2010.05.01 Saturday
また相手のミスで救われたような試合ではある。
自称阪神タイガース評論家(跡地)かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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2010.05.01 Saturday
また相手のミスで救われたような試合ではある。
2009.04.24 Friday
◇4月23日(木)中日−阪神5回戦(中日3勝2敗、18時、ナゴヤドーム、30850人) 2008.06.12 Thursday
点差以上にタイガースの強さを感じさせる勝ち方。
2008.05.16 Friday
それにしてもライオンズは打ちまくってるね。
2008.05.15 Thursday
アッチソンは右ひじ炎症のため抹消。補充は北陸遠征が終わってからのようだ。
2008.03.18 Tuesday
前日は0−0、この日は1−1。サッカーのようなスコアが続く(笑)。
2007.09.08 Saturday
約4時間。台風一過の東京ドームは、平和な都会とは隔絶された「戦場」だった。
2007.08.22 Wednesday
ネット裏19段という特等席をペアでいただいた。去年千葉マリンの出っ張り席に招待してもらったzero-52さんを誘って行ってきた。
2006.05.08 Monday
雨が降り続く中で強行された、連休最後の試合。
2006.02.11 Saturday
阪神の選手で一番人気があるのは誰か?と聞かれると、さあ誰だろうと考えてしまう。
2005.08.07 Sunday
野球殿堂入りもしている、俳人正岡子規ゆかりの松山で2試合。現在も使われる野球用語「打者」「走者」「四球」「直球」「飛球」などは子規が翻訳、というより「考案」したという。そもそも「野球」という言葉も。私はベースボールのことはあまり詳しくない。もっぱら野球ばかりを観てきた。だから書く時の言葉も一般に意味がわかるようなら和製語の方を選ぶ。ボークとかはムリだけど(笑)。ボークにも和製語ある?
さてそんな日に、「俳句的日常」という野球好きの俳人さんのブログからTBをもらった。面白い偶然を喜んだ。 ベイスターズがなかなかドラゴンズに勝てない。2勝8敗1分だ。あの第一次星野ドラゴンズ、1986年世紀のトレードと言われた落合対牛島だ。去年の主砲、ウッズを持って行かれた相手だ。一方的な対戦成績になってしまっているのは、そういう因縁、気負いも関係あるのか。とにかく接戦をひっくり返されることが多い。Dがナンボ勝とうが、もはや気にならないが、先日ハマスタの帰り道、あちこちで見た、親子連れのベイスターズファンがガッカリする顔が目に浮かぶ。根性見せろ!ベイスターズ。 主砲を持って行かれたのはベイスターズだけではなかったっけ(苦笑)。カープはやはりタイガースに分が悪く、これで3勝9敗。言っては悪いが、「チクショー」という気迫を感じない。絶好調の新井など、いくら尊敬する先輩といえども、現在の成績では相手4番より上なんだから、へりくだることはないぞ!いや、とても助かってはいるんだけどね(苦笑)。 温泉街で乱痴気騒ぎ(笑)。ま、たまにはハメをはずすのも良いか、19安打13得点。相手投手の出来との関係なので、過度に喜ぶべきでもなかろう。ただ、不振を自覚していた選手にとっては勢いをつける試合になったかも知れない。 そして下柳は今回も人を食ったような投球。正直に言えば、なぜ下柳が打たれないのか、そのメカニズムを正しく説明できる自信はない(笑)。ともかく打たせて取る投球がさえ、10勝1敗。ひとりで貯金9は、これぞエースの仕事。わかった?福原投手!「うぎゃ(以下略)」(笑)。 桟原は2回を投げ、2回とも連続四球から入るという最悪の投球。代わった7回はともかく、落ち着いたはずの8回までというのはいけない。球に力があり、しっかり投げさえすれば打たれないのはわかっているのだから、自信を持って打者を攻めて欲しい。自己評価が低すぎるのだろう。 9回は能見が三人で片づける。次は先発登板がウワサされているが、ストレート、スライダー、チェンジアップをうまく配せば、面白い結果になるかも知れない。ポイントはリードと、コントロール。この日コンビを組んだ野口で行ってみても良いかも。 実績面でも心理面でも勝負付けが済んでしまっているような対戦なのだから、相手エースを1,2回で攻略してしまえば、試合は決まってしまう。 1回の黒田は調子の良し悪しをはかる以前に不運だった。鳥谷、シーツには「勝っている」にも関わらず、どうしようもないところに打球が飛んでしまう。ボテボテとポテンで一死一二塁。ただここで金本に強く攻めらず、四球としたことで、不運は増加し、タイガースへの勢いとしてしまった。続く今岡のボテボテ遊ゴロ(普通の足ならヒットw)で1点。続いて、顔を合わせるすべての人から「低めを捨てて、ファーストストライクから思いっきり振れ」と言われ続けているであろう桧山(笑)が、0−2からストライクを取りに来た高めの直球をレフト前にはじき返し2点追加、3−0とする。 桧山と対戦する投手には、「桧山を抑えるための必勝法」がある。これは有名な話らしく(笑)、桧山への配球は8割方このマニュアルどおりでやってくる。ただし、投手にはコントロールミスがあり、失投があり、必勝法通りに投げられないこともよくある。それをほぼ8割の率で打ち返せば、桧山は3割打てる打者なのだ。そのためには、「桧山流これで3割必勝法」すなわち、「低めを捨てて、ファーストストライクから思いっきり振れ」を実践しなければならないのだ。この日の桧山には、その姿勢があった。チャンスであろうとなかろうと、必勝法vs必勝法の勝負ができれば、それなりの結果は残せる選手なんだから。 【お詫びと訂正】「俳句的日常」を間違って表記していました。訂正して、お詫びいたします。申し訳ございませんでした。また、お知らせいただきましたかきぴーさま、ありがとうございました。 2005.06.29 Wednesday
もともと韓国で行う予定だった千葉マリンM−Hパ首位攻防2連戦は、「360度ビアスタジアム」と銘打って、全席1500円均一、生ビール半額(600円→300円)。途中で雨も降る天候ながら、今季平日最多の25,012人を集めた。「行列のできる…」ではないが、空席が少ない、一杯入っているという状況だけで、中身も良さそうに思えるもの。このシリーズは特別企画としても、いかに空席をなくすかがポイントだ。特にもっとも見やすいはずの内野指定の良い席がガラガラという状況は、「値決め」の下手を感じる。これはタイガースも決して例外ではない。
二軍の話。調整登板の安藤は、二段モーションをやめて、軽やかに4回を投げたとか。日曜には登録可能。赤松4安打。6/29辻本がデビューの可能性あり。 金本知憲「日本列島においづけの旅 in 米子」。黒田の直球に押し込まれながら、左手を上手く上からかぶせた。狭い観客席を越えて場外に持って行く怪力はさすが。まだ全身のスイング動作がシンクロしていない印象だが、ラッキーヒットが重なっているうちに、また、気温の上昇とともに調子が上がってくるだろう。 5年前は井川の初勝利、一昨年濱中の故障前最後の猛打賞と米子はゲンの良い場所。結果として二人にはまた良い結果がやってきた。それにしても満塁の濱中は勝負強い。大入り14,469人の大半はタイガースファンで、営業的には良かったのかも知れないが、試合展開もアレで、ホームのカープにはちょっと気の毒だった。 接戦をぶち壊してしまったのは、カープの天野投手かも知れないが、それを呼び込んだのは赤星の犠打(結果的に内野安打)。2点リードの8回表、先頭の中村豊がヒットで出ると初球を転がした。二塁封殺が微妙なタイミングだっただけに天野があわててしまった。続く鳥谷は「最低でも」一二塁間のゴロという打撃に徹した結果、鋭いライト線へのタイムリー2塁打、これで完全に「ぶち壊し」の態勢が整った。赤星、鳥谷ともに打席でやるべきことがわかっているというのがチームとしての強さだ。 映像を見ていてつくづく思ったのだが、井川太ったなぁ。腹から背中へぐるりと「脂肪ベルト」がついているように見えた。練習をサボっているとか、酒浸りになっているという話は聞かないので、ひとえに食い過ぎ、カロリー摂取量と基礎代謝量のバランスが狂ってるのではないだろうか。 この日も亡き遠井さんが「所属」していた「阪神相撲部屋」の一員であるかのように、マウンド上で息も荒くかったるそうだった。下半身の粘りが効かず、すべての球種が高く浮いていた。結果的に5 1/3を3失点、勝利投手になれたのは、腕の振りに気持ちが入っていたから。あれでまた加減して球を置きに行くようであれば、あんなものでは済まなかった。 しかし降板した6回は、新井のHRを含めセンター方向に4安打を集中された。球が高い分、引っ張らずに投手の足下に返す打撃を徹底されると止められそうになかった。交代はやむを得なかっただろう。もちろん不甲斐ない井川には、より一層の鍛錬を求む。 カープと黒田投手にはあまりにも不運だった。当然完投をするはずのところへ打球が右手に当たるアクシデント。弱い中継ぎ勝負となってしまった時点で、圧倒的に不利だった。その一打(記録は投手ゴロ)を放ったのが桧山。で、二番手永川からクリーンナップが作った6回一死満塁の好機に、勝ち越しとなる押し出し四球を選んだのが桧山。追撃されてイヤなムード漂う7回一死満塁で貴重な追加点となる犠飛を打ったのが桧山。ノーヒットながら試合の流れを支配する活躍だった。 特に、6回の押し出し四球は、追い込まれてから低めに沈む球にバットが止まり、フルカウントから高めの速球を見極めた。この2球の対処によって、今後の桧山がぐんと変わってくる可能性がある。これさえできれば2割そこそこでウロチョロしている打者ではない。精神的な焦りからだろう、わかっちゃいるけど、ずーっとできなかったこと。私は、亡くなった24番の大先輩が力を貸してくれたと信じたりする。 2005.05.18 Wednesday
5/18早朝の時点で夜の予報は小雨。井川−松坂も見たいところだが、交流戦は後の日程が大変なので、おそらく「小雨決行」だろう。
西京極では勝ってないのか…。じゃ、もう止めない?京都の人には悪いが、甲子園もそう遠くないでしょ(笑)。 ヤマ場6連戦のアタマ、重要な試合ではあったが、ライバルもみんな負けたことだし、もう「参りました」と謝って、次の試合に切り替えるしかないだろう。それ程、帆足投手の出来が良かった。ひょっとするとどんな攻略法を使っても抑えられたかも知れない。 それでも遅すぎるとはいえ8回に小さい見せ場、9回に大きな見せ場を作って、完封阻止、さらには相手のクローザーを引っ張り出して、1点差に迫るタイムリーを浴びせてやったのだから、次の試合への意気も上がるというもの。上がるよな?(笑)。 防御率3点台前半をキープしながら、6連敗で1勝6敗の福原。この際「右のエース」としてあまりに不甲斐ないという批判はしないでおこう。この程度の投球だって、勝てる投手は勝てるのだから。いや違う。これほど「ココイチ」の踏ん張りが効かない投手に「エース」の称号を使ってはいけないということだ。 確かにツイてない。2回、先頭カブレラの二塁打は、この日スタメンに復帰したスペンサーのミスによるもの。捕れると判断した打球はどんどん切れて、ダイブしたグラブの先を抜ける。上手く守ればシングルだったのに…。打てない上に足をひっぱられて…。福原は気落ちしたかもしれない。 だが回は序盤、先頭打者を出塁させまいと一所懸命にチャレンジしたプレーじゃないか。そんなランナーこそ帰してなるものかという「気持ち」を見せて欲しかった。続く和田の初球に易々と右打ちを許し三進され、好調な石井義に若いカウントからタイムリーを喫する。どっちが悪いという問題ではないが、投手と野手の信頼は、ふとした1球で生まれ、ふとした1球で壊れる、その機微に気づいて欲しい。誰がどう見たって、これほど負け続けるような投手ではないのだから。 トシを食うと涙腺が緩む(笑)。どうも濱中選手が打席に入っているのを見ているだけで、目がぷるぷるしてくるのだ(笑)。いつのまにか「野球の神様、ハマちゃんに打たしたってください」そんな祈りを捧げている。大したプロ野球選手だなぁ(笑)。「追撃の2ランHR」は、タイミングがやや早すぎて、場外大ファールと消え、タイミングがやや遅すぎて、センターフライになってしまった。 岡田阪神は、なかなか演出上手、というかたいへん巡り合わせが良いようだ。スペンサーのタイムリーで金本が帰って1点差、二死一塁に代走の秀太。長打で同点、一発出れば逆転サヨナラという場面、打席には野口の代打、京都出身の桧山だ。満員のスタンドの声援は最高潮に達した。 初球やや低めだが甘いコースの直球をチェックスイング。結果的にこの球しか打つべき球は来なかった。最後は緩い変化球に腰が砕けて空振り三振。 昨季、生涯最高の成績を残しながら、例年通り外国人選手をぶつけられる。ナンボ活躍しても安住の地位を与えられない。しかし、それを求めようともしないのが桧山だ。「自分は自分のやるべきことをするだけ」と言い続けた。シーズンに入り、スタメン出場をスペンサーと分け合うもまったく調子が出ず、「ようやく」という兆しが見えた時、左太ももウラを故障。復帰した5/15には岩隈から会心のHR。今季の桧山は、数年前までの「ひ弱な桧山」の陰から、時折去年の強い桧山が顔を出す…。 桧山は代打向きではないと皆口を揃える。4打席立って結果を出す打者だと。そうだとするとずいぶん「のんき」な打者だ。第一打席でチャンスが回って来た時は、代打と一緒じゃないか。少なくともこの日、桧山に求められたのは「左の代打の切り札」の仕事。仕事に集中してこそ桧山じゃないか。そして去年のような強い精神力を見せれば、「代打は向かない」などという同情的な声もなくなる。桧山はいくつになってもまだまだ向上しそうな、不思議な魅力を持つ選手だ。 2004.12.18 Saturday
http://www.sponichi.co.jp/osaka/base/200412/18/base174210.html
サンスポに手塚新オーナーのインタビュー記事。この方、なかなかの野球好きで「勝て勝て爺さん」(笑)。「ウチは勝たなくても儲かれば良い」というかつての姿勢よりはずっと良い。健闘を祈る。 矢野と関本が更改。矢野はプラス3000万円、関本全部で3000万円。「サンゼンマンエンって何だろう?」と、フツーの人である私の金銭感覚がゆがむ(笑)。 チャリティーゴルフに参加した桧山選手。この時期社会奉仕活動に力を入れるのも毎年のこと、来季のライバルとの競争を煽られるのも毎年のこと。まだ決まってもいないスペンサー外野手(身分照会までは進んでいるらしいが)によってはじき出されてしまうのでは?という話だ。 03年は右翼スタメンの座を濱中に奪われ、一塁にまわった。今季を迎えるにあたり、濱中や、場合によってはキンケードと激しくスタメンを争うはずだった。しかしいずれの年もなぜか「最後には」桧山しかいなくなる。もはや虎の七不思議の域に達する(笑)。ましてや来季に向けては、一人のライバルも見あたらないかという状況である。 いやしかし待てよ。どうして人はそれ程までに桧山からポジションを奪いたがるのか?確かにかつては「当たればデカいが空振りばかりの桧山」「シーズン途中で離脱するひ弱な桧山」「スランプになると長い桧山」というイメージがあった。そして今季前半は「得点圏打率が異常に低い桧山」で話題になった。しかし、今季の成績を見たら、出場130試合、打率.306(セ12位)、打点84(アリアスと並びチーム2位)、本塁打18(チーム4位)、得点圏打率も.289まで持ち直した。どうだろう、クリーンアップとして決して悪い数字でもない。「メジャーくずれ」を連れてきて、一年目の成績としてこれを上回る確率は、きわめて低いと言えるだろう。「一発のある右の外野手」…要らん要らん。考え直してくれないだろうか。 むしろ、葛城、立川がその座を脅かさなければいけないし、故障の癒える林、桜井、的場にも期待がかかる。夏には濱中も戻って来るだろう。そして「まだまだ」とタカをくくっていると赤松、高橋のルーキーにかっさらわれるかも知れない。それらの息吹を感じている私は、単なる妄想野郎だろうか…。 近年になく安泰に見える桧山の牙城だが、意外と意外な結末が待っているかも知れない。いややっぱり「最後は桧山」か?(笑) 2004.06.21 Monday
http://www.sponichi.com/base/200406/21/base160046.html
6月末の期限までに外国人投手2人補強予定らしい。ロッテより移籍の立川外野手が一軍練習に参加しテストを受ける。阪神球団は「6/19疑惑の判定」を連盟に抗議する。 オーダーを改造「03型」にし、4番が打ち、エースが抑えて完勝。赤星の盗塁が得点に繋がったのも良かった。 この日チームの呪縛を解いたのは桧山だった。初回一死満塁、ここで桧山の併殺が完成されていれば、また苦しい戦いを強いられたろう。(BSハイビジョンで解説をしていた広沢氏曰く、この場面外野フライの方が良いと思われるかも知れないが、結果を考えてみれば併殺崩れの方が走者一三塁となり有効とのこと。なるほど)右打者の矢野なら同じ打球でも併殺になっていたかも知れない。赤星のタイムリーも、金本の2ランも、この「ブッサイク」な1点があったからこそ生まれた。 3打席目は金本三振後の二死三塁。体勢崩され右手一本になる桧山の不調時の形。だが幸運にも打球はセンター前へ。形は悪くてもタイムリーはタイムリー。これで桧山の「低得点圏打率」の呪縛が解け、次打席会心の2点タイムリー二塁打に繋がった。ツキはこうしてやってくる。 結果的にこの3連戦は、負け越したものの、首位巨人の打線低調、「負け継投」の弱さ、先発の駒不足を露呈させた。他の5球団にとっては「巨人、スキあり」と感じさせた。一方で「やはり阪神は打線の調子さえ上がってくれば必ず上位に上がってくる」そう印象付けるものになった。この日に限っては、桧山の牽制死、今岡&福原コーチの大失走もご愛嬌としてやろう。 2004.05.29 Saturday
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200405/tig2004052908.html
2分の2。今季福原投手が喫した全黒星のうち、中日山本昌との投げ合いで敗れた割合。 3分の3。山本昌(ベイ三浦も)の今季全勝利のうち、阪神戦の割合。及び、今日先発が予想される阪神杉山の先発予定試合が中止になった確率。 10分の6。今季セ・リーグの全完封ゲームのうち、阪神が喫した完封負けの割合。 38分の5(.132)。桧山の得点圏に走者がいる時の打数のうち、ヒット数(得点圏打率)。以上、本日の算数終了。 その桧山が務める5番ライトは、今季の「最激戦区」のはずだった。桧山、浜中、キンケード…、誰がレギュラーを掴むのか。開幕わずかふた月足らず、「そして誰もいなくなった」。豪快なアニキ金本とはひと味違い、桧山のキャラはマジメでやさしい「お兄ちゃん」。決して勝負弱くはないが、意識が先走り不調の波が長く大きいタイプ。田尾氏の言うように無責任になれたら良いのにと思うが、なかなかそうはならない「お兄ちゃん」なのであった。 2004.03.26 Friday
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200403/tig2004032601.html
オープン戦絶不調にあえいでいた桧山が3安打。少しほっとした。桧山はもともと真面目な性格のためかスランプに陥るとなかなか出てこられない。まさに絶妙のタイミングで浮上して来そうだ。さてチームはこの日もウィリアムスが打たれ4連敗。リリーフ陣の不安、故障者、ここに来て心配なことが多い。しかし今季の阪神にとってもっとも恐いのは気の緩み。これぐらいの冷や水があったほうがいい。オープン戦も終盤、実にいい傾向だ、とハッタリをかましてみよう。 2004.01.15 Thursday
グアムで自主トレ中の一コマ。桧山は今年もレベルの高い外野レギュラー争いのまっただ中。現状ではライトのレギュラーを死守するため浜名らの挑戦を受ける立場か。96、97年と2年連続して20本塁打以上した時、阪神ファンは「次の4番」としてさらなる飛躍を期待したが、それに応え切れていないと思う。勝負強さには良いものがあるだけに、年間通して活躍できる心身のスタミナが必要だ。衆目の「次の4番」はいつしか浜中のものとなっており、このままでは左の八木的な存在になっていくこともあり得る。
2003.12.29 Monday
オフになると、福祉活動に積極的な選手の様子が報道される。ここ数年、阪神の選手も積極的だ。やはり先導したのは星野前監督だろう。ヘルメットのあしなが基金は大きな話題となった。赤星の盗塁に応じた車椅子プレゼントもすっかり有名だ。記事によれば桧山も寸暇を惜しんで施設に顔を出しているとのことだ。とかく自分中心になりがちな今の世の中。特にこの時期は契約更改など生々しい話が多いだけに、こういう記事を目にすると優しい気持ちになる。
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