2008.09.19 Friday
勝率はようやっと４割に届く程度、今年もまた最下位確定である。しかしそれを悔しいとも思わない、ハリのない日々。
92年、亀山新庄ら若手が大活躍、中村監督で突発的に優勝争いに絡んで２位（優勝は野村Ｓ）になるものの、その後、また下降線を辿り、チームはリーグのお荷物であり続ける。
93年はオマリーが首位打者を取るも４位（優勝は野村Ｓ）。
94年は藪が９勝で新人王を取るも５位（長嶋Ｇ）。
95年は低迷の責任を取り中村監督から藤田平に途中交代、新人川尻が８勝するが６位（野村Ｓ）。
96年は前年オフに新庄が「引退騒ぎ」。藤田監督の下、チームがバラバラ。川尻が１３勝、藪が１１勝、桧山２２ＨＲ、新庄１９ＨＲするもグレン、クールボーがさっぱり打てず途中退団、連続最下位６位（長嶋Ｇ）。
97年ムッシュよっさん吉田監督みたび登板、グリーンウェルの神のお告げに振り回されるも、藪と湯舟が１０勝、桧山２３ＨＲ、新庄２０ＨＲ（両方打率は.230前後だけど）と盛り上げて５位浮上、これで虎党大喜び（野村Ｓ）。
98年、新人の坪井が１番で.327、２年目の今岡を２番に据える。関川＆久慈を放出し、大豊＆矢野をゲット。藪＆川尻が２ケタ勝ってもチームはたったの５２勝、勝率.385は断然の最下位。立て直すにもどうすりゃいいのさ（権藤ＹＢ）。
99年、２０世紀最後の黄金時代を築いた野村監督を招聘。何が変わるのかという期待の中、新人福原、遠山、葛西のリリーフが頑張っても先発ローテが崩壊状態。坪井、和田の１，２番が３割打っても以下ずらーっと.250前後の打線では点も入らない。新庄がＧ槙原の敬遠球をサヨナラヒットしたくらいで天にも昇る気持ち、６位（星野Ｄ）。
2000年、野村Ｔ２年目、実績のある星野伸や広澤が入って期待するも、冷静に考えればピークは越えている選手たち。投手兼任も、なんて上手くおだてられた新庄が４番で.278、２８ＨＲしたが最下位脱出までは届かず６位（長嶋Ｇ）。
そして若松スワローズが優勝しようという01年。またしても最下位である。だけど野村監督３年目、確実に変化はある。若きエース井川がローテに入った。新人王＆盗塁王＆ゴールデングラブ受賞の赤星ら、Ｆ１セブンの登場、濱中がクリーンアップを打つ。ひょっとして来年は、最下位脱出もあるかもね。
こんなに弱いタイガースだから、自分が熱狂的タイガースファンのなのかと問われれば、「熱狂的ではないがタイガースファン」と答えたかも知れない。だって熱狂する場面がないんだから（笑）。
もし唯一あるとするならば、ジャイアンツ戦だけだった。他は全部負けてもかまわないからジャイアンツ戦だけ勝て、そう本気で思っていた。たぶん当時のタイガースファンは、例外なくそう思っていただろう。
だが、ほとんど勝てなかった。当時はまったく認めなかったが（笑）、今思えばジャイアンツはキチッとした投手力を整備していて、キチッとした野球をしていた。タイガースが奇跡的に奪ったリードなど、あっという間に跳ね返され、たいがいは見るも無惨な試合になった。だから「たま〜に」勝てば、涙が出るほど嬉しかった。
中継のアナが言う「伝統の一戦」という言葉の虚しいこと。いや伝統には違いないが、ずいぶんと情けない伝統になってしまった。
私は、タイガース「優勝確実」から、カークランド三振で終わった73年の頃、まだ野球を見ていなかった。そこが伝統の分岐点だったのだろう。私が見てきたのは、「伝統の一戦」を傷つける歴史だったのかも知れない。
ノムさん、来年こそはジャイアンツをやっつけるチームを作ってくれよ。さすがに優勝！とまでは言わないからさ（笑）。
結局、ノムさんは不祥事絡みでチームを去り、星野監督がやってきて、ジャイアンツに負けるな！と闘魂を注入してくれた。現場だけじゃなくて、経営にも。
それまでの歴史を考えれば、02年から今日までの「復興」は信じられないようなことだ。２１世紀の奇跡と言ってもいいかも（笑）。タイガースは03年、05年と優勝する。と、なぜかジャイアンツが低迷をし、竜虎の時代になる。そして07年、三つ巴の争いはタイガースの息切れで、リーグ優勝ジャイアンツ、日本一はドラゴンズ。
何が言いたい？いやあ、なんてことないんだ。
古いタイガースファンのみなさん、おまちどおさま！優勝を賭けた「伝統の一戦・巨人対阪神３連戦」が始まるよ。手に汗握って、固唾を呑んで見守ろう。選手たちの精一杯のプレーを見つめよう。
頑張れ！阪神タイガース！
92年、亀山新庄ら若手が大活躍、中村監督で突発的に優勝争いに絡んで２位（優勝は野村Ｓ）になるものの、その後、また下降線を辿り、チームはリーグのお荷物であり続ける。
93年はオマリーが首位打者を取るも４位（優勝は野村Ｓ）。
94年は藪が９勝で新人王を取るも５位（長嶋Ｇ）。
95年は低迷の責任を取り中村監督から藤田平に途中交代、新人川尻が８勝するが６位（野村Ｓ）。
96年は前年オフに新庄が「引退騒ぎ」。藤田監督の下、チームがバラバラ。川尻が１３勝、藪が１１勝、桧山２２ＨＲ、新庄１９ＨＲするもグレン、クールボーがさっぱり打てず途中退団、連続最下位６位（長嶋Ｇ）。
97年ムッシュよっさん吉田監督みたび登板、グリーンウェルの神のお告げに振り回されるも、藪と湯舟が１０勝、桧山２３ＨＲ、新庄２０ＨＲ（両方打率は.230前後だけど）と盛り上げて５位浮上、これで虎党大喜び（野村Ｓ）。
98年、新人の坪井が１番で.327、２年目の今岡を２番に据える。関川＆久慈を放出し、大豊＆矢野をゲット。藪＆川尻が２ケタ勝ってもチームはたったの５２勝、勝率.385は断然の最下位。立て直すにもどうすりゃいいのさ（権藤ＹＢ）。
99年、２０世紀最後の黄金時代を築いた野村監督を招聘。何が変わるのかという期待の中、新人福原、遠山、葛西のリリーフが頑張っても先発ローテが崩壊状態。坪井、和田の１，２番が３割打っても以下ずらーっと.250前後の打線では点も入らない。新庄がＧ槙原の敬遠球をサヨナラヒットしたくらいで天にも昇る気持ち、６位（星野Ｄ）。
2000年、野村Ｔ２年目、実績のある星野伸や広澤が入って期待するも、冷静に考えればピークは越えている選手たち。投手兼任も、なんて上手くおだてられた新庄が４番で.278、２８ＨＲしたが最下位脱出までは届かず６位（長嶋Ｇ）。
そして若松スワローズが優勝しようという01年。またしても最下位である。だけど野村監督３年目、確実に変化はある。若きエース井川がローテに入った。新人王＆盗塁王＆ゴールデングラブ受賞の赤星ら、Ｆ１セブンの登場、濱中がクリーンアップを打つ。ひょっとして来年は、最下位脱出もあるかもね。
こんなに弱いタイガースだから、自分が熱狂的タイガースファンのなのかと問われれば、「熱狂的ではないがタイガースファン」と答えたかも知れない。だって熱狂する場面がないんだから（笑）。
もし唯一あるとするならば、ジャイアンツ戦だけだった。他は全部負けてもかまわないからジャイアンツ戦だけ勝て、そう本気で思っていた。たぶん当時のタイガースファンは、例外なくそう思っていただろう。
だが、ほとんど勝てなかった。当時はまったく認めなかったが（笑）、今思えばジャイアンツはキチッとした投手力を整備していて、キチッとした野球をしていた。タイガースが奇跡的に奪ったリードなど、あっという間に跳ね返され、たいがいは見るも無惨な試合になった。だから「たま〜に」勝てば、涙が出るほど嬉しかった。
中継のアナが言う「伝統の一戦」という言葉の虚しいこと。いや伝統には違いないが、ずいぶんと情けない伝統になってしまった。
私は、タイガース「優勝確実」から、カークランド三振で終わった73年の頃、まだ野球を見ていなかった。そこが伝統の分岐点だったのだろう。私が見てきたのは、「伝統の一戦」を傷つける歴史だったのかも知れない。
ノムさん、来年こそはジャイアンツをやっつけるチームを作ってくれよ。さすがに優勝！とまでは言わないからさ（笑）。
結局、ノムさんは不祥事絡みでチームを去り、星野監督がやってきて、ジャイアンツに負けるな！と闘魂を注入してくれた。現場だけじゃなくて、経営にも。
それまでの歴史を考えれば、02年から今日までの「復興」は信じられないようなことだ。２１世紀の奇跡と言ってもいいかも（笑）。タイガースは03年、05年と優勝する。と、なぜかジャイアンツが低迷をし、竜虎の時代になる。そして07年、三つ巴の争いはタイガースの息切れで、リーグ優勝ジャイアンツ、日本一はドラゴンズ。
何が言いたい？いやあ、なんてことないんだ。
古いタイガースファンのみなさん、おまちどおさま！優勝を賭けた「伝統の一戦・巨人対阪神３連戦」が始まるよ。手に汗握って、固唾を呑んで見守ろう。選手たちの精一杯のプレーを見つめよう。
頑張れ！阪神タイガース！
