島戦で先発復帰へ。
試合前に阪神選手会が署名活動。7/29には巨人選手会が一軍選手全員参加で行う。地道な活動だが効果的だ。
壮絶な試合で競り負け、5連敗。しかし打線の反発力と粘りに光明。そして中継ぎ陣にキラリと輝くものがあった。
三東、ランナーたまって立浪という大きな場面でよく抑えた。次のステージへ。
桟原、よくゲームを作った。もう少し球種があれば、先発適正についても考えてみたくなる。
藤川、魂のこもった投球で3者連続三振。課題の精神面が強化された?もう絶対ケガするな!ムードを変えるピッチングができる予感あり。
マラソンレース折り返し直後、一瞬の心のスキをつかれて置いて行かれた。この「まさか」の坂をぐっと踏ん張れば、そこにはもうヒトヤマ必ずある。中日・巨人のデッドヒートの陰に隠れてこっそりついて行け。他力本願とはいえ、自分を信じて粘っていけばレース展開も変わってくる。

Posted by torao at 08:04 | comments(0)
[野球全般]ペナント展望
【号外】選手会がネット署名を募集!
いつも読んでいただいてありがとうございます。
野球好きなら無関心ではいられない「合併・1リーグ制」問題。考え方はいろいろあるかも知れませんが、プロセスに不満を持っている野球好きは数知れずでしょう。
こちらでそのプロセスに反対する署名と意見を募集しています。野球好きは、どんなに野球が好きかを思う存分叫びましょう。
このネット署名活動が大きなうねり打法になることを信じて。

Posted by torao at 12:49 | comments(1)
[管理人より]お知らせ
出番は少なくとも…必要とされている久慈
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200407/tig2004072809.html
またしても野崎援護(笑)から。野崎球団社長は実行委員会の席上、「1リーグとほぼ同じ」ような交流戦を提案したという。ここまで来れば野崎社長がセ・リーグの1球団のエゴとして行動しているのではないということを理解してもらえると思う。「それぞれのリーグ数、球団数の長所と短所をある程度時間をかけて議論しよう」という実直な主張は、少しずつ波が伝わるように拡がっていくだろう。
巨人から出たという国際化案については賛成。アジアチャンピオン→MLBワールドシリーズ挑戦権というのは楽しい。ぜひとも実現させて欲しい。2リーグ制でもできることだ。
巨人選手会でも署名活動を予定。オーナーご立腹。生まれて初めて巨人の選手を応援する(苦)。
とりあげた記事は久慈選手。その存在感を発揮できるような試合展開が少ないのが本当に残念。長い選手生活の中で少しずつ尊敬を勝ち取った選手。他人からの評価を気にせず、自分に出来ることを精一杯やるという境地に達するまでには多くの葛藤があっただろう。技術面はもちろん、メンタルな部分でも藤本、鳥谷に良い影響を与えているだろう。
さぁいよいよ7/28から首位中日との2連戦が始まる。え?3連戦?もう一つ終わったの?そう言えば遠くの方で「ぷつんっ」と何かが切れるような音が聞こえたような…(泣)。

Posted by torao at 07:33 | comments(1)
[コーチ]久慈
Q.大胆予想!で、結局どっちになると思う?(「評論家たちの声」投票結果)
2リーグ(86%)
1リーグ(13%)

Total: 36 votes

Posted by torao at 13:03 | comments(0)
[管理人より]投票結果
高校野球に想う・・・
http://www.hanshintigers.jp/wada/diary/diary_2004024.html
日本プロ野球、混迷。12球団の代表が長時間に渡り小手先のグチャグチャをこねくり回す。ちょっとでいいから、この際ポーズでもいいから理想論を語れっての。
それにしても…だ。何も考えられなくなるほど、先のヤクルト3連敗は痛かった。この戦い振りで、すべての青写真が吹っ飛んだ。チーム状態が上がって甲子園、低迷し始めたヤクルトときて、気の緩みが生じたのだろう。私は悪くても2勝1敗と決めつけていた。やはり人間、謙虚さを忘れるとろくなことがない(苦)。裏を返せばこんな状況からどんな幸運が転がり込んで来るかもわからない。おごらず、あきらめず、ひたむきにいこう。
沖原抹消、藤川一軍登録。期待を裏切り続けているドラ1、背水の陣だ。
いつのまにやら自慢の投手陣も来期以降のプロ野球と同じように霧の中。安藤とウィリアムスが抜けた後を務める投手が誰になるのかが見えてこない。伝えられていたマイヤーズと久保田という路線は不安がいっぱい。崖っぷちの6連戦で試行錯誤せざるを得ないのか…。
そんな中で三東に期待している。直球は140km/h台の半ば、大きいカーブでカウントを取り、スライダーでも空振りを取れる。線が細く体のキレで勝負するタイプ。二軍では好調を持続し、先発で結果を出してきた。まだ出番は少ないが、首脳陣も(今のところ)丁寧に起用している。前が良いのか中が良いのか後ろも出来るのか、良く見極めたい。救世主となれ。
タイトル・リンクは「和田様の癒し」。辛い時にはこれに限る。余談だが、今年は我が母校も強豪を次々と倒しベスト4まで勝ち上がっていたが、7/26に残念ながら敗退した。お疲れ様でした。

Posted by torao at 07:30 | comments(0)
[退団者]三東洋
屈辱3連敗の責任すべて背負った…大ブレーキ金本
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200407/tig2004072602.html
7/26はセ・パそれぞれで理事会が行われた後、12球団代表者による実行委員会が開かれる。理想論が議論されることは期待薄で、エゴのぶつけ合いが続く予感。
渡米して診察を受けた伊良部が日本と同じ診断結果(右ひざ軟骨炎)。もはやここまでか。
中5日で先発は福原。下柳との兼ね合いで判断が必要なところだったが、結果は裏目で3回持ちこたえられなかった。打線が低調だと先発投手に不要なプレッシャーをかけてしまう、「負けるチームの法則」が見える。
いつもながら遅い反撃。鳥谷はこの日も安打。「もっとオレを使え」という怒りのパワーも充填中だ。上手く生かしたい。
三東好調持続。8回1イニング被安打0、奪三振2(稲葉・岩村)。次のステージへ。
中止がなければ1週間後、金本の連続イニング出場記録達成の日を迎える。大変な大記録であることは間違いないが、当たり前に出場してこそ価値がある記録であり、記録のための出場では喜べない性質のものだ。金本もそう思うからこそ深みにはまっているのかも知れない。
打てずに連敗して迎えたこの日の初回、赤星と関本がラン&ヒットで作った一死一三塁。この場面、金本に求められるのはどんな不細工な形でも1点を取るということだった。去年の金本なら、自分の不調を考え合わせ、併殺網を逆手にとってボテボテの2塁ゴロで併殺崩れを狙ったかも知れない。しかし自分で決める意識が強すぎるのか、全力疾走に不安があるのか、立ち上がり不安な先発藤井を助けるように初球からフルスイング。打球はその場に上がっただけの捕邪飛で悪い流れを止められなかった。野球の神様は金本に試練を与えている。

Posted by torao at 07:51 | comments(0)
[野手]金本
Honeywarの野球日記「雪印、三菱自動車、そして讀賣新聞」
http://blog.livedoor.jp/honeywar/archives/4848289.html
ホッジス悪いなりに手堅くまとめたのは○。相手投手(石川)がちっこくて可愛らしいからって手加減しちゃった打線は×。くじけかけたけど星野SDに励ましてもらって、やっぱり改革案を実行委員会に提案することを決意した野崎社長は○。いろいろ言われているが、私は星野SDに惚れた男の行動だと最後まで信じるぞ。星野SDはまだまだ後方から援護してあげてくれ!
読売新聞なぞは、かれこれ数十年も手にしたことすらなかったので(それはそれで問題ある?)、Honeywarさんの記事を読んでとても情けない思いになった。この情けない思いはなんだろう。新聞という本来「庶民に物事を教えてあげる賢い存在」が、庶民でもわかっているものの道理を曲げてまで、「自分の親」に媚びを売る頭の悪さ…。この記事で親分の「正当性」を主張できると本気で考えているとしたら、庶民をバカにしすぎ、または、本人がバカすぎ…。庶民にもわかっている道理をあえて書かせていただく。
巨人戦の視聴率が1ケタ目前なのが問題なのでもなければ、ガラガラの東京ドームを5万5千と発表し続けるのが問題なのでもない。ましてや今現在プロ野球で一番人気のあるチームが阪神タイガースであるという事実が問題なのでもない。極論すれば、リーグの数や球団数が問題なのでなければ、近鉄&オリックス、さらにもう一組の合併が問題なのですらない。根本的問題は、どうしたら一部の球団(その大部分は読売巨人)だけが、全日本的規模でのメディアスペースを独占し続け、裏金を使ってでもスター選手を集め続け、それによる選手年俸の高騰を招き続けるという、その仕組みを改めることができるかにあるのだ。パ・リーグをはじめ、経営難にあえぐ球団を救済し、プロ野球の衰退を避けるためには、この仕組みを改めなければ、何をやっても一時しのぎにしかならない。そんなことは、野球好きなら誰でもわかっているのだ。
天下の公器たる大新聞が、上を見たきり下を見ずでは情けなさすぎる。巨人ファンだから読売新聞をとっているというお方(そのような方がこの記事を読んでいるはずないか)、ちょっとわからせてやる必要があると思いませんか?

Posted by torao at 09:20 | comments(0)
[野球全般]球界
星野SD「虎よ、くじけるな!!」 巨人を恐れず行け
http://www.sponichi.com/base/200407/24/base163614.html
鳥谷が二軍戦でレフトにHR。守っても強肩を披露したという。もうすぐ出番、思いっきり暴れてくれよ。
マイヤーズは三振を取れる球がなく、クローザーとしての適正は…。まぁもう少しだけ見てあげようか。
確かにヤクルトのルーキーエース川島は素晴らしい投球だった。良い投手は立ち上がりのチャンスを逃すと尻上がりに良くなるのだから、もっと序盤を大切にしたい。「まだ序盤だから…」とハマっていく試合の多いこと。岡田監督に要猛省。
井川気迫あふれる投球。しかし打線の援護なく不運な敗戦。後半「井川は全部勝つつもりで」2つ負け、7勝8敗とまさかの黒星先行。屈辱から這い上がるしかない。
剛速球五十嵐157km/hとアリアス意地の一発。この日はこれで「プロ野球万歳!」と叫んでおしまいにしよう(笑)。
「野崎球団社長の一番長い日」は終わった。マスコミにより、無力感&虚脱感が伝えられる。どうか野球好きなら、当たり前の時期に当たり前の行動をした人を責めないで欲しい。星野SD&野崎球団社長の主張は、
(1)全体の将来に関わるようなことは経営側の都合だけで性急に進めず、多方面の意見を聞いてよく議論せよ。
(2)球団数とリーグ数が減っても、構造改革をしなければ経営破綻する球団が出続ける。人気の平準化や年俸抑制について今季と来季、多少の時間をかけて議論せよ。
ということで、非難される余地などどこにもないはずだ。
星野SDもここまでは織り込み済みだと思う。球団社長レベルの人間も、せめて「考える」ことぐらいはしようということになった。一般常識からすればあまりにも遅くて小さいが、今までの考えることすらしなかった彼らにしてみれば巨大な一歩なのだ。次はコミッショナーの役割について、さらなる世論の喚起を目指せ。
星野SD&野崎球団社長が真っ正面から戦っている様子を応援しながら、それでも正直言って、プロ野球界、いや経営陣の自浄能力のなさに対して絶望に近い感覚を覚えている…。もはや妄想の中にしか理想のプロ野球の姿が見えてこない。プロ野球の素晴らしさは、人並み外れた能力を持つ選手たちとそれを尊敬する野球好きたちさえいれば成立するものだ。「やる者」と「見る者」で新しい興行主を創らない?マスターズリーグさん、手伝ってくれない?

Posted by torao at 07:50 | comments(0)
[野球全般]球界
観客動員、セ・パ両リーグとも増加 パは11%増
http://www.asahi.com/sports/update/0722/144.html
それにしても横浜・山下監督の「サイン盗み」言いがかり事件はなんだったのか?冷静で人の良い山下監督らしくない。「元木&仁志」なら巧妙にやっているかもしれないが(イメージ)、うちのクソマジメ「赤星&金本」に限ってやれるはずがない、いや、やれるもんならやってもらいたい(笑)。しかし、これで両名のプライドに火が点いたぞ。
7/23より甲子園で3カード。ヤクルト、中日、巨人。雨がなければ、兄貴の祝賀試合で締め。「勝負の8月(岡田監督)」前の滑走路、ここまでの展開は思惑通りに来ている。態勢は上々、思い切って加速しろ!
今年のドラフト戦略の基本方針、野間口、一場両獲りは、同じ方針を掲げていた巨人にしてやられた。順位にふさわしい即戦力が追いつかない場合は、久々の高校生ドラ1もあり得る。それもまた良し。
いよいよ「野崎球団社長の一番長い日」が始まる。ヤクルト&横浜→巨人→セ会長→パ会長と相次いで会談する。いずれにせよ、この段階では全貌が明らかになることはないと思う。
そんな中、面白いニュースが2つ。まずは表題の巨人以外動員増という話。もう一つは、日ハム−西武の北海道での視聴率が巨人戦の平均視聴率を超えたという話。関係者は「もう巨人戦がなくてもやっていけそう」とも。二つとも、よく考えて噛みしめたい話題だ。
それを含めて、球界構造改革について思いつくままに書く。
・「収入=人気」「支出=選手年俸」と考えるとシンプルである。
・人気商売である。経営状態の差は、人気の差である。
 →人気が平準化すれば、経営状態の差はなくなる。
・人気のキーワードは、「スター」「メディア」「地域密着」である。
 →(例)広島動員好調の原因は赤いゴジラ。
 →(例)毎試合放送し続けたおかげで巨人は人気球団になった。
 →(例)ダイエーの集客力は地域密着の徹底による。
・すでに十分人気のある球団は、人気のない球団がもっともっと人気が得られるよう協力すること。せめて、人気のない球団の「人気を得るチャンス」を阻害しないこと。
・人気のない球団は、人気のないことを他者の責任にしないで「スター」「メディア」「地域密着」真剣に取り組むこと。特に地域的に不利な場合は思い切って飛び出してみるのも方法だ。
・経営者の姿勢、才覚、人柄で人気は浮きも沈みもする。
・接戦こそ最高の「見せ物」。

Posted by torao at 08:03 | comments(0)
[野球全般]球界
場外やで!場外弾!やっぱり金本アニキは鉄人やわ〜
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200407/tig2004072201.html
7/20に二軍戦先発した吉野は5回を完璧に抑えたという。本人談「今まで細かい制球を気にしすぎていたことが分かった」。なかなか味わいのある指導だ。揺るぎない自信で復活して来い。
藪回復順調。7/30二軍戦調整予定とのこと。勝負の8月に向け、戦力が厚くなるのは頼もしい。
横浜は左のワンポイントとして西武から移籍してきた土肥が先発、7/7巨人戦では「1球勝利投手」も記録したラッキー君。対する金澤は先発好投しても援護なく、救援で好結果を残せば残すほど便利に使われてしまう不運ちゃん。谷間対決は、岡田監督の続投指令を意気に感じ5回6回を抑えた金澤に幸運が転がり込んだ。しかしこの日の金澤は入れ込みすぎ。勝負球が甘く、3本のソロHRと土肥投手のタイムリーを喫した投球内容は決して良いとはいえなかったが、置かれた境遇を思えば結果を欲しがってしまうのはよくわかる。良い経験を積んだ。
関本が値千金の働き。6回は2点差に迫るソロHRで試合の風向きを変え、7回の右前タイムリーヒットで逆転の流れを作った。死球の影響で大事をとっている片岡も、さすがという存在感を見せており、この二人の取捨は難しすぎる。さらに枠が空けばキンケードも一軍へ、鳥谷も上昇中で、当初予定の内野戦争が盛り上がってきた。藤本ピーンチ?
金本が猛打賞&試合を決めた場外逆転3ランHR。予定外の緊急交代で球がうわずる斉藤を沈め、会心のガッツポーズ!3塁ランナーの赤星も予言したそうだが、多くの阪神ファンが「アニキが打ちそうな気がする」とつぶやいた。そして本人「ヒット狙いが良かった」って、「そんなら今後はピッチャーゴロ狙いで十分」と多くの阪神ファンが突っ込んだ。やっぱりこの男が打つと盛り上がる!こうなれば中止なしで8/1甲子園巨人戦で大記録達成といきたい。

Posted by torao at 07:36 | comments(0)
[野手]金本
Q.来るべきナベツネ辞任、本当の理由は?(「評論家たちの声」投票結果)
星野SDにたたきのめされたショックで(68%)
新聞売り上げガタ落ち引責(14%)
スポーツ新聞、週刊誌で連日批判に耐えかね(11%)
ドーム入場がガタ減り引責(5%)

Posted by torao at 09:05 | comments(0)
[管理人より]投票結果
杉山が今季初黒星…四球で自滅
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200407/tig2004072103.html
暑いわ、サイン盗みとかっていちゃもんつけられるわ、杉山自滅するわ、暑いわ、完封されるわ、暑いわで不快指数上がりっぱなし!ま、済んだことは水に流してと…、暑いのだけはなんとかならんか?7/21はローテの谷間、先発は金澤か。早い回に援護して吉。
吉野が二軍戦で好投したらしい。しかし今回は安易に上げず、本人も周囲も納得するまで鍛錬してきてほしい。
二番手、牧野が調子良い。最高152km/hを記録。現状ならマイヤーズより信頼できる。どうも働きの割に評価が低いような気がするが…なんか理由でもあるのか?もっと厳しい場面でも使っていくべきだ。
三番手の三東は、ワンポイント登板成功。上手く自信を与えてほしい。下では意外と奪三振が多かった。先発で観てみたい。
鳥谷が3試合連続安打と乗ってきた。さぁ本当の力を見せてくれ。
さて杉山。いや矢野。もっともっと若さを前面に出して欲しかった。ど真ん中に構えて、ガンガンまっすぐ放らせたらいいじゃないか。打たれたっていいじゃないか。まだ完成していない投手であることは誰もがわかっている。「腕の振り命」の若手投手、立ち上がりさえ乗せてあげればトントンと行く。暑くて体もしんどいだろうが、矢野にはここを辛抱して、愛情のリードを心がけて欲しい。

Posted by torao at 08:05 | comments(0)
[捕手]矢野
ハマの番長やっつけた
http://www.sponichi.com/base/200407/20/base163179.html
「自信づくし」まいりまする。
吉野が二軍へ。もう今季は捨てるというくらいに頭をすぱっと切り換えて、自信回復して欲しい。
代わりは三東。下では先発ローテで結果を出しているので、6人目先発としての起用も面白い。いずれにしてももらったチャンスで自信を持って攻めていけ。
9回代打鳥谷が初球をライト前に引っ張った。さらにプロ入り初盗塁も記録。思い切りの良さ、積極性は、積んできた練習から得た自信の表れだろう。
前日の下柳−野口に続き見事な投手戦だった。この日も三浦は要所を締める投球。「阪神には負けない、負けるはずがない」という自信に溢れ、140キロ台後半の速球、カットボール、フォークが決まる。対する福原も3回の連続二塁打による1失点で踏ん張る。特に連打を浴びた6回無死一三塁から、この日一番自信があったというスライダーを連投し、後続を3者連続三振に切って取る。この力投が打線の奮起を呼んだ。
このまま行けば9回は佐々木、8回表は事実上のラストチャンス。今岡は集中していた。7回裏、こともあろうに四球で出塁してくれた三浦の制球が微妙に乱れる。1−2からど真ん中に来た直球を「集中力の鬼」と化した今岡が見逃すはずもなく、レフトスタンド上段まで運んだ。この一打で流れは大きく変わり、終わってみれば12安打5点で快勝。その内4安打と4点を8回に集めた。今岡の集中が後続に見事に伝わった結果だ。
連日接戦をものにした。切れず、諦めず、ほんの少しのスキに集中して襲いかかる。チームに大きな自信を与える1勝になった。

Posted by torao at 07:55 | comments(0)
[退団者]今岡誠
“マウンドの夏男”粘投・下柳、無失点の7勝目
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200407/tig2004071902.html
下柳、野口の素晴らしい投げ合い。なぜかこういう試合は、より素晴らしい投球をしていた方が負けるから不思議。7回、野口が投じた甘めのスライダー、桧山がそのただ1球の失投を仕留めた。貴重な追加点となるタイムリーを放った葛城も同様で、甘い球を一度で仕留める集中力に酔わせてもらった。
それもこれも、いつも「みんなのおかげ」と口にする下柳のおかげ。運にも恵まれてハーラーダービートップと1差の7勝1敗。勝率.875はダントツだ。
下柳ほど「タフ」という言葉の似合う人を他に知らない。身体も頑丈だが、精神力の粘りが立派。桜庭和志ら格闘家たちと親交が厚いことは有名だが、相手の打撃をもらっても表情一つ変えず耐えて、少しずつズドンと重いボディーブローや、ローキックを淡々と重ねていく。キレキレの必殺技はないが、途中で相手は打ち疲れてペースにハマっていく。そんなタフなファイターを思わせる。第1ラウンドのゴング直後にKOパンチを食らう悪癖さえなければ最強なんだが…(笑)。
ワンサイド、競り負けと、首位中日にとっては尾を引く連敗となっただろう。全体的にピークを過ぎてしまったチーム状態を、落合流ハッタリでどこまで持ちこたえさせることができるか。対戦カードの妙で、中日はすっかり「らしく」なってきた巨人と、阪神はぼちぼち「落ち時」の横浜と対戦する。ここで後半戦序盤の大きな流れが見えてくるかも知れない。

Posted by torao at 09:14 | comments(0)
[投手]下柳
レッドスター爆発5安打、阪神夏祭りの15点や
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200407/tig2004071803.html
球界ばなしは一休み。今後の「政治日程」は、7/23野崎社長が東上、ヤクルト&横浜と意見調整、その後巨人土井球団社長、豊蔵セ・リーグ会長とも会談。一通りの根回しをした上で7/26実行委員会(12球団代表者会議)で構造改革案を提示する。今思えば、広島&中日を真っ先に抑えたのは見事だった。ナベツネの(脅しとして)切り得る最高の札は、巨人+パ5球団+広島&中日、8球団による全日本「有志連合」だからだ。地域分布上、「広島&中日」が「ヤクルト&横浜」に置き換わることはあり得ない。いずれにせよ、野球好きの声が球界に届くチャンスなので、野球好きは緩めずに声を上げ続けていこう。
ホッジス最高のデビュー。緩急、内外を上手く使える技巧派。投球リズム、牽制、クイック、打撃(これはおまけ。バントは自信あるそうだ)、先発投手としてすべて高水準。球数だけ気をつければ、(例えば中4日の)ヘビロテもこなせるだろう。この時期に良く獲れた。助かる!
中日先発平井の乱調で「祭り」。今岡・赤星・が出塁しまくり、金本・桧山・アリアスが返しまくり。藤本にもHRが出て、前日の重苦しさを上手く切り替えた。片岡はこの日ノーヒットでも「打ちそうなオーラ」で2四球。打線の繋がりという面で3番片岡復帰は大きい。総じて打線は好調。積極的に行ってよし。
この日特に光ったのが5安打(笑)の赤星。今季は打撃に悩み続ける。ミートポイントが近くなりすぎ、強い打球が右方向に行かない。打撃の不振は脚にも影響するのか、盗塁で刺される場面も多い。それでも相手チーム(特に落合監督)にとっては、赤星さえ抑えておけば勝てると思われている存在。前日は、三塁線と三遊間を極端に狭くする赤星シフトを敷いて、まんまと打ち取った。出塁した場面ではわざわざ赤星を挑発するように見ながら作戦を指示。牽制連発、ウェスト連発でこれまたまんまと二塁で殺した。
だがこの男、絶対にやられっぱなしで引き下がるようなタマじゃない。この日は怒りの「引っ張り専門」で逆を衝いた。シフトをあざ笑うかのように人のいないところに打球が飛ぶ。ひょっとすると、オレ流の徹底した作戦が、赤星の「目立ちィ魂」に火を点けたかも知れない。赤星が乗れば、阪神は別のチームになる。

Posted by torao at 07:58 | comments(0)
[退団者]赤星憲広
野崎球団社長「速攻行脚」広島&中日の合意取り付けた
http://www.sponichi.com/base/200407/17/base162778.html
伊良部が右ひざ再検査で緊急渡米。V戦士、今後の処遇は厳しくなりそう。
二軍で故障明けの前川、竹下がフリー打撃に登板。急ピッチで戦力化しないと後がない。
後半スタートの大事な一戦は、白熱の接戦、しかし痛すぎる黒星となった。今の中日は落合監督のチーム運営の妙もあって、常に選手個々が実力を発揮できる態勢にある。普段はニヤニヤ笑いながらリラックス、ここという場面では研ぎ澄まされた集中力でも平常心という「落合っぽい」チーム。阪神としては、それに負けない気迫と集中力で立ち向かわなければならなかったが…。ブラックホールのような大きいミスを2つやってしまっては勝てない。ゲッツーを失点にしてしまった藤本。無死で出た代走で盗塁死の上坂。逆に言えばこれほど明かな敗因はないので、切り替えて集中できればどうってことないのだが、いかにも重い…。
井川は悪いなりに粘って接戦を作った。しかしエースならば、「悪いなり」ではなく最高の状態でこの大事な一戦に臨んで欲しかったし、藤本のエラーの後だけはきっちり抑えて欲しかった。
打線は良かった。片岡、金本、桧山は良く振れている。完璧にとらえた打球が、ことごとく野手の正面に行ってしまう不運。この日こそは、山本昌をKOできただろうに…。初回エラーで失った運が返す返すも悔やまれる。
第2戦は、気分一新、打って打って打ち勝てば、まだまだ大丈夫だ。こっちも「岡田っぽい」野球をやろう。
野崎社長、広島・中日と会談、精力的に動く。代表者会議にどんな案をまとめられるか腕の見せ所だ。戦力均衡、年俸抑制に関する項目はなんとか全球団で合意できるだろう。対立軸はただ一点、「(巨人戦の)放映権料」のみ。巨人は「これまでどおりすべて主催者のもの」、阪神(星野SD)は「機構に集中・その後分配」、他のセ・リーグは「とにかく現状通り」、パ・リーグは「何でも良いからこっちにもくれ」。将来的な理想の姿が何なのかは皆がわかっている。それでもこれまでの歴史的背景もあれば、当面の経営もある。すぐに動かすことはできないのだ。巨人、セ・リーグが握る放映権料を、いつ、どのように分配方式に移行させるか、これさえ折り合えば、プロ野球構造改革はできたも同じ。まずは理想を掲げ、対立する利害については、時間をかけて、手続きを踏んで、徐々に徐々に進める。びっくりするような爆弾を仕掛けるようなことはしないで、あくまでもソフトランディングの外交交渉で解決を図る。野崎社長はそのあたりの機微がわかる経営者だと信じて期待している。

Posted by torao at 08:59 | comments(0)
[野球全般]球界
阪神タイガース〜球団の基本姿勢
http://www.hanshintigers.jp/info/company/
月曜休日を利用した6連戦で後半開始。相手はイヤ〜な感じでやられている中日と横浜。ここで勝って行けば前半のことは忘れられるし、負けが込んでしまうと前半の悪夢再びとなりかねない。3連戦の初戦は井川対山本昌か。選手もな〜んとなく勇ましいムードに意気上がっていることだろう(笑)。追い風に乗れ。
浜中実戦復帰に10〜12ヶ月の診断。ハマちゃん、ここが人生の底だよ!後は上がるばっかりだ。楽しんで上がって来い!
さて、球界では星野対ナベツネの戦争が静かに確実に始まった。そんなに単純化して良いのか?いや「巨人一極集中を壊す者対守る者」とシンプルに考えて良いだろう。この戦いは生やさしいものではない。しかし、時代の変化にともない、いつか誰かがやらなければいけない戦争だった。大将・星野&その右腕・野崎球団社長という最強コンビが緒戦を切ったことを誇りに思う。野崎社長、この人はサラリーマン社長などと決して侮ってはいけない。リンクで紹介した公式サイトでも明らかなように理念を重んじ、人の話を聞く謙虚さを持ち、実行力、調整力をも兼ね備える。相手方の右腕たる「代表」職とは雲泥の差の人物だ。
さてこれで早急な1リーグ化は事実上なくなっただろう。ナベツネの次の手は、パを味方に付けて、びくびく怯えているセ陣営に揺さぶりと脅しをかけること。最悪、お供をつれて新リーグ(という名の「旧リーグ」)結成という愚挙に及ぶ可能性も否定できない。そこまでやらなきゃわからないバカどもなら、それも必要なプロセスなのかも知れない。この戦争、「勝敗を決めるのは大衆である」ということを忘れた方が負け。やる前から勝負はついている。

Posted by torao at 08:09 | comments(0)
[球団スタッフ]野崎勝義
2リーグ制はこれで守る!野崎球団社長、7・26具体案提出へ
http://www.sponichi.com/base/200407/15/base162560.html
キューバとの親善試合も無事終了。お客の入りも悪く、双方手の内を隠し、何のために、誰のためにやっているのかよくわからない。ドリームチームの「安売り」は良くないと思うが。
五輪期間に合わせるがごとく、「死のロード(死語と言われ続けながらも生き続ける呪いの言葉)」に合わせるがごとく、戦力アップの話題が続々。藪(8/5にも先発復帰)、三東(二軍戦で絶好調)、久保田(8月リリーフで復帰)、キンケード(二軍戦で打撃好調、ウィリアムスと交代予定)…。皆好調で合流してくればなかなか期待できそうだ。
一方で浜中が7/13に右肩を再手術していたことが判明。詳細は7/15にも球団より発表される。阪神ファンは4番復活を信じて待っている。
星野SD&野崎社長による「2リーグで構造改革」が世論の圧倒的支持を受けて滑り出す。まずは「交流試合(インターリーグ)の採用」「ドラフト制改革(完全ウェーバーまたはそれに近いもの)」「FA年数の短縮」を挙げてみた。あえて「近オリ合併問題」についてはオーナー会議了承済みにつき反対できないという立場をとったのも◎。野崎社長は、あくまでもしたたかに合法的に進めるつもりだ。商圏として供給過剰な関西地区からヤル気のない近鉄が撤退するのは阪神球団にとっても、今後のリーグ運営にとっても良いという判断があるのだろう。2リーグ維持となれば、5チームで困るのは他ならぬパ・リーグ。「再6チーム化」への議論が自然に始まると同時に、読売、セ・リーグから「利権の放出」を要求して行くことになり、また新たな資本が参入しやすい仕組み作りにも向かっていく。パ・リーグ側からの要求も得ながら、本丸の「加盟料」「放映権料」「コミッショナー権限」にも一気に行ってしまいたいという構想ではないか。
そんな折、岡田監督がとんちんかんな発言(笑)。でもこのように自由な発想で議論することがとても大事で、往々にしてこういう特異なアイディアの中にキラリと輝くものがあったりする。

Posted by torao at 07:51 | comments(0)
[野球全般]球界
阪神・久万オーナーが「1リーグ制は良くない」
http://www.asahi.com/sports/update/0713/144.html
二軍戦でホッジスお披露目、文句なしの投球。コントロールが良く、組み立てで打ち取るタイプらしい。牽制、クイックなど先発としての総合力が高いと、この日マスクの野口や首脳陣の評価も上々。次回は7/20横浜戦で一軍デビュー予定とのこと。
片岡HR含む2の2、キンケードかねてより苦手の内角球をさばいて3の2、葛城左翼方向に4の2、遊撃先発の鳥谷5の2&1打点など、一軍級選手たち暴れる。投げても金澤3回パーフェクト、牧野、桟原と完封リレーで11−0。調整とはいえ、気分良く後半戦に望めそうだ。一人ツイてなかったのが関本で、イレギュラーが顔面直撃、口中を切るケガ。出場に問題はない。
久万オーナーが「8球団で1リーグ」から「2リーグ制維持に向けたアイデアを考えていきたい」へ大転換。「ごめんね、うちのじぃちゃんぼけてて」と言いたくなるような展開だが、要は星野SD&野崎社長コンビが情熱で攻め落としたということだろう。おっちゃんたち遅いよ!ヒヤヒヤしたじゃないか。でも必ず来てくれると思っていたよ。これでもともと出血を嫌がっていたセ4球団は久万に擦り寄るだろうし、「死なばもろとも」の団結で走ろうとしたパのオーナーたちも、大衆を敵にまわしてまで大義なき合併はできないだろう。堤オーナーのハッタリもここまでだ。さて、ここからは大きな流れがドドっと来るかも知れない。いよいよナベツネ失脚の道筋が見えて来たか。あとは星野SDがどこまで「傀儡オーナー」を操って、一気に球界構造改革に持っていけるかに焦点が移って行くだろう。野球好きならみんなが望んでいた、あんなことやこんなことがついに実現するかも知れない。球界のリーダーは野球好きの大きな支持を受けながら、久万(directed by S. Hoshino)に移り、球界をよく知る「真のコミッショナー」を戴くというシナリオになっていくだろう。ズバリ、初代「真のコミッショナー」は長嶋茂雄(directed by S. Hoshino)、または星野仙一その人と予想する。破れかぶれになったナベツネがパ・リーグ引き連れて「新リーグだ!」と騒ぎ出すかも知れないが、その時には「正義の味方」阪神タイガースの国民的人気の前にひれ伏すのであった。本当か?(笑)
--00:25投稿に加筆--

Posted by torao at 06:32 | comments(1)
[野球全般]球界
Q.オールスターゲームは何試合が良い?(「評論家たちの声」投票結果)
1試合(75%)
3試合以上(18%)
2試合(6%)

Total: 32 votes

Posted by torao at 00:11 | comments(0)
[管理人より]投票結果
中村泰「チャンスある」
http://www.daily.co.jp/baseball/2004/07/12/135014.shtml
7/13鳴尾浜にて神戸戦、一軍級選手が大挙調整出場予定。特に先発投手として期待されているホッジスが登板予定。頼む。
首脳陣から久保田リリーフ起用構想が明らかに。8月に活躍できるようスロー調整中とのことで、本人もヤル気。回復状況、調子さえ良ければ昨年の実績からもアリだ。
前半戦、誤算は数々あれど、誤算が誤算のまま一度も解決されていないのは、中継ぎ左腕の不足問題だ。言い換えれば「吉野問題」。昨年であれば、吉野&ウィリアムスでふた山越えられたが、吉野が機能しない今年は中盤のゲームメイクに苦労している。一軍練習に浅井、庄田とともに招集されている2年目左腕・中村泰は、対左ワンポイントとして期待されている素材だ。奈良県出身、郡山高−慶大−IBM野洲というキャリアの26歳。変則的なフォームからキレの良い速球と超一流のスライダーを投げ込む。投げっぷりの良さ、度胸で抑えるタイプだが、昨年は「ストライク入らない病」に苦しむ。良い時はパーフェクト、悪い時は全部ボールという不本意な投球しかできなかった。雪辱の今年だったが、キャンプで故障(左前腕屈筋腱炎)、ようやく投げられるようになり、現在二軍戦で6試合11回無失点。故障期間中にメンタル面が鍛えられるということはよくある話で、吉野の代わりを求めるチーム構成からもチャンスはすぐに来そうだ。

Posted by torao at 07:59 | comments(0)
[退団者]中村泰広
SHINJOマジック!予告MVP…世界初球宴単独ホームスチール
http://www.sponichi.com/base/200407/12/base162245.html
NHKでも民放でも選挙速報番組で民主党・岡田代表を「岡田監督」と言い間違える人続出(笑)、野球見過ぎ。
正式に五輪オーストラリア代表となったウィリアムスは、代表合宿には参加せず8/8の巨人戦ギリギリまでチームに帯同する予定とのこと。ありがとう、ジェフ。そういえば、二軍育成中の林威助も台湾代表に選ばれている。大きくなって来い!
前日のどこか感傷的な第1戦から一転して、お祭りムード溢れるオールスター第2戦。TBSの演出スベリまくりは放っといて、SHINJOワールド・イン長野。全国の野球好きが「アホやなぁ」と言いながら大笑いした。世界に一人だけの華、心から愛してます(笑)。
「これからはパ・リーグです」とお立ち台の新庄が言う。おもろうてやがて哀しきオールスター。新庄は新庄なりに一所懸命考えて、自分のベストを尽くした。「新庄がパ・リーグを救う」というほどお目出度くないが、プロ野球にかかわるすべての人が、野球好きのすべての人が、それぞれが新庄に負けないように考えて考えてベストを尽くせば、「新庄の奇跡」が起きるかも…と、また妄想にふける夏の夜。

Posted by torao at 07:30 | comments(0)
[退団者]新庄剛志
前代未聞“球宴デモ”来年も12球団で…「祈りのミサンガ」
http://www.sponichi.com/base/200407/11/base162160.html
藪投手7/9に抜糸、7/10から近距離キャッチボールを開始した。キンケード、フリー打撃でサク越え連発。来日中のオマリーコーチからメンタル面のアドバイスをもらっとけ。
7/9のフレッシュオールスターでは、鳥谷が3番ショートで先発し1安打1盗塁。しかし早大で同期のヤクルト青木がMVPの大活躍、この刺激がエリート魂に火を点けて欲しい。
ナゴヤドームで「最後の」オールスター第1戦。ここしばらく、球宴はなんとも間の抜けた存在だったが、久々に輝きを取り戻したかのような良いオールスターゲームだった。やはり人間のやること、すべてハートがこもっていないといけないということだろう。7/11は長野で最終戦。
選手会総会で、合併問題について交渉方針案が出され、これまでの選手年棒向上路線から、あるべき球界実現路線への転換を決議。これで問題はすべてオーナー側にあるという状況ができあがった。あとはあの手この手で責任逃れにキュウキュウとするオーナーたちを世論がどう追いつめていくかにかかっている。テレビ、新聞は読売、巨人、渡辺を完全に敵に回すようなことはできるはずもなく、「野球好き」の行動力が世論を形成する。さすがに今回はナベツネやりすぎた。公器たる新聞社の社主として君臨し続けることを世間が許さないという状況が生まれつつある。ナベツネ失脚につながることならなんでもやっていこう、あと一押しだ。選手の団結を感じさせる夢の球宴を見て、「間違いだらけの球界」をただすため野球好きの団結こそ重要と感じた。

Posted by torao at 08:00 | comments(0)
[野球全般]球界
ある野球好きの妄想
本当に残念なことですが、日本プロ野球は行き詰まりました。原因は、運営の最高責任者たるオーナーたちに野球への「尊敬」と「愛情」がなくなったことにあります。このままやっていても、これがない限り、うまくいくはずがありません。
そこで今までのことはすべて忘れて、もう一回、日本プロ野球を作り直すことにしました。ここまで築き上げた伝統を分断するようで少し心苦しいのですが、このまま放置することの方が、日本にプロ野球を作ってくれた先人に申し訳ないと思うのです。
基本理念は、「野球好きの野球好きによる野球好きのための日本プロ野球」として、広く末永く愛されるプロ野球を作っていくことに尽きます。なにしろ新しく作り直すのですから、いろいろな困難や揉め事が予想されます。でもそんな時は、この基本理念に立ち返り、それぞれのエゴを捨てれば解決できると思います。
基本的にアメリカのメジャーリーグの運営方法に倣いたいと思います。特に前回の反省を生かし、コミッショナーに大きな権限を与えること、公平な条件と自由な競争のバランスを保つこと、企業の宣伝を目的としない地域に密着したフランチャイズをつくることに十分気を付けていきたいと思います。この辺については、野球好きのみなさんとなら容易にコンセンサスが得られると思います。
2005年シーズンからの開始となると、すぐに運営母体を決めていかなければいけません。球団名から企業名を外すため、経営者、出資者の皆さんには、前回のような直接の広告効果はなくなりますが、それに勝る喜びがあるはずです。このあたりもメジャーリーグから学ぶ必要があります。
2004年、日本シリーズ終了後、新リーグは発足します。選手、職員の皆さんは一斉に所属チームに辞表を提出して下さい。旧リーグとの間には多くの紛争を残すことになりますが、これは仕方ないこととして長期的に解決していくつもりです。また、旧経営企業の中には、もう一度チャレンジしたいという希望も出ると思いますので、その時は門前払いすることなく、野球への愛情を見極めた上で対応したいと思います。
とりあえず、給料は下がります。そして今までの球場は使えなくなります。選手の皆さんには、待遇面でも環境面でも苦痛をかけますが、それでも理想のプロ野球作りに参画しているのだと思って踏ん張って下さい。またいつかあの大きな球場で3万人、5万人の観衆の中、プレーできる日が必ず来ます。その時までは地方球場で頑張っていきましょう。
最後に、この新プロ野球は、日本中の野球好きの皆さんが頼りです。理想のプロ野球作りへのご支援をよろしくお願いいたします。

Posted by torao at 07:49 | comments(1)
[野球全般]球界
10日選手総会でスト決定か
http://www.sponichi.co.jp/baseball/kiji/2004/07/09/01.html
広島に気迫負け。井川、安藤の無駄な四球が勝敗を分けた。節目はやっぱり5割。良くもなく悪くもなく、中〜途半端やな〜という感じで前半終了。後半戦は「競争主義」が原動力となり、もうちっとは上昇していくと見た(願望込)。
片岡復帰初スタメン。HR含む4打数2安打できらりと光る。金本4戦連発。ただし本塁封殺は俊足金本らしからぬ凡走に見えた。せっかくの大記録目前、オールスターは適当に流して大腿の不安を解消せよ。今岡、藤本の不調がロングスパートのラストを鈍らせた。再起動しよう。
パ・リーグを中心に選手会からスト決行の声があがり始める。しかしストを打つだけの原資も団結もないとオーナー連から見透かされているフシもある。人格破綻気味の老人による恫喝や挑発に、感情的に応戦しても虚しいだけで実はなにももたらさないだろう。オーナー連の思惑から、球界再編の時期を「今」と突きつけられたのだから、選手会には賢く、したたかに行動してもらいたい。幸い相手のボスは「日本一の嫌われ者」、この点を上手く活用して、エゴと利権を吐き出させて欲しい。プロもアマも知り尽くした古田会長に、建設的な行動を望む。

Posted by torao at 08:06 | comments(1)
[野球全般]球界
1リーグ制へ急展開に“待った!”
http://www.sponichi.co.jp/baseball/kiji/2004/07/08/02.html
福原炎上。「吉原炎上」(1987東映)とは関係ありそうで関係なし。気持ちよく燃え上がったので切り替えも早かろう。そんな試合展開なので普段ベンチを温めっぱなしの選手も多数焼け出され出場したが、目を見張る活躍もなく、赤星の脚で稼いだ猛打賞、金本3戦連発くらいしか見るべきものもなし。次行ってみよう。
オーナー会議は、予想通りといったところか。ナベツネ&堤コンビが「俺たちがこれから新しい日本プロ野球を作ってやるから、ふるい落とされないようについてきなさい。悪いようにはしないから、ひっひっひ。俺たちの言うことを聞いてりゃ発展間違いなしなんだよ、つべこべ言うな、バカどもめ!ファン?なんだかんだ言ってたって始めちまえば、目新しいものには尻尾を振ってついてくるんだよ、あいつらは」という意味のことを別の言葉で述べたにとどまる。
注目は、三軍制をとり各都道府県にプロ野球チームをあまねく配置するという構想。採算性の面から非現実的で、雇用対策の「口約束」と取るべきだろうが、社会人野球が機能しなくなりつつある現在では検討すべきものだ。少しはサッカーなどのことも参考にしたらしい。
とはいえ、理念(例えば「Jリーグ100年構想」など)という言葉とはほど遠い人たちであることはバレバレだ。最後に印象的な記事を抜粋する。
○会見でナベツネ「各球団がエゴを越えて、魅力あるプロ野球を作っていかなければならない」
○会見でナベツネ「現状維持が善であるというのは間違い。エゴを捨てて、富士山型のプロ野球組織をつくっていかなければならない」
○関係者談「(ヤクルト堀オーナーが)放映権についてメジャー方式と同じコミッショナー管轄にすべきとの意見を出したが、これは渡辺オーナーに『それはのめない』と"一蹴"された」
---誰か別リーグ作ってくれませんか?その中にタテ縞ユニフォームの「タイガース」っていうのを入れといてくれればそれ応援します…(苦)。

Posted by torao at 08:10 | comments(0)
[野球全般]球界
全4打点!主砲のオーラや!夏だ、兄貴だ、金本だ!!
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200407/tig2004070701.html
7/7七夕のオーナー会議で何が決まるのか。頭の片隅の端っこの先っちょに、ほんの塵のような期待をしている。実は、私のような素人が心配するまでもなく、オーナーたちは球団経営のプロとして素晴らしい施策を用意しているのではないかと。戦力均衡の仕組みも、放映権料の分配も、年俸高騰の抑制も、フランチャイズの再配置も、すべてひっくるめて、将来的なビジョンが練られているのではないかと。ま、妄想です(笑)。
片岡復帰戦、二死二三塁で敬遠気味の四球、とても存在感があった。アリアス不発、八木も葛城も出番なく、あまり倉敷らしくなかったが、ゲンの良さは相変わらず、下柳、金澤、マイヤーズ、安藤、ウィリアムスと籠城戦に持ち込み守りきった。ただし広島打線は全体的に振れているという印象で、福原&井川も気が抜けない。
2度目の登板となったマイヤーズはピンチを招き、ヒヤヒヤの投球だった。問題点は勝負球の微妙なコントロールと、一本調子な投球リズム。ただし球速があり、スライダーもよくブレーキがかかっていたので上積みは期待できそうだ。一方、腕のしびれで心配させたウィリアムスは、腕が良く振れていて心配なさそう。
今、阪神タイガースの精神的支柱といえば、投では下柳、打では金本だろう。ともにチームの勝利のために、自分をその駒として献身的に捧げる。陰の努力をいとわず怠らず。負けて腐らず、勝っておごらず、齢はとってもはにかみやさん(笑)。「今年は最後ギリギリまで優勝を争って、チビってしまうような試合をやって、優勝したい」と金本は言う。そう、そして日本シリーズで雪辱することを忘れるな。この二人の活躍で、大事なカードの初戦を獲った。中日下降気味、巨人上昇気配で、当初予定の「三強対決」に向かうのか?こうなれば前半パンチアウトで終わりたい。

Posted by torao at 07:59 | comments(0)
[野手]金本
Q.絶好調!中日オレ竜の最終順位は?(「評論家たちの声」投票結果)
結局2位(52%)
その他(23%)
なんと3位(15%)
驚きのBクラス(8%)

Posted by torao at 12:50 | comments(0)
[管理人より]投票結果
虎助っ人「4人枠」…岡田監督「調子のいいものから使う」
http://www.sponichi.com/base/200407/06/base161636.html
合併問題で選手会が抵抗。合併の1年間凍結を求める。選手会も「潰れない球界」を作るため、自らの利を捨てることを交渉の材料にすべきだと思う。一方、何も決められないと酷評されてきた代表者会議も、Wフランチャイズ問題について、合併球団、阪神ともに認めること、プロテクトとウェーバードラフトの詳細などを決め、淡々と既成事実を積み重ねる構え。「改革なき球界再編」は進んでいってしまうのだろうか。
今日から前半最後の広島3連戦、7/6は倉敷、残りは広島。倉敷といえばアリアス、下柳を援護して勢いをつけたい。
鳴尾浜ではホッジスが初ブルペン。山口二軍投手コーチ「コントロール良い」、評論家工藤一彦氏も「85年のゲイルに似ている」と高評価。13日の二軍戦を経て、20日横浜戦デビュー予定とか。
前半の登板予定終了の杉山を抹消し、二軍戦で変則左腕グーリンからHRを打った片岡を昇格。ここ一番の代打で起用する。
後半戦に向け、今年のキャンプ時のキーワード「大競争時代」が戻ってきた。出場外国人選手枠4人をめぐり、投手4人、野手2人がしのぎを削る。キンケードとモレルが、どうやってマイナス評価から巻き返してくるのかが見物だ。これにはウィリアムスが離脱する五輪期間にどう備えるのかという問題も微妙に絡んでくる。
五輪期間といえば、藤本の穴を埋めるため、鳥谷をテストドライブしていかなければいけない。鳥谷にしてみれば鬼のいぬ間の大チャンスだ。その鳥谷とのツープラトン対決で貫禄勝ちした関本が、今度は三塁で片岡&キンケードの挑戦を受ける。守備の差はなく、打撃力勝負だ。展開次第では再度キンケードが外野の一角を狙うことになるかも知れない。
7月が助走期間で、五輪開催の8月が勝負所と見る岡田監督にとって、この緊張感に満ちたムードは大歓迎だろう。

Posted by torao at 07:57 | comments(0)
[阪神]メンバー構成
星野仙一「夢のない世界、魅力のない世界にするな」
http://hoshino.ntciis.ne.jp/
星野仙一様、時間がありません。
あの時のように…、久万オーナーを説得し、阪神電鉄本社の金庫をこじ開けたあの時のように、あなたの持てる情熱とパワーを野球界のために貸して下さい。今、事態を動かす可能性を持った人は、本当に残念ですがあなたしかいないのです。

Posted by torao at 22:55 | comments(5)
[球団スタッフ]星野仙一
マイヤーズ●デビューもライバル球団警戒信号
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200407/tig2004070502.html
二軍戦調整開始の片岡、いきなりHR。フリー打撃再開のキンケードともども打撃好調で後半合流となりそうだ。藪は抜糸が少し遅れるとのことで、後半開始早々の6連戦での復帰はなさそう。ここは慎重にいくべし。
杉山、好投。直球、カーブ、スライダーが◎。5回までは文句なし。2点のリードをもらった6回は意識しすぎたか。矢野もあの回だけはもう少し直球を多めにして、強気を引き出してほしかった。巡り合わせで勝ち星がついてこないが、めげずにがんばれ。
金本、現役最多記録更新の29球場目HR。井川ともども旅行好きは頼もしい。
連投の桟原、前日不安のウィリアムス、デビューのマイヤーズと並べた救援陣はどうだったのか。最悪の結果で、采配による敗北と言われても仕方ない。ウィリアムスは良かった。一死満塁、岩村の浅いセンターフライでラクラク生還を許した赤星の弱肩が残念。マイヤーズは不運な当たりもあり評価保留。それより前日出さずにこの日出す理由が不明。
この日もヤクルトのルーキー・エース川島に手こずった。直球、変化球とも威力があり、徹底的に外角低めに制球されていた。前半は手も足も出ず、同じような投球の阪神・杉山投手とガチンコの投げ合いは見応えがあった。
そんな中、6回表の2得点は渋好みのするものだった。一死から赤星の四球。過去2打席凡打も、自分が三振する球はないと冷静に分析していた。甘い球も来ていたが、あえて2ストライクまでは見逃し、渾身の決め球をファールにする。赤星だけは塁に出したくないという意識が強くなればしめたもの、不思議と手元が狂ってくる。見事、もらいにいってもらって来た四球だった。どうしても出塁したいという場面で、これが出来るようになれば赤星はたとえ打率.270でも恐ろしい2番打者になれる。外よりのスライダーにまったく合っていなかった関本の時はあえて盗塁せず、直球を投げさせる。関本凡退、二死金本の2球目を難なく二盗成功。集中力を高めた金本の一発を呼んだ。難攻不落の好投手に対し、自分自身は攻め込まなくても、針の穴をこじあけ、その穴を広げていくような赤星の存在感だった。

Posted by torao at 07:33 | comments(0)
[退団者]赤星憲広
阪神4連勝!イッキ6点大逆転ラッキー7 アリ砲トドメ弾
http://www.sponichi.com/base/200407/04/base161422.html
新外国人投手トレイ・ホッジス来日。背番号50で先発ローテーション入りを期待される。獲得に尽力したオマリー駐米スカウトも来日、約1週間の滞在予定。さらにチームを盛り上げて欲しい。
ウィリアムスが乱調で心配させる。腕にしびれがあったということだ。本人は「よくあること」と問題ないことを強調しているようだが、ここは慎重に対応して欲しい。
低迷期のタイムリー欠乏症、対広島3タテのつながり、対中日連敗の貧打、対巨人3タテの爆発力…はたして打線の状態は良いのか悪いのか。エース級を攻略してこそ打線好調という確信が持てる、観ている方もやっている方もそんな気持ちだっただろう。この日のベバリンは良かった。長身からの直球は適度に荒れて威圧感があり、変化球のキレも抜群で、6回までは完全に抑えられた。やはり良い投手を打ち崩すまでではないのか?そんな疑念が浮かんできたが、6回裏の守備から流れは大きく変わる。次の7回表は9番井川からの攻撃、次戦中4日予定の井川だから、この回で降板だろう。ああ、また6回1失点で勝てないのか、また逆戻りなのか…。そしてそんなイニングには得てして追加点が入ってしまうものだ。先頭の岩村こそ制球を乱しながら三振に打ち取ったが、ラミレスに安打、鈴木健にこの日初の四球で一死一二塁、イヤなムードが漂う。ここでここまで先制タイムリーを含む2打数2安打の古田の打球が鋭く三遊間を襲う。藤本素早く反応して逆シングルで好捕、バランスを崩しひざまずくようにしながらも二塁送球フォースアウト、今岡走者をヒラリと交わしながら矢のような送球で一塁もアウト、併殺完成!このビッグプレーが流れを変えた。もしゲッツー崩れになっていれば追加点を奪われて負けていただろう。
続く7回表、「井川の負けを消そう、勝ちをつけよう」と意気上がる。そして少年野球の時から言われ続けている「ボール球を打たない」「甘い球を思いっきりたたく」「打ったら一塁に全力疾走」を実践しただけで6点も入った。勝ち運はこうしてやってくる。打ちたい気持ちと冷静に折り合った鳥谷、なにはともあれ1点を作りだした葛城、両左代打の殊勲を称えたい。
失投を1球で仕留めたアリアス、隙のない守備から流れを呼び込み、エース級を1イニングで攻略した打線。「前半残り全部勝つつもり」という指揮官に応え、打線にも自信が芽生える良い勝利だった。

Posted by torao at 08:12 | comments(0)
[阪神]試合のポイント
【工藤一彦】球宴までの残り5試合は主戦級投手で勝負
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200407/tig2004070308.html
マイヤーズの就労ビザが予定より早く下りたため7/3ヤクルト戦(札幌ドーム)からスタンバイOKとなった。「リガンより良い(岡田監督)」「161km/hは出る(佐藤コーチ<二日酔>)」と首脳陣の評価もすこぶる高い。起用法も含め楽しみな存在だ。
巨人を3タテして札幌入り。打線爆発で気分悪かろうはずもなく、旨いもん食ったんだろうなぁ(笑)。しかし相手もベバリン&川島、次の広島戦も高橋→ベイル→河内と続く。金森コーチの言うとおり、エース級や苦手を打ってこそ本物だ。慢心するな。
さて6/22以降、6連戦がないという恵まれた日程。思えばこの日程は誰がどのように決めるのだろう。球宴前後にペナントレース展開に動きがあることが多いことを考えれば、フロントの隠れたファインプレーになるかも知れない。岡田監督は早々に前半ラストのロングスパートを宣言し、中継投手を注ぎ込んでいく方針を打ち出した。不満続出かと思いきや、ゴールが見える中では無理も踏ん張りも効くらしく、士気は向上しているようだ。藪の怪我で対応が注目された先発ローテーションについては、対戦カードを睨みながら中4日を使いながらまわすことにしたらしい。残り5試合、井川(5)、杉山(4)、下柳(5)、福原(5)、井川(4)の予定とか(数字は登板間隔)。まだ前半、無理使い禁物という声もあるが、「今が攻め時」とばかりに勢いをつけるのはいいと思う。そもそも球数と調整法さえ気をつければ、一度だけの中4日くらいどうってことないだろう。シーズン序盤は先発投手を辛抱して引っ張って自立を促していた。ここにきて一転して投手大量投入による一人一殺作戦。岡田監督、顔に似合わずなかなかメリハリが効いている。

Posted by torao at 08:15 | comments(1)
[退団者]岡田彰布
猛虎「貯金1」2位!3連勝! 福原「4年ぶり完封」G戦無傷5勝
http://www.sponichi.com/base/200407/02/base161202.html
フレッシュオールスター(7/9大阪ドーム)に選出されていた桜井は右ヒジ故障のため辞退、代わりに庄田が出場。こういうチャンスをものにしたりすると伝説になるゾ。筒井、鳥谷、藤原にも大暴れを期待する。
星野SDが、一部で報道されたライブドアへの関与を否定。同時に、ライブドア堀江氏を嗤うような風潮に警鐘を鳴らし、「改革なき球界再編」を批判した。球界にも星野SD同様に正論を吐く者がもっと出て欲しい。星野SDは久万オーナーの懐柔もお願いしたい(笑)。
この日の試合で主催試合39試合目にして通算観客動員200万人突破。これまでの最速記録を5日も上回る。「大変けっこうなことです。もっと勝ち試合で見に来てくれたら幸い。試合の後、六甲おろしを歌ってもらうのが一番のサービスだと思っていますから」野崎球団社長の言葉。野崎球団社長は、心のある経営をしていると思う。久万オーナーにもうちょっとモノを言えるようになればもっといい(またそれか)。
先制、中押し、ダメ押し、爆発と理想的な加点。敵失を得点にするイヤらしさも完全に戻ってきたようだ。桧山、アリアスに久々のHRが出たのが大きい。特にアリアスは、それぞれの打席に意図が感じられ、チームを乗せていった。全体的に低迷期を抜けたという明るさ、高揚感が出てきた。
福原ベストピッチ。初めから勝てないと思っている相手と戦うのはたやすい。阪神が山本昌(中日)や三浦(横浜)にやられるのと同じように、まっすぐをインコースにガンガン攻めた福原&矢野は大正解。1ヶ月以上勝ち星がなかったとは到底思えない自信満々の投球だった。巨人も追い込まれてからのフォークを警戒し、早いカウントで勝負する作戦に出たが、矢野が冷静に感じ取り対策したのも技あり。おかげて球数が少なく済み、ラクラク完投。中4日だっただけに待球作戦の方がイヤだったと思う。この辺にも巨人ベンチの不調が現れている。それにしても、試合終盤で152km/hの最高速をマークし、豪腕ぶりまで戻って来れば、一級品のカーブ、フォークもあって、そう簡単に攻略できる投手ではないはずだ。巨人戦だけでなくもっともっと自信満々でいってほしい。
蛇足だが、高卒ルーキー西村投手を起用した堀内采配は悪くないと思う。打たれれば良い経験、抑えれば「イタチの最後っ屁」。メッタ打ちされた方が将来に繋がると思う。問題は完成しているとも思えない高卒ルーキーを、二人もシーズン前半でデビューさせなきゃいけないチーム構成にある。

Posted by torao at 07:58 | comments(0)
[投手]福原
立川、シコースキーとの“ロッテ対決”は無念の三振
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200406/tig2004070102.html
6月終了、各チーム戦力補強はここまで。来季の体制さえ定まらないゴタゴタではトレードなど決まるはずもない。ライブドアの堀江氏は、たわけた絵空事を言ってないで、自分がプロ野球チーム経営に参画したら、球界をこう改革していくというようなことを言って欲しい。理念なきオーナー老人会を逆風の世論にさらすのが改革の第一歩なのだから。
6月も5割。ずーっと5割。よく最後に盛り返したとも言える。その意味でなんとしてでも今日貯金1の関所を越えたい。先発かと思われた三東は6/30二軍戦で先発登板。となると中4日で福原か、第三の男か。確かに福原は前回早めに降板しているので予定通りなのかも知れない。
下柳が5回4失点。最低ノルマの6回3失点からすれば少し悪かった。アリアスも少し感じが出てきたし、藤本にも当たりが出てきた。赤星の脚力を意識させたり、金本の勝負強さが生きたり…、それぞれの持ち味が発揮され始めているところが良い。
この日8回の逆転機、代打に立った立川は惜しくもシコースキーの速球に空振り三振。思いっきりの良いスイング、「チクショウ、でもしびれますね。次は打てるように頑張ります」というコメントもいい。プロ入り十余年、球場全体が自分を応援してくれる中で打席に入ることなどなかっただろう。その喜びがパワーとなり結果を生んで欲しい。球界はモヤの中だが、阪神の選手は幸福だとつくづく思う。

Posted by torao at 08:11 | comments(2)
[退団者]立川隆史
評論家たちの声
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