自称阪神タイガース評論家（跡地）

ところでＷＢＣ代表監督については9/1の実行委員会で話し合われるという報道や、第二次星野ジャパンにノムさんがヘッドコーチ立候補なんていう報道があったきり「完全沈静化」の方向に進んでいるように思う。なにやら異論がありそうな雰囲気を見せたコミッショナーはどう出るのか。どんな総括と手続を示すのか。ガッカリパワーを弱めることなく注視したい。

復帰登板の岩瀬に抑えられた。落合監督も思わず言ったね（スポニチ）。「ちゃんとした使い方をすれば抑えるんだ」「岩瀬は勝ちパターンで行く投手。そういう使い方をしないと…。長年ウチの屋台骨を背負ってきたヤツなんだから」


まあいろんな言い方はある。だが私はもう決めたのだ。久保田については「抑えた」「ぶち壊した」などと現象だけで見ないことにしたのだ。まああれだ、久保田はチームの「水晶玉」。見える、見える、久保田が押し出し四球を出して、試合をぶち壊すのが見える〜〜〜という時は、先発投手が試合の基礎を作れず、きっちりとした攻撃ができず、振るべき時にしっかり振れなかったということなのだ。そういうことがちゃんと出来た時は、久保田様はちゃんと抑えて下さるのだ…だんだん久保田崇拝になってきたからやめとこ（笑）。

それはさておき、１イニング２四球＆２失点をやってしまったボーグルソンと久保田は、どっちも「良い球放ってるのになあ」という投手。逆に言うと最近中継ぎで調子良いアッチソンは、おいおい大丈夫か？ってほどテンポ良く無造作に投げ込んでいく。おっかなく見えて、実は細かいボールの動きで打者を混乱させている。自信に満ちあふれているのが良くわかる。
ボギー、久保田のリードでも、どうやって自信を持たせてやるかが重要なのだと思う。

決まり手は久保田とボギーの自滅。その引き金は５回ウラ、関本ヒット＆暴投→光信の二塁打で１点差に迫った直後、無死二塁からの矢野のバント失敗（捕手小フライ）＆飛び出してしまった代走葛城の手痛いダブルミス。さらにはチャンスで今ひとつ振り切れなかった林ちゃんの打撃など、複合的な要因もある。

鳥谷が良かったね。序盤から苦しむボーグルソンをいったんは救った好フィールディング（二遊間横っ飛び→グラブトスで併殺へ）もあったし、冷静に相手守備陣形を見てバントヒットも決めたし、チャンスを拡げる四球もあった。すこし秋を感じられるようになってまた元気になってきたかもね。

またマジック消えちゃった。なんだか対戦成績を見ると、東日本連合代表ジャイアンツｖｓ西日本連合代表タイガースみたいに見えなくもないけど、まあとにかく自力でまた点灯させよう。