自称阪神タイガース評論家（跡地）

粘って勝利を得たカープはこれで首位Ｄに５勝４敗１分、ブラウン監督の気持ちの強さがゲームに表れている。
ベイスターズは連夜の延長サヨナラ。６連勝＆本拠地１１連勝という快進撃。もちろん背負った借金がまだたくさんあるが、勝ち方を思い出してきたかのよう。一時はなんとなく様相が固まりかけていたセのペナントレース展開だが、こりゃまだまだ順位は動きそうだね。


弟よ、お前らもか…。掛川のＧとの二軍交流戦、押しまくりながら効率の悪い攻撃で敗戦。普段なら勝ち負けはどっちでも良い二軍戦だが、Ｔ選手たるものいかなる場合にもＧと付くものに負けるべからず！


さて１０連敗のＧに逆転負け。負けるべくして負けてしまった。「勢いに乗らな」といいつつ、オーダーをいじっちゃうし、いじるにしても相手が嫌がるようなメンバーが揃っていたとは言えないし、打撃に謙虚さが失われていたし、好機では消極的だったし、走者は進められないし、出してはいけない四球を出すし、継投のポイントは遅いし、ぽんぽん打ち上げるし…。しかし、最大の敗因は、ディロンを出してもらえなかったこと…じゃなくて（笑）、昨日は気持ちで負けていたということ。いや、ジャイアンツの気持ちがタイガースを凌いでいたと言って良い。

先発上原は全然調子良くなかったが、それでも勇気を失うことなく攻め続けて来た。６回ウラには屈辱を気合に変えて連打が生まれた。猛然とスライディングしゲッツーを阻止し、俊足走者を恐れず送球し犠打を失敗させた…１つ１つのプレーに集中していた。前日の屈辱的大敗によってもたらされた集中力なのかも知れないね。落合監督なら、前の日「これで良くなるよ。ならないようならもうプロを止めた方がいい」とかって言っているような試合だったからね。

高い所からものを言うつもりはないが、これは本心。前の日の１１−０の試合を見せられるよりは、例え負けても、歯ぎしりして、むかっ腹を立てても、昨日のような気持ちのこもった試合を見せて欲しい。それでこそ燃えてくるし、勝った時の喜びも増すというもの。おう、闘志満々のジャイアンツ、カモーン！こちとら「勝ちゃあいい」なんていう、さもしい野球好きとはワケがちがうんだ、オラ！
…グッスン。絶対勝てよ！甘い球逃すなよ、濱中！集中しろよ、江草！そろそろ球児が見たくなってきた。

ということで、三連戦勝ち越しを掛けてライバルと戦える喜び、そして、首位Ｄから最下位ベイまで、実力伯仲、激戦続きの楽しさを噛みしめながら、日曜ナイターを待とうじゃないの。