自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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近鉄、3年後にプロ野球から完全撤退
http://www.sponichi.com/base/200408/28/base167342.html
6連勝。どうやら優勝する気らしい。火が点くの遅すぎ。
コーチ人事、島野ヘッド、正田打撃、久保投手の噂。他チームで任に就いている人もいる。誰がなんのためにこういう情報を流すのか…。ストーブリーグ、火が点くの早すぎ。
若者たちが良い。エラーやミスもあったけれど、守備でハツラツとしたところを見せてくれている。特に、前日といいこの日といい、内野安打性の当たりをアウトにする関本の状況判断の良さには驚いた。福原11回、久保田1回の好投リレーもしびれた。やっぱり「岡田阪神」は、若々しさをウリにすべきだ。
「球界再編」「合併」「1リーグ化」などという、きれいな言葉は似合わない。これはもはや「球界のゴタゴタ」以外はない。五輪停戦が明けて、もはや関係のないハズのナベツネが何かを語ったり、合併推進派がどさくさ紛れの既成事実積み上げをしたり、対抗手段として選手会による仮処分申請があったり…。
この諸問題、一貫して感じるのは多くのオーナー、代表から「野球への愛情」が感じられないこと、そして野球好きとの温度差があまりにも大きすぎることなのだ。
プロ野球ファンの内、少なからぬ割合の者は「野球中毒患者」である。ひいき球団の中継があればもちろん見る。そうでなくてもヒマな時間にメジャー中継があれば見るし、高校野球があれば見るし、ひょっとしたらソフトボール県大会でも見ちゃうかも知れない。家族からは「毎日毎日野球ばっかり…」と言われているかも知れないし、本人も「野球さえなければだいぶ違う人生だったかも…」などと責任転嫁しているかも知れない。心のどこかに、「もう野球なんか見るのやめにしようかな」と思っているかも知れないのだ。
でもやめられないし、やっぱりやめてたまるか。それは、長年の生活習慣であるということもさることながら、選手への愛情、球団への愛情、野球への愛情、そして野球好きである自分への愛情を裏切れないからなのだ。自分の愛し続けてきたものを、どうして簡単に捨てられるだろう。
「もう財政がしんどいから、球団経営から降ります」「そうですね、ファンの数も頭打ちで縮小均衡でいくしかないですね」
プロ野球経営者も時代を経て質が変わってきたのだろう。プロ野球チームもビジネス・ツール。それはそれで大いにけっこう。「愛」だの「夢」だの「ロマン」だのという余分なものに関わっているヒマはないかも知れない。「オリックスと近鉄のファンを合計して、2割減って」などと、他の業界と同じようにM&Aの効果を計算しているかも知れない。
ただし野球ファンを「普通のカスタマー」と思ったら大間違いだ。もはや野球を見捨てた「賢明なる者ども」は遠くに去り、昔気質の愛情溢れる「野球バカ」だけが、煮詰まって残っているのだから。バカの反撃を思い知るが良い。

Posted by torao at 08:40 | comments(0)
[野球全般]球界
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