M8。ドラゴンズがズブズブ。最後は、スワローズがマジック対象チームになるかもよ。
「だからもういいよ。いいんだよ、オレなんか。お前らの考えていることはよーくわかった。」という福原のコメントは取れていないが(笑)、前日がウソのような快打爆発。防御率1位を狙うS先発藤井は始めから気合負けしていたように見える。
赤星追撃開始のタイムリーを含む4安打2得点1盗塁。かなり好調。
鳥谷「ダメダメ押し」タイムリー含む2安打。
関本は金本弾への露払い。タイムリー含む2安打。シーツの穴をまったく感じさせていない。
金本37号3ランHRで試合を決める。新井も逃げていてなかなか追いつかないなぁ。
今岡同点27号HR。二死から狙って打った一発。「岡田野球の申し子」(笑)。
藤井大好きのスペンサーが2安打2得点。チャンスメークの三遊間突破が2つ。この人あまり打たないが、打つと不思議とチームが元気になる(笑)。藤井がひっこんだら3三振というのもカワイイ(笑)。
矢野「逆転」と「ダメ押し」2本の2ランHRを含む3安打。ここに来てエラいことになっている(笑)。
藤本2ポップの後、挽回の2安打。
先発野手全員安打で11点。ばんざ〜い!…
藤川が「記録登板」。2三振のあと、3連打で2失点。この記録は、必死に勝ち負けを争っている中で初めて価値のある記録だということをもう一度考え直して欲しい。
安藤は、夫人が体調を崩し看病に専念するため抹消。事態の軽重がわからないが、この時期に来ての抹消となると心配が募る。だが、ひょっとしたら重篤な事態ではないのかも知れない。能見を上げるにしても、上げたばかりの秀太や林をすぐ抹消するのはあまりにも気の毒なので、安藤を抹消したのかも。いずれにしても安藤は、「私的」なことで他の選手のチャンスを奪わずに済んで、その点は安堵しただろう。後で笑い話になるようなことであってほしい。矢野もヒーローインタビューで言っていたが、「がんばれ、安藤!」
能見がスクランブルで先発。
久保コーチが二軍の手柄だという。ウェスタンリーグはすでにまばらな日程になっている中で、常に一軍の動きを想定しながら選手を作っている、全軍一体の状態があることがわかった。これは簡単なようで容易なことではない。
能見の立ち上がりは力みがあって不安定だった。ただし向かって行こうという気持ちは十分に伝わってきた。初回に2点を先制されても、その必死さは変わらなかった。
逆転してもらった直後の4回表、先頭の城石に対して0−3とする。野球をよく知るスタンドから野次が飛ぶ。ここが能見にとってもっとも厳しいところだった。打線がリードを奪ってくれた。この回は抑えなければいけない。下位打線の先頭を四球などもっともいけない。経験のない投手が「いけない」という言葉を思い浮かべ始めるとろくなことがない。思えば思うほど意識が指先に影響を与え、ひっかかったようなボールが続く。そして4球目も同じように低めに引っかけてしまう。がっかりする矢野。ところが、球審友寄は自信満々にストライクのコール。唖然とする城石…。この判定に救われた能見は、この回を三者凡退とし調子に乗る。高めクロスファイアの直球を意識させながら、低めに曲げ落とすスライダー。この2つを軸に、右打者のアウトローに直球、ボールコースにチェンジアップというバリエーション。強い気持ちを切らさなければ、腕の振り、球のキレで打者を威圧するだけの力がある。途中は大量援護も受け、見事に7回を投げ切った。
何もなければ、少なくとも消化試合まではあり得なかった今季3勝目。マジック減らしに貢献する勝利は、自信にして良い。なによりもツキがあるのだから、どんどん押して行け!