自称阪神タイガース評論家（跡地）

　と、二日酔いの二度寝からようやく起きてきた私が言うのもなんだけど。
　昨夜は年に一度の「虎の会」。「流しの編集者」でライターの新保信長さんの呼びかけから生まれ、以後脈々と続いている飲み会だ。新保さんとの出会いは十年ほど前、この会で。「虎暮らし」の出版も、「虎バカマガジン」もこの会あってのものだから、私にとってはとってもとっても大切な飲み会なのだ。初回からの全出席は新保さんと私だけみたい（笑）。

　何をするわけでもない。酒を飲んで料理を食らい、今年の阪神どうじゃろか、というただそれだけのことを大笑いしながら語り合う。
　久しぶりに会うメンバーも多い。出版界、美術界、写真界、芸能界…いろんな世界で活躍している方が集まっているので、近況を聞いて「へえー、スゲー人たちだなぁ」と感心もするけど、みんなそんなことはどうだっていいのだ。それよりも今年のタイガースがどうなのかの方がずっと重要なのだ（笑）。

　じゃあ具体的にどんな話をしたのかというと、それがまたあんまり覚えてないんだな。すぐに酔っぱらっちゃったからなぁ。なぜか杉山がどうとか桜井がどうとか、そんな話題が出てたのは覚えているんだけど（笑）。

　ただ今回一つだけ決めていたことがあって、虎バカマガジン編集部員の久々全員集合だったので、読者プレゼント用の寄せ書きを作ろうってね。どさくさまぎれに作家の山田隆道さんにも「虎バカマガジンに参加して！」って口説いて、どさくさまぎれに寄せ書きにもサインしてもらった。たしかどさくさまぎれに「何を書いたらいいかわからないけど、いいですよ！」って言ってもらったような気もする（笑）。



　恒例のどの投手が何勝して、タイガースが１２年に何勝するかを記入するコーナー。今年の傾向としてはみんな非常に現実的…というか低めの見積もりが多くて、例年飛び交う１００勝以上が見あたらない。寂しかったので私は甘めで行こうと決めたら、１１８勝になっちゃった。一目見て「そらないわ」だけど、ま、景気づけ景気づけ（笑）。

　４時間半くらいいた計算になるんだけど、感覚としては１時間半くらい。ホントに楽しい時間はすぐに過ぎてしまう。

　会場は去年に引き続き渋谷の「虎視眈々」という鶏の美味しいお店だったのだけれど、終了間際にマスターからプレゼント提供の申し出があり、じゃんけん大会で盛り上がる。なんと景品は、甲子園ペアチケットが３組。年間シートの券タバから、好きな日程を選んで、切り取って渡すという実に豪勢な光景だった。
　いやあ、いつも頭にタイガースタオルを巻いている虎党のマスター太っ腹！私は敗退しちゃったけど、当たった方は大興奮だった。

　そんなマスターの心意気に感じ入ったので、勝手に宣伝。個人的にはチキン南蛮と冷や汁が大好き。

地鶏炭火焼　虎視眈々（こしたんたん）
http://www.hotpepper.jp/strJ000762044/

　楽しくて美味しい一夜だった。
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