自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
ABOUT
必死の力を 伊代野
「必死だな」って?おう、必死よ(笑)。
だってDVD版とはいえ応援した映画のエンドロールに「torao」って出るだなんて嬉しいじゃない!何の話かというと、例の「博士の愛した数式」のキャンペーンで、宣伝の動画を紹介して、80人に見てもらえたら紹介した人の名前がDVD版にクレジットされるというもの。というわけで必死だなと嘲りながらでOKなので、WIN & IEな環境の方はご覧になっていただきたく。ご協力に感謝いたしまする。

 → 「博士の愛した数式」クチコミサポーター動画を再生


キャンプ4日目もおだやかに。全体的に雰囲気が良いなぁ、今年のキャンプは。それこそ星野元年の02年なんて、あまりにも元気がないため島野ヘッドコーチ(当時)が欽ちゃんばりにマイク持ってガナってたんだからなぁ。今は全体的に元気と明るさに満ちている。しんどい反復練習も、集中して、声を出して、気持ちを入れてやっていれば、時々ホロっと笑顔もこぼれる。競ったり、遊び感覚を取り入れたり、互いを野次ったりしながら、課題に取り組んでいける雰囲気というのは本当に大切なものだ。


気合溢れるブルペンの端っこで、今回大抜擢された伊代野も力のこもった投球をしていた。4年目、今年で26歳。ベイスターズにたくさんいそうな、やや横手気味から力のある速球を投げる右腕。
二軍でもリリーフとして起用され、昨年は実に40試合に登板している。牧野の32試合を大きく引き離してダントツ。43回1/3を投げて防御率5.82、奪三振36、与四死球28という成績は正直パッとしないものの、「便利使い」ができるタフさは証明した。
昨季中盤以降、タイガースのブルペンは、JFKSHEで固まった。特にJFKの実績は揺るぎようがない。リリーバーとして一軍ベンチを目指すものはSHEのいずれかを食わなければいけないことになる。中でも特に右変則の桟原をターゲットに、相木、伊代野が勝負を挑む形になる。
ドラフト10位のルーキーイヤー、星野監督(当時)に度胸の良さを買われて、途中から一軍で起用された。プロ1勝はその年に挙げている。その後ヒジ痛もあり二軍暮らし。去年の秋季キャンプで復調を認められて、今回の抜擢に繋がった。現在はシュート系の抜きダマをものにしようとしているという。
分厚い戦力の中、本当のところを言えば、厳しい状況に変わりはないと思う。だがここでそれなりの印象を与えていれば、長いシーズンのどこかでチャンスが来る…そう信じて努力あるのみ。

Posted by torao at 09:38 | comments(11)
[退団者]伊代野貴照
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はじめまして。

非常に読みやすいですね。
評論家が書いたような内容に見えました!

伊代野はキャンプでも頑張ってますね。
個人的には変則投手は1枚でも多い方が
よいかと思ってます。
ちょっと前の葛西、伊藤、遠山みたいな。

タイガースの先発陣は本格的は投げ方が
多いですから、目先が変えられてよいかと。

これからも読ませてもらいます。
頑張って下さい。
| 相模のトラキチ | 2006/02/05 9:54 AM |
伊代野も、もう4年目ですね。
なんだか新球を覚えてるそうで、パームシンカーなるものらしいですね。
なんだそりゃー、本当に最近は変化球の種類が多いなぁ。
名前から推測するに、ゆっくり大きく落ちる+右側に曲がるということでしょうか。
あっ、スライダーのような軌道で大きく落ちるパームがあると聞いたことがあるけど、
それ?
まぁ、なんにせよ、魔球世代の私には、
こういうわけのわからない新球はワクワクします。
2段モーション禁止で、投球フォームに夢が薄くなりましたからね。
相木には、ちょっと夢見てますけど(笑)
| grayghost | 2006/02/05 10:22 AM |
伊代野投手も4年目なんですね〜。
星野監督時代に登板していた頃がつい最近のように思えてなりません(笑)

キャンプの雰囲気がかなり良いそうですね。
変われば変わるものだなぁとしみじみしてしまいます。
この雰囲気が何年も続くようにしないといけませんね。
| ヒロキ | 2006/02/05 10:27 AM |
あちこちでブーブー言われたので、渋々博士の・・・をまた読み始めましたが、また数ページでストップ(笑)こりゃ何年かかかるわ(^^;
読書好きの私をしてこんなに苦しめるとは、
相当合わないんだな〜(泣)

さすがに、2日連続で安芸へ通うと疲れもなかなか。
今日はこれから昼寝でもぶっこきたいと思います。
職場で「顔色よくなったね」といわれましたが、
これは日焼けです(笑)
| ちょびうさ | 2006/02/05 1:23 PM |
実は、ここだけの話。
伊代野投手に相当の、それこそ過大な期待をかけています。

この期待は、デビュー時からなんですが。
昨日だったか、新球に取り組んでるとかの話題が有った。
なんでも、パームの握りでシンカーの抜き方の
「パーカー」だそうだ。
(ネーミングのセンスはこの際、問わないでおこう。
どうせ中西球道が付けたんだろうし)

2軍で示した「使い勝手の良さ」を1軍でも認めて
もらえ!
ハシケン−伊代野で「HIコンビ」結成だ!

| 西田辺 | 2006/02/05 3:01 PM |
>「博士の愛した数式」クチコミサポーター動画を再生

80人とは、どういうカウントなんでしょうか?私は会社で1回と自宅で3回、既に再生しました。IP数で2回となるのでしょうかね?
今日から一日一回、三日で三回をノルマにしようと思いまっす!(笑)^^

伊代野投手は入団一年目にすこし活躍しましたね。新人にとっての一年目は、ビギナーズラッキーな起用をしてもらえますから。そのまま、鳴かず飛ばずの投手も多く見てきただけに、彼もこのまま消えてしまうような思いが去来していました。今シーズンは、そんな”悪い予感”を一掃できるか?
どうも岡田監督、マ・渡辺俊介の印象が強烈だったのか、アンダーぎみの投手を目にかけているように思います。相木同様、伊代野にとってもこれを追い風と心して、頑張って欲しいです。
| いわほー | 2006/02/05 4:10 PM |
>長いシーズンのどこかでチャンスが来る…そう信じて努力あるのみ。
キャンプイン直前のインタビューで,監督が,キャンプで無理にアピールしようとするな,ちゃんと見ているからということを語っていました。
「…40人枠があるんやから,1年の戦力になればいい。全試合,全イニング貢献する選手もいるけど,10試合でもチームに力になればいい」とも。
今年一軍キャンプに抜擢された選手は,目標として当然一軍に定着し,シーズン通じて力を発揮したいと思っているにちがいない。ただ実際今のメンバーでは,右変則枠(桟原・相木・伊代野)から開幕一軍に二人ということも考えにくい。
「10試合でもチームに力に」なれるよう,準備しよい状態を保っている選手が各ポジション(投手を含む)にどれだけ控えているか…「目立った補強がない」という今年の「チーム力」が問われるのはここなんでしょうね。
| おかぼん | 2006/02/05 9:22 PM |
to 相模のトラキチさま
はじめまして!ようこそ!評論家ですよ、自称ですけど(笑)。
私も前は変則投手の方が大好きだったんですけど、最近のスピードスター続出に、やっぱりこっちが本流だなぁと思っています(笑)。本流がしっかりある上で、さらに変則系のアクセントが効いている…そんな構成が理想的かと。岡田監督も相木への高評価を公言して、このポジションの投手の競争心を煽っていますね、面白いです。
どうぞ、また書いていって下さい。

to grayghostさま
パームシンカーやらパーカーやら(笑)。まあ、あっち流に言えばチェンジアップの一種ですよね。
私は「2段モーション禁止=夢がない」とは思わないんです。スムーズな流れのあるフォームだって、いくらでも個性は出せると思いますから。ただ、打者有利の傾向に野球がシフトして行く中で、少しずつ投手が編み出してきたタイミングを外す技術をスパッと否定してしまうことになって、またゲームバランスがぶれるかもしれませんね。「国際試合への対応」ということもお題目の一つだったのだから、本当はストライクゾーンの拡大とセットでやってほしかったと思います。

to ヒロキさま
そうなんですよ、そうやって人はあっという間にトシをとっていくんです。ヒロキさんも気をつけてくださいね(笑)。
変わりますね。そして、そういう変化というのは、一人の人で変わってしまったりするんですよね。悪くなる時は、一人も救世主が現れず、全員で悪くなる。良くなる時は、一人の力が次々とまわりを変えていく。そんな感じに思います。

to ちょびうささま
わかったわかった!読まなくていいよ(笑)
今日も安芸は寒かったのかなぁ。これじゃ、一二軍の格差が広がっちゃうなぁ。

to 西田辺さま
廃部になったローソンからギリギリでプロ入りした強運の持ち主ですからね。まだまだ粘って欲しいと思いますよ。去年のように、全員がケガもなく、好調を維持し続けるということも珍しいことですから、第二列としてしっかり力をつけておいて欲しいですね。

to いわほーさま
ありがとうございます。たぶん、IPでカウントしてると思いますので、連日やっていただかなくて良いと思います。一度ご覧いただければ十分です。本当に勝手言ってすみません(笑)。80人まではもう少しです。
なんというか、あまりにも本格派ばっかりそろっているというところもありますもんね。監督もバリエーションということに目が行くのでしょう。うちもかつては変則ばっかりでしたが、今は少なくなりました。

to おかぼんさま
おっしゃるとおり。レギュラーの補強は不要。第二列、第三列を強くしていくということを考えた時、今年については育成が有効という判断だったのでしょう。チームの雰囲気というのは本当に重要で、若手が伸びていくムードがあるというのが大きいです。レギュラーだけではなく、ベンチ入りメンバーすべてに「代わり」がいるという感じ。これぞまさに層の厚さということでしょう。
| torao | 2006/02/05 9:47 PM |
こんばんは、toraoさん。
今日のtoraoさんの「この選手に注目!」は伊代野さんですか〜。
まだ顔と名前と背番号が一致してなくて伊代野さんには申し訳ないですが、某サイトさんの影響で、陰では「いよのん」と呼ばせていただいてます(笑)

toraoさんの記事を読むと、虎選手の皆さん、みんながみんなめちゃめちゃ頑張っているのが伝わってきて、「うわ、すごいな〜」と感心してしまいます。
ものすごく幼稚な感想なのですが、「球春到来・キャンプ情報」なんて、野球に興味がなくって知らずにいれば何事もなく過ぎ去ってしまうような出来事なのですが、これが毎年繰り返されているのかと思うと、本当に選手の皆さんには頭が下がる思いです。
よく「今の世の中には夢がない」とか「頑張っている奴がいない」なんて言う人がいますが、野球選手を見ていると「全然そんなことないだろ!」と大きな声で反駁したくなります(笑)

そうそう、「博士〜」クリックしました☆
私も映画観に行きたいのですが、何せ時間がないのと、この町に映画館がないのが問題で…(笑)
| ぱぴ | 2006/02/05 10:27 PM |
toraoさん、沖縄キャンプに行って参りました。もう観るものがいっぱいあってリポートしようにも支離滅裂に・・・。

>キャンプ4日目もおだやかに。全体的に雰囲気が良いなぁ、今年のキャンプは。

そうなんです。星野元年の時と比べるとなんだか成熟したチームという感じが・・・。一人ひとりについて語りたいくらい、調子のよい選手が多くて・・・。でもブルペンにまで行く暇がなかったのです。投手はみんな走り込みよくやってましたよ〜。ほんとにキャンプは一日中観てても飽きません。
| yu | 2006/02/06 12:10 AM |
to ぱぴさま
野球に限らず、知ってみれば「こんなすごいことをやっていたのか」ということは、きっとたくさんあるのでしょうね。
ご協力ありがとうございました。おかげさまで名前がのることになりそうです。

to yuさま
行ってきましたか!さすが(笑)。
普通第1クールは、ゆるゆると暖めていくものなのですが、若手が全開で引っ張っていますからね。どんどん小出しにレポ書いて下さい!(笑)
| torao | 2006/02/06 8:34 AM |

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