自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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勝って悔しい
札幌ドームは、平日でも3万超、休日は4万超の大入りが続く。
試合内容も守りをベースにした、強い野球。新庄が盛り上げた北海道の野球熱が、新庄引退の年にどんな結末を迎えるのか。やっぱり、応援しちゃうな(笑)。


二軍では、同級生の赤松と狩野が首位打者を争っているらしい。二軍優勝が決まってからは、1番赤松、2番狩野の並びでせめぎ合っている。もともとキャッチングが良いと言われていた狩野が、打撃で進歩を見せたのは好材料。HRも9本記録している。来季、矢野の跡目争いの目玉になりそうだ。

今岡を登録。代わりに誰を抹消するのか…ひょっとして、とは思っていたが、やはりスペンサー抹消。すでに解雇の方針を伝える報道もある。現在の陣容や、今後のチーム方針から言っても、仕方ないところだと思う。おつかれさん、シェーン。ただ、使い続けてもらえれば活躍の可能性は大いにあるので、ひょっとしたら他球団からオファーがあるかもね。


9回表、2−0とリードするタイガースの攻撃は、二番手岡本を攻めて、無死満塁。矢野三振で一死となり、藤本に代打桧山。するとドラゴンズは余裕の調整登板で岩瀬を投入。タイガースは代打の代打、今岡登場。結果はバットを一度も振らず見逃しの三球三振。今岡も屈辱の再スタートとなった。

ナゴヤドーム最終戦で、今季初勝利。D先発朝倉に抑え込まれていたが、7回表に金本のホームランでようやく試合を動かした。直前のシーツの打席、1−3のカウントから、顔のあたりに外れるボール。シーツは一塁に歩きながら、大声を上げながら朝倉を威嚇した。過去に何度かあったからだというが、鬱積した悔しさが素直に出てしまったように見えた。そして金本の一打。朝倉はゲッツー狙いのシュートが甘くなったと言っている。明かな失投だったが、金本の打撃もまた悔しさが素直に出た、そんな印象だった。ヒーローインタビューで金本は「素直に喜べないところはある」と言ったが、まさにそのとおり。なぜか勝って悔しい、見ている私もそんな気持ちだった。

中四日で先発した安藤が、立ち上がりから飛ばす。初球、2球目でポンポーンと2ナッシングと追い込む。いつもどおりの冷静な表情だが、心の中で悔しさが渦巻いているのがわかる。7回2/3を投げ、毎回の7奪三振、被安打3、失点0。
8回ウラのピンチで、ウィリアムスの四球を挟んで、藤川登場。カーブでウッズを空振り三振に取る。9回ウラも森野から三振を取るなど、三者凡退。完封リレーを毎回三振つきで完成させた。勝利のハイタッチに微かな笑顔らしきものが浮かんだとしても、それは「勝って悔しい」という気持ちをほんの少しごまかすためのもの。なんぼのもんや中日、なにがナゴヤドーム連敗や…。

もうナゴヤドームでの試合はない。なんぼのもん…といきり立っても、勝負の舞台に立つことはできない。勝っても満たされない…そんな思いのまま、残りの試合をやるしかない。残りは16試合。スカッと勝って、スッキリした笑顔が自然に出るまで、怖い顔をしてひたむきに野球をやって欲しい。

Posted by torao at 08:15 | comments(14)
[阪神]がんばれ!
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>勝って悔しい

いつ以来のことだろう・・・・。
勝って尚、虚しさや空虚感を味わうのは。

それでも、あと16試合。
1球に叫び、1打に喚き、ただ ひたすらに
愛し続けるのだろう・・・・TIGERSを。
| 3児の母 | 2006/09/18 9:14 AM |
>勝って悔しい
確かに数値的に見れば、3連戦前からマジックは4つ減り、ゲーム差は4から5に開いたんで、優勝の確率は下がりました。

ところが、さっき昨日の中日スポーツの山本昌投手のノーヒットノーランの関連記事を読んで、今まで中日の投手がノーヒットノーランをやったのはいつかと見ていたら、
2002年 川上憲伸(巨人戦)
1996年 野口茂樹(巨人戦)
1987年 近藤真一(巨人戦)
というのが目に留まり、逆にタイガースの投手がノーヒットノーランをやったのは、
2004年 井川 慶(広島戦)
1998年 川尻哲郎(中日戦)
1992年 湯舟敏郎(広島戦)
1973年 江夏 豊(中日戦)
1965年 バッキー(巨人戦)
こちらは時に下の3つに着目してください。

さて、4回目もあるぞと信じましょう。

詳しいことは、後ほど自分ちで、、、



安藤、ナイスピッチング!
一戦一勝。投げる試合は全部勝つ。メラメラと燃えるものを感じさせる投球でした。表情も良かった!

ナゴヤドームでの試合は、これでおしまい。
今年はこれくらいにしといたるわ。
| 一虎ファン | 2006/09/18 10:32 AM |
>勝って悔しい

ええ、そうですとも。
むしろ、ナゴドでの体たらくが、この勝ちで免罪符にされまいかという心配があります。「終わりよければすべて良し」とするのは危ない。昨日勝って1勝10敗。その試合も2点しか取れなかった。安藤のがんばりあってこそのひやひや勝利。何一つ、克服できてませんから。
ナゴドの悲劇は来シーズンに、"To be Continued"です。
| いわほー | 2006/09/18 10:32 AM |
土日にナゴヤドームに乗り込みました。土曜は山本昌投手の前にノーヒットノーラン負けorz。最後の打者・赤星選手が三塁ゴロに倒れた瞬間にグランドに背を向けて通路を駆け上がっていました。
昨日も3回までノーヒットだったので、ドーム内の空気が重かったです(苦笑)。シーツ選手の二塁打が出たときは正直ホッとしました。
安藤投手の投球は素晴らしかったです。コントロールも良く中日打線も手こずっていました。
シーツ選手の四球(朝倉投手への威嚇つき(笑)の後に出た金本選手のホームランには場内のタイガースファンは総立ちでした。
「たかが1勝、されど1勝」です。この勝利は来季に繋がる1勝だと信じています。
| ぴゅあらっく | 2006/09/18 10:40 AM |
今朝のスポニチの記者コラムに、名古屋在住の
スポニチベテランカメラマンの談話が紹介されています。

「中日はあらゆるケースを想定した走塁・守備の反復練習を徹底してやっており、
驚くほどの時間をかけて『意識づけ』をやっている。」

赤星の打席の井上の守備位置。
(ドラファンが言うにはあれはシフトだそうですが)
昨日の8回表の打席でまんまとハマりましたね。
あの打球をシングルで抑え、得点に結び付けさせない。
逆にドラゴンズは、シングルでおさまりそうな当たりで果敢に2塁を陥れ得点に結びつける。
ウッズを除いた選手達は必ず、そういた走塁を見せていました。

ドラゴンズの選手達が身体に浸み込ませた『意識づけ』
同様の事がタイガースにもできるのか。
来季へ向けての重大な課題であると考えます。

毎試合、同じパターンでやられてしまった今季のナゴヤドーム。
通い詰めた身にとっては非情なシーズンとなりましたが
必ずや、この屈辱を晴らす時がきてくれると信じています。
| マル | 2006/09/18 11:12 AM |
昨日ナゴヤに行ってきました。
安藤ナイスピッチングでした。カッコイイっす!私ももちろん金本がツーラン打った時は立ち上がってました。ありがとう、アニキ!

>勝って悔しい
すごくわかります。そうなんだよな〜と。う〜ん…。でもやっと1勝、たかが1勝かもしれないけど昨日の勝ちで何か「希望」がもてたような気もしたり…。
| かめりん | 2006/09/18 11:18 AM |
ナゴド開業以来の通算成績が2割6分というおそろしい数字があり「来年、来年こそは…」と涙をこぼしています。
一昨日に比べたらまだ希望が持てます。
安藤ありがとう。ありがとう。
| かにこ | 2006/09/18 11:30 AM |
スペちゃんもしかしてクルーンとの紙芝居の会話が現実に?とドッキリ。
>反復練習
横浜高校みたいだ・・。
>悲劇とかおそろしい数字とか
まだコンナモンジャナイコトが待ってると。
それでもあなたは虎をあいしますかぁ?というような・・。
だってタイガースだもん。うん。
| おりがみ | 2006/09/18 11:50 AM |
確かにこの三連戦・・・というか、ここ何年か中日あるいはナゴドで勝てないのがジンクスの如く吹聴されています。ナゴヤではホントに弱いタイガース。
これまでの経緯を見てみると、確かに昨日の勝ちは、たかが一勝です。オレ竜にとっては痛くも痒くも無いでしょう。
しかし、僕はとりあえずでも勝ったという評価はしたいと思いますね。1勝も出来なかったという現実が残れば、必ず来期に響くと思いますから。
| 8ペンス | 2006/09/18 12:35 PM |
皆さん十分お分かりですがナゴヤで6勝すれば確実に優勝できるわけですワ。とにかく敗因分析をしっかりすること。球児も見事なほど変化球投手に変身していたしね。あれではバッターは何を待てば良いのか予測不能になります。ともかく最後まで戦い抜いて欲しいぞ!
| よし | 2006/09/18 12:55 PM |
>勝って悔しい

ああ‥‥、全く同じです。
たかが1勝、されど1勝。
この1勝をただの1勝にしない為に何をすればいいのか? 僕も考えてみます。
| KEN | 2006/09/18 2:41 PM |
ナゴドでほとんど点が取れずに10連敗、ノーヒットノーランのオマケまでつけられて、完膚なきまでに叩きのめされたのに、それでもなお「ペナントレースはもういいよ」とは言えない、言わせてくれないのが今年のタイガース。
最後に1つ勝ったところでどうなるものでもないのに、それでもまだ何かにしがみつくように、最後の悪あがきをしてみせるタイガース。
圧倒的な勝ちっぷりもいいけれど、こういう諦めの悪さって、プロとしてカッコいいなーと、ちょっと思ってます。
これってやっぱり「金本効果」の最たるものなんだろうなぁ……と思わされた昨日のホームランでした。

昨日は大相撲にセンイチさんがゲストで出て、途中で速報で入った試合結果を聞いて、同じこと言ってました。
考えてみれば、中日も阪神も今のチームの骨格を作ったのはセンイチ。野望恐るべし。
ていうかこの天王山にのんびり相撲見てる立場かSD。
| あーちゃん | 2006/09/18 6:16 PM |
この「勝って悔しい」という感覚は、もちろん凄く嬉しい気持ちがあってのことなんですよ。この状況でも、まだ完封リレーをやるだけの気持ちを持っていられる。立派なもんだ。最後だからということで、力もみなぎったのかも知れない。でもきっと、悔しくて悔しくて、それで力が出たんだと思うんです。だから、それで勝っても、まだまだ悔しさが止まらないんだと思うんです。
| torao | 2006/09/19 12:59 PM |

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