自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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またサヨナラ!
そうか、鳥谷は子どもが生まれるんで落ち着かなかったんか。
早朝に第二子誕生ということで、きっとこれでぐっすり眠って、またしっかり良いプレーをするようになるだろう。頑張ってね、応援してるから。

ちょっと前のこと、ワンバウンド投球に足が動かず暴投、捕逸してしまう姿を見て、あるいはこれは内野安打と思うような打球で一塁アウトになる姿を見て、若々しい矢野もさすがに年を取ったと感じていたが、まだまだかわいい矢野ちゃんなのであった(笑)。サヨナラ勝ちの瞬間、腕をグルグル回しながらかけずり回って、トラッキーのようにスタンド前で胸を張ってポーズ!そこで下柳、金本らがどどどっと押し寄せて歓喜の輪が出来る。なんども観客に手を上げて、駆け足で監督、コーチとタッチ。あの独特の、たら〜っと目尻が下がって、口が四角く開く、とろけるような「矢野ちゃんスマイル」が弾ける。
そして相変わらずパワー伝導にロスがない。恐らく脚力その他筋力や、一瞬の反応の衰えは間違いない。それでもまだ十分な飛距離と対応力を維持しているのは、理にかなったフォームにあるのだろう。ロスなくトップを作り、ロスなくトップからインパクトに移り、しかもインパクトにパワーを集中する構造。ミートに徹するような軽いスイングに見えて、右足先の蹴り込み、左足の側面のグリップ、左腕から手首にかけての固め方など、テコの要所にキッチリと力をためるコツをマスターしているのだろう。
加えて、ここしばらくの勝負強さは尋常じゃない。ジェフが、金本が、「優勝したい」と思わず吐露していたが、矢野だってその思いは負けていないだろう。思いがそのままバットで表現できているように思う。


良く守った。下柳、アッチソン、藤川と、本調子とは言えない投球だったが、今岡も、鳥谷も、平野も、葛城も集中したプレーで投手を助けていた。矢野が東出の二盗を阻止したり、球児が赤松を刺した牽制も見事。また最後久々ライトの守備固めに回った平野の「抑止力」も大きかった。

でもハイライトは9回表、嶋の左中間ヒット性をキャッチしたプレー、これが素晴らしかった。当たりとしてはややこすったような打球だったが飛んだコースがレフト、センターど真ん中、間に合わない赤星はバックアップに回り、もうあとは金本が追いつけるかどうか。短距離系のトレーニングを積んでいるだけあって、トップスピードに入るとスゴイね。走って走って最後は踏み切って腕を伸ばしてキャッチ、受け身も上手くゴロゴロと転がった。芝生ならではのギリギリのプレー。

ゼロゼロ試合が続いているが、文句はないよ。ちゃんと気持ちが伝わっているから(前日のアレは早く帰って寝たかったっていう気持ちは伝わった)。打てないなら守ろうっていうのも良い。ちゃんと正しく問題見つけて、ちゃんと正しく練習していれば、また打てるようになるよ。もうすぐもうすぐ。投げる方、守る方、走る方、献身と切れない気持ち。そっちの方がよっぽど大事。今日も勝とう。

Posted by torao at 10:13 | comments(6)
[捕手]矢野
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最近の7勝は、サヨナラ勝ち5、延長12回での勝ち、最終回のジェフの劇場と、嬉しいけど、気の休まる日がありません。

本当なら、勢いがつくはずなんですけどね。

とにかく今日は、先発勝利、球児にセーブで行きましょう。

昨日で、矢野は、セリーグ全球団からサヨナラ打達成ですね。(中日時代、阪神戦で打っているので)
| クリキントン飛雄馬 | 2008/09/14 10:54 AM |
こんだけ活躍されると、矢野が居る限り、実戦(消化試合以外)で控え捕手使えないですね。

矢野には失礼だけど、あと何年もないぞ!
頑張れ次世代捕手たち!(主に打の方)
| 芹沢 | 2008/09/14 11:36 AM |
最後矢野の打球、あんなに深い所で、しかもレフトが二回もボールを掴み損ねたのに、関本がなかなかホームに帰って来ないのでハラハラしましたよ(笑)
VTR見たら、足がもつれていましたねー(まだ若いのに)
なのに、デイリースポーツ紙は「関本激走」とか、三面には「下柳が赤星にラリアート」(矢野の腕と重なって)みたいな写真載せて、浮かれ過ぎでは(笑)
| ジジィ | 2008/09/14 12:12 PM |
球場にいましたよ。
あのファインプレー、捕りに行っているのが見えて、思わず絶叫してしまいました。まだ喉が痛いです。

ヒーインの矢野、マイク向けられたときの表情と、その合間の「疲労困憊」顔のギャップがなんとも。

なお、昨日発売らしい「矢野輝弘のヘルシーミックスジュース」は美味でした。すっかりお気に入りです。
| はみ | 2008/09/14 1:17 PM |
残年ながら、またしてもカープ戦負け越しですわ。金村がこんなにコントロールの悪い投手とは思わなかった。ボールが先行すればどうしても四球を出したく無いため甘い球になり、狙い撃ちとなるのは当然。岡田はんは投手がヒット死球、ヒットとなったとき、もう限界と思わなかったのかな。でも安部はストライク先行だったので見ごたえあり収穫かな。打者では平野は元気はあるがバッティングは意外性も感じられず不甲斐ないように思った。なぜって、外角の球を腰を引いて見送りの三振。外角を逃げてどうするねん。もっと向かって行かんかえ。
いつも辛口コメントですんません。
| 広島のトラキチ | 2008/09/14 10:45 PM |
しかしホンマに打てまへんな,というか策がないのか。
CSで広島が相手ならルイス,前田,齋藤。
巨人でもグライ,内海,木佐貫。
苦手が多くて,どっちにも3つやられる気配。
何とか中日が出てきてくれた方がええのかいな。
| 広虎 | 2008/09/14 10:52 PM |

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