自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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散文
切りかえ、切りかえって言ったって、あんまり切りかえばかりだと、前に切ったはずのところに繋がっちゃいそうだよ(笑)。
ということで、今日は、試合を振り返るでもなく、「檄文を書こう」などと力みもせず、ただダラダラと書こうと思う。

大昔から、ここ一番に弱いのはタイガースの伝統でもあり、有利と言われることで不利になる「チャンスがピンチ体質」も歴史あるものである。だから「やっぱりアカンやろな…」と心の安定を求めて、気弱に逃げ込むタイガースファン心理もまたDNAレベルで深く刻み込まれたものである。

思い出すのは92年。TGSの三つ巴、先にGが脱落して、タイガース圧倒的有利と言われたところから、まさかの大失速で結局野村スワローズが優勝した年。古田、広澤、池山ら、元気の良い若者たちがハツラツとしてね。あの頃は関東ではTV中継を見ることができず、毎日ラジオを持って通勤していた。ウチも亀山、新庄、仲田、湯舟、野田、中込なんかが大ブレークしてチームに若さがあった。例の八木の幻のHRがあったりなんかして、優勝を逃して、若い力による黄金時代への期待も虚しく、そこから暗黒時代に一直線だったんだ。

当時、岡田は真弓、平田、木戸らとともにベテラン選手としてベンチに控えてきた。若い選手たちが躍動し、そして失速していくのを、支えながら、励ましながら、おそらくもどかしく思いながら見守っていたのだろう。
今季のタイガースは、ベテランと中堅、若手がうまく補完しながら回してきたが、最近では若手に賭けてみるという姿勢がやや弱まって、経験のある選手に頼ろうとしているようだ。きっと当時ベンチの中で「何をしとんねん。オレを使え」と思いながら見ていた、あの経験から来ているのかも知れないなぁ。
しかしそう思い通りにばかりにはならない。イケイケの10連勝できたからここにいる。その「思い通り」の反動がまだ根強く押し寄せて来るのかも知れない。ぐっとこらえて辛抱しなきゃ行けないのだろう。


とりあえず今日は、ふがいない戦いをしたチームを罵倒してみようか。

いくら相手がエース級だからって、この時期に二つ続けて大敗しちゃいけない。競り勝ちが続いて、息を入れる大敗も良いけど、大敗後の試合でまったく粘りなしじゃ話にならん。どうやら12ゲーム差つけられた後、「優勝争い」できるところまで上がって来たことで満足しちゃってるようだな。所詮そのレベルだ。そうやって「去年も今年もオレたち良く追い上げたよな」と慰め合っていれば良いんだよ。
ライバルのジャイアンツは伏兵が気持ちのこもった一発で逆転勝利、ドラゴンズは「鼻つまみ者」扱いされていた昔のスターが感激のサヨナラHR。ウチはといえば、なすすべもなく連敗し、首位陥落で3位転落。GやDは喜んでるぞ。よしこれでTは落ちていく。落ちていけよコノヤロー。いったん死んだフリからのこのこ這い上がって来やがって、すっこんどれ!てなもんだろう。

なあ、ここまで来て、それじゃ情けないじゃないかよ。あとほんの少しじゃないか。一つの負けで絶望の淵に立ち、一つの勝ちで希望を見ているのはウチだけじゃないんだぜ。他もみんな苦しんでるんだよ。だからもうなんのプレッシャーもかけられないような完敗をしちゃだめだ。そりゃスコア的に差がつく試合もあるが、気持ちの完敗を許すな。リベンジへの準備を怠るな。常に次に繋げること。次の打者に、次の投手に、次の回に、次の打席に、次の試合に…。諦めないということは、強い意志に裏打ちされた具体的な行動のことだ。

大丈夫。負けても落ちても、「諦めない」を貫けばチャンスは必ず来る。残りは11試合。マラソンレースはいよいよ競技場に入るところ。嫌でもまだここからトラックを2周しないきゃいけないんだ。朦朧とする意識の中で足が動くかどうか。それはもう自分に賭けるしかない。そこまではとにかく辛抱するしかない。

「楽しむ」「幸せを感じながらプレーする」言うほど易しいことじゃない。言ってできることじゃない。言ってるうちはできやしない。
とてつもない恐怖に攻められ続けて、最後の最後に達することができるかできないか。そういう境地だと思う。強い意志で立ち向かい続けなきゃ得られない境地だと思う。。
みんなその資格は持っている。深呼吸して、前を向いて、胸を張って。さあ行け!
Go!タイガース!

Posted by torao at 10:04 | comments(15)
[阪神]がんばれ!
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>思い出すのは92年。
私もソレがよぎりました(笑)。
スポ紙が「ビクトリーロード」なんて書きたてた最後の関東遠征で連敗,掌中に収めたと思った玉がするりとこぼれていったあの時。しかし,当時は先発の柱だった湯舟を一度も経験のないリリーフに突然起用するなど,思いもかけなかった優勝の二文字を目前にしてチーム全体がアタフタしていた印象もあります。
今は○○の一つ憶え…いや,宮崎オーナー言うところの「寝技野球」で勝つ(それしか勝てん)というパターンが確立されているから,もう何が起こってもジタバタせんでよろしい。どこが有利なんて考えもなく,ともかく目の前の一戦,一つ一つのプレーに工夫と集中を! です。

| おかぼん | 2007/09/22 10:23 AM |
toraoさんのこんな激しく罵った文章は初めて読んだような気がします(笑)

昨日は現地観戦してたのですが、5回の満塁でシーツの2ゴロの後から、余計に球場全体もグデグデ〜って感じで、ダラけてましたねぇ。

おまけに7回か8回裏頃に、ブルペンで球児が調整キャッチボール?(笑)をしていたのですが、その時なんて3塁側のファンは試合そっちのけで、ブルペン前に集まってきちゃうし。

東京ドーム3連戦の張り詰めて、いつ呼吸していいのか分からない雰囲気はナンダッタンダロ?てな感じで。

残りのこの関東6連戦は現地行きますから、その時は痺れる試合をして欲しいし、ファンも気合十分で応援しなきゃいけませんね。
| 大富 | 2007/09/22 10:31 AM |
暗黒時代を知る自分のような阪神ファンもこの三つ巴の戦いは92年をどうしても思い出しますね。あの時は、結局最後は巨人かなと思っていました。世間もその当時盟主であった巨人の優勝を望んでいるように思っていました。(勝手な思い込みですけど)
でも優勝したのはヤクルトでしたけどね。
今年は何か優勝出来るような妙な自信があります。
それは現在プロ野球界を引っ張っているのは阪神という自信です。先発投手不在にチーム総失点が総得点を大幅に上回る現状、やっばり今年の阪神は強くはないです。でも何だか最後は勝てるような気がしてなりません。
| クリキントン飛雄馬 | 2007/09/22 10:38 AM |
許してください!
昨夜は所用で試合を見ることができず、応援の念力を送れませんでした。負けたのはそのせいです。
でも、ご安心ください。
今夜は昨夜の分も念力を送ります。
| 一虎ファン | 2007/09/22 11:33 AM |
92年。リリーフ湯船の試合は、レフトスタンドで、機動隊の隊員といっしょに応援してたのを思い出しました。ええ、清水スポーツじゃなくて、機動隊。
ええっとぉ、昨日の神宮球場のおいらの後ろの席で、金本たまには仕事しろ、シーツの月給泥棒、とかずぅーーっとつぶやいていた、あんちゃん、お金払って楽しかったですか。

なれ合いで、傷口舐めあって、だらだらするのは良くないけど、3時間ネガティブのつぶやきって。
金本たまには仕事しろ、なんて言うおまえは、巨人ファンか、ヤクルトファンじゃあ。

と、本人に言えなかったおいらもだめ人間。
| 太めのおじさん | 2007/09/22 11:59 AM |
えーーーーっとねえ。
えーーーーっとねえ。
えーーーーっとねえ。

あっそうだ。 

この2連敗はサンテレビの完全中継がなかったから負けたんだ。

そうだそうだきっとそうだ。

だから今日は大丈夫。
| たまねぎおじさん | 2007/09/22 12:40 PM |
「マジック出る出る詐欺」を
かましている内に3位転落。
しかも優勝争いしてるチームとは
とても思えぬ惨敗。
惨敗ですよ、惨敗。
惨めな敗戦。
しかも両試合とも初回のチャンスを
潰している。
兎に角、ウチは始めに有効打を稼いで
ジワジワ圧力をかけながら
JFKに繋ぐ。
ワンパターンだろうが吉本新喜劇だろうが、
それ狙いな戦いしかないでしょ。
相手もそれを一番嫌がるし。
自分達がどうやって、ここまで
這い上がってきたか、思い出そう。
できれば優勝。
できなければ92年の悪夢の再現。
それだけ。
自分達の戦いに殉じよう。
| 西田辺 | 2007/09/22 1:11 PM |
92年のあの試合、いつも一緒に行く仲間が行けず一人で観に行きました。帰りの足取りの重かったこと...。

確か最終2試合、甲子園でスワとの直接対決残していて、2連勝すればプレイオフじゃなかったかな?...あっけなく1試合目で負けて終わってしまいましたが...。

そこから03年まで長かったですね。

さて、来週はいよいよ甲子園初観戦!27日までに終戦とならないことを願います...。
| 桐 | 2007/09/22 1:49 PM |
toraoさんの言うとおりです。嫌でもあとトラック2周や。足が動くかどうかは、自分に賭けられるかどうか。一球に全てを集中し、ユニフォームを泥んこにして戦い抜いてほしい。
| 威虎児 | 2007/09/22 2:41 PM |
やっぱり昨夜のような試合内容には怒ってもいいんですよね。
ホントに昨夜はヒドかった。

グラの滑り出しがイマイチそうだったから、こりゃ今日はイケる!と思ったのに…。
しかも8月の対戦同様、またもグラにタイムリー打たれて流れ持ってかれるし…。
スタンドは圧倒的に虎党が占拠してたけど、
大富さんもコメントされてるように、なーんか応援もグダグダになっちゃったし…。
「目の前の試合よりブルペンの藤川」、あの光景には思わず吹き出しちゃいました。

GDの勝利への執念を見習ってくれ!
3強の一角として、その名に恥じない試合をしてくれ!
頼むよ、タイガース!
| PPW306R | 2007/09/22 3:10 PM |
いや〜、おっしゃる通りです。

”気持ちの完敗を許すな。リベンジへの準備を怠るな。常に次に繋げること。諦めないということは、強い意志に裏打ちされた具体的な行動のことだ。”

タイガースらしくゴールテープを切ろうじゃないか!
泥臭く、がむしゃらに、前を向いて・・・
頑張れ!阪神タイガース!!
| のりたま | 2007/09/22 4:07 PM |
試合中、球児・ジェフ・ダーウィンが談笑しているのが映ってました。
だから昨日の試合は、岡田監督の新作戦かなぁって思っています。
(どんな作戦やねん)←つっこんでね
うん、そうだ、そうに違いない。
今日はノーマル作戦でお願いします。

おしりに火がつくと強いのがタイガース。
崖っぷちから生還するのが好きなタイガース。
| x_x | 2007/09/22 5:04 PM |
何か張り詰めすぎた空気がどこかで抜けて、しぼんでいるビーチボールのような感じ?

残った弱気(空気)なら全部抜いて、勇気と自信を入れなおして、気の張ったボール(チーム状態)にすることがまず大事。

そうなれば簡単には負けないし、ファンの声援の風に乗ることも可能。

前だけ見よう、やれることしっかりやろう、そして祈ろう! ジェー、エフ、ケー。

Never Never Give Up!
| Salut | 2007/09/22 7:20 PM |
勝手な意見お許しください。
多分明日も負けます。明後日からは普通の様な気がします(諦めて)。しかしこんなバカげた1位争に意味はない。重要なのはあの悔しかった日本シリーズに勝つ事。シリーズでロッテに10点ゲーム三試合やられて情けなかった事をリベンジであって日ハムどうしようって話、ホーム甲子園のないクライマックスやシリーズにタイガースのホームに意味ない。東京、ナゴヤでやっつけましょう。今から英気養いましょうファンも。ただ先発がいない今の調子ならオールスターの落合戦略一人1回必殺でシリーズで戦うしかないかな。
| tn | 2007/09/22 10:53 PM |
さあ、イイ感じに悔しさがたまってきたね!

to おかぼんさま
「工夫と集中」そのとおりですね。明日こそ!

to 大富さま
お疲れさまです。交流戦あたりの苦しいところを思い出させる雰囲気でした。踏ん張りどころです。

to クリキントン飛雄馬さま
この「底」が、あと10前後のこの時期であるというところに、何かあるような気はします。てかあれ(笑)。

to 一虎ファンさま
ああ、一虎ファンさんのせいだったのかあ、お願いしますよ!あれ?(笑)

to 太めのおじさんさま
そういう他人を不快にさせる客は、警備員に言って、対応してもらった方が良いかも知れません。直接やると大変なことになるので、それはやめた方が賢明だと思います。

to たまねぎおじさんさま
ああ、なあんだ、サンテレビのせいだったのかあ、お願いしますよ!あれ?(笑)

to 西田辺さま
ね。怖いのはわかるんですよ。震えるほど怖いでしょう。でもやられちゃえば、意外とどうってことはない。命までは取られない。やられるのを怖がって逃げている限り、やられつづけちゃいます。向かって行って、やられてナンボです。

to 桐さま
ねえ、まさかあそこから11年もかかるとは思いませんでした(笑)。しかもその間最下位何回?(あ、数えなくて良いですw)

to 威虎児さま
ここまで来ちゃったら弱気になってちゃダメですよね。あるのは、相手と自分とボール、ただそれだけです。

to PPW306Rさま
もちろん、怒って良いんですよ!
そうです。球史に残る伝統球団による三つ巴なんですから、簡単に消えるわけにはいきませんよ!

to のりたまさま
泥臭く、重心を低くして。桧山じゃないけど、これですよね!

to x_xさま
そうですよ。みんな同じ、どこも必死。早くどこかが落ちてくれないか願っています。落ちてたまるか、です。

to Salutさま
あれだけのロングスパートをかけて、その最後があの時期の10連勝ですから、いったん下げるのはある程度想定内。ここを踏みとどまればまだありますからね。

to tnさま
個人的意見はご自由にどうぞ。ただし、人の楽しみに水をかけるようなことは悪趣味だと思いますよ。せっかく、ペナント、クラ・シリ、日シリ、それぞれに盛り上がろうぜ!ってやってるんですからね。実際、最高に面白いし。
私は、レギュレーションがどうでも、「セ・リーグチャンピオンなんてバカげていて意味がない」とは思いません。私はたとえどういう結果になろうとも、リーグ優勝するチームの栄誉を称え、クラ・シリの優勝も讃え、日本一も讃えるつもりです。どれも素晴らしい栄誉だと思いますが、リーグ優勝はとりわけ重く見ます。
また、早々にあきらめてクラ・シリ調整に専念すれば、それで有利になるとも思えませんし。先を見たバランス感覚は必要ですが、勝負し続けて、力をつけることが最も大事なことだと思います。
それと「負け予言」は止めましょうよ。それは自分の心の中だけでやれば良いこと、多くの人にとって、ただ不愉快なだけですよ。
「オールスターの落合戦略一人1回必殺」これは十分検討の余地ありだと思います!
| torao | 2007/09/23 12:13 AM |

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