自称阪神タイガース評論家（跡地）

２０分走でトップ小嶋から周回遅れ（３００ｍ）にされたとか。んな、大したことないない。野原はいかにも瞬発力で勝負するタイプに見えるもんな、気にすんな、気にすんな。
と、思ったら本人、気にするする（笑）。練習終わった後、１５分自らに罰走だって。生真面目というより負けん気だね。こりゃ面白えや。


新人紹介も最後、横山龍之介（よこやまりゅうのすけ）投手。タイガース現役唯一の新潟県出身選手となる。中学時代県内シニアリーグに所属し全国大会出場、高校では１年からベンチ入り、３年春エースとしてセンバツ出場、ベスト８、夏もチームを甲子園に導くが、肩に違和感を抱えて実力が発揮できなかった。
プロ入りについては、唯一指名の可能性を伝えていたドラゴンズが、事前に指名しないことを告げたため社会人入りと決めつけていたところでタイガースから予想外の指名だったため戸惑いもあったようだ。
ややスリークォーター気味の角度から140km/h台の直球、決め球はタテヨコ２種の鋭いスライダーで、全国レベルの高校生から面白いように三振を取っていたという。

言っちゃ悪いが地味なキャラだ。書道三段。関西のノリに合うかどうか心配で、ゲーム機を持ち込んで仲良くなりたいという。うう、どうかみんなやさしくしてやってくれ。新人合同自主トレ初日のコメントは「新潟では今の時期はグラウンドが使えないので、こういう環境は嬉しい」。良いよ、良い。その地味で目立たないキャラクターは、珍しくアグレッシブ揃いのルーキーたちの中で逆に異彩を放つ。
だいたいね、ただの「地味」じゃないからね、雪国の地味キャラは強いよ。じっとじっと雪解けを待てるんだからね。いかにも担当の北村スカウトが好きそうな選手だ。きっとスライダーのキレに加え、忍耐強く鍛えることで直球の強さが生まれてくることを信じているのだと思う。だからそのうち出てくるのを、こっちも辛抱強く待ってるよ。