2008.06.25 Wednesday
先日、「綱島ボブルヘッズ球団事務所」こと「綱島理友事務所」に遊びに行ったら、綱島さんはライオンズ・クラシックの講演内容を検討中だった。
自称阪神タイガース評論家(跡地)かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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2008.06.25 Wednesday
先日、「綱島ボブルヘッズ球団事務所」こと「綱島理友事務所」に遊びに行ったら、綱島さんはライオンズ・クラシックの講演内容を検討中だった。
2007.05.26 Saturday
ボーグルソン、デイビーとも1被弾のみの好投。四球の走者があったボギーが1点多く取られ負けた。
2007.03.15 Thursday
小牧で行われたDとのオープン戦は快勝。CSの中継がなくて、映像情報が足りないので、良かったら印象など教えてもらえるとうれしいな。
2005.12.04 Sunday
「12.3」は、Jリーグ発足以来、もっとも勝負の神様から祝福を得た一日だったと思う。プロスポーツ興業にとって、「大混戦」「死にもの狂いの勝負」ほど尊いものはない。長い1シーズンの最終日で、別々の5試合を戦う5チームに優勝の可能性があるという史上希なシチュエーション。そしてその最後の一瞬まで、勝者がわからない戦いに、何度も驚愕の声をあげた。
この祝福に満ちた一日は、崇高な理念と志を持った、サッカーを愛する人々によってもたらされたものだと思う。決して偶然などではないだろう。おめでとう!日本サッカー。 2005.11.22 Tuesday
千葉ロッテマリーンズのVパレード、ファンフェスタが大盛況だったという。一時的な社会現象という部分も多少はあるのかも知れないが、少しずつ労力と時間をかけて千葉という土地に根付いてきた球団が、一気に大きな花を咲かせたようだ。ベッドタウンという性格が強く地元意識の低い土地柄だが、「地元だから応援する」という至極まっとうな状況が出来たことはとても良いことだ。千葉県と言えば、J1所属チームが2つあり、サッカー熱の高い県。おそらくサッカーチームとマリーンズを双方応援している人も多いと思う。今回の「マリサポ旋風」は、Jリーグが健全な地元意識を掘り起こしておいてくれたおかげもあるかも知れない。
紙吹雪舞う大通りを誇らしげな表情で手を振る選手たち。秋晴れの青空もありなんとも目映かった。 2005.04.09 Saturday
甲子園での開幕試合。去年までなら53,000人発表間違いなしの満員だったが、実数発表の入場者数は、47,223人。6,000人分程見栄張ってたわけね(笑)。まぁ東京ドームの「余裕で1万人以上サバヨミ」に比べればかわいいものか(福岡の方がさらにウワテ)。ちなみにG−Dの東京ドームは41,903人。この分だと「初代実数観客動員ナンバーワン」になれるかも。あ、気候の悪い日もあるから無理か。
試合は福原、三浦の素晴らしい投手戦。完投勝利直前の福原には悔しい一戦となってしまった。近年のタイガースの傾向は、先にコケといた方があとで良いことが起きる。三浦に負けなかった、去年より少し良くなったと前向きに考えて吉。 延長11回、シーツ敬遠で金本勝負。初球を打ち損じた金本にも同じ事が言える。私は、この策が、今季ずーっと牛島監督を後悔させることになると予想する。ウチのアニキ、怒ったら恐いんだから!(笑)。 一杯に運んだスタンドが混乱していたらしい。shuさんのところで知ったのだが、ヒッティングマーチが使用できなくなっているということだ。概略は公式サイトのボードルームに投稿されている。 あれはいつのことだったろう、もう7〜8年前になるのか。不振の新庄に対して、ヒッティングマーチがなくなったことがあった。「ファンが応援をボイコット」などと新聞にも派手に報じられた。実際はファンによるというよりも応援団が応援をやめただけなのだが、「どうだ、応援してもらえないと淋しいだろ?」と言わんばかりの傲慢さを感じた。 その何試合目かにたまたま横浜スタジアムの外野に行った。例によって新庄が打席に向かうと、黒ハッピのにいちゃんが「応援ボイコット」とかなんとか書いたプラカードを持って前列通路を走る。だが、私を含め皆口々に叫んでいた「新庄、燃えろ!負けるな!」そして誰かが「それ行けGO新庄」と歌い出すと、あっという間にレフトスタンド全体にヒッティングマーチが自然発生した。ラッパや太鼓がなくてもピタッと完璧に息が合っていた。 今、このタイミングで鳴り物応援の是非については語らない。楽天の球場の様子など、なかなか面白い話もありそうなので、それはまた別の機会にしよう。ただそれでもボードルームを読んでいて、どうしても言いたいことは、応援団なんかいなくたって、自分の好きなように応援したら良いということ。一人だけでは心細いなら、隣の人と二人だけでも、新ヒッティングマーチを歌えば良いんだ。ラッパなんかなくたって、歌いたい人が歌えば良いんだ。自分の好きなやり方で野球に参加して、選手を応援すれば良い。ただそれだけ。誰かにリードしてもらわなければ良い応援ができないだなんて考えているようじゃ、「日本一のライトスタンド」の名が泣くぞ。 2005.03.21 Monday
片岡選手のふくらはぎも軽傷だったようで一安心。矢野捕手も今日から実戦部隊に合流し、「大看板」は全員揃ってスタートを切れそうだ。
現在のところ情報が乏しいのだが、3/20対巨人教育リーグ(西京極)で、ルーキーの赤松選手が2盗塁の活躍を見せたらしい。代走枠でぜひとも欲しい一枚なのだが、枠の関係で非常に悩む。岡田監督は二軍での修行を尊重し、「迷ったら下」という傾向がある。確かに守備・走塁・小技を下でみっちり仕込んでからでも遅くはない。上で見たいけどね。 そんな感じの予想表更新。 → デプスチャート 3/21版 3/20対広島オープン戦(倉敷)は放送なし。見ていないので短信を羅列しよう。 先発福原が毎回のように四球を出し、毎回のように併殺を取るという評価不能の投球。 救援ダーウィンが大乱調。下で良くても上でダメ。どっちも見てないけど。このまま見ることなく…は、よしてくれ。 スペンサー打撃上向きも外野守備でタイムリー「トンネル」。ますます香ばしい(笑)。 中村泰投手ピリっとせず、久保コーチ「江草との比較」発言。 藤・関最後の大決戦。スタメン2番二塁に関本起用、無安打も全2打点で存在感。9番DHの藤本も危機意識の2安打。 そして赤星選手が4安打2盗塁の大活躍。いろいろな球種に対応できていると本人も満足そうだ。目についたのがこの記事。 赤星がファンへ切なるお願い(ページ中程) もらったサインを売りに出すことは違法じゃない。私だってもし高価で売れるサインを持っていて、いざ金に困れば売るだろう。だが、それは相当迷って悩んで悲しんだ後の話だ。もらってすぐに売り出す、「転売目的」の入手には本当に腹が立つ。芋焼酎の話にしても、最近は人の好意を踏みにじるような輩が多すぎる。違法行為だけが悪事じゃない。優しい心を傷つける行為の方が罪が重い時もある。お天道様はお見通しだぞ!それに、カネ、カネ、カネ…と、金のことばっかり考えてるとカネゴンになっちゃうぞ!ふー。 そう、赤星選手。この人は、本当にファンに対してきっちりとモノを言う。良いことは良い、悪いことは悪い。もちろんそれが言えるだけの立場にいるということなのだが、その姿勢は一貫している。これまでもグラウンドに関係なく騒ぐだけのファンに対して自省を促すなど、メディアを通してファンに訴えかけている。 赤星選手といえば、車椅子の寄贈など社会福祉活動に熱心なのも有名だが、カネシゲタカシさんのブログで、阪神電鉄甲子園駅に車椅子のまま昇降できるようなエレベーターがないことを知った。甲子園球場まわりは歴史と伝統があだとなって、バリアフリー化が進んでいないようだ。 カネシゲさんのブログでは、実体験をお持ちの方のコメントから波及して、球場周辺のバリアフリー化について、話題が展開している。このブログはいつもそうなのだが、一気に爆発するパワーと行動力がある。情報、意見を募集されているので、知識・関心をお持ちの方はぜひご協力を。 2005.03.17 Thursday
オーナー会議開催。(1)失格処分解除のための野球協約改正を承認、(2)コミッショナー提案による、オーナー会議の諮問機関「プロ野球有識者会議」のメンバーが決定、(3)ソフトバンク孫オーナーが「世界一決定戦構想」を提案し、実行委員会にて継続審議、という内容が伝えられている。「プロ野球有識者会議」には、各球団の利害を超えた提言が期待される。もっと端的に言えば、プロ野球の「脱読売支配」をどこまで提言できるかにその存在意義がある。張本氏以外、プロ野球についてどんな考えを持っているか知るよしもないが、せっかくだから斬新な提言を行って欲しい。
能見(大阪ガス)と内海(東京ガス)の「ガス対決」は、ともに炎上。火付きの良かった能見の方がガスとしては高性能?(笑)。 能見の生命線であるインコースを攻めきれなければ、巨人打線の餌食になって、あっという間に失点するということを身をもって体験でき、しかも公式記録に何も残らず、調整のための時間もたっぷりある。良いことずくめの炎上だ。もちろん抑えていた場合は、違うことを書いていたけど(笑)。 楽天の本拠地、宮城県営球場の改修がほぼ終わったようで空撮写真が掲載されていた。いわゆるメジャースタイルのフィールドに張り出した客席が印象的だ。神戸では前からあったが、こうしたタイプのシートや、防御ネットを低くして(または撤去して)グラウンドとの一体感を高める工夫が、今季から東京ドーム、千葉マリン、横浜スタジアムなどでも取り入れられているという。これは絶対に良い。野球観戦にはグラブ持参!一時もボールから目を切るべからず!気分は10人目のフィールドプレーヤー! こうなると、対極に位置するのが、「ジャパニーズ・オールドスタイル」甲子園球場だ。ファールグラウンドはあくまでも広く、ファンは遙かアルプスの頂上から米粒大の選手に惜しげもなく声援を送る…。なんてけなげなんだろう。ここ甲子園だけは、いまでも売り手市場が続いている。 それでも他球場で大好評となれば、時代の趨勢には逆らえず、甲子園でも広いファールグラウンドを利用した「新客席」増設のニーズが高まる可能性もある。ただし「今のタイガースは、投手力と脚力が売り物のチーム、ファールグラウンドは広いままの方が有利」と、自分たちの利益を置いてまでチームの勝利を優先するファンも多かろう。けなげだ(笑)。 2005.03.05 Saturday
二軍のオープン戦、教育リーグも始まるらしい。一軍帯同組から沖原、秀太、庄田、岡崎が実戦の場に送り出されるという。また、ともに腰回りに不安があった桟原、赤松も由宇での広島戦遠征に加わるという。いやいや、今年の一軍枠争いはハイレベルで熾烈だ。予想表を更新。
デプス・チャート3/5版 巨人・堀内監督が「応援を何とかしなきゃいけない。鳴り物をなくして、本当のボールの音とか、本質的な醍醐味を感じてほしいね」と発言したという。この際、他にもやらなきゃいけないことはたくさんあるだろうという議論は放っておいて、この発言には拍手をおくりたい。この人、若い頃から生意気と言われ、誤解を招きやすいキャラクターだが、自分の思っていることを率直に発言する態度は素晴らしいと常々思っている。将来の「頑固ジジイ」候補だ(笑)。 鳴り物応援の歴史について詳しいわけではないが、もともと、高校野球にならって、盛り上がりに欠けるスタンドをなんとか景気づけようとして発生したものではなかったか。都市対抗野球の応援席で、マイクを持った応援団が「動員された」会社関係者をあおるのと意味は同じだったと思う。起源はどうあれ、その後「鳴り物」「応援歌」は日本プロ野球の応援スタイルとして定着していく。プロ野球約70年の歴史の内、20年ほどをかけて出来上がった形だ。 はじめのうち、プロ野球ファンは口々に、この「邪道な」応援に反発していた。だが、次第にその声は大音量にかき消され、スタンドから追い出されていった。楽しそうだからいいんじゃないのと。でも私はどうしても、何十年たっても受け入れられない。 大げさだが、野球を観に行くということは、私にとってはとても神聖なことだ。野球選手に憧れていた子供の頃、父親に連れられて初めて球場に行った時のことは忘れない。試合前の打撃練習で、ポンポンとスタンドに放り込むスター選手。攻守交代の時に、軽やかにボールをまわす野手たち、ものすごく速い球を投げて、それを打ち返すバッター。そして速球がミットに収まるときのパンという音、バットが球をとらえた時の高い音、観客による大歓声…。ああ、野球選手ってなんて凄いんだろう…。今でも野球を観に行けば、あの時の気持ちが蘇ってくる。野球選手は凄いんだ。 だから私はいつでも野球を観ていたいし、選手を観ていたい。本当は野球を聞きたい。選手たちが造り出すすべての音を聞いていたい。少なくとも応援団の指示や、サインなど見たくもないし、笛の音もラッパの音も太鼓の音も聞きたくない。 現在の甲子園の応援はある意味で素晴らしい。そのスタイルもそれなりに伝統と呼べるだけの時間も経てきた。現在足繁く球場に通うファンの大半が、それを楽しみに来ているという事実を軽んじるつもりはない。それらはすべて認める。黄色ジャージのみなさんも、球場に来た多くの人が楽しんで帰れるようにと最善を尽くしているということなのだろう。その努力そのものに対しては頭が下がる。 だがその上で、あえて言わせてもらいたい。大観衆による統制の取れた一糸乱れぬ応援など、行き着くところは北朝鮮のマスゲームではないか。鳴り物や応援歌でより多くのファンを楽しませようなどという考え方そのものが、野球や野球選手を無視した、思い上がった態度ではないか。鳴り物や応援歌を使わなくても、ファンがみんなで楽しめるような応援方法は他にもあるだろう。応援団の人も、現状是認だけでなく、向上心をもって欲しい。もっと野球への愛情があるようなものを模索して欲しい。 選手たちの高度なプレーをよく見て、ダメなプレーに罵声を浴びせ、素晴らしいプレーに心からの拍手と歓声を捧げる。自分には到底できないことを見せてくれる選手たちに、尊敬と感謝の気持ちを表現する。それ以上の応援などあり得ない。良いプレーを喜び、悪いプレーを嘆く。ただこれだけの演者と観客の交流が、エンターテインメントを育てていく。のべつまくなしに鳴り続ける大音量からだけでは、選手へのフィードバックにならないだろう。 「一番エライのはファン」という風潮は正直コワい。 2005.03.03 Thursday
堤氏が逮捕される?自分の「お家」だけ繁栄すれば良いという考え方では、2代すら持たないということだ。「家訓の巻物」を残したという先代の器の小ささが招いたことだ。もっと社会性豊かな家訓であれば、こんな衰退は見なかっただろう。サヨナラ「元・世界一の資産家」。
それぞれの想いを胸に、キャンプ打ち上げ。チームの中軸を中堅が固め、要所を大ベテランが支え、期待の若手が推進力を与える。理想に近いチーム構成になってきたと言える。 今日から始まる本格的なオープン戦期間で、最後の大競争が始まる。開幕までに、先発ローテ、捕手、ライト、ベンチ入りメンバーがどう決まっていくのか興味深い。 レギュラーを固めている選手たちは、くれぐれも計画的な調整を頼む! サンスポ名物「猛虎のお約束」に井川が登場。意表をつく「日本一」を掲げた。こりゃ、「メジャー行き裏約束」も「日本一+α」だな?と勘ぐる(笑)。それでやる気になるのなら、それでも良いと思う。 ヒッティングマーチについての詐欺事件が大きな話題になっていた。 応援団の組織についてはよく知らない。ただ、笛と太鼓の大昔からいる「黄色ジャージのおっちゃん」と、最近(といっても十数年か?)のしている「黒ハッピのあんちゃん」がいるのは知っている。そして黒ハッピには良い印象がない。私は「大旗」が大嫌い。あんなもので鼓舞される選手なんていやしないし(むしろ視界に入ったら邪魔でしょ?)、近くに座った観客にとっては最悪以外の何者でもない。でっかい旗を振っているのはだいたい黒ハッピの人だ。 恐喝事件などを受けて、今季からいわゆる黒ハッピ「中虎連合会」が球場から排除されるのだそうだ。けっこう。やっかいなのが、大半の選手個人応援歌が、「中虎連合会」の作によるものだという事実。そのため急遽ほとんどの選手の応援歌が一新されるのだそうだ。罪を憎んで「曲」を憎まずというわけにはいかないのかねぇ…。 といっても本当のことを言えば、私は統一的な応援、応援歌については、かなり冷淡。いろいろ理由はあるけれど、一番は観客の注意をプレー以外に集中させてしまうことかな。でも、「ウ〜〜〜三振!」てやつ、あれは好きだなぁ。全員が一球に集中するようなものなら良いと思う。のべつ応援歌を歌い続けるのはどうも…。 ところで応援歌の著作権とか言ったら、かつての「まゆみぃまゆみぃホームラン」は、相当まずくない?相手が相手だし(笑)。 2004.12.26 Sunday
http://www.sponichi.co.jp/osaka/base/200412/26/base174516.html
スポーツキャスターの青島健太氏が社会人野球チーム、魚沼ウェルネスの監督を務め、オーストラリア代表を20人規模で招へいするという。上手くいくかどうかは今後の努力次第として、その方向性には面白いものが多くある。 プロ野球のゴタゴタは、アマ球界をも巻き込んで、「球界再構築」の流れを生んだようだ。これだけ競技人口、観戦者人口があるのだからもっともっと面白い形体になって良い。トップのNPBの球団数増、支配下選手枠縮小、下部リーグのビラミッド型再整備・(準)プロ化など、大きなうねりが地方から生まれて来そうだ。やはり、どうしてもこういう大変革期をさばけるリーダーが必要だと思う。「球界の川淵氏」を待望する。 赤星と鳥谷が大阪市内のホテルでクリスマストークショーに参加。鳥谷選手の大ファンである、HAPPY☆TO-LUCKYの敬華さんも行かれたとか。無事に参加できただろうか、興奮のあまり途中で倒れてないか心配だ。後日リリースされるであろう、メロメロ・リポートが楽しみなところ(笑)。 さてその席で赤星選手が「日米野球や東西対抗戦などで他球団の選手から阪神ファンのマナーの悪さを指摘されると、やっぱり寂しい」と発言したという。これ、昔っから伝統的なことで、私もずっと気になっていたことだ。最近はさすがにやらなくなったようだが、日米野球でアメリカが攻撃の時にも、ずっと阪神の選手のヒッティングマーチが鳴っているような時代もあり、情けなかった。今回赤星は、試合前のセレモニーで騒いでいたのを指しているようだが、おそらく公式戦の試合前と同じように気勢を上げていたのだろう。当事者以外から見れば、「空気が読めていない」こと甚だしいということになる。 千葉ロッテも浦和レッズもかなりのものだが、やっぱり阪神ファンは日本一熱い。いわゆる「黄色ジャージ」の指揮による統制のとれた応援は質量ともに日本一と言って良い。「阪神ファンのファン」と公言する人も多いと聞く。素晴らしいことだ。 だからこそ「阪神ファンである自分のファン」となって酔いしれて欲しくない。相手チームや、野球選手全体、野球そのものへの敬意を忘れた、グラウンドそっちのけの、単なる「騒ぎ」は阪神ファンにとっても迷惑千万。それでも「自分で金払ってストレス発散して何が悪い」と言う方は、カラオケボックスにでも行ったら良い。 2004.12.01 Wednesday
http://www.daily.co.jp/baseball/2004/11/30/152254.shtml
月がかわって、いろいろなことが決まったようだ。清原残留、ペタ退団、ダイエー売却、オリ近合併完了…。阪神ではテスト生、ダーウィン・クビアン投手と正式契約。登録名ダーウィン、1年契約で契約金、年俸ともに30万ドル(約3090万円)。普通こういう選手に期待してはいけないのだが、実はすごく期待している(笑)。だって「ここ2、3年、日本でのチャンスを待っていた」なんていう心意気がいいじゃないの。 ピンクレディのヒット曲「サウスポー」の歌詞を覚えている人は、けっこうなトシだ(笑)。いやそういう話ではなく(笑)、その中に「しんと静まったスタジアム 世紀の一瞬よ」というのがある。時代背景としては、王貞治選手が世界記録を塗り替えているような時期、プロ野球の歴史的な一瞬に日本中が注目していたということがある。しかしそれから30年足らず、日本のスタジアムから「しんと静まった」状況、その後におとずれるどよめき、大歓声という「メリハリ」のある応援風景はすっかり無くなってしまった。 この一球、この一打、試合を決めるクライマックスシーンでは、おそらく選手たちの感覚は研ぎ澄まされ、極限の集中力で望んでいるはずだ。暴言しよう。そんな時、私にとってスタンドから、のべつ鳴らされているトランペットや応援歌、メガホン(といっても拡声を目的としたものではなく、打撃音を発生させるための道具)を叩く音、さらに打ち振られる応援旗など、まったくジャマでしかない。お願いだからこのプレーに集中させてくれ。選手たちも同じ気持ちではないだろうか。 何年か前に、選手たちからの要望で「球音を楽しむ日」という企画が実施された。その日だけは東京ドームの巨人戦で鳴り物が禁止された。期待通り、打球音、投球がミットに吸い込まれた時の気持ちよい音が楽しめた。選手たちからも好評だったが、その後まったく継続しないところを見ると、大方のファンには物足りないものでしかなかったようだ。外野を守った松井秀は、「声の連携が取れてやりやすかった」とコメントした。音が変われば、野球の質も変わると思うのだが…。 新球団・楽天の応援団が、応援方法を検討する中で、鳴り物禁止も考えているという。当たり前になっていることの陰で失われているものに目を向けるというのは大切なこと。今後の成り行きに注目したいと思う。 イチローや松井秀らの「こっちのファンは野球の楽しみ方をよく知っている」「目が肥えている」という言葉には、「真剣勝負を楽しむ空間」を求めて海を渡ったスター選手からの、静かなメッセージが込められているように思う。 2004.06.18 Friday
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200406/tig2004061805.html
リガンは右ヒジ内側側副靭帯損傷、復帰は8月後半ぐらいか。代わりの昇格は牧野。久万オーナーが、合併球団の大阪&神戸本拠地2カ所案に猛反発。鉄道屋さんは「縄張り」にはうるさいぞ。 5割復帰、久々の3タテがかかった大事な一番、3球で2点失った藪もいけないが、大阪ドーム2戦でタイムリー0の打線はもっといけない。「無死満塁で4度連続して無得点(岡田監督調べ)」というのだから辛い。 さて表面的には見えないが、ここまで辛抱を重ね、すでにチーム状態は最悪を脱している。先発投手陣はそれなりに安定を見せてきた。井川=やや上昇、福原=絶好調は過ぎたがまあまあ、杉山=ノリノリ、下柳=まあ好調、藪=落ち気味だが上等…。久保田&伊良部の故障で1枚は不確定だが、そんなのは他球団も一緒、金澤がブレークしてくれればさらに上積みがある。さらにリガンの離脱は痛いが、吉野もメドが立ち、桟原、牧野、モレル、ウィリアムス、安藤の救援陣は上昇ムードに満ちている。あとは今岡&アニキ、来週復帰のアリアスがバッティングで引っ張れば一気に浮上しそうな雰囲気だ。雰囲気は…(笑)。 雰囲気といえば、取り上げた記事は5万大観衆のタメ息についての話。うん、確かにタメ息は幸せが逃げるというしムードが悪くなる。ならばここはひとつブーイング&罵声で行こうではないか!信賞必罰、ヒーローには大歓声、最低限の役割をも果たせなかった者には心を鬼にして愛のブーイング。これでチームはもっと強くなるハズだ。 2004.05.16 Sunday
http://www.sponichi.com/base/200405/16/base156182.html
土砂降りの中、前日の倍以上の長い試合。引き分け目前の12回裏二死、赤星がサヨナラ打。下柳が6回までに許した3点のビハインドをひっくり返した。主な殊勲選手は、7回表ムードを変える投球を見せた牧野、7回裏二死から連打した沖原、藤本、赤星、今岡、8回表テンポ良く抑えた桟原、8回裏同点HRのアリアス、実力発揮のリガン、安藤、ウィリアムス、12回裏二死から奇跡の舞台を作った久慈、八木。他にも決勝点を許さなかった金本→矢野の本塁封殺、12回表悪コンディションを感じさせない好守備を見せた鳥谷と久慈など、本当に全員で掴んだ大きな勝利だった。 特に、誰もが諦めかけるような状況から突破口をつくった三人の代打、沖原、久慈、八木の活躍は特筆すべきだ。試合出場機会に恵まれないにもかかわらず、よく打った。 そして忘れてならないのが「29人目の選手」甲子園球場の阪神ファンだ。バックネット裏近くのほんの一部を除き、ほとんど帰らず、ずぶ濡れもいとわず大声援を送り続けた。審判団が延長戦途中でコールドの判断を下さなかったのも、選手たちが最後まで集中を切らさなかったのも、53,000観衆の力だ。感動の舞台を造り出したもう「一人」の主役に賛辞を贈る。 2004.04.18 Sunday
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200404/tig2004041810.html
福原が丁寧な投球で勝利をもたらした。ウィリアムスが無理矢理場を盛り上げてくれたが、まぁそのうち良くなるだろう。さてご存知とは思うが、阪神ファンはうるさい。そもそも人数が多く、熱狂的なので音量が大きい。さらにリアクションが的確(笑)。ウィリアムスがボールを続けたりすると、不安げなどよめきが球場を支配する。この日試合を動かしたのも、その「うるさい人たち」かも知れない。場面は2回表二死から、藤本がライト線二塁打。当然ここは矢野を敬遠し、福原勝負。まぁ誰だって「次の回は今岡から始まることになるから良しとしよう」となる。ところがスタンドの阪神ファンはそうではない。あらん限りの音量でブーイング(という名の「罵声」)を鎌田投手に浴びせる。結果はご覧の通り。J-SPORTSの実況アナも、矢野の敬遠で騒ぐ場内に「いや、この敬遠は当然ですよねぇ」などとわかっていないことを言っていた。もちろんスタンドの「12球団一野球を知っている軍団」阪神ファンだってわかっている。「なんで当たり前の敬遠ひとつでここまでヤジられなきゃならないんだ?(しかも本拠地で…)」という鎌田の心境までわかってやっているのだ。 2004.04.17 Saturday
http://www.hanshintigers.jp/wada/diary/diary_2004008.html
CS局J-SPORTSの中継を見ていたが、9回裏二死満塁フルカウントからウィリアムスが投げた最後一球の瞬間、私は見ていない…。だがこれでいいのだ。これが楽しいのだ(笑)。エース井川はもう目一杯。安藤がピンチを温めるだけ温めて、ウィリアムスのアドレナリンが過剰分泌された。「頼む!何とか勝たしてくれ!」あわただしくTVの電源を切り、野球の神さまに敬虔な祈りを捧げる。願いを込めながらリモコンの電源ボタンを再び押す…。じんわり浮かび上がる映像に岡田監督の喜びの笑顔…、勝ったんだぁ!ちなみに私は約30年に渡り、TV、ラジオを相手に、おそらく何十回いや何百回とこの行動をとってきた。しかし去年は一度としてやっていない。「清貧」を思い出した良い一日であった。 2004.02.28 Saturday
http://www.nikkansports.com/osaka/otr/p-otr-040227-08.html
阪神ファンというよりも、阪神を生活の一部とする者の一人として、「心ない一部の阪神ファン」という、実際にはファンでもなんでもないバカ者にはまったく閉口している。ここのところイヤな話題が続く。この記事もそうだが、キャンプ宿舎、選手の部屋まで侵入してサインを求めたり、風呂場で裸の選手を携帯電話のカメラで撮影しようとしたりするバカ者が続出しているという。プロ野球は、多くの人が楽しんでいる娯楽だ。バカ者にしても、阪神や野球は好きなのだろう。好きなら大いに楽しめば良いが、自分だけが楽しくて周囲が不快になるような楽しみ方は許されない。そして大好きな娯楽を提供してくれる選手たちへの感謝を忘れるべからず。しかし「心ない一部のロッテファン」というのはあまり聞かないので、やはり阪神ファンはバカ者になりやすいのか…。 |
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