自称阪神タイガース評論家（跡地）

Ｇにも大逆転Ｖ逸の屈辱を味わわせる我々の遠大な計画「アシストＤ」にも関わらず、まだ首位をキープしておるとは。
　まあ良い。今に、必ずや首位の座から引きずり落としてくれるわい。中日がな。そして我々も最後の最後には、肉を切らせて骨を断ってくれるわい。うちの肉を中日に切らせて、その勢いに乗って中日が巨人の骨を断つという意味だがな。
　おのれジャイアンツめ、暗黒のキングメーカー、タイガース様の前にひざまづく日は近いわ。ぐわははは、ぐわははは、ぐわは…は〜あ。

◇８月５日（水）中日−阪神１３回戦（中日９勝４敗、１８時、ナゴヤドーム、３４０７６人）
阪　神　００１　０００　０００―１
中　日　００１　０００　２０×―３
【阪神】●岩田（１勝２敗）　アッチソン　江草
【中日】○朝倉（８勝５敗）　浅尾　Ｓ岩瀬（32セーブ）
[本塁打] 鳥谷９号（神）

　ジャイアンツに負けるとイライラムカムカ、怒りに似た感情を覚えるのだが、ドラゴンズに負けると消沈というか悲しみというか。ジャイアンツにはナンボ大差で負けようが、負けを認めたくないと思うのだが、ドラゴンズには「参りました。ごめんなさい」と言えちゃうような気がする。ごめんなさい、ボクが悪かったです、もう悪いことはしません、言うことをきいて、おとなしくします…いかんいかん、完全に落合妖術にかかってしまっている（笑）。

　誰彼構わず若い者を上げてきたら良いだなんて乱暴なことを言うつもりはない。実力主義で、力のある者から使う、大いに結構。出てくるもんは、勝手に出てくる、確かに。でも何かの間違いでたまたま出て来た時くらいは、ちいとばかり腰を落ち着けて、お水をちょろちょろやったりしながらその芽が出たりひっこんだりするところを見守ってやれんもんかいね。前日の働きに応えてこの日もスタメンで大和を使ったとして、もしも結果がサッパリでもそこに何か問題があるだろうか。「いろいろ考えて」という和田コーチに、ぜひともその「いろいろ」を説明してもらいたいものだ。

　ここのところの「良い感じ」は、１〜３番と、６〜８番のつながりが原動力だったが、この日はそれもなく。あげく、もらったチャンスはのし付けて返す。相も変わらぬ、人の嫌がることはしない、誰からも愛されるタイガースであった。４番、５番。相手投手がビビって投げられなくなるような打撃してみい。脇役がなんぼちょろちょろしたって、柱が働かなきゃ、結局は強くなれない。結果出してみい。

　岩田を責める気にはなれないね。もちろんもう一段二段上に行くべき投手だから、終盤でもああいう情けない崩れ方（下位打線相手にボール連続８つ）はして欲しくない。だけどとにかく、そこまでの好投に応えられない打線、相手の嫌がることができない作戦面を含めた攻撃系の不甲斐なさを責めたい。

　トリはナイス。先制ホームラン含む２安打、３出塁で一人気を吐いた。あの守備の判断（７回ウラ勝ち越し点を奪われ１−２、なお一死満塁前進守備、三遊間ゴロを横っ飛びキャッチ、本塁はあきらめ三塁封殺）は正解だったと思うよ。あとはずーっと好調キープで行ってもらいたい。

　もう今日は「アシストＤ」いらんし。しっかりやれ！