自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
ABOUT
パワーゲームの果て
M11。記念すべき第一歩はおまけ付き。どうやらピッチ、ストライドとも順調そうだ。一気一気(笑)。


IBAFワールドカップ準々決勝で日本代表は韓国に敗れ、5−8位決定戦に回る。

なんかヘンなの。そんな分け方に何か興味を惹かれるものある?甲子園(全国大会)出場選手と出場を逃した選手に分けた対抗戦「ベストプレーヤーマッチ2005」だって。

カープ野村が9/16引退記者会見をするという。良い選手だった。

古田の引退はないようだ。ただ、いかに古田がスーパーマンでも、プレーイングマネージャーは大変じゃないだろうか。そういえば師匠のノムさんも昔やってたね。


シーツ死球、「左第5中手骨基部不全骨折の疑い」。今はただ軽傷を祈る。

もともと5回終了時に1点でもリードがあれば、まず負けないチーム。初回、「赤星スペシャル」から始まり、「今岡スペシャル」で試合終了、打者5人で4点。Gは若手に経験を積ませる時期、Tは点いたばかりのマジックを減らす時期、この結果は致し方ないだろう。それにしても今岡今季満塁HR4本目、136打点目、笑うしかない。

もう、そんな時の桧山の一発、これも笑うしかない。誰も期待していないところでは絶対に外さないのだ(笑)。アリアスかと思った(笑)。

矢野記念の1000安打目をダメ押しHRで飾る。どうもウチの選手たちはカッコ良すぎるなあ(笑)。

「The Game」先発から中7日、下柳ハーラートップに並ぶ12勝目。大量援護に守られての5回2/3。本当に大事にしてもらっている。この人はベンチに下がってからがもう一仕事。リリーバーに声援を送ったり、周りと談笑したり、良い空気を作っているのが画面からでもわかる。

Q、J、Kが顔見世興行。東京ドームのTファンに今季お別れの挨拶。スタンドからは感謝の大声援だ。藤川は6回二死から小久保を直球で空振り三振。この一人で十分じゃなかったかな。打席にも立たせて、7回も行かせた。
8回はジェフ。コントロールも良く、調整に不安はない。
9回は、下柳同様あの日以来の久保田。走者が三塁まで行かないと投げた気がしないらしい(笑)。また少しずつ上げてけば良いだろう。中身は2倍くらい強くなっているのだから。

繰り返しになってしまうことをお詫びしつつ…。ここのところの両チームの試合を見ていると、ただただ驚くばかりだ。いったいあの9.7の試合に、ドラゴンズは、タイガースは、どれだけ「絶対勝つ」という気持ちを注ぎ込んだのだろう。
その気持ちが大きな渦となってエネルギーの塊ができた。タイガースの渦が少し大きくなれば、ドラゴンズの渦も負けじと少し大きくなった。9回以降のわずか2時間の間に、その2つのエネルギーの塊は、みるみる巨大化して行った。もう勝てるだろう、ドラゴンズの渦が攻めかかった時、タイガースの渦は最後の力を振り絞って耐えた。耐えて耐えて、踏ん張っていたら、思わぬ気流の乱れから攻守がところを変える。ついにその大勝負が決着すると、ドラゴンズの渦は形を崩しながら消えてしまう。そして、霧散したエネルギーは、強力な引力を持つタイガースの渦に巻き込まれて、その勢い、成長はとどまることを知らない…。
あの試合を含めてTは6連勝。今季最長タイの連勝となった。貯金は今季最多の28。130試合を越えて、チームは今季でもっとも強い状態になった。一方ドラゴンズは前日の川上に続き、この日は岩瀬が今季対セ球団初黒星。気がつけば、Tとのゲーム差は、最大(8.0)クラスの7.5。3位Sとのゲーム差(5.5)の方が小さくなった。もはや上を目指すという号令すら空々しい…。駆け引きを仕掛け、駆け引きに負けた。負けを誰よりも認めているのは落合監督だと思う。

Posted by torao at 08:21 | comments(15)
[野球全般]ペナント展望
<< 野球場よ 永遠に | TOP | 下柳悔しがる >>

ここ数試合の落合監督の発言には、もはや空元気すら感じられませんね。妖術もここに窮まったということでしょうか。

かつての阪神は、今年の9.7のような、ここぞという一戦をことごとくモノにできなかった。92年の準優勝然り。
でも今年は、「ああ、やっぱり阪神やなあ」と虚しく嘆かずに済みました。何か全く別のチームになってしまった感すらあります。他人事のようですが、本当にいいチームになりましたね。
でも、まだ何か違和感が残るというのが僕の個人的な感想です。巨人が弱いからでしょうか??
| やぎちゃん | 2005/09/16 9:00 AM |
おはようございます〜。

そうそう、私もなにか違和感が残るの〜!
いまいち「その日」が来るってことが
実感できない・・・。

だって、すでに「次は10何年後」って
覚悟固めたのに、いきなり?えっ?
って感じだもん・・・。

「その日」が来たら私は呆然としてるかもね〜。
| ちょびうさ | 2005/09/16 10:14 AM |
シーズンが始まる前から、岡田監督が今年は大チャンスと言っていたように他球団の特に先発投手が揃わない状態でした。

いまはもう、セリーグの「ゲームバランス」は崩れてしまってますが、この1年、落合さんは良くやったと思います。
先発が足らない分、最初っから新人をどんどん抜擢したり、後半の追い上げは、惜しげもなく投手をつぎ込むトーナメント方式で、決して負け越していた訳ではない阪神を、驚異の勝率で追い上げてきました。息切れして当たり前です。

マスコミへの発言は別にして、野球は駆け引きやはったりではなくて、少ない戦力を目一杯使った戦いぶりだったと思います。
でも、この1年で、どんどん成長して大きくなったカエル(阪神)と
それまで目一杯膨らませて大きく見せていたやや小さいカエル(中日)が、
だいたい同じに見えていたのが、9.7に咽の袋を膨らませっこを本気になってやっているうちに破裂しちゃったような感じ。すみません、toraoさんの「エネルギーの渦」の方がかっこいいですね。(^^;)

中日が頑張ってくれたことと、その中日に井川が2回転がされたことと、他球団と阪神戦で良い投手を使ったの後中日が戦うという日程の妙のお陰で、ここまで盛り上がり、阪神にとっては、1シーズンでチームが大きく成長するというドラマチックな1年になりました。

な〜んてもう優勝したような気分ですが、シーツの骨折は痛いなあ。
toraoさんもコメントされているように、片岡を使っちゃうと左の代打がいなくなる上、左ばかリ4人並ぶので、セキでいくと思うけど、1年サブで我慢して来たご褒美に優勝時にグランドにいられるうえに、日本シリーズへ向けてアピールする大チャンスだと思って頑張って欲しい。
| ばかぼん父 | 2005/09/16 10:32 AM |
朝の「めざましTV」でしたか、マジック点灯だが地元の盛り上がりは今一つ、といったようなスタンスで紹介されていました。18年ぶりでしかもぶっちぎり、星野「闘将」というヒートアップする材料がいくつも揃った一昨年に対し、2年ぶりで岡田監督で…といった比較がされていました。デイリーの記者さんは「もう目標は日本一、リーグ優勝は通過点だから」とコメントしてました。どちらも一理ありますが、やはり03年が異様に盛り上がっていたのであって、これからはこういう喜び方が
日常になるんではないでしょうか。
かつて暗黒時代は「20世紀中に優勝はない」とか「阪神優勝を3回目の当たりしたら死ぬ」(私、3度目もうすぐだあ)とか言われていましたから、85年、03年はやっぱり爆発だったんですよ。これからは爆発じゃなくて…なんだろうな。火山活動が活発期に入ったようなものですか。ファンも相応の心構えが必要です(笑)

それにしても、シーツ先生軽症だといいんですが。
85年の山本和、03年の今岡と優勝シーズンの最後にきて主力の離脱というのが恒例みたいになっているから、実は今年もないようにと祈っていたんですが。
ばかぼん父さんがおっしゃるように、ぜひ関本に持ち味を発揮してもらいたいと思います。
| おかぼん | 2005/09/16 12:37 PM |
to やぎちゃんさま
違和感…わかるような、というかこれは一人一人感じ方が違ってくるんでしょうね。私もなんとなくあります。でももうすぐそれもなくなるような気もします。

to ちょびうささま
「その日」はもうまもなく来ますので、心の準備をして下さいよ。いろいろ今年あったことを思い出したりすると盛り上がりますからね(笑)。

to ばかぼん父さま
シーズン開始前の下馬評としては、圧倒的な投手力を誇る中日が断然リードだったと思います。「言わないけど、これだけケガ人が多いのに…」とどこかで言っていたようですが、そういう原因もあったのかも知れません。落合監督の手腕、特に、チーム全体を戦力として底上げする能力は大したもんだと思います。連覇が難しいのは、やはり少しの歯車の狂いに対して、「去年より悪くなっている」とネガティブな印象を持つからだと思います。そういう意味で、落合監督は選手のモチベーションを維持することには失敗したんじゃないでしょうか。
もう本当に、シーツの死球は残念です…。

to おかぼんさま
良いことじゃないでしょうか。私なんか、騒がなくたってジワジワ喜びがこみ上げてきますよ(笑)。これからはね、うわべの騒ぎじゃなくて、じっくり噛みしめる時代なんですよ(笑)。
関本の調子はかなり良いと思います。シーツは心配ですが、本当に大チャンスですよ。
| torao | 2005/09/16 1:17 PM |
こんにちは
最近の阪神の試合を見ていると
10日ほど前の阪神の姿とは思いませんね
勝つとか負けるとかではなくて
「とにかく強い!」という感じで
オーラすらでていますね
2年前の阪神優勝の日は私は大阪で飲んでました(笑)
ヘリは飛んでるはテレビ局の車は走ってるは
凄かったです
阪神ファン専用のプール?道頓堀川も凄い人でした
今年、阪神が優勝する日はどこで飲んでるかなぁ??
追伸・・・私はそんな檜山が好きです(笑)
| かめきち | 2005/09/16 2:28 PM |
toraoさんの選手たちの描写には思わず微笑んでしまいます。
私も昨日の試合で小久保が3塁まで行った時、久保田はここからが強いんだよ。と口にしてました。
それにしても、9月に入りこんなにも強いチームになるとは思っていませんでした。
4月から今年は優勝は出来そうだと思ってましたが、何度も中日に迫られ、日本シリーズでは無理かなと思ってました。
それが今では残り試合、負けるなんてあるのかな・・・と思ってます。
| ちー | 2005/09/16 3:46 PM |
ベストプレーヤーマッチ2005…。そりゃあプロ野球は娯楽・興行がベースだけれども、そこへ収まりきらない部分で熱狂しているわけで、しゅるしゅると収束してしまって娯楽・興行の部分が露になってしまうと、なにか違うなぁ、なんだかなぁ、と思います。企画を立案した人は、ホントに野球、知ってるの?と言いたくなるような…。

プレーイング・マネージャーは藤村さんも村山さんもやりましたが、でも名選手の勲章というよりは、ただ監督候補がいないだけの緊急避難というカンジで…。スタメンでの出る出ないなど、マスコミのネタとしてはおいしいとは思いますが…。「代打わしや」と球審に告げて、代打・逆転・満塁・さよなら・監督・HR…。それもいいけれど「ええとこどり」過ぎて顰蹙を買うこともあるでしょうし…。それがまたマスコミにはおいしい…。選手として完全燃焼させてあげたいし、その後にきっちりとバトンタッチさせてあげたいように思います。ツナギの監督はそれはそれとして…。
| BSミツルH | 2005/09/16 4:02 PM |
阪神強すぎます!!

ここにきて毎試合、打線が爆発してますよね。

ドラゴンズファンの私として

ただただ羨ましい限りです。

もちろんまだ諦めていませんよ。

優勝の望みがある間は..。

でも優勝するチームの勢いをタイガーズに感じてはいます...。

もう1度優勝争いに絡んでセ・リーグを盛り上げて欲しい。



| take | 2005/09/16 4:54 PM |
to かめきちさま
いよいよですね。
飲むのもいいですけど、「優勝決定特別料理」をリクエストしたいな(笑)。

to ちーさま
いやいや本当ですね。負けないでいっちゃうんじゃなかろか(笑)。そんな勢いのまま行って欲しいです。

to BSミツルHさま
ベストプレーヤーマッチ2005のズレ加減は…読売の記事なので、読売主催なのでしょうか?ううむ。
いくらファンのためとはいえ、フルさん、ちょっとしんどくない?会長職もあるわけだし…。

to takeさま
ずいぶん良いもののように紹介して下さってありがとうございます。
このような状況の中、ドラゴンズファンと明言した上で書き込みして頂いたこと、とても嬉しく思います。これからも名勝負の数々があると思います。どうぞよろしくお願いいたします。
| torao | 2005/09/16 6:19 PM |
チームは快勝、自身はハーラートップの12勝なのに、
下さんは荒れていましたね。
降板時には二試合連続KOのときと変わらないぐらいでした。

個人的には、
初ヒットのときは狙っていたパーフェクトが途切れた悔しさ
(鳥谷の守備や審判の判定に怒っていたのではないと思いたい。)、

降板時は、上記の悔しさを引きずってしまった、
つまりグラブに刻んだ「前後裁断」を実行できなかった自分に対する怒り、

かと思っているんですが、あまり自信がないです。torao解説委員のご見解はいかがでしょうか?

| ヤマカズファン | 2005/09/16 7:20 PM |
中日にとっては、勝率では難しいので、プレーオフが希望の灯りでした。今までの対戦成績からすると、軽く勝ち越せる筈でした。例年ナゴドでは3勝10敗が当たり前の戦績。エースの川上は見下ろして投げていた。それがことしはナゴドでウチが勝ち越している。川上、山本昌が全力で投げても抑えられない。今年の阪神にはどうしても勝ちきれないと選手が肌で感じた。そうなると、いくら指揮官がムチを揮っても応答がない。「最後まで絶対にあきらめない。」この言葉はマスコミに言うよりも、むしろ自分自身に言い聞かせようとしている言葉だ。頭で諦めるなと思っても体があと一歩踏ん張りが効かない。

今年のチームは一昨年よりも投打ともにレベルが上がっている。数段強いチームです。本当に楽しみな日本シリーズになりそうだ。
| goldkazu3750 | 2005/09/16 9:30 PM |
シーツは骨折じゃないということですが、何度も何度も騙されているのでいまいち信じ切れません(笑)
どっちにせよ、明日はともかく最後まで出場するよという意味にとりました。
ここまできたら皆でゴールしたいですからね。

中日とは残り3戦。しっかり勝っていただきたい。特に中田相手には。出来れば杉山と当たって欲しいな。
別に井川じゃダメってことじゃなく(笑)どうせならエース候補同士の対決が見たいのです。
これから何度でもしのぎを削るライバルとなってほしい。
ペナントは事実上ほぼ決着。だからこそ来期のためにも手を抜かずきっちり決着をつけてほしいです。監督選手はもちろんそのつもりでしょうけど。

勝ち越され厳禁(笑)
| kuroki | 2005/09/16 11:01 PM |
はじめまして。
9.7の「The Game」の呼称、使わせていただいています。
本当に、語り継がれるゲームになりましたね。
タイガースとプロ野球に向けられる
落ち着いた愛情あふれる文章を愛読させていただいていましたが、
あの日を語る文章の情熱には感動しました。

ベストプレーヤーマッチ、ほんとに訳わかんないですね。
甲子園でやる、ってんならまだ意味があるのかも知れませんが。
でも批判だけでなく対案を練ろうと思ってます。
私が練っても意味ないんですけど。

| 夏浮花 | 2005/09/16 11:34 PM |
to ヤマカズファンさま
私、そのことを書くの忘れていました。で、今日の話題にしました(笑)。

to goldkazu3750さま
「相手は関係ない」優勝争いも終盤になると、必ず言われる言葉ですが、そうは言っても気になって仕方ないのが本心だと思います。ところが、タイガースは本当に気にしていないですよね。たぶん。
追う方のDは、もはやTが崩れない限り優勝はないのですから、気にしないというのはウソでしかないはずです。

to kurokiさま
そうですね。今のタイガースは、折れていても折れていないというのが「社内規定」ですからね(笑)。
中田は立派ですね。来季はもうエース的な立場でしょう。杉山も同じレベルに行くかもしれませんね。

to 夏浮花さま
はじめまして、ようこそ!「The Game」使っていただいてありがとうございます。ひそかに今年の流行語大賞をねらっていますので、応援お願いいたします(ウソw)。
あんまり褒めるとその気になりますのでお気を付け下さい(笑)。
またどんどん書いて下さいね!
| torao | 2005/09/17 9:11 AM |

←必須!「通りすがり」等は禁止!独自のハンドルネームを入れて下さい。

←空欄可。メールアドレスは入れないで!



評論家たちの声
Tigers-net.com様のご協賛により、
T-Blogで運営しています。