http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200405/tig2004051002.html
下柳は、また黒星を消してもらった。この日も降板後うなだれたりせず、懸命に味方を応援する姿勢が良い結果をもたらしているように思う。投球内容は最悪だが、常にベストを尽くす姿勢は良い。
この日のヒーローとして岡田監督は牧野投手を一番にあげた。ピンチを切り抜け、中日の勢いを完全に止めた。キャンプから高評価を得た牧野だが、阪神の投手陣の中では敗戦処理に近い仕事を任せられてきた。当初は危なっかしいところもあったが、今や「負け試合なら安心して任せられる」というポジションを確かにした。この日の記念すべき虎一勝目を励みに、「勝ち試合でも使える」、「ロングリリーフも任せられる」、「先発ローテで使える」といった位置を狙って欲しい。
お祭り騒ぎのような打線の爆発だけでなく、葛城、鳥谷、関本、沖原、江草、モレル、桟原、三東と、普段見られない選手も総登場した。雨の心配もあったが、この日のチケットは安かった。