自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
ABOUT
岩田育郎いい気分
サンスポより引用。
★…阪神は○○○○○●○○●○○●○○○○○●○●○△●○と開幕24試合連敗がなく、4月終了時点でこのまま連敗がなければ85年以来の出来事。
「85年以来」…ああ、この甘美な響き(笑)。
というワケで、前年日本一チームに敵地で負け越さず、前年リーグ優勝チームのエースを粉砕(そのエースの状態など知ったことか)。23年ぶりの日本一への軌道に完全に乗ったと言っても過言ではない(明らかに過言)。


葛城の打撃技術は相当高い。遠くへ飛ばす、芯に当てる、スイングスピードとタイミングを合わせる、ファールで逃げる、いずれも高いレベルに達している。この春、それをずっと見せつけられた。左投手も苦にしないところも見せた。守備力は外野、一塁とも中の上くらいはあり、何度も言うようだがレギュラー確保には十分だった。
それでも開幕はベンチ止まり。代打でチャンスが与えられればきっちり結果を出した。それでもスタメンはない。やっと回ってきたと思ったら、いきなり不振の今岡に代わって、金本の後ろの5案を打てと言う。しかも左右の併用、むちゃくちゃと言えばむちゃくちゃだ。
ビビって弱々しいスイングで前日は結果が出なかった。この日も1打席目は上原のフォークに合わせるだけの弱い振り。でも以後は吹っ切れたように自分のスイングができた。きっちり振り切って打ち上げた同点の犠飛、右中間をあっという間に切り裂いた逆転の三塁打。スッキリしたわ。葛城の力を大きな舞台で見せることができて、なんだか自分のことのように嬉しかった。


岩田プロ初完投で3勝目。
マウンド上でぐっと拳を握りしめて、ヨシッと気合いを入れるたびに「自信パラメータ」が上書きされていく。試合の中で成長していく投手を見るのは本当に楽しい。萌える(笑)。
岩田が自主トレで井川の門下に入ったのはどういう経緯だか知らないけれど、若い井川に感じた魅力に似たものを岩田に感じる。溢れ出るひたむきさと奥底に除く強情。大声援に気後れしない入り込み、集中力。開き直り、荒々しさ。
制球面の完成度はまだまだでも、各球種の構成が素晴らしい。右打者の懐をつく直球は怖がらせる角度がある。外角に逃げていくシュート系もある。そしてこの球を左打者にも投げているのが強み。4打席の中でシュート系を1つ見せておくだけで、組み立ての大きな柱となる曲がりの大きなスライダーへの対応が鈍る。さらにこのスライダーよりふくらみの大きい軌道を描くカーブがクセモノ。上がって下がるカーブを見せられると、高めボールのスライダーにも反応してしまう。加えて忘れた頃にフォークがある。
ど真ん中を使っていく野口とは好相性だね。見ていて楽しい102球スイスイだった。


2試合の「勝ちなし」で萎縮しかけたところを、やっぱり今年の売りである積極的な走塁と先発投手の強い心で反発。勝ち越したいね。
そうそう勝ち越し記録にしても球児のセーブ記録にしても、引き分けはノーカウントにしてくれや。連勝記録だってそうなんだから、ねえ。

Posted by torao at 07:59 | comments(10)
[投手]岩田
<< オーダーについて考えたりしながら忘れる | TOP | Big Win >>

おめでとう岩田!願わくばシーズン通しての活躍を期待しています。

岡田監督いわく「これからも右投手の時は葛城を使う」らしいですね。 てゆーことは、今日はまた、今岡&フォードの出番か‥?
せめて、ライト浅井とかも試してみては!?

| ジジィ | 2008/04/27 9:02 AM |
初めてのコメ一番乗りです^^
昨日の試合は見ていて楽しい試合でした。
若手投手の熱投。
HRではなくタイムリーでの得点。
走塁に関しても積極性があり、今年の
阪神はちょっと違うなと思わせる試合
でしたね。
一番変わったのはやはり先発投手を長い
イニング投げさせようとするようになった
ことでしょうか?
| もふもふ | 2008/04/27 9:04 AM |
残念2番でした...
| もふもふ | 2008/04/27 9:05 AM |
昨日の岩田も葛城も良かったですね。岩田は巨人戦の2試合共に気合と投球が上手くかみ合って安心して見れました。それを引き出す野口のリードも流石。葛城もいい感じで振れてるし、3塁打の打撃も打球の速さに思わず、おお〜と興奮しました。昨日の結果で岡田監督には当分スタメンで使って欲しいものです。
私的なスタメンでは・・・

1番 センター    赤星 .341
2番 セカンド    平野 .227
3番 ファースト   葛城 .353
4番 レフト     金本 .316
5番 サード     新井 .294
6番 ショート    鳥谷 .325
7番 ライト     桜井 .000
8番 キャッチャー  矢野 .271

出来れば平野は1年通じて赤星のコンビで2番スタメンで固定した方が明らかに相手チームは嫌がっているように見える。打率以上の活躍、貢献はこれまでのゲームでも確認済み(して言うなれば、もっとバントの精度を上げる事と自分が生きるケースと犠牲にするケースをもっと明確に!)

桜井はまだ出番ないからな・・・
早くチャンスを!
| セカンド 和田 | 2008/04/27 9:29 AM |
ナイピー岩田!
どんどん度胸良くなって欲しいですね〜
昨日は上原様々でした、
やっぱ内海をしっかり打って快勝、勝ち越しといきたいものです。

あとスレの中で、五番サード新井
が出てきてますね、
打順は、3、4、5の中でいいとおもいますが、
ファースト新井は、外したくないないですね。
1・2塁間、1塁線への飛びつき、ショーバンの処理はもちろんですが、間に合う時、全て投手を制して自らファーストベースというプレーが非常に、目に付きます。落球の心配もないし、
投手への負担(怪我の危険率等)も相当軽減されてるように、思われます。日本一のファーストをわざわざサードコンバートする必要は無いのではと考えてしまうのです。
悪送球も怖いし‥
杉山〜!完封だ完封(笑)
| toyo | 2008/04/27 1:39 PM |
昨夜は甲子園参戦でした。

岩田あっぱれ。
9回表を迎えて、投球練習をしている姿を見ていると、不覚にも目からよだれが出そうになりました。
けっこう肌寒い夜でしたが、球場の気温はぐんぐん上がったようでした。

連続記録に関しては、「引き分けを挟んで」の注釈つきでもいいですから、継続を認めてほしいですよね。
| 一虎ファン | 2008/04/27 2:14 PM |
昨日の岩田のヒーローインタビューで「幸せです」と言う言葉を発した。
色んな思いが詰まった、心からの「幸せ」だと思う。
今年の彼の成長と見ると、こちらまで「幸せ」な気分になる。
去年ブレークした上園もそうだったけど、普段は大人しそうな青年が、
マウンドでその人格が一変する。
そう言えば、青年ではないけど下柳もその系統か(笑)

この感じで、ドンドン成長して勝ち星を重ねてもらって、
今年の最後に皆を幸せにして欲しいですね。
| 西田辺 | 2008/04/27 3:35 PM |
ホンマに嬉しいね!やっと井川以来のエースの風格を持つ奴が出てきた気がする。自己管理がよくできて,逃げない男,真っ直ぐが早くて,決め球がある。巨人に強いのもいいし,プレーオフで主戦になれるよう今後もどんどん自信をつけてくれ!
| 広虎 | 2008/04/27 11:34 PM |
このゲーム岩田に尽きる。
攻めの投球で試合の流れを引き寄せた圧巻の内容。
かつてその術中にはまることが多かった上原が相手だったのは何か暗示か?
野口もいい味だしてるね。
| やっぱりトラ! | 2008/04/28 12:31 AM |
岩田、安定感ありましたね。
先週のS戦、早い回に打ち込まれ、初のローテで疲れが出始めた様子。
5回表に代打を送って休ませたらと私は思った。
ところが続投して、5・6回をきっちり締めてゲームを作った。
やっぱり、甘やかしちゃいかんね。

葛城の打撃は風格があります。左右投手に関係なく、4打席立たせてみたい。

私は新井がFAで入団が決まった時から、あれほどの選手に来てもらうには、サードを空けて待つべきだと主張してきた。
しかし、最近ちょっとぐらついている。toyoさんのおっしゃるように新井のファーストが想像した以上にイケてるのだ!
遠井のゴローちゃんの時代と違って、今の野球はサードに劣らず、いやそれ以上にファースト守備が重要になる。
新井の存在感はファーストにおいてより輝きを増しているのかも。

でも今岡さんのサードは駄目だよ。私の心臓にも投手の闘争心にもはなはだ悪影響がある。
安定感で関本、未知の魅力でバルディリス、リンが復帰し敵エースを粉砕にかかるなら、サード新井、ファースト葛城、ライト林。

左偏重の打線だから今週のように左腕を当てられる。
剛球左腕は駄目だけど中途半端な左腕は今岡さんの得意とするところだから、左の桧山とともに右の代打の切り札として待機していただきたい。

G戦サヨナラ勝ちでとても気分がよいので夜更かしして、ぐだぐだと長文失礼しました。
| とらぽるた | 2008/04/28 2:27 AM |

←必須!「通りすがり」等は禁止!独自のハンドルネームを入れて下さい。

←空欄可。メールアドレスは入れないで!



評論家たちの声
Tigers-net.com様のご協賛により、
T-Blogで運営しています。