自称阪神タイガース評論家（跡地）

どんな時でも人を押しちゃダメ。今回は軽傷で済んだけれど、それはたまたまのこと。人を押すという行為は、人を殺すことになりかねないと心得ないとね。
牧田球団社長は、「この事故によって、ファンと選手の溝をつくることだけはしない」と言うが、必ず影響は出てしまう。選手たちはスゴくてカッコイイ人たち。だけど所詮「ただの人」だ。ギャーギャー騒いで仕切りを厚くされるより、友達になって話ができた方が良いと思わない？とにかく、人を押さないでね、バーゲンでも（笑）。


秋季キャンプも佳境に入って、来季への楽しみが具体的な形を見せて来た。
その１、ハタチ前後の若い選手たちが「下克上」の勢い。玉置、若竹、水落、小宮山、大和、坂、勇丞（高橋ゆうすけ・登録名変更の予感w）…。
その２、エース跡目左腕戦争。中村泰、能見、筒井、岩田、江草、三東…。
その３、伸び悩み組、故障組の「化け」。太陽、橋本、喜田、桜井、赤松、庄田…。
その４、実力者復権。久保田、今岡、赤星…。
かなり良い感じだね。伸びしろ、見所が多いと思う。


Ｄを解雇された高橋光信は、タイガース採用が確定的だそうで、この日もドラゴンズのユニフォームで紅白戦に参加した。無安打に終わったが、そのユニフォーム着てる選手がキャンプに一人いると、空気が締まって良いね（笑）。みんな気合いが入ると思うよ。
で、巷で高橋光は要るの要らないのといろいろ言われている頃だと想像するが（笑）、私は採用すべきだと思う。
作戦面や情報戦がどうこうという部分では、大して力にはならないだろう。ドラゴンズに負けたのは、そんな小手先のことではなく、心技体すべてで圧倒されたのだからね。勝ちたければ、まずは練習。
中堅若手の出場機会を減らすことが採用反対の理由だと思うが、それよりも、彼らにとってのレベルの高い競争相手として必要だと思う。現状、片岡、スペンサー、町田といなくなり、ベンチは確実に２〜３人の空きがある。喜田、桜井あたりが入ってくるものと予想されるが、この秋から春にかけて、もう一つ高いレベルでその座を掴み取ってもらいたいという思いだ。いろいろ事情があったのかも知れないが、「先がない」とばかりにライバルチームをクビになった選手を乗り越えられないようじゃ、期待の若手もなにもない。特に連日、岡田監督から喝を入れられている桜井は、どうやら尻を叩き続けなければいけないタイプのようだからね。
もちろん高橋光の代打としての能力にも魅力がある。打率、得点圏打率はさして高くないが、長打率、出塁率が高い。思い切り良く振ってくるので、投手が怖がる。逃げる球への選球眼が良く四球が取れる。それを嫌がって甘くなると放り込む。１点負けている最終回、先頭打者、あるいは一死走者一塁なんていう時が最も働きそう。
情報戦で役に立つかは疑問でも、ドラゴンズと落合監督への怨念はあるだろう。そういうモチベーションは大きいと思う。妖術対怨念とはおどろおどろしいなぁ（笑）。