自称阪神タイガース評論家（跡地）

契約内容を見ると、決して不相応なものではないので、正直言ってなぜホークスとの交渉が上手くいかなかったのか不思議だが、まったくの第三者的立場から見るとこれは面白くなるという印象。チャンピオンのファイターズは、小笠原、新庄が抜けて、長野入らずでダウン、ライオンズは大エースが抜けてダウン。ホークスは小久保＆多村加入でアップだから、ちょっとまた抜けちゃいそうだったからね。これでもまだ優位揺るがずに見える。ノムさんところもチクチク上位いじめしてくるだろうし、Ｂｓの新監督はおっかなそうで面白い。いいんじゃないかな。ＨとＭには貸しがあるからね、来年あたりは返したいよ。


なんだか暮れっぽくないなぁ。特に今年は暖冬のせいもあってそんな感じ。でも暮れは暮れなんでそれっぽいことを書こう。
今年の球界三大ニュースは、「ＷＢＣ優勝」「斎藤ｖｓ田中の甲子園」「ファイターズ日本一」で決まりだな。次点は「タイガース名古屋で１０連敗」、いや「高額ポスティング」か（笑）。暗い雲に覆われたような球界だから、明るい話題がちらほらあったのは良いこと。
一方で、「メジャーへ続々」「Ｇ戦視聴率ひとけた→中継削減」という大きな課題も突きつけられた。悲観すればいくらでも悲観できるのだが、私に言わせりゃ、どこにも悲観すべきことなどありゃしない。最悪、「プロ野球崩壊」があるだけだ。多少いろんな人に（私含む）健康被害もあるかも知れないが、誰かが死ぬ訳でもない。別に野球がなくなるわけじゃない。プロ野球が崩壊したら、必ずすぐにもう一回ちゃんとしたプロ野球を作り直そうとする人たちがたくさん出てくるよ。きっとこれは最悪のシナリオなんかじゃないだろう。もっと悪いのは、ごまかしごまかし自分の足を食ってやせ細って行くことだろうが、それにしたって、どこかのタイミングで必ず怒りのパワーが民衆から沸き起こる。
これまではいくらでも選択肢があって、その中から効率が良いものを選べば良かった。しかし効率と引き替えに、倫理観や公共性を犠牲にしていた。効率に限界があることを知り、守勢に徹して来たが、守るべきものすらやせ細ってしまった。もう選択肢はないのだ。正しくあること、社会に喜んでもらうことをするしか、生きる道はない。プロ野球にできることは、「滅私奉公」の精神しかないのだ。しかし、実はそれが「私」「私企業」の効率を上げる一番の近道でもある。今はそういう時代。それがさらに明確になり、加速する０７年だろう。その価値観の転換に大人は混乱してもついていける。あとは子どもたちをも笑顔で導いてやるだけだ。
健やかで楽しい年になると良いね。

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ちょいと出かけます。その間はまた携帯からでも何か入れるつもりです。また普通の更新ができるのは来年１月２日からになります。
ということで、今年も１年ありがとうございました。良いお年をお迎え下さい。
torao