2008.04.09 Wednesday
アッチソンと中田、両先発が持ち味を出し合う投げ合い。力のある速球と多彩な変化球を低めに集めてリズム良く打ち取っていくアッチソン。今回は走者を出してからのセット静止も改善して、安定感があった。一方の中田も暴れ馬のようにムダな球を放りながらも肝心なところはビシッとくるスタイル。
ただ去年まではボール球を振って助けていたＴ打線が、しっかり四球を選んで、序盤は押し気味に進めていた。
しかし、３回ウラ無死一塁にヒットの赤星で、平野がバントを決められず結局三振、さらに連続四球の一死満塁で今岡が併殺。続く４回ウラも連続四球の無死一二塁で矢野が併殺。アッチソンが打席でファールで粘る健気さを見せるも、野手たちの拙攻続きで次第に流れを渡してしまう。
５回表一死から森野がセンター前にクリーンヒット、続く谷繁が左越え二塁打。あっけなく先制されてしまう。
そのウラ、先頭赤星が四球で出塁するも平野がまたしても送れずに三振。走者を動かせない。
でもアッチソンは淡々と自分の仕事に専念して、その後もアウトを積み重ねる。６回７回と三者凡退に抑えた、ここが今日の下地。
７回ウラ、先頭矢野が三遊間を綺麗に破るヒット。いつまでも０割打者ではいられないもんね（笑）。アッチソンに代わる代打はネクストにいた葛城を引っ込めて関本。ピンチバンター、見事に決める。エライ。そうやっていれば今にきっといいことがある。一死二塁で赤星。これも大きかったね。ジックリ見てフォークに引っかからず四球。球数１００をゆうに越え、中田も疲れて来たかな。
一死一二塁で、平野の代打は桧山！大声援の甲子園。おさまらない声援がそのまま「わっしょい」に変わる。直球で押しまくる谷繁だが、中田ボール先行。だが０−２からど真ん中の直球に桧山手が出ない。気圧されている。見ればずいぶんとバットを短く持っている。中田も苦しい、ボールはすべてハッキリとわかる１−３。そして５球目はまたしても直球ど真ん中、桧山は体の前で軽く手首を返すようなスムーズなスイングでミート、打球は低いライナーでファーストの頭を越え、ライト右でバウンドした。矢野生還同点！赤星も三塁へ。一死一三塁、一塁走者は代走坂。
打撃の内容で素晴らしいところを見せていた葛城ではなく桧山を選択。チャンスを作るのは葛城で、大声援をバックに走者を返すのは桧山。岡田監督の中ではそういう分担になっていたのかも知れないね。
まだ中田を代えない。打者新井、ここもボール先行、中田もいっぱいいっぱい、ここで３ランでも出れば、中田をＫＯしたと言えるぞ、行け！新井！ハッキリしたボールと、ギリギリのストライクでカウント２−３、インハイボール気味を一つファールの後の７球目、一塁ランナースタート、もうひとつインハイ新井遅れ気味詰まり気味、しかしショートの頭を余裕で越えていく逆転タイムリー！坂は三塁へ！スイングスピードと、右腕のパワーの使い方の巧みさ。新井ならではのヒットだ。
さあ金本。打っても良いかも知れない。でも犠牲フライでもゲッツー崩れでも十分な場面。どうだろう、明日にしようか？（笑）代わった小林に上手く攻められながらも三塁右に転がす、ノリの好プレーで二塁封殺、内野安打にはならなかったが、もう１点追加３−１。十分すぎる仕事だ。
後はＫＦが抑えれば出来上がり。アッチソンにも勝ちが付く。これは大きいね。
久保田は完璧、代打立浪には、立浪もびっくりのフォークで空振り三振。シュート気味に逃げていった。左打者に有効だ。さらに二死から荒木は思い通りに攻め込んで、最後は狙い通りのインローに直球をズバン！おそらくテレビを見ていた何万ものＴファンが、「っしゃー！」と叫んだ瞬間だった（笑）。
だけどＤが粘る。９回ウラ藤川を攻め立て、１点返して１点差、なお一死満塁で森野、谷繁という状況。今年もこうして「だからドラゴンズはイヤなんだよ」という台詞を言い続けるんだろうなぁ（笑）。だけど藤川いっぱいいっぱいのところで頑張った。森野を３球連続フォークで３球連続空振り、谷繁には初球の直球を右に狙われたが、やや薄めに当たって良い当たりのライトフライ、ルーが追いついて試合終了。なんとかかんとか逃げ切った。休養十分で登板したが、井端、和田には直球をジャストミートされ、ウッズにはフォークを見切られた。藤川の苦悩は続くかも知れない。
桧山とともにヒーローインタビューを受けた新井が、緊張気味で言葉に詰まりながら「素晴らしい」を連発。笑った。
というわけで、疲れたけど勝ったからまあスッキリ。拙攻もあったけど、今年らしい走者の動きや先発の粘りが出たのはベリグー。そして控えメンバーの活躍が嬉しい試合だった。２戦目はもっともっとスッキリするような、今年のタイガースは強い！と思わせるような試合を期待したいね。
当日券あるのだとか。甲子園は夜から天気下り坂の予報だけど、金本メモリアルに空席は似合わんぜよ！
ただ去年まではボール球を振って助けていたＴ打線が、しっかり四球を選んで、序盤は押し気味に進めていた。
しかし、３回ウラ無死一塁にヒットの赤星で、平野がバントを決められず結局三振、さらに連続四球の一死満塁で今岡が併殺。続く４回ウラも連続四球の無死一二塁で矢野が併殺。アッチソンが打席でファールで粘る健気さを見せるも、野手たちの拙攻続きで次第に流れを渡してしまう。
５回表一死から森野がセンター前にクリーンヒット、続く谷繁が左越え二塁打。あっけなく先制されてしまう。
そのウラ、先頭赤星が四球で出塁するも平野がまたしても送れずに三振。走者を動かせない。
でもアッチソンは淡々と自分の仕事に専念して、その後もアウトを積み重ねる。６回７回と三者凡退に抑えた、ここが今日の下地。
７回ウラ、先頭矢野が三遊間を綺麗に破るヒット。いつまでも０割打者ではいられないもんね（笑）。アッチソンに代わる代打はネクストにいた葛城を引っ込めて関本。ピンチバンター、見事に決める。エライ。そうやっていれば今にきっといいことがある。一死二塁で赤星。これも大きかったね。ジックリ見てフォークに引っかからず四球。球数１００をゆうに越え、中田も疲れて来たかな。
一死一二塁で、平野の代打は桧山！大声援の甲子園。おさまらない声援がそのまま「わっしょい」に変わる。直球で押しまくる谷繁だが、中田ボール先行。だが０−２からど真ん中の直球に桧山手が出ない。気圧されている。見ればずいぶんとバットを短く持っている。中田も苦しい、ボールはすべてハッキリとわかる１−３。そして５球目はまたしても直球ど真ん中、桧山は体の前で軽く手首を返すようなスムーズなスイングでミート、打球は低いライナーでファーストの頭を越え、ライト右でバウンドした。矢野生還同点！赤星も三塁へ。一死一三塁、一塁走者は代走坂。
打撃の内容で素晴らしいところを見せていた葛城ではなく桧山を選択。チャンスを作るのは葛城で、大声援をバックに走者を返すのは桧山。岡田監督の中ではそういう分担になっていたのかも知れないね。
まだ中田を代えない。打者新井、ここもボール先行、中田もいっぱいいっぱい、ここで３ランでも出れば、中田をＫＯしたと言えるぞ、行け！新井！ハッキリしたボールと、ギリギリのストライクでカウント２−３、インハイボール気味を一つファールの後の７球目、一塁ランナースタート、もうひとつインハイ新井遅れ気味詰まり気味、しかしショートの頭を余裕で越えていく逆転タイムリー！坂は三塁へ！スイングスピードと、右腕のパワーの使い方の巧みさ。新井ならではのヒットだ。
さあ金本。打っても良いかも知れない。でも犠牲フライでもゲッツー崩れでも十分な場面。どうだろう、明日にしようか？（笑）代わった小林に上手く攻められながらも三塁右に転がす、ノリの好プレーで二塁封殺、内野安打にはならなかったが、もう１点追加３−１。十分すぎる仕事だ。
後はＫＦが抑えれば出来上がり。アッチソンにも勝ちが付く。これは大きいね。
久保田は完璧、代打立浪には、立浪もびっくりのフォークで空振り三振。シュート気味に逃げていった。左打者に有効だ。さらに二死から荒木は思い通りに攻め込んで、最後は狙い通りのインローに直球をズバン！おそらくテレビを見ていた何万ものＴファンが、「っしゃー！」と叫んだ瞬間だった（笑）。
だけどＤが粘る。９回ウラ藤川を攻め立て、１点返して１点差、なお一死満塁で森野、谷繁という状況。今年もこうして「だからドラゴンズはイヤなんだよ」という台詞を言い続けるんだろうなぁ（笑）。だけど藤川いっぱいいっぱいのところで頑張った。森野を３球連続フォークで３球連続空振り、谷繁には初球の直球を右に狙われたが、やや薄めに当たって良い当たりのライトフライ、ルーが追いついて試合終了。なんとかかんとか逃げ切った。休養十分で登板したが、井端、和田には直球をジャストミートされ、ウッズにはフォークを見切られた。藤川の苦悩は続くかも知れない。
桧山とともにヒーローインタビューを受けた新井が、緊張気味で言葉に詰まりながら「素晴らしい」を連発。笑った。
というわけで、疲れたけど勝ったからまあスッキリ。拙攻もあったけど、今年らしい走者の動きや先発の粘りが出たのはベリグー。そして控えメンバーの活躍が嬉しい試合だった。２戦目はもっともっとスッキリするような、今年のタイガースは強い！と思わせるような試合を期待したいね。
当日券あるのだとか。甲子園は夜から天気下り坂の予報だけど、金本メモリアルに空席は似合わんぜよ！
