自称阪神タイガース評論家（跡地）

場所は、グッドウィルドーム。ハロー！コムスン！…西武にとっては困っていたところで助けてくれた企業なのだが、こういうことになっちゃうとあのどデカイ建造物全体が悪事にまみれているかのような印象になっちゃうから、ネーミングライツって怖い。

で、ライオンズは所沢に移転した年以来の１０連敗中だとか。ファイターズの連勝にはなすすべもなく飲み込まれたが、この連敗に対してはどうだろうね。相手のことを考えている余裕もないんだけど。それにしてもたかだか１０連敗で３０年近くも遡らなきゃいけないなんてすごいな。普通か（笑）。
西武ライオンズがスタートした時と言えば、田淵がトレードされた時か。投手は東尾で捕手はノムさん。あの時は弱かったけど、すぐに黄金期がやってきて、以降４年目からはＢクラス落ちなしなんだから、それは本当に凄いこと。なかなかこういう栄光の歴史は作れるもんじゃない。それだけにまだこれから先、わからないよね。
スカウトの不正問題と大エース移籍で揺れた今季だが、スタートは順調そのものだったのにね。エースが抜けて大型連敗というとウチも一緒か。ともに威厳も怖さもない獅子と虎だけど、良い戦いになると良いね。


筒井が抹消。矢野が近く登録されるのでは？という話もある。
あらためて現在登録中の選手を眺めてみる（公式）。あまり考えていなかった面々が居並ぶのも、チーム成績がもたらしたもの。転んでしまったのなら、地べたに落ちているものをできるだけ拾ってから立ち上がれよ、そう言いたい。

若手を使っていくと決めたのなら、まずは勇気をもって使うこと、そしてしばらく辛抱して使っていかないといけない。特に先発投手、スタメン野手の期待がかかる選手は特にそう。選手の側も、自分がやらなきゃいけないこと、自分に期待されていることを意識してプレーしなきゃいけない。
桜井のどん欲な姿勢は大いに買い。あれほど守備に対する意識についてチクチク言われ続けた男が、センターで堂々と打球を追っている。そんな姿を見ると、成長なんて己の気持ち一つなんだなあとつくづく思う。そのスピードやレベルは別の話として（笑）。庄田の振り抜き、藤原のくらいつき、見せて欲しいね。そして二軍でチャンスをうかがう選手たちは他にもいる。一緒にやってきた林や喜田に負けてられないよな。

若手が台頭すれば、必ず押し出されるベテランが出てくる。誰がどうなるかはわからないが、いつもそこにいるはずものが、急になくなっちゃう…そんなことも意識しながら、大事にタイガースの野球を見ていこうと思う。