自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
ABOUT
私的ライトなスポーツ観戦史
昔はよくいろんなスポーツ見たなあって話。
いえね、昨夜録画予約をしようと思ってTVをつけたら、ガオラでウィンブルドンのライバル史みたいな番組をやっていて、懐かしくてね。ここずっとテニスも見てないけど、毎年全英は楽しみに見ていたなぁ…と。ゴルフもそうなんだけど、やっぱり伝統があって、天然芝のような自然環境に左右されるようなものに惹かれるんだよね、甲子園とか(笑)。私が見始めたのは、男子で言えばコナーズ、ボルグ、マッケンローあたりから。女子はエバート、ナブラチロワね。え?エバートとグレグ・ノーマンが婚約してるんだって?へー。サンプラスやヒンギスの頃までは良く見てた。また見たくなった。

昔は今よりスポーツ中継が盛んだった。地上波しかなかったのに、種類も豊富だった。ボーリングや、バレーボールはブームがあった。中山律子、須田加代子。日立、ユニチカ、新日鐵、日本鋼管。良く見てたなー。相撲は輪島・北の湖から。プロレスは猪木、坂口、シン、マクガイアブラザースらの新日と馬場、鶴田、ブッチャー、マスカラス、ファンク兄弟らの全日。ドキドキしたなあ(笑)。ボクシングは輪島、ガッツ、具志堅…その頃は今日本のチャンピオンは誰か、みんな言えたよね。

中学は部活三昧だったからTVも控え目だったけど、アメリカのバスケはラリー・バードとマジック・ジョンソンの時代。TBSで「スーパーボールへの道」というNFL番組をやってたのもその頃かな。ワシントンのジョン・リギンスという労働者タイプのフルバックに惚れた。ワールドカップバレーのバボちゃんもその頃からだったよね。広瀬っていうレシーバーが凄くてね。昼休みに制服のまま外でフライングレシーブして遊んだよ(笑)。あの頃サッカーは不遇だったけど、東京12チャンネル(現テレビ東京)でずーっと三菱ダイヤモンドサッカーっていうのやってたよね。2週間かけて1試合放送するの。解説は岡野俊一郎がやっていた。浦和レッズの隆盛は、こうやってずっと日本のサッカー文化に貢献したご褒美だな。

高校の頃、特に後半はなんだかスポーツ見まくってたよなぁ(笑)。F1燃えてた。プロスト、マンセル、セナ、中嶋。ラグビーの早明戦も凄く盛り上がっていた。あと競馬ね、シンボリルドルフ、ミスターシービー。シービーの不器用さが好きだった。あとカツラギエースの大逃げ(笑)。ワールドカップサッカーは82年のスペイン大会からまともに見た。あのころJリーグが出来るなんて想像もできなかったけど、読売対日産のライバル対決は必ず見ていた。

その間、間に夏冬のオリンピックが入って、それなりに熱を入れて見て。ま、そんな感じで重く、軽くスポーツべったり。その間ずーっと阪神タイガースは一緒だったワケね。そして85年の日本一。あれから日本一にはなってないんだもんな。23年か。球団は12しかないのに(笑)。

なんかもっともっと忘れている、「忘れられないスポーツ」があるような気がするけど、まあいいや(笑)。こうして振り返ると、自分がいかにお手軽にいろんなスポーツを楽しんで来たのかがわかる。でもその都度それなりにのめり込むから、楽しみ方は心得ているつもり。特に若いうちはいろんなスポーツ(に限らず)をやったり、みたりした方が良いよね。
しっかし、我ながらここ5年ばかりは、野球の見方が異常になっているなぁと。ま、この「タイガース黄金期」が、我がスポーツ観戦史における「特別な時期」なんだから仕方ないね。
試合観てブログ書いてってしてると、他のスポーツが疎かになるのは確か。でも40を越えてそこに辿り着いたのだから、それはそれで良しとするか(笑)。

さて、タイガース近代史における重要な出来事「05日本シリーズの悪夢」を思い出し、また目標をしっかりと確かめて欲しいと思うよ。

Posted by torao at 08:41 | comments(10)
[阪神]たわいない話
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85年の日本一ですか
懐かしいです
あの日本一の85年から阪神ファンに
なったのを思い出します。
その後の辛かった時代も
それに比べると今のタイガースは
見違えるほど強くなりましたね!!
| もふもふ | 2008/06/14 8:45 AM |
ローラーゲームなんてワケのわからんスポーツ(?)もありましたっけ。大好きでしたけど。w
テレビ局も日テレ独占のプロ野球に代わる「ドル箱スポーツ」の開拓に必死でしたしね。
そんな中でも野球は首尾一貫して「キング・オブ・スポーツ」の地位を守ってきたことは特筆に価しますね。
今年はオリンピックイヤー。スポーツの総合見本市ですね。故に野球が今回限りというのは残念で仕方ありません。
| いわほー | 2008/06/14 9:00 AM |
私のスポーツ観戦史上一番の「悪夢」は、「猪木がチョチョシビリに負けた事」(笑)よりも、「2005日本シリーズ」。 千葉マリンのレフトスタンドで、霧の中からいきなり現れたベニーのHRや、神懸かりにツキまくった今江の打撃など、多分棺桶に入るまで忘れられない「悪夢」です(笑)
2006の交流戦や、昨年の「奇跡的逆転劇」で少しずつ悪夢が薄れつつありますが、今日からの2戦は必ず勝って、みんなの「モヤモヤ」を晴らして欲しい‥‥「千葉マリン」因縁の地です。
| ジジィ | 2008/06/14 9:08 AM |
ローラーゲーム!大好きでしたよ。ホイップとかまたくぐりとか、ああ懐かしいです。また見たいです、東京ボンバーズ。
| torao | 2008/06/14 10:53 AM |
懐かしい名前をたくさんありがとうございました。
ほんと、昔の限られた地上波放送で、よくあれだけのスポーツを見られたものだと思います。
最近の有料放送は充実しているけど、「最初のとっかかり」としての地上波無料放送はなくしちゃいけないなぁと。

そういえば、80年代からのセリーグチームのファンは、いまだに西武ライオンズが嫌いみたいですね。日本シリーズで煮え湯を飲まされた印象が強くて。
私はそうでもないのは、やはり85年日シリだけをおぼえているからでしょう。これを言うと「これだからタイガースファンは!」と罵られます(笑)
| あーちゃん | 2008/06/14 10:55 AM |
クリス・エバート、い〜いですね!涼しげで勝ち気な表情。
ベースラインで打ち合うプレースタイルも私好み。
バックハンドの両手打ちがきれい!
左の好打者が鋭いライナーでレフト線を破るようなパッシングショットに痺れました!
シャラポワもおきれいですが、あの怪鳥のごとき叫び声は何とかならんもんでしょうかね〜。

私の心をときめかせた女性アスリートに陸上短距離のマリーン・オッティー(ジャマイカ)がいる。
褐色の肌、走る姿は力強く美しい。いや、神々しい!
世界のトップに十数年君臨しながら金メダルには縁がなかった。今年48歳。今だ引退の報を聞かないが・・・。

東京五輪のヒロイン、体操のチャスラフスカ(チェコ)の華麗な演技も忘れられない。
対するは女王の気品に満ちたラチニナ(ソビエト)。歴史に残る名勝負だった。




| とらぽるた | 2008/06/14 1:42 PM |
うわぁ、同学年だけに全部分かる。
広瀬のくだりなんて、もう(笑)
テニスはボリス・ベッカーからかな?
サッカーは西ドイツのベッケンバウアーで一気に惹かれましたね。
どのスポーツも面白いし、ルールや背景を知れば、楽しみが倍増する。
やるにせよ、見るにせよ一生スポーツを楽しみたいですね。
| 西田辺 | 2008/06/14 9:03 PM |
多々あるスポーツの中でも未だに欠かさず観てるのはF1ですね。
ついこの間のカナダGPでは、ポーランド人のロバート・クビサという若武者が初優勝を果たしたばかり。
日本人の初優勝は未だに実現しませんが、必ずその日が来るのを信じて、これからも観続けることでしょう。
因みに僕のお気に入りは、ゲルハルト・ベルガーでした。
| PPW306R | 2008/06/14 9:36 PM |
初めてコメントします。

私の忘れられない思い出は、キックの鬼沢村忠が何年か振りに“真空飛び膝蹴り”を使って勝ったと言う試合。

翌日の学校では、男子はその話題で持ちきりなのに、何の理由かは忘れましたが、その試合を見そびれた私は一人蚊帳の外でした。

いつも楽しい話題を有難うございます。
| 武論尊の父 | 2008/06/15 8:50 AM |
スポーツ観戦史となると、東京12チャンネルの貢献を抜きには語れません。toraoさんの書かれているようにサッカーにおける三菱ダイヤモンドサッカーは当然ですが、その後継的番組でもあった「ダイナミックサッカー」(92年頃から94年まで放送、金曜日の夜中)もブンデスやイングランドリーグを主に紹介していたよい番組でした。(これについてはもっと語れることはありますが割愛)

 それから、テニスといえば明治屋がスポンサーをしていた「ワールドビッグテニス(タイトル自信なし)」それこそ、70年代の豪州三羽烏(ニューカム、レーバー、ローズウォール)の時代から90年代まで放送してました。テニスの美形選手といえば、カーリン・バセット。実力はエバートやシャラポワの足元におよびませんが、日本でもさほど有名でないにも拘わらず、FUJIゼロックスのCMに出演してました。しかもお父さんがUSFLのニュージャージー・ジェネラルズのオーナーで大富豪。あとはアンナ・クルニコワ(笑)。そういえば、昨日WOWOWで見てた海外ドラマ(CSI)でマッケンローが出演してました(以下これも割愛)

 あと、アメリカン・フットボールでいえば、「プロフットボールアワー・フレッシュダウン」と「NCAA全米大学フットボール中継(タイトル忘れた)」。プロフットボールアワーは土曜日夕方5時30分からの30分番組で、NFL FILMSの映像に日本語ナレーションを載せただけのもの。NFLのライセンス商品を日本で販売展開していたソニー企業グループが提供でした。70年代の半ばごろ放送。NCAAはその名の通り大学フットボールの試合の中継をまんま流したもの。トニー・ドーセットを擁したころのピッツバーグ大学とかセルモン三兄弟のいたころのオクラホマ大学とかいろいろ思い出します。70年代半ば頃の放送。

とりあえず、東京12チャンネルに限定してもまだまだ書きたいことは山ほどあるのですが、とりあえず終了。

自分にとってはそのころの東京12チャンネルには感謝してもしきれないです。

| tama | 2008/06/15 3:15 PM |

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