自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
ABOUT
大声は東北の青空に溶けて
ドラゴンズはホークスに大敗。9失点の先発山井投手を打たれても打たれても代えずに7回まで投げさせた。あくまでも先のことを考えている落合監督は大したものだと思う。しかし、やや饒舌になっているのが動揺の表れか。もはや「言わなくてもわかるだろう?」は通用しない段階に来ているのかも知れない。

最低年俸の「オッサン」吉井が、「史上最高(年俸)打線」をピシャリと抑えたという話は実に気持ちの良いものだ。しかし、よくよく考えてみると、同じような話が仙台にも…(苦笑)。

肩の故障も癒え、自信を取り戻した楽天・金田投手の芸術的な投球。完封されなかっただけ良しとしよう。玉木投手vs濱中選手の「リキみまくり王決定戦」に負けての敗戦なら、受け入れるしかあるまい。ただ吉田豊(この人、私の同級生!背格好も同じくらい。よく頑張っているなぁ)、福盛まですんなり行かせてしまったのは、ちょっと意気地がない。

前回登板時の安藤投手と、次回登板時の安藤投手。二人の安藤投手が「入れ替え」を行った日(笑)。ソフトバンク・ショックから立ち直る過程を見た。結果を振り返って、「2失点完投も援護なく」とも言えるし、「リズムの悪い投球で味方打線を狂わせた」とも言える。プロ入り初の完投だったそうだが、次はプロ入り初完投勝利になるだろう。

ま、くよくよしても仕方ない。こっちも気分を切り替えて行こうか。なんでもフルスタはなかなか楽しいところのようだ。老朽化した球場を、よくここまでワクワクするようなスタジアムに直したものだ。また、場内スタッフや、客席を埋める皆さんの東北特有のおおらかさによる部分も多分にあるとは思うが、経営陣の研究と工夫が実を結んでいるということもあるのだろう。
敗戦にもかかわらず、ダンカン氏もファンサービスに満足げであるし、球場前でそのダンカン氏と記念撮影をした「旅は人生の道標」のshuさんも、かなりお気に入りの様子だ(笑)。現地レポートから、球場内とその周辺の楽しそうな雰囲気がよく伝わって来る(牛タンの旨そうな様子もw)。
札幌ドームで「ノー鳴り物デー」をやった時は、あまりの閑散とした雰囲気に、ヒルマン監督が「もう二度とやらないでくれ」と言ったとか。しかし仙台の青空の下は、肉声の応援がよく似合っていた。テンポがバラバラだっていいじゃないか。いや、そのほうがここでは伸びやかでいい感じだと思った。

Posted by torao at 08:21 | comments(9)
[阪神]たわいない話
<< 仙台雨で他の将を見る | TOP | ブラウン助けたシーツの「間」 >>

7回二死満塁での矢野の一打は完全に抜けたと思いましたが・・・、この日は強風でレフト方向の打球が全く飛びませんでした。1点差ゲームでしたが、気分的には完敗といった感じ。安藤の好投で阪神にも成果があった試合でしたが、このあと、岩隈・ホッジスという実績のある投手が出てきそうなだけに楽天戦3連敗の可能性も否めない状況です。
いつものごとく、赤星の出塁・走塁で相手守備を翻弄する展開を期待します。 
| shirotan | 2005/05/29 9:10 AM |
ご紹介ありがとうございます!
試合よりもグルメを楽しんでおります(笑

toraoさんおっしゃる通り、ほのぼのとした感じが良いですね
いっそ、メガホンも禁止にした方が球音も聞こえて面白いかもしれません
阪神は辛そうですけどね・・・(笑
それではあと1日、仙台を楽しんできます
| shu | 2005/05/29 9:12 AM |
NHK解説者の広沢氏が(笑)山井投手を酷評しているかと思えば、最後の方では早く交代させてやってくれ、と哀願に近いトーン…。やっと捨て試合に気づいたか、などと思っていると、名古屋にはたくさんのDファンがいるんだから、とおっしゃる。ちょっとグッときました。いや、グッときている場合ではない。捨てゲームが許されないチームはたいへんなんだぞ。いや、それにも増して捨てゲームはファンに失礼です。いや、さらに言いたい。晒し者をよしとする下らない野球文化こそ捨てちまえ!いや、D崩壊の予兆は歓迎します。

出場の機会があったかどうかは別にして、なにか魅入られたような昨日のような試合には浅井のようなバッターが必要だったように思います。9人のラインナップの技術的な個性を超えた思いっきりに関係する個性といったようなもの…。それが裏目に出ることもあるけれど。ようするに初球を打て、という主張です(笑)。ファーストストライクを打ちにいった打者にのみチャンスは3回あります…。9人で27回。
| BSミツルH | 2005/05/29 9:12 AM |
試合内容は別として,ロケーションはすごくよくて,やっぱり野球には太陽と青空がよく似合うなあとつくづく感じました。ドームは当たり前だけど開放感がなく息が詰まるような気がしてしかたがない(とくにナゴヤDは)。

ところで,昨日のいわほーさんご指摘の,相手の野手に対する会釈(?)の件,確かに気にはなっていました。
「公認野球規則3・09(2)」に,「ユニフォーム着用者」の禁止事項として,
「監督、コーチまたはプレヤーが、試合前、試合中を問わず、いかなるときでも観衆に話しかけたりまたは相手チームのプレヤーと親睦的態度をとること。」
というのがあります。
どこまでが「親睦的態度」かという問題はありますが,交流戦初めの日ハム戦で,toraoさんが指摘されてた「ナイスホームランの今岡に攻守交替の際グラブタッチしたSHINJO」はやっぱりアウトかな(笑)。
でも,相手野手から「ナイスバッティグ」と声をかけられて,「規則だから」ってシカトしたとしたら「仁義に反する」ことになっちゃうでしょうしねえ…。ちょっとは態度に示さないとまずいでしょう。(まして高校なんかの先輩だったりしたら特に)
でもこの規則,よく読むと試合中だけでなく試合前もダメと書いてある。これほんとうに厳密に適用したら,前監督時代の広島戦試合前の練習中に見られた,星野・田淵・山本の「同級生交歓」みたいなのも全部ダメってこと? 「プレヤー」相手じゃなくて,監督とコーチどうしだったらいいの?
結局,こういう規則は「それはそれ」ということになっているんでしょうね,実際。
ちなみに,私が「野球規則」のこういう条項の存在を知ったのは,かの「巨人の星」(作品名)です。
「巨人の星」(選手名)の「大リーグボール(?)号」で打ち取られた「阪神の花形」がベンチに引き揚げながらつぶやく,「…野球規則には『グラウンド上で相手チームの選手に親しげな態度を取ってはならない』というルールがある…それさえなければ,星くん! この球を投げた君に祝福の握手をしてあげたい…云々」(握手じゃなくて抱擁だったかな? 何せ昔の話ですから記憶があいまいです…ともかく例によって「説明的な」せりふでした)

3連戦の頭を取れないとどうしても波に乗れない。今日明日はなんとか1勝!
| おかぼん | 2005/05/29 9:31 AM |
to shirotanさま
飛ばそうと思うから飛ばないのでしょう(笑)。金田投手の遅い球も、玉木投手の力んだ球もなかなか飛んで行かなさそうな球でした。「楽天の投手だから」という奢りが、次第に焦りに変わり…打てない時は同じように相手の術中にはまっていきますね。おっしゃるように自軍の打線のパターンに相手を陥れなくちゃいけません。

to shuさま
いろいろ予定外なことが多いようですが、「うまいもん」だけは予定どおりみたいですね(笑)。天気も良さそうですね。好勝負と勝利を観られますように!

to BSミツルHさま
落合監督ほど成績を残しているにもかかわらず評価が二分する人も珍しいような。評価と言うより「好き嫌い」なんでしょうね。
勝負のなんたるかをよく知る采配で、選手やファンから愛されることも多いでしょうが、こういう舵取りやマスコミ対応などを見ると、プロ野球文化、興業という点では、歓迎されないことも多そうです。
雨天中止で9連戦が決まった時、楽天戦では(スタメン起用も含めて)控え選手をどんどん使った方がよさそうだと思いました。レギュラーは「イヤだなぁ」という感情にとらわれてしまっているようだったので。休みよりチャンスを待っている選手がせっかくいるんですからね。
当たり前のようですが、そういう数を出されるとよくわかります(笑)。初球を打ちに行くって大切なんですね。

to おかぼんさま
規則があるんですね。ひさしに手をやらないで、ボールを見たまま口先で「あた〜す」と今風のあいさつをしたら良いのにね。守備側の人はわからないように話しかけているんですから。
そういえばそんなんありましたな、花形(笑)。なんだかんだ言っても、何度もあの再放送を見ていましたよ(笑)。
| torao | 2005/05/29 10:22 AM |
おかぼんさま。
審判団まで両軍ベンチに挨拶に行きます(笑)。トライアングルで安定するのが苦手な民族性? 角を取って和になりたい…(笑)。
| BSミツルH | 2005/05/29 10:26 AM |
「楽天6連勝」ということもありえそうな嫌な予感。でもご安心を。私の予感は近頃、すべりまくっていますから。
安藤投手は結果的には8回2失点。前回の大量失点の汚名返上といいたいけれども...。相手が相手なら3回までにつぶされていたでしょうね。楽天打線に助けられた。でも終盤100球を超えてくらいから、肩の力が抜けて腕が振れだしてからは球の切れ、伸びが出てきた。よし、次回先発の試合前にブルペンで100球投げてからマウンドに登ってもらおう。

テレビで見る限り、フルキャスト球場の雰囲気、とても良いですね。実は昨日の同じ時間、サッカーのJ2の試合を観戦しておりました。時々携帯で阪神の経過をウォッチしながら。(^^ゞ
おかぼんさんと同様、つくづくスポーツ観戦は青空の下に限るなあ、と実感しました。大リーグではオーナーのポリシーでナイター設備を持たない球場もあるとか。青空に天然芝に白球。それだけで舞台装置は整ったようなもの。これ以上ドーム球場が増えないことを願うしだいです。(甲子園がドームになったらタイガースファンを止めてやる!)

ペナントレースの試合ですら敵味方関係なしでオールスター戦の和やかさを感じさせる場面に遭遇すると、「イテマエー!」と試合に没頭しているファンとしては、水をぶっ掛けられたようで、戸惑ってしまうんですよね。特にキヨハラを頂点としたPL学閥にそれを感じます。OBの懇親はシーズンオフに存分にやってもらったらいいのですが。和と礼節を重んじる国民性は、米野球をルーツとする野球規則とは相容れないものなんでしょうかねえ。おかぼんさん、toraoさんの同意を得られてすこしほっとしましたわ。
| いわほー | 2005/05/29 11:53 AM |
藤本2番はいかがなもんか 右に打てない「ひっぱれない バントもせきよりへた 粘れない はやうち 適性がとぼしい ふじもんを2番で使いつずける 岡田の意図がわからない 赤星が1塁にでて盗塁をたすけることもすくないし はやうちのため 盗塁できないで1死1塁もおおくみられるしヒットで1.2塁になったとしても 次のシーツが打ちずらい せっかくせき でつなぎができ 打線がつながったのに残念でたまりません せめて左投手のときはけんちゃんつかってほしい
| 星野まなみ | 2005/05/29 1:28 PM |
敗戦のような勝利(笑)。でもこういう時は堂々と勝利を喜んで吉!

to いわほーさま
その予感のすべり方好きです(笑)。
よくリードされていると楽な投球ができる投手がいますが、安藤投手はそれを完全自前でやっちゃいましたね(笑)。次は大丈夫でしょう、きっと。
とはいえ、ドームの良い点もたくさんあることも事実です。雨が降ってきたら、銀傘の先からシャーっと屋根が伸びてくるような仕組みできないかなぁ(笑)。
例の「馴れ合い」の件、問題提起ありがとうございました。

to 星野まなみさま
コメントありがとうございます。「藤本2番」というか、藤本のメリットは守備ということになるでしょう。2番打者の適正については、おっしゃるようになかなか成長が見られませんね。しかしまったくダメかというと、「希望の芽」くらいはあるようにも。私は、バレンタイン監督のように、藤本、鳥谷、関本を特性や調子を見極めながら巧く併用してくれたらそれが一番なのかなぁと思っています。
| torao | 2005/05/29 9:57 PM |

←必須!「通りすがり」等は禁止!独自のハンドルネームを入れて下さい。

←空欄可。メールアドレスは入れないで!



評論家たちの声
Tigers-net.com様のご協賛により、
T-Blogで運営しています。