自称阪神タイガース評論家（跡地）

ＷＢＣ中国代表は「参加することに意義がある」レベルのようだ。Ｇにボコボコ。気を取り直して頑張って欲しい。北京五輪までは時間があるからね。加油！中国棒球。

ＷＢＣ台湾代表は、主力抜きのマリーンズに敗戦。盗塁へのディフェンスの弱さ、４番林威助の４三振が響いた。…こらっ！リンちゃん！


天気予報からキャンプ最終の紅白戦を１日前倒し。下柳、安藤、杉山、福原、桟原が順調なところを見せた。
橋本が今回もピリっとして来ない。直球に本来の威力がなく、打たれたくなくてボール先行のパターン。周期のずれた投手も必要なので、今年は「すごく遅れて来たヤツ」でやってくれてもいいけどね。
ダーウィンはフォークを多投したようだが、簡単に合わされていたようだ。首脳陣には伸びシロの大きさを褒められているのだが、素人目にはよくわからん（笑）。ただ、上から投げ下ろす角度のある直球を低めに決めて、フォークとのコンビネーションで三振を取ろうという意図はわかるので、あとは厳しい場面でも精度を保つことだろう。

この日から矢野が出場。若手捕手の進歩を一つ一つ見てきたが、それらの一番良いところを合体させても、まだ矢野に追いつかないと実感。どの捕手も通ってきた道だから嘆くことはないけれど、とりあえず実感。


上坂がやけに良いのだ。打席では徹底的に投手の足元へライナーを打ち返す打撃。このシンプルな思考が上坂にはピタっと合う。大きいのを狙っていないのは大正解。ランナーがいようがいまいが、コンパクトにミートして弾き返す。意図のしっかりした打撃を繰り返していれば、自然と信頼感を得る。課題の「暴走厳禁」もここまではＯＫ。実はこの日、盗塁のスタートが早すぎて、危ない場面もあったがことなきをえた（笑）。
一軍ベンチ入りをめぐる野手の攻防も激しい。試合展開を想像してみると、守備固めがありそうなポジションは、三塁とライトくらいしかない。いやライトも多分濱中か桧山のどちらかが残るケースが多くなるだろうから、純粋な守備固めでは、ほとんど出番がないかも知れない。
そうなれば打撃の良い代打をできるだけベンチに置きたいということになり、緊急時にどこでも守れて、足も速く、しぶとい打撃ができるとなれば便利なことこの上ない。チーム構成上の妙というか、上坂にとってはラッキーな展開になっているように思う。
このあとのオープン戦も「センター返し」「暴走厳禁」を守って行ければ働き場所が転がり込んできそうだ。