自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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悪いが驚いた杉山好投
今季初めて土曜日の横浜スタジアムは、阪神戦ということもありよく入った。その数、発表は24,903人。それしか入らないのか…。確かに小さい球場だ。この日ライトスタンドに飛び込んだ4本のホームランは、甲子園なら4本のライトフライだったかも知れない。
外野フェンスなしの球場(でなければフェンスまでの距離が200mの球場)で行う野球が私の見てみたい夢の野球だ。フェンスオーバーのHRはない。あるのはランニングホームランだけ。長距離打者の時、外野手はどこらへんに守備位置を取るのだろう。150mの大飛球を50mほどダッシュした赤星が悠々とキャッチする。そんな野球が見てみたい(笑)。
ま、そんなわけで抑えの久保田投手が2本のソロHRを喫してしまったが、200m球場なら凡フライだ。臆することなく強気で攻めて欲しい。ベンチ、捕手、チーム、ファン、みんなで新クローザーを育てていかないと。

杉山投手の好投には驚いた。いやその前に、杉山投手の先発起用に驚いた。4/20の巨人戦、1回で42球も投げていたからだ。しかもその内容が被安打5(内HR3)、失点5という散々なもの。しかし久保コーチは、既定路線を変更することなく、この日の今季初勝利に繋げた。そこまでの信頼があったとも、チーム事情に余裕があったとも思えないが、ずいぶんと落ち着きのある選手起用をしたものだ。
この日の杉山投手は、よく腕が振れていた。直球の制球は相変わらず悪いが、その荒々しさのために好打者が並ぶ横浜打線に的を絞らせなかった。もっとも素晴らしかったのがフォークと見まがうばかりの落差のあるスライダーで、低めによく決まっていた。「完成度の低さ」を逆に長所にする、現時点ではこの方向性で十分に戦力になる。もちろんプロとして今後の課題が盛りだくさんであることは忘れないでほしいが。

さぁ、打線を繋げて能見投手にプロ初勝利を贈ろうじゃないか!

Posted by torao at 08:50 | comments(7)
[投手]杉山
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おはようございます。
横スタ、ライトポール際には強力な磁場が存在すると信じてやまない私w
本塁打が4本とも同じ場所に、しかも4人とも会心の当たりではなかったような打球がスタンドインしてますからねぇ・・・
しかし、5安打でも一発があると、そして投手が好投すると、勝てるんですねw
違う意味での投打のかみ合わせがよかったと。
今日は安心して見れる試合にして欲しいっす。
| かきぴー@ろっこうおろし | 2005/04/24 9:03 AM |
200m球場、いいですね。
とりあえず投手が投げるときのバックスクリーンはバーチャルかなんかで作る必要はありますね。あと、外野席も…と、まじめに反応してしまう自分がおかしい。
昨日は久しぶりに家で留守番。おかげでTV観戦できました(開幕戦以来!)。
でも、15分だけ外出した間に金本の2ラン。いいとこ見逃して、最後はハラハラ。
先発杉山にはちょっとびっくり。2回表の四球、死球では「ああ、やっぱり×××」。けどどんどんよくなる。7回表には8番でチェンジになったので、もう1回行けるんじゃないかと思ったくらい。
でも、「お約束」で球児。強烈な刺激が快感になって…というわけではないと思うけど、わざわざ「7回二死満塁で打ち取る」のは再現してくれなくていいよお。7回も9回も、ここのところ絶不調の石井琢朗に回って救われました。
「勝ちパターン」を確立したいという意図は分かるけれど、終盤の投手起用はもう少し柔軟さがあっていいようにも思う。相手とこちらの調子もあるし、3人が3人ともいつもいいとは限らないし。
ところで、すっかり定着した感のある「勝利の方程式」という言い方ですが、冷静に考えるとちょっとおかしな表現ですよね。「方程式」を「広辞苑」で引くと、「未知数を含み、その未知数に特定の数値を与えた時にだけ成立する等式」とある。
ウチの場合は、
球児+ジェフ+久保田=勝利
と決まっているんで、「未知数」じゃあないんじゃない?
これは、今期ここまでのウサギさんチームみたいに、
X+Y+Z+…=勝利
のX、Y、Z…に、「ゲームに出場登録されている、とりあえず調子のよさそうに思える投手」という数値をとっかえひっかえ与えた時にだけ成立する(かもしれない)等式でしょう。
ウチのような場合、正確には、「勝利の公式」と言うべきでしょうね。
待てよ、昨日の久保田みたいに、内容が「未知数」(投げてみないと分からない)という意味なのか?
だれか、久保田のグラブにも「本塁打厳禁」の刺繍を入れてほしい。
| おかぼん | 2005/04/24 9:50 AM |
おはようございます。藤原選手のことを教えていただき、ありがとうございました。知りませんでしたが、上坂と同じようなユーティリティプレーヤーなんですね。

杉山は結果を出せて良かった。
タイガース投手陣はエースが不安ですが層は厚くなりましたね。

勝つ時にハラハラさせるのは、阪神の「お約束」だが、日刊スポーツのリアルタイム速報の「紙芝居」で見ている身には、はっきり言って疲れます。w
今日は、打ってスキッと快勝して欲しいものです。
| ばかぼん父 | 2005/04/24 9:56 AM |
杉山の好投は嬉しい誤算でした。制球力以外はピカ一なので、早く計算できる投手に成長してほしいですね。
藤川の調子が下降線に入った?(TVを見ていないのでよく分かりませんが・・・)久保コーチの柔軟な対応で、うまく休ませてほしいですね。終盤戦の勝利の布石として活躍を期待していますから。
| shirotan | 2005/04/24 10:14 AM |
目論見通り、打線がつながり、能見投手に初勝利をプレゼント。まずは良かった。

to かきぴーさま
先発投手が良い投球さえすれば、勝てそうなチームになりました。調子が上がってくると、逆に主力の故障が恐くて仕方ありません。集中していれば大丈夫だと思うけど…。

to おかぼんさま
球児は明らかに登板過多ですね。1イニング限定というわけでもないようなので、「累計2イニング投げたら1日休み」とか決めないと、ついつい手が出てしまうでしょう。球児の休日は、吉野&ハシケンで「ミスター7回」役を務められると思います。ちょっとあちこちに「硬直化」を感じざるを得ませんね。
「not "方程式", but "公式"」はまったくごもっとも。この言葉の開発者は確か長嶋茂雄氏だったかと記憶しておりますので、突っ込み所は満載です(笑)。

to ばかぼん父さま
ふふふ。よく「プロ野球人気を回復させるには、手に汗握る接戦の連続にせよ!戦力均衡!」とかって言いますが、実際野球が「生活習慣」になってしまっている特定球団のファンにとっては、「健康のためには毎日楽勝が一番」ということになるのでしょうか。
今年は改革元年なので、ハラハラを楽しむハラを決めましょうよ(笑)。

to shirotanさま
中継ぎの登板過多問題って本当に難しいと思います。優勝チームには、必ず一人や二人、登板過多の中継ぎ投手がいますから。だいたい翌年は成績が落ちるんですけどね(苦笑)。今季、藤川の登板過多は避けられないでしょう。でも、いかに持たせるかは工夫しないとダメですよね。他の投手も悪くないので、上手く回してほしいですね。投手コーチの責任は重大です。
| torao | 2005/04/24 5:56 PM |
登板過多がたたって故障。そのまま復帰することなく、消えてしまった田村投手のようなことにならないことを願います。球児には。
ファンとしてなにがくやしいかといえば、せっかく花開いた選手が、怪我・故障で一線から消えさってしまうこと。そしてそのまま旬が過ぎ去ってしまうこと。浜ちゃんにもその懸念をもちつつ、杞憂でおわることを願っています。
能見、初勝利よかったよかった。開幕当初は中継ぎでもっていた投手陣。次は先発陣に踏ん張ってもらおう。こうなったらダーウィンの先発も早く見てみたい。彼にはひそかに期待しているんですよ。
| いわほー | 2005/04/24 7:57 PM |
to いわほーさま
ダーウィンは登板機会がないですね。下では先発で良い成績を残していました。オープン戦では結果を出せなかったので、ちょっとドキドキですが、はやいとこ見てみたいです。
| torao | 2005/04/25 12:11 AM |

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