自称阪神タイガース評論家（跡地）

いろいろ行き違いがあったようだけど、なんとか来てくれると良いなぁ。

ホークスで異例の今頃ヘッドコーチ交代（スポニチ）。よそ様の家のことながら…なんなんだい？こりゃ。

　先日、都内の私鉄電車内での出来事。小学校４〜５年の男の子が３人。制服姿で電車通学だから、まあ私立の小学校に通うボンだろう。楽しそうにおしゃべりしている。聞くともなしに聞いていると、「じゃあ横浜の２番は？」「かんたーん、内川！」「じゃあヤクルトの青木は何番だ？」「２３！」…なんと、プロ野球選手背番号当てクイズをやっているではないか！おじさんうれしくて「おじさんも入れて入れて」と言いたくなったが、なんとかこらえた（笑）。どうやら一人マニアがいるようで、クイズはどんどん細かくなって、「じゃあ一番登板数が多かった投手は？」「山口！」「ブー！」「アッチソン！」「当たり！その登板数は？」「えー知らないよ、７４！」「惜しい７５！」…って、どんだけハイレベルなクイズやねん（笑）。
　まあ、その時期の子どもはね、そういうのいっくらでも覚えるからね。学校の勉強のことなんかなーんにも覚えないくせに、モンハンの薬の調合だとか、アイテムの効果だとか、なんだか電話帳みたいに、とてつもないデータ集の丸暗記したり…まあその子の興味によるんだろうけど。おじさんも子どもの頃、よくそうやって野球の記録や怪獣のスペック表を眺めていたよ。だからとっても嬉しかった。

　昨日は昨日で、同じ私鉄内、おばあちゃんと３歳児の二人連れ。その男の子、大きな人形を抱えている。見ればオレンジ色の憎いヤツ（古い）ジャビット人形ではないか。なんとも異様ではあったが、しかしまあ、最近の状況を考えれば、東京で東京の子が東京の野球チームのマスコット人形を持っているという、とても健全なことがあっただけのこと。喜ばしい限りである。

　関西の私鉄なら、野球の話をしている子どもらも、トラッキー人形の姿も別に珍しいものではあるまい。その他、そんな地域は他にもあるだろう。野球（に限らず、スポーツ）チームがそこにある町がどんどん増えたら良いと思う。地方分権とか、主権とか、道州制とかなんだとか、政治の世界でも地域を語られることが多くなったが、地域の活性化にはスタジアムやアリーナもあって欲しい。

　２０歳〜７０歳人口って、この先１０年で１割減、この先２０年では３割減するんだって、先日とあるところで聞いた。少子化とは「国内のお客さん」の減少を意味する。もっともっと子どもに訴える野球であって欲しい…なんてことをちょっとだけ考えさせられた、電車の中の子どもたちだった。