2008.08.09 Saturday
個人的な話だが、8年8月8日という五輪開会式にも選ばれた末広がりのおめでたい日に、業務上のトラブル処理のため岡山に日帰り出張して来た。朝6時に家を出てANAで飛んで行って、レンタカーであっち行ってこっち行って…。すべて終わってのぞみに乗って、家に帰って来たら11時。かろうじて風呂に入ってバタンと寝る。
トラブル処理だから顔には出せないが、あちこち走ったり土地の方と会話をしたりで初めての岡山をそれなりに楽しんで来た。それにしても、来週は家人の実家のある尼崎に行って、9月上旬にはラスト市民球場を体験しに広島へ…と計画していたのだから、どうせトラブるのなら、まったく関係ない方面だったら良かったのに、なにも中間点じゃなくても(笑)。
で、今朝は今朝でボブルヘッズの活動日(てか毎週なんだけどねw)だから、星野ジャパンも北京五輪開会式もなーんも見てない。なんかパ選抜が勝っちゃいそうだったとか。なんだかタイガースなみに不安な星野ジャパンではあるけれど、なんとか綱渡りでもなんでも勝ち進んで行って欲しいな。
先日の試合では橋下大阪府知事が始球式をやって、御堂筋パレードについては税金使わないならいいんじゃない?的発言があったみたい。けっこうけっこう、雑踏警備に1億なん千万かかるらしいが、なんとか民間で工面してやろうやろう。全国からタイガースファンが集まってくるから、経済効果はそこそこあるからね。
「2度見たら死ぬ」と言われた優勝も(しかしこの言い方もスゴイよなぁw)、慣れっこになりつつある。「タイガース優勝で関西大熱狂」なーんて社会現象もなくなっちゃった。しかしだからと言って「んなもん優勝なんて珍しくもない」などと罰当たりなことを言ってはいけない。いつまでもこんな幸福な日々が続くと思っていてはいけない。今年の優勝を最高の思い出にすべく、ファンを含む「全タイガース関係者」は力を結集しなくちゃいけない。
今年が岡田タイガースの最頂点だ。コーチ陣の心が一つになっていて、それぞれが自分のベストをつくし、活発な進言をしている(たぶん)。こういう状態はそう長く続くもんじゃない。
おっさんトリオは元気に見える。永遠に元気なようにも思える。しかしそんな奇跡はない。彼らが永年思い描いてきた理想のシーズンを実現させるのは今年しかないだろう。
JFKはイマイチっぽい。だが彼らはここからもう一度心を一つに合わせてくる。「JFKの誇り」は外の人間からは想像もつかない、強固で大きなもの。黄金期を作り上げたユニットが最高の輝きを放つのはもうすぐ。
脇役が主役になって、その主役がいくらでも沸いて出てくるような、全員の活躍。みんなみんなみんなが凄かった優勝。岡田タイガースは「みんなタイガース」。監督がすごいんじゃない、エースがすごいんじゃない、4番がすごいんじゃない、みんながすごいタイガース。ファンまですごいタイガース。
だから日本一のパレードは最高の祝賀パレードになる。全員がおめでとうを言い合う、幸福なパレードになる。歓喜の大爆発はなくても、熱狂度は低くても、「完成」を祝うしみじみと嬉しいものになる。
そこまでは気を緩めずに。全タイガース関係者はもう一度心を一つにして、じっくりじっくり歩んで行こう。
といっても試合があるわけでもなし(笑)。
ま、とりあえず今日も暑いけど、良い1日に!