自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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ぶっきらぼう結構
スポーツ新聞風に11・11・22・66などと数字を並べてみる。なーんだ?
答えは「井川完投11勝目で11年ぶりのロード勝ち越しを決める。これで貯金は22となり、今季66勝目。これは昨季の最終勝利数と同じ」。

良いものをもっているのになぁ…と相手のことながら思ってしまうカープ先発大竹の投球。もっと強気に責めればどんどん勝てるだろうに。6回167球!11奪三振!7四球で9安打。惚れ惚れするような直球とスライダーと、うんざりするような制球と投球間隔の悪さを併せ持つ。なかなか攻撃の順番が回ってこなかったカープ野手陣は、待ちきれなかったかのように打席で早打ち。「ボール支配率」は、80%対20%くらいではなかったか。

鳥谷この日もヒット2本。ラッキーな当たりも含めて、調子良い。打率も.290台間近まで上げてきた。

勢いとラッキーに満ちた試合だったが、それを呼び込むだけのものはある。
試合開始直後はあまり良い流れではなかった。赤星を出すまいと意識しすぎて四球、走者赤星を意識しすぎて鳥谷も四球というのは、若手投手によくあるパターン。だがこの後、シーツには逃げるスライダーと、高めの直球を上手く配され三振。金本は膝元へのキレの良いスライダーにバットを根本から折られ一ゴロ、二塁鳥谷封殺。二死一三塁で、今岡は0−3となってから三振でチェンジ。荒れ球投手に手を焼く展開になるのかと思われた。
1回ウラ一死、山崎の当たりはセンターへのポテンヒット、普通は。だが赤星がこれをスーパーキャッチ。イヤな流れに陥りそうなところを未然に防ぐ。10mほど高く上がった打球なら、この人全部取っちゃうかも知れない(笑)。その直後、嶋が先制HR(普通、こういうところで打たれないと思うがw)。井川の「おかげでソロですみました」というのは素直な心境だろう。0−1。

取られた直後、2回表、桧山の打席は価値があった。ファーストストライクを積極的に振りに行き(空振り)、相手投手にプレッシャーをかけながら、ボール球はしっかり見極め、良いコースへの球に食らいついてファールで逃げる。今までできていなかった、カッチリとした打席を作って先頭打者として四球で出塁する。桧山はこの日、2安打2得点。三振に倒れた打席を含め、1球1球やるべきことをしっかりやっていた。
結果的に赤星のショート正面へのゴロが大きくイレギュラーし、桧山が同点のホームを踏む。1−1。

同点にされた2回ウラは、わずか5球でチェンジ。イヤらしいはずのカープ打線、積極策が裏目に出ていく。

3回表は、一死から4,5番が連続ヒット。さらに暴投と、三塁に送球した捕手倉の悪送球で金本生還。2−1と逆転。

試合の流れはまだわからない状態。「ごっつぁんゴール」はもらっているものの、最少に抑えられている。3回ウラは、先頭倉が二塁内野安打。大竹が送って一死二塁。だが緒方のライナーは藤本の正面、走者戻れず併殺。やはりツキはこちらにあり。

5回表、一死から今岡レフト前ヒット。力感はないが、それはいつものこと。ややスイングがしっかりしてきたように思う。桧山がレフト線への二塁打、一死二三塁。これが大きかった。二死後、藤本敬遠で満塁。井川は初球をフルスイング。打球は大きく弾み、内野安打。3−1。続く赤星は、よく球を見て圧力をかけ、カウント2−3からレフト前ヒット。5−1。ようやく出た綺麗なタイムリーヒットで、試合の大勢は決した。

8回表、二死一二塁の好機では、大活躍の桧山に、しっかりチームとしての方針を伝えた上で、代打濱中。濱中にも上昇してもらわなきゃ困るということだ。ここらあたりなかなかコーチングスタッフの細やかさが感じられた。濱中、意気に感じたか久々のタイムリーヒットで応える。6−1。矢野もライト前ヒットで続き7−1とダメのダメを押す。

井川にとっては楽な投球。7回終了時点で、1000投球回も記録。記念の花束ももらう。直球は148km/hを計時。最近抜け気味だったチェンジアップも良かったのだが、130km/h半ばの半速球(ツーシーム)を、初球や打者有利のカウントで投げたのが効果的だった。変化が一定しておらず、かつ打つ直前で変化するため、面白いように凡打になった。
ヒーローインタビューは、まったくぶっきらぼうに対応した井川。こんなもんじゃ満足できない。まだ全然足りないということだろうと思う。来週のD戦が楽しみだ。

Posted by torao at 08:51 | comments(6)
[退団者]井川慶
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おはようございます。
祝ロード勝ち越し決定!!

11年ぶりとの事ですが
11年前はどんな状況だったか覚えてません(笑)
しかし広島とやるとグダグダな試合多いですね。
この試合も序盤マトモな得点なかったですし。
でも勝てば官軍。

井川は不安定ですがいい時はいいですね。
| たに | 2005/08/24 9:04 AM |
仕事中、やっとで一段落した頃にyahoooのスコアを見てビックリ。
井川、9回で90球台!?どうなってる!(失礼な)
だいぶ広島の拙攻にも助けられたようですが、来週が楽しみになってきました(笑)

星野さんのG入りに関しては、ご本人がやりがいを感じやってみたいと思われるなら、いいんじゃないのかなと思います。選手時代から大好きだったし、虎にも強烈な刺激を与えてくださって最高の想いを味わいました。だからこそ星野さんの意志を尊重したいと思います。
ただ、巨人の改革に必要なのが星野さんかどうかというのは疑問です。
就任しても体調面を考えると、せいぜい1年か2年だと思うんですけどね。
まあ、あそこのフロントが欲しいのは、5年後の強豪チームじゃなくて、来年の優勝なんでしょうけど。
それとも、原さんを戻す前に星野さんに地ならしさせるつもりなのかな……。
| kuroki | 2005/08/24 12:35 PM |
これで井川も上がってくるなら、イイ!

to たにさま
大竹投手を打つのは難しいですね。ストライク来ないですから(笑)。スキを見せなかったのが良かったと思います。

to kurokiさま
どうせ待球策をとっても、出てくる投手がアレですから、井川を好球必打でとらえた方が良いという判断なんでしょうね。でも、おかげで楽させてもらいました。
うーん、星野氏。そりゃ私もご本人の判断には文句ないですが、キャラクターとして、巨大な力に立ち向かう反骨というのが魅力の人なので…ねえ。いまや、それはタイガースだって?冗談じゃありませんよ、依然としてプロ野球の運命は読売がすべて握っているんですからね。まだまだその力を奪う側にいて欲しいな。私は違和感アリアリかなぁ。
| torao | 2005/08/24 1:12 PM |
赤星さんのスーパーキャッチもラッキーなタイムリーも2点タイムリーもよかった。
よかったが、昨日は井川。
タイムリーの際の全力疾走や打球が足に当たった後の素早い捕球&送球。
尚且つ、解説者のコメントによると送球の後3塁ベースカバーも怠らなかったとの事。
久々に(失礼!)井川を見ていて素直に「素晴らしい!」と思えました。
おまけですが、5回表ルパンのごとくジャンプしながら打球を避け3塁へ向かった藤本も個人的には◎です(笑)
| ちび | 2005/08/24 4:00 PM |
今年のタイガースは、一昨年の怒涛の勢いは感じられないのですが、なんとなく強いなあという印象です。この「なんとなく強い」という感じは、私にとって、ここ十年くらいでいうとヤクルトに対する印象なんです。タイガースがこの先、「なんとなく強い」チームの代表でいて欲しい。

すくなくともナベツネ巨人であるうちの星野G軍入りは、認めがたいものがある。
ナベツネに反旗を翻して、プロ野球の”読売支配”に抗していたのはなんだったんだ?
読売の本質が何も変わっていないというのに、ナベツネに煽てられ、担ぎ上げられれば、どんな木にでも上るのか?

私は星野大将の男気よりも大義を信じたい。
| いわほー | 2005/08/24 6:26 PM |
前田に一発かぁ…。大島投手は昨期のウェスタン最多勝なのね。

to ちびさま
そういえば井川、例の時は、投球もさることながら、フィールディングが問題だったわけですもんね。当たり前のプレーが当たり前にできて良かった。

to いわほーさま
本当にそうですね。「軌跡の勝利」のようなものはあまりなく、着実に勝利への歩みを続けるという感じ。まだまだカチッと決まらないことも多いですが、目指す所はしっかり見据えているような気もします。
星野氏の話、新聞売りたくて騒いでいるんじゃないのかなぁ…。例えば憶測ですが、実際にあったとされる読売との接触は、WBCについての協力要請とか…わかりませんが(笑)。
| torao | 2005/08/24 7:04 PM |

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