自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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金本と今岡のチーム
2/12安芸組がオリックスと練習試合。喜田活躍、中村豊HR、桜井戦線復帰、先発田村3回1失点好投、伊代野1回ピシャリと嬉しい文字が並ぶ。2/19から数試合予定されている紅白戦に使ってもらうためにはアピールの毎日だ。

2/12は「バッティング・デー」。実戦形式が続くと不足しがちになる打ち込み量を補った。投手陣では下柳、ブラウン、ダーウィンが打撃投手を務め、それぞれ順調なところを見せた。新外国人投手二人はなかなか面白い。
ブラウンは制球重視の変化球投手。クセ球で芯を外し、凡打を打たせるタイプ。詰まらせるような配球が決まれば使える。仕上がりはまだまだでコントロールがバラついていたが、そんな妄想を抱かせる投球容だった。
ダーウィンは、しなやかな腕・ヒジの使い方で、スピードが豊か。自称「ナックル・チェンジ」という落ちる球も変化が大きく有効。制球がまとまってくれば、なかなか打ち難い投手だろう。二軍に置くのは惜しい。

この日のハイライトは、今岡と金本が並んでかっ飛ばしたフリーバッティング。二人とも気迫を込めて、シャープで強いスイングを繰り返した。特に金本の飛距離はものすごく、打球は面白いようにフェンスの向こうに飛んで行った。気合良し、体調良し、勘良し、まさにホームランを打つ練習という感じ。打撃練習を終えた二人には、期せずして観客からの拍手が送られた。「ああ、今年はこの二人のチームになるんだな」私はなんとなくそう思った。
ヒトの集まりが、「強いチーム」という生命体に成るためには、決まった過程が必要だ。
第一に「核」の存在。自分自身は揺るぎない信念を持ち、強い引力で人を惹き付ける。03年を例に取れば星野仙一だ。
もう一つは、化学変化による人の結合。03シーズン序盤、なぜ打線があそこまでつながったか。若き四番、濱中を育てようと言う金本の献身がチームに有機的結合をもたらした。
05タイガースは、金本&今岡という二つの核が、お互いを尊重し合いながらも火花を散らせる。FAでやってきた打点王&はえぬきの首位打者が、揺るぎない優勝への意欲と自信を持ち、尊敬と信頼関係でチームを結束させる。その繋がりはやがてチーム全体に拡がり…そんなストーリーを思い描いた。

Posted by torao at 08:16 | comments(3)
[野手]金本
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金本、今岡の4番5番は予想以上の強力パワーを生み出す予感十分のフリーバッティングだったんでしょうね。見たかった。そうなると重要になってくるのが今岡の次に控える6番バッターの存在。今のところ檜山が順当でしょうが、ここに威勢のよいニュースター(去年の嶋のような)が出現すれば「猛虎打線」(近頃では死語?)復活。喜田なんてきっかけひとつで大化けする可能性があると思うんですが。

私は済美のドラフト組二人の今後の動向も気になります。鵜久森よりも高橋を優先したタイガースの決断が吉と出る凶と出るか。
| いわほー | 2005/02/13 1:08 PM |
to いわほーさま
桧山を脅かさなければいけない人たちが出てこないんです。阪神三大七不思議の一つですね(笑)。候補ならゴマンといるんですが…。
| torao | 2005/02/13 10:55 PM |
浜中がその役割だったんですけどねえ・・・
ひーやん好きだけど、やっぱり新しい選手が出て欲しいですね。
| GAIA | 2005/02/14 1:50 AM |

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