2012.04.27 Friday
確かにカープ打撃陣は当たってないし、タイガース打線の繋がりもイマイチ。それを差し引いても先日のメッセンジャーとマエケンは見応えたっぷりの投手戦だったし、この日の安藤vsバリントンの投げ合いもそれに負けない、それを上回るような質の高さがあった。
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自称阪神タイガース評論家(跡地)かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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2012.04.27 Friday
確かにカープ打撃陣は当たってないし、タイガース打線の繋がりもイマイチ。それを差し引いても先日のメッセンジャーとマエケンは見応えたっぷりの投手戦だったし、この日の安藤vsバリントンの投げ合いもそれに負けない、それを上回るような質の高さがあった。
人気blogランキング >> 2012.04.13 Friday
広島の新球場効果はもう終わってしまったのかなぁ。それともタイガース戦はいろいろムシャクシャ腹立つことが多いから不人気なのかなぁ。前2戦は雨まじりだから…と思っていたけれど、この日もひどいガラガラ。ノーヒッターマエケンの凱旋登板、チームもまずまずの滑り出しだというのに、この日もがらーんと空席が目立った。個人的な実感としては、景気というか、節約志向が表れているのではないかと思う。
人気blogランキング >> 2012.04.06 Friday
藤原と黒瀬を抹消し、安藤と小嶋を登録。先発予定で帯同していた小嶋はとりあえず中継ぎに回り、次の先発の番では久保が上がりそうだとか。巡り合わせがねぇ…小嶋チャンス来たらビシッといったれよ。
人気blogランキング >> 2009.10.04 Sunday
楽天イーグルスがクラシリ進出を決めた。
2009.04.18 Saturday
◇4月17日(金)横浜−阪神1回戦(阪神1勝、18時1分、横浜、12250人) 2008.09.26 Friday
<#1995>
リーソップ抹消、坂登録。なんかリーソップも坂も、これからの残り試合、クラシリ、日シリですごく働きそうな予感!(根拠なし) 2008.05.17 Saturday
8−0かなんかでリードしていた時、途中経過を見るとどの球場もワンサイドゲームばかり。
2008.04.12 Saturday
憧れのドラゴンズにやってきた和田が満塁&3ランHRの全7打点!ウハウハでG入りのグライシンガーが古巣から今季1勝。出遅れの番長三浦が大好物の虎から今季1勝(通算T戦34勝目ってスゲーな)。力のある選手はいずれ力を出してくる。
2008.02.10 Sunday
キャンプインから1週間やそこらなのに、なんともう違うユニフォームのチームと対戦だ。
2006.09.04 Monday
タイガースとの試合の後、ベイスターズの牛島監督が辞任会見。
2006.07.07 Friday
F10連勝!東映時代以来45年ぶりってすごいな(笑)。
2006.01.27 Friday
実行委員会で可決されなかった岡田監督の「交流戦DH逆転案」について、牧田球団社長が復活再提案するとか。おう、現場も良いと言っていて、ファンも良いと言っているんだから、引くな、負けるな。
2005.07.18 Monday
いやあ、懐かしいねぇ。球宴前にストーブリーグ突入かあ…あれはファンもしんどいんだ(笑)。スポニチが来季G原監督復帰を伝える。
杉山抹消(球宴期間登板なし)、能見を登録。さあ、谷間の先発は、ブラウン、能見、どっち?なんとなく能見の方が勝てそうな気がするが、前回の降板後にお約束してしまったからブラウンか?(笑) 下手したら今どき珍しい1時間台ゲームかという試合。延長になっても普段より早く終了。観客の中には、もっと長くやって欲しかったという人もいただろう。だが、その前に行われた二軍戦を見ていた3千人のうち、昼夜ダブル観戦の人も多かっただろうから、その人たちにとっては十分長かったか(笑)。 濱中が軽くライトを守り、二塁打2本と犠飛で打点1。辻本が顔見せ。 前2戦の様子から、誰もが「負けるはずがない」と思っていた。0−0の投手戦が中盤から終盤にさしかかっていても、最後はタイガースの勝利に終わると思っていた。飲んでかかっているうちは良いが、ナメてかかった瞬間に勝負は決する。この試合の場合は、新外国人レイボーンが降板し、永川がマウンドに上がった時、その心理的な落とし穴がやってきた。勝ち負け混沌としている状況下では、謙虚になれた者が勝つ。 決して安藤投手の耳には入れたくないが、「良い負け」になるのではないか。各打者は、次回安藤への援護を心に決めたろうし、なにより知らず知らず思い上がりがちな気持ちを引き締める効果があったと思う。全部勝つという気迫を持ちながら、絶対にカード勝ち越しだけはキープするという、粘り強い戦い方を続けて欲しい。 「休み」と決まっている月曜を含んだ6連戦、短い試合で早く家に帰って、よく食って、よく寝て、切り替えたらそれで良し。 直接的に勝負を分けたのは9回ウラの攻撃だった。二人目永川の制球が定まらず、先頭の鳥谷が四球で出塁。岡田監督は、バントが上手いシーツに送らせなかった。一死二塁またはそれより良い状況をバント以外でも作れると判断したのだろう。しかし、ただ打たせるという場面でもあるまい。カウント1−2のところでエンドランをかけて欲しかった。カープバッテリーとしては、あの打席、唯一直球でストライクを投げなければならない1球だっただけに、勝負を賭けてほしかった。ベンチが勝負を賭ければ、打者も走者も集中力が変わるものだ。結局最後はカウント2−3から、「消極的エンドラン」。絶対に空振りを取るという永川のアグレッシブな1球の前に、打者・走者とも気圧され、三振ゲッツーで魔物を起こしてしまった。 安藤が最高の投球。速球、スライダー、フォークすべて意のままに投げ込んだ。物怖じすることなく打者に向かって行く姿勢、素晴らしかった。とにかくテンポの良さ。捕手矢野の返球もまるでカベのよう(笑)。ミットに入ったボールは、0コンマ何秒後には、安藤のグラブ目がけて飛んでいた。まさに投手、捕手とも「ちぎっては投げ」だった。 東出の一発は…あれはどう解釈すれば良いものか(苦笑)。あの時だけ浜風が止んでいたことを考えれば、もう魔物様の思し召しとしか言いようがない。「三度連続好投ぐらいで思い上がるな」という、キビシーイお言葉かな(笑)。 安藤をまったく代えようとしなかったのは当然だと思う。あれだけの投球を見せられれば、そりゃ、なんとか勝たせたいと思うだろう。久しぶりに、投手を代えなかったことを心から喜べる試合だった。負けて悔しいのは間違いないが、それよりはるかに嬉しい試合だった。 2005.07.04 Monday
米マイナーリーグ審判・野中雅貴さんのブログに面白い記事があった。今季からマイナーリーグで、打者による遅延行為に審判がストライクをコールするというルールが試験導入されているという。いわゆる「間を取る」意味での打席外しを禁止するものだ。
おそらくこのルールが本採用となれば、野球は飛躍的にスピードアップするだろう。投手は自分のリズムに打者を巻き込んだ方が絶対的に有利だから、ぽんぽんと投げ込むようになるだろう。メジャーでの本採用を待たずに、ぜひ日本でも導入してもらいたい。 長嶋さんが順調に回復しているのは嬉しい話だ。なぜかこの日、各チームの「長嶋ジャパン」メンバーが活躍したのも、この人の持つパワーのせいだろう。 しかしあれは違うだろう。あれで良いのか?別の意味で、あれで良いのか…。 ホークス強い。松中・城島・ズレータの3連発は今季二度目、12連勝だって。 究極の目標「ホークスに勝って日本一」。今年がそれを実現させる年だ。今やるべきことをしっかりやりながら、大目標を常に睨んでいよう。 安藤投手一軍登録。抹消は前田選手。その自慢の守備力をゲームで見たかった。 終盤にぶち壊せた試合だったが、結局一発同点の局面を作られ安藤完投ならず。8,9回、連続で併殺に倒れた今岡が…。ここがどん底で、一日休んでそろそろ戻るかな。 悩める選手会長をカバーして、シーツ先生が3打点。守備陣形や試合の流れを冷静に判断して、広角に打てる強み。下位で作ったチャンスを赤星・鳥谷・シーツで確実に得点にしている。そして、金本が常に「おっかないオーラ」を発してくれるおかげで、前後の打者は大いに得をしている。 藤本、この日は上げずに猛打賞。しかし7回無死一塁、送りバントのサインにストライクを空振り。ベースカバーの遅れと悪送球に助けられたものの、飛び出した走者が刺されでもしていたら負けまであった試合だ。バントのコツを安藤に教えてもらえ。 安藤の一大プロジェクトは大成功だった。テーマは「テンポ良く」。「脱二段モーション」のスムーズなフォーム、投球間隔は極力短く、ストライクを先行させる。シンプルで、効果的な変革だった。相手打者は「立ち後れ」で押され、精神的にも追い込まれる。味方バックの守備もリズム良く、効果的な援護も引き出した。言うことナシ。 矢野のリードも、その変革に大いに貢献した。2回村田にソロHRを喫してから9回先頭の石井にヒットを打たれるまで、実に打者20人をパーフェクトに抑えた。注目はその初球の入り方で、外角はわずかに4回。これまでの安藤−矢野バッテリーの配球から考えれば画期的である。8回はインサイドから入り、その大半が低めでストライクを取っている。この膝元の初球が残像となり、打者の踏み込みを弱くし、凡打の山を築いた。ボールが高めに行かない安藤の特長を上手く生かした配球パターンで、先発安藤の可能性を大きく広げた。杉山の成長と、安藤の復調。先発投手陣に明るさが見えてきた。非常に大きい1勝だったと思う。 2005.04.17 Sunday
やったねハマちゃん!二軍戦での今季初打席で復活のHR。今もっともタイガースファンの慈愛を受ける男。感動の夏が必ずやって来る!
ブラウンが二軍戦で結果を出せずに苦しんでいる。故障の治りが遅れている片岡もそうだが、そろそろスタンバイ状態に入ってもらわないと…。 太陽抹消、桟原を一軍登録。現状、打線が低調で苦しい試合展開が続いている。先発投手に頭から飛ばさせて、中継ぎ投手をどんどん注ぎ込んで行く「人海戦術」が必要と判断したのだろう。腰痛と風邪で出遅れた桟原だが、二軍ではクローザーとして安定した投球を見せていた。良い「開幕」を期待したい。 太陽の順番が回ってきたら、江草または中村泰をそのまま先発で使うか、中村泰または桟原を下げて、杉山を先発させるかのどちらかになる。後者の方が、チームを活性化させて良いと思う。 太陽はオープン戦の良かった時より腕の振りが弱くなっていた。堂々と自信満々に腕を振るスタイルが見られなかっただけに、二軍での調整はタイムリー。すぐに浮上の時期は来る。 この入れ替え、キレがあるのにコクもあるぞ(雰囲気だけで言っている)。 「勝った…トララが、トララが勝ったよ〜!」とハイジが泣き出しそうな一勝(どんなだ)。もう疲れ果てたので、今季はこれでおしまいにならんかな(笑)。 唯一、先発の山井の調子のみ、他に良いところが何一つなかった中日を相手に、死にそうな思いをしながらも、なんとか勝った。いったいあのナゴヤドームの空気には何が入っているのだろう…。 本当にこの日のドラゴンズは、私の知らないチームだった。打線は当たっていない、守備はもろい、中継ぎは弱い…。よくこんな調子なのに首位争いをしているなぁ。この日も山井を引っ張るだけ引っ張ったように、落合監督の采配だけで持っているのかも知れない。 「ナゴドの呪縛」が解けて、もう一つの「マサの呪縛」も解ければ、もう中日なんて恐くないぞ! 初スタメン起用に同点タイムリーで応え、ようやく「開幕」の関本、よくやった! ベンチに追いやられた藤本、延長10回のヒット、それそれそれだぞ、よくやった。4/17は鳥谷に代わってショートスタメンかも知れないぞ(どうかな)。 中村豊、よく打って、よく走った。アレックスの微細なジャッグルを見逃さなかった走塁はポイント高かったぞ。バント失敗はチャラにしたる。スペンサーに代わって入るとラッキーが起きる伝説だ! シーツも気持ちばかりはやって、外の逃げる球にやられていたが、最後は甘いところをよく打った。豊の好走塁で気合が入ったな。 藤川、ジェフ、久保田!グッジョブ!調子が出てきたな。勝ちパターンがしっかりしてくると安心だぞ!内心はめちゃくちゃ不安だったけど(笑)。 しかしこの日のヒーローは安藤投手をおいて他にない。インハイ、アウトローへの直球に力があり、かつ制球もよかった。 しかしそんな細かい話はどうでも良い。2回・二遊間のコンビミス、3回・今岡の悪送球(ただしシーツも取れた)と、度重なる守備の乱れに、気迫の投球で「大丈夫、気にするな」とばかりの涼しい顔(正確には表情は変わってないけどw)。 連打で1点を失った4回も、慌てずに後続を断って見せ、「すまん。1点やってしまったが、反撃を頼む」とばかりの涼しい顔(もういいって)。とにかく今日は絶対に勝つという空気を作った。 先発投手として、初回からチームを引っ張る力投。何よりこれが欲しかった。井川・福原・太陽と続いた、悪い流れを見事に断ち切った功績は極めて大きい。 2005.03.22 Tuesday
日本列島ほぼ快晴。花粉の飛散量は多かったが、各地でオープン戦まっさかり。
Bs−T(大阪D) 15,313人 S−D(神宮) 7,681人 YB−C(横浜) 10,328人 F−E(札幌D) 13,045人 L−H(インボイス西武D) 9,932人 M−G(千葉マリン) 16,725人 今季から観客動員が実数(に近い数)発表となって、ごまかしはきかない。各地とも空席が目立つ。開幕後のチケットの売れ行きも鈍いという。がんばれ!プロ野球、今までのやり方を打ち破って、地力で再生するのだ! 3/22対オリックス・オープン戦は、わずか5安打の阪神と13安打のオリックスが4−4の引き分け。効率が良いと笑っていられぬ貧打線だった。桧山の打撃、スペンサーの選球眼には見るべきものあり。 代走で入った赤松は、次打者上坂の送りバントで俊足を生かし相手守備のFCを誘った。その後ライト守備でもフェンス際のファールフライに激走&ジャンピング・キャッチを試みた。期待に違わぬアスリートだ。ベンチ入り有力候補に再浮上しているのではないか。 先発・安藤投手は5回を2失点。打たれながらも粘ったということになるのだろうか。どうも安藤なりの先発としての理想像が見えて来ないのが気になる。リリーバー安藤の理想型は見逃し三振を取る姿だ。この日ピンチの時に見せた投球はまさに救援投手安藤の姿だった。ピンチの時に限らず、その特長は先発投手としても生かせばよい。あとはどうやってカウントを整える配球をするか。まだ力を入れない球のコントロールが定まらないのが辛いところ。 「また中継ぎをやれ」などということになるとグチャグチャになってしまう。なんとか先発で結果を出して欲しい。祈るような気持ちだ。 2005.01.04 Tuesday
三が日も開けたが、まだまだ正月気分、新聞の阪神ネタも質・量・キレなし(笑)。仕方がないので、勝手に書こう(笑)。数多い期待の投手の内、もっとも今年注目すべき安藤投手について。
昨年はチーム最多の57試合に登板し、60 1/3回を投げた。五輪遠征もあった中でよく働いた。ただし5勝(5S)8敗、防御率3.58という成績には満足していないだろう。 登板は決まって僅差のリードを背負った終盤。先発投手の白星、チームの勝利を決める場面。一昨年の絶対的な投球と比べて、どこかほんの少し弱かったという印象がある。矢野捕手のリードにも言えることだが、「王者」として受け身に回ってしまった部分があったように思う。一昨年、相撲を見ていたウィリアムスが、高見盛を見て「ミスター安藤はスモウレスラーと掛け持ちをしているのか!」と言ったとか。いやそんなに似ていないが、確かに顔を真っ赤にして、細い眼に闘志を剥き出しにして投げ込んでいたその気迫が、日本人の顔の区別がつかない豪州人には同じように見えたのかも知れない。昨年の安藤には、その「負けない」という気迫が足りなかったのではないか。6月後半に、巨人清原に死球を与え(というか避けないのだが…)、結果として骨折させてしまったことも、その後の投球に影響があったように思う。 来季は念願だった先発にまわる。短距離から長距離へ。多くの修羅場を経験し、勝負所の全力投球は心配ない。むしろ、現在取り組んでいるカーブなど、楽にカウントを取るボール、ファールを打たせる配球、踏み込ませないための内角の制球が課題となるだろう。安藤の実力をもってすれば、これらを克服し、先発の柱になってくるだろう。いや、そうでなければ優勝争いにすら入り込めない。 藪投手が(おそらく)メジャーに去り、伊良部はとうに解雇、あと5年エースを張るはずの井川投手があんな調子…。成績だけでなく、投手陣を束ねるような存在として下柳、福原ともども期待されることになるだろう。プロとしてのキャリアは長くないが、昨年、一昨年と救援投手陣を柱となって支えてきた実績と信頼感がある。堂々と王道を進んで欲しい。 2004.10.16 Saturday
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200410/tig2004101602.html
いよいよ日本シリーズ開幕。どちらも手堅い野球のできるチーム。パ・リーグだけに採用されたプレーオフがどう影響するのか。日本シリーズに匹敵するようなシビレるゲームを経験していることが有利に働くのか。やはり、ある程度個性のあるリーグ運営は良いが、試合数など基本的な枠組みはセパ統一が望ましい。メンタルを含むコンディションで西武有利と見る。 そっちが日本シリーズなら、こっちはよさこいリーグだ(笑)。高知を舞台にした教育リーグで伸び盛りの若手がいいところを見せて現在4戦4勝。10/16から藤本、鳥谷らも合流するが、参加予定だった林が右第5指末節骨骨折のため参加とりやめ。最終戦の打席で体近くに来たボールを振りに行って指に当ててしまった。痛恨の一打だった。試練と受け止め走り込め! 久保田投手が結婚。お目出度う。先発志望を公言していたが、おそらく来季もリリーフだろう。家庭もでき、さらに気合充実で頼む。 先輩安藤が先に希望をきいてもらえそうだ。この日、久万オーナーにシーズン終了の報告を行った岡田監督が、安藤の先発起用構想を明らかにした。ちょうど良い頃だと思う。ただし先発として成功するためには、今オフ投球の幅を拡げる工夫が必要だ。まず打たせて取るために、タイミングを外すボールを磨く必要がある。今季も緩い変化球を希に投げていたが、2割以上使えるだけの制球力が欲しい。もう一つはシュートはマスターできなくとも、内角高めのストレートを使えるようにしないと先発は辛い。絶対的な自信を誇る外角低めへの制球に比べ、内角を攻める時の強さがない。きっと、気がいいのだろう。だが中日の荒木、井端ら右の巧打者を抑えて行くには、踏み込みを牽制する球がどうしても必要だ。武器である低めへの直球とスライダーについては、制球力、威力とも素晴らしい。だが長い回を投げていくには、少なからぬ発想の転換が必要だ。 2004.09.16 Thursday
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200409/tig2004091605.html
9/16「団交」再開。経営側による、12球団化に向けた努力はまったく見られない。この2日で具体的な決定事項が出る気配もなく、今週末のスト決行は濃厚。この際、来季の12球団化が確たるものになるまで、強い姿勢で臨めば良い。 楽天がプロ野球参入の方針を発表。本拠地は神戸でヤフースタジアム(supported by ソフトバンク)を使用希望。大阪オリックス・バファローズ対神戸楽天ブレーブス?(笑)この動きのポイントは、(1)中高年層も含めた大衆への売名という「実」(IT系投資会社の雄として、先に売名に成功したライブドア、ヤフーに負けてられない) (2)神戸出身で神戸にこだわる三木谷氏が、オリックスに捨てられた神戸を救うという「形体」、(3)古い体質の障壁を突き破って挑戦している「イメージ」、といったところか。数ヶ月前まで、プロ野球進出に興味なしと発言し、ライブドア堀江氏に「(自分は)サッカーで良かった」とまで言っていた三木谷氏だが、これだけの「実」「形体」「イメージ」が手に入るとなれば、放っておく手はない。 さて楽天の動きに、大歓迎を表した我がタイガースの野崎社長に対して、久万おじいちゃんはご機嫌ナナメ。せっかく縄張りから一つ追い出したのに、また一つ入ってくるという…、おじいちゃんは、縄張りのことだけは譲れないのだ(苦)。名古屋に行けだの東京に行けだの、とにかく自分の縄張りさえ荒らされなければそれで良いらしい…とほほ。ただし正直なことを言えば、私もどこか違うところで開業してくれる企業の参入を望みたい。仙台、松山のいずれかが理想。なにより京阪神エリアに3つは多いだろう。 あれから1年、優勝記念日9/15に記念すべき勝利。球団動員記録更新、福原10勝、山本昌から初白星、中日最終戦で締めの勝利。首もとの涼しいアリアスにも貴重な一発が出たし、あの日と同じように赤星の快打も出た。 安藤は、前か後ろか。本人も迷っているという記事だ。後ろを任せるためには、強靱な肉体、精神力が必要で、誰にでも務まるものではない。安藤には是非、日本を代表するストッパーになって欲しい。そのためには、何が何でも、もう1球種(タテの変化球、または遅い変化球)マスターしなければならないと思う。 2004.06.07 Monday
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200406/tig2004060709.html
アリアスが再度抹消、最短で戻れるかどうか微妙で、キンケードが先になるかも。牧野も抹消で、モレルと吉野を昇格する。その牧野とオリックス具の交換話がサンスポに。こういうのはいったい誰が何のために漏らすのだろう。それにしてもまたしてもオリックス出戻りさん? 安藤が苦しんでいる。球種は一級品のストレートとスライダー、二級品だが目先を変えるフォークがあり、外角低めの微妙なコントロールで打ち取るスタイル。これが安藤についての「定説」で、この「定説」によってがんじがらめになっている感じがする。例えば同じ役割を担っている巨人のシコースキーの場合は、ど真ん中を狙って投げ込むストレートと球速に差のあるスライダー。品質的には安藤よりはるかに粗いが、脳天気な性格も味方して最近では好結果を出しているようだ。試合も終盤、1点もやれないという状況の中になると、「外す」「かわす」という洗練された技術よりも、「なんじゃいワリャー、打てるもんなら打ってみィー」という開き直りの方が強かったりする。勇気が湧いてくるようなリードをするのが矢野の役目だ。 2004.04.11 Sunday
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200404/tig2004041106.html
打てない日は守って勝つ。キンケードの死球禍、鳥谷の不振で形成された片岡・藤本の三遊間が難しい打球をことごとく裁き、盛り立てた。特に片岡の守備は、機敏な印象こそ無いが、柔らかいグラブさばきと強肩で福原を助けた。この日抹消のキンケードに替わり、モレルが昇格。好調リガン、ウィリアムスとつなぐリレーは外国人3リリーフ投手の競争心をあおるかのようだった。吉野、江草については今のところ勝負所では使いづらい。ウィリアムスをワンポイント・リリーフに"降格"させ安藤を抑えに、そしてあいた穴をモレルで埋めるという選択は賢明だと思う。岡田監督の理想とするのは「打ちまくる野球」だが、打線はまだ低迷気味。その日が来るまではしっかり守り抜く。 2004.01.11 Sunday
昨季は51試合で防御率1.62。セットアッパーとして優勝に大きく貢献した。三年目の今季で先発ローテーションにいれるべき投手なのか、リリーフ投手としての適正を生かしていくのか方向性を決めなければいけない。左の変速ならば中継ぎとしての投手人生に何も不思議がないのに右の本格だと「先発崩れ」というイメージがいまだにあるのだろうか、本人にも周囲にも、いつかは先発でという声が大きいようだ。だがリリーフは身体だけでなく、精神的にも適性がなければ第一人者にはなれない。安藤にはその素質があるだけに球団にはモチベーションを高める企業努力をお願いしたい。
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