自称阪神タイガース評論家（跡地）

以下、公式よりコピペ。

■スコット・アッチソン選手プロフィール
スコット・アッチソン選手 　選手名：　スコット・アッチソン（Scott Atchison）
　生年月日（年齢）：　1976年3月29日（31歳）
　出身地：　米国、テキサス州
　守備位置：　右投手
　投打：　右投右打
　身長体重：　188cm、91kg
　出身校：　テキサス・クリスチャン大学

契約内容は、年俸１００万ドル（約１億１３００万円）の２年契約（２年目はバイアウト）。現役メジャーリーガーにしては安いが、負け試合の中継ぎとして２２試合、３０．２回という出番ならそんなものか。メジャー通算は５３試合、６８回で防御率は４．１０。２勝３敗は、０４年シアトルで２５試合に登板した時に記録している。

タイガースでは、先発ローテを予定しているということだが、ちなみにメジャーでの先発経験はない。ではマイナーでの先発実績はどうなのか。
今年、ＡＡＡで１試合。０６年は先発なし。０５年はルーキーリーグ（なぜ？）で３試合。０４年はＡＡＡで１試合。０３年ＡＡＡで７試合。まともにローテで投げていたと思われるのは、０２年ＡＡＡで２１試合、０１年ＡＡで２４試合あたりまでさかのぼらなきゃならない。マイナー通算９３試合の先発は、このあたりを中心にプロキャリアの序盤に集中している。

メジャー通算　６８回　奪三振７０　四球２５
マイナー通算　７７１．１回　奪三振６５８　四球２０５

経歴や年俸のイメージからすれば、このバランスはかなり良いと思う。そこそこ三振も取れて、四球が少ない。優れた制球力を持つという触れ込みもウソじゃなさそうだ。
でも防御率が４点そこそこということは、よっぽど球に力がなさそうだ（笑）。

→さらに細かいスタッツ

半端なメジャーリーガーを連れてくるなら、伸び盛りのマイナー選手の方がマシというのが定説だと思う。だいたいメジャーで残した成績がそのまま日本の成績になることが多いから。それからすれば、タイガースほど半端なメジャーリーガーばかり連れてくる球団も珍しい。このアッチソンもまさにそんな感じ。
ただ、野球の質がＭＬＢに向かない選手というのはいるかも知れない。それほど球に威力はないが、制球に自信がある。そんな投手の場合は、日本のボール球をたくさん投げながら、配球で勝負していくという野球が肌に合うかも知れない。
化けるか化けないか、見てのお楽しみだね。