自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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クビアンの虎入りが確実に…クイックモーションも合格点
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200410/tig2004103101.html
セ・リーグ覇者、中日が名古屋でパレード。なぜかやっぱり雨。
今年のドラフト会議は11/17(水)。阪神はフラれまくって迷走中。自由枠は岡崎捕手(松下電器)一人にして、高校生(横浜・涌井、済美・鵜久森、宇治山田商・江川など)を2巡目で指名するというプランが浮上している。4巡目候補を繰り上げるより、そっちの方が夢がある。たとえ4巡目候補の能見(大阪ガス)を「強奪」されたとしても。それよりも来年からは完全ウェーバーが実施される可能性が高い。せっかくだから最後の記念に12球団で「ダルビッシュくじ」引いてみない?みんなで盛り上がろうよ(笑)。
今日の太さん。鳥谷フォーム改造中。バットの構えは顔の前、そこから弓を引いて放つ「掛布スタイル」導入とのこと。タイミングの取り方に難があった鳥谷には効果的かも。関本にはホームランのすすめ。打てるものを打てなくするのはもったいないとのこと、ごもっとも。
今日の久保コーチ。期待の若手左腕、田村投手に「長距離投」のすすめ。まだ良いフォームが固まっておらず、全力投球するとバランスが悪くなるので、まずは半分程度の力で1000球でも放れるように投げろと。わかりやすい(笑)。
ベネズエラ出身のテスト生、クビアン投手は、クイック投法テストで優秀な成績をおさめ、合格内定!晴れてタイガースの格安ガイジンとして迎え入れられることになりそう。めったにないことだが活躍して欲しい(笑)。ん…ちょっと待てよ。メジャーも人材難で、なかなか良い投手がいないと聞くが、テストを受けに来ると言うことは、彼はフリーの身のはず。なぜそんなに良い投手が「クビやん」?どこかに落とし穴ない(笑)?
「日本のメジャー」にチャレンジしに来てくれるクビアンのような人はまだまだ少数派だ。しかし米メジャーも中南米出身者が多数になるにつれ、アメリカだけではないという発想がだんだんと強くなってくる可能性は高い。
一方で、今年もたくさんの日本人プレーヤーが、本場のメジャーにチャレンジする。人それぞれいろいろな理由があるだろうが、一番大きな理由は「もっとレベルの高いところでプレーしたい」という向上心だろう。プロに入るような選手は、子供の頃からその気持ちを推進力にして上り詰めてきたのだから。
とにもかくにもこの「国際化」に対応するために、まずは外国人枠を撤廃することが必要だ。そして野球の実力でも興行的魅力でもメジャーに負けないレベルになりたい。最強を争うヨーロッパ各国のサッカーリーグのようになれれば良い。そうでなければ、若手がスタープレーヤーに成長していく姿を見て、その後はヨーロッパへ送り込むブラジルやアルゼンチンの国内リーグのような立場しかない。それはそれで面白いとも思うが。

Posted by torao at 09:10 | comments(3)
[野球全般]球界
久保道場で太陽再生!まずは「構え改造」に着手
http://www.sponichi.co.jp/osaka/base/200410/30/base171937.html
星野SDのページが更新。SD職(いまだに定義がわからないがw)続投に至る経緯の一端を披露。おそらく、「GMに」「球団社長に」という依頼もあったのだろう。一企業の経営に深く関わり、報酬を得ながらも、経営責任を担う立場にはなく、一方でフリーランスで経済活動を行う身分も確保される。考えてみれば良いポジションだなぁ(笑)。オーナー会議が最高議決機関である以上、特定球団の経営に深く入り込まなければ、プロ野球界の改革に自分の力を発揮することはできない。一方で今年のスト騒ぎで、世論の喚起があれば、オーナー会議をも動かすことができるということもわかった。現状のプロ野球界の仕組みから言えば、星野SDは適切な場所にいるとも言える。
金本はウッズが好きみたい(笑)。曰く、後ろを打ってもらえば頼もしいと。確かに今季のオーダーでは金本との勝負を避けるケースが目立った。でもアニキ、数字をよーく見ると、意外と見かけ倒しで気ィのちいちゃいヤツですぜ(笑)。
野口残留濃厚?確かに新球団以外は正捕手が固まっている。どこへ行っても2番手なら、ウチでもいい。控え捕手の立場をわかった上で、ベストを尽くせる人。良かった。
テスト生クビアン投手、高評価。細長い手足をしならせて150km/h近い速球があるという。ベネズエラ出身の31歳。メジャー経験もあり、救援投手としての3A実績はまずまず。朝の散歩から参加し、チームに溶け込もうとする姿勢も好印象だという。こういう選手が活躍してくれると儲けもんなのだが、そういうことはめったにない(笑)。ただ最近カブレラ、ペタジーニ、ラミレス、マルカーノ(え?)とベネズエラ出身の選手に大当たりが多い。ここは阪神ファンらしく「クビアンは抑えで使えるぞ」と素直に騒ごう(笑)。
精力的な久保コーチが注目したのは太陽。久保コーチといえば、今をときめく岩隈投手が「投球フォームの基本というか、どう投げたらより速く、より制球力がつけられるか、2軍時代に久保コーチに教わって目からうろこが落ちました」と言う理論派。この日は太陽の投球フォームを矯正したという。まっすぐ立つこと。重心を垂直に保つこと。ムダな動き(反動)を使わないこと。これでエネルギーの分散を防ぎ、ヒジへの負担が激減するのだそうだ。ケガが治って安定感が出てくれば、ローテーション入りが待っている。

Posted by torao at 08:22 | comments(4)
[退団者]藤田太陽
大絶賛!鳥谷は天才や!
http://www.daily.co.jp/baseball/2004/10/28/148294.shtml
レッドソックスがワールドチャンピオン(この呼称キライ)。ヤンキースに勝って、ワールドシリーズ(この呼称キライ)に負けたのでは、呪いが倍かかるところだったので良かった(笑)。
スカパーが球団所有に色気を見せる。「一般的に人気がないと見られているために地上波では扱われないが、実は相当熱心なマニアが多い」これがスカパー向けのコンテンツ。まさに話題満載のパ・リーグがこれにあたる。いろいろな企業がプロ野球に感心を示すようになって来たのは良いこと。これまでダイエーの受け入れ候補として取り沙汰されているのは、ソフトバンク、有線ブロードネットワークス、スカイパーフェクTV、そしてマーケティング・エッセンスの大西宏さんの情報によるとサントリー、NTTドコモ。そうそうたる顔ぶれ。
四国に続き、東北にも独立プロリーグの動き。そう、こんなに野球が大好きな国民なんだから、全国各地にプロ野球チームを作って、とことん楽しもう!
オーナー交代の発表が行われた。不祥事の引責であることなど忘れたかのような脳天気な会見。これでいいのか?久万さんらしくていいか(本当にいいのか?)。さて手塚新オーナーは、星野SDを擁する阪神球団のオーナーになったからには、オーナー会議において「球界の生まれ変わり」を推進する役を担わなければならない。責任重大だ。
秋季キャンプにテスト生(ダーウィン・クビアン投手)。こういう「ひろいもん」が大活躍したりすると面白いんだが、そういうことはめったにない(笑)。
久保コーチが投手全員にチェンジアップとカットボール、ツーシームの試投を命令、「自己啓発の日」だったそうだ。新しい!秋季キャンプばんざーい!
前日の話題だが、中西太臨時コーチによる鳥谷への指導について書かれたデイリーの記事が秀逸だと思ったので蒸し返す(笑)。同じ内容はサンスポにもスポニチにもニッカンにもあったが、構成が素晴らしい。いつもクールな鳥谷が、熱血漢の太さんによって次第に熱くなっていく様子や、二人が時間を忘れて没頭していく雰囲気が伝わってくる。大スターとなった鳥谷が後年、「2004年の秋季キャンプで、中西太さんにバッティングを教わった。あの時、これだ!というものを掴んだような気がします」とコメントするようになったらいいな(笑)。デイリー記者の表現力に「天晴れ」!

Posted by torao at 07:53 | comments(4)
[野手]鳥谷
遠山コーチが合流…ブルペン直行、吉野にアドバイス
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200410/tig2004102804.html
藪がFA宣言へ。球団も気持ち良く送り出す構えだ。正直今は少し冷めた気分だが、違うユニフォームを着て、異国のマウンドに上がった藪を見れば、どんなに力が入るだろう。悔いなきチャレンジを!
球団首脳と星野SDが会談、SD続投が正式決定。さらにSDから、野崎社長の球団残留の希望が出され、了承される模様。社長を退いても実務専門職として野崎氏が残るのは大きい。今回は「小さいエラー」で手痛い結果を招いてしまったが、星野&野崎ラインがあれば大局的な間違いはしないような安心感がある。
記者投票で選ばれた両リーグの表彰選手が発表され、阪神からは金本がベストナインに選出された。来季は20盗塁とチームバッティングで勝利に貢献したいという。
秋季キャンプでは中西太臨時コーチが鳥谷を指導。「天才やな、オマエ」と叫ぶ(笑)。誰もが認める逸材はきっと来季大輪の花をつけるだろう(ホントか?)。また赤星には必殺技ドラッグバントを伝授。「3割3分なんてイージー。3割5分も打てますよ」とおっしゃった(ホントか?)。これだからオフは楽しい(笑)。
関本が本格的に二塁守備練習を行っているという。岡田監督の思い描く内野陣は、一塁ウッズ、二塁関本(藤本)、三塁今岡、ショート鳥谷らしい。「ウッズ要らん、一塁関本でええやん」の声は届きそうにない。まぁ、やってくれるんなら、それでもいいです(笑)。
この男の復活なくして、猛虎復活なし。吉野投手だ。昨年終盤は、揺るぎない存在感だった。日本シリーズでは、ワンポイントだけではなく主軸相手に堂々と1イニングを抑え込んだ。そのままの吉野がいてくれれば、今季も何勝上積みできたろう。遠山コーチには、もう二軍に落ちてこないようしっかりと「お別れの指導」を頼む。

Posted by torao at 08:04 | comments(8)
[退団者]吉野誠
11・1ウッズ争奪戦!速攻ラブコールで中日蹴散らす
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200410/tig2004102704.html
今日から倉敷で秋季キャンプ。実りの秋になってほしい。
来季コーチングスタッフが正式に発表された。第一次岡田内閣は、強力な支持者からも「ダメだ」と決めつけられた。しかしこのダメな状況を招いた責任を痛感し、謙虚に再挑戦していけば巻き返しはあると思う。どん底に落ちた信用を少しずつ回復せよ。今季まったく見えなかった「岡田監督の良さ」を少しずつでも出すことだ。
さて日本シリーズが終わったということは、もはや来季が始まったということ。始まりと同時にオーナーと社長の「終わり」を発表しなければならないのが辛い。今後のフロント体制は極めて流動的だ。野崎社長のもと、選手管理、補強、営業ともに、せっかく「プロ集団」に進歩していたのだが、突然の辞任となると後任の育成もままならず、後退は免れないだろう。そうなると当然こういう発想が出てくる。いわゆる「星野GM構想」だ。もちろん緊急事態だけに本人さえ良しと言ってくれれば、ぜひともお願いしたい。
外国人のシャッフルがありそうだ。楽天がキンケードを獲りたいらしい。阪神はウッズが欲しいらしい。中日もウッズが欲しいが、「競り」になるならアリアスでも良いらしい。ふぅ、もう主力の外国人は必要ないんじゃないかなぁ。日本一の西武でさえ、カブレラ、フェルナンデスでは長期的な戦力として考えられないと感じてしまうわけだから、まったくキリがない話だ。一塁関本でバーンと売り出して欲しい。

Posted by torao at 08:07 | comments(4)
[野手]関本
Q.率直な気持ち。来季の順位と岡田政権かくあるべし!(「評論家たちの声」投票結果)
優勝!長期政権?やってみい!(12%)
2位!当然続投異議なし!(4%)
3位!もう1年?約束やし…(11%)
今回は投票を見合わせようかと(70%)

Total: 62 votes

# たくさんの方に投票を見合わせていただきました(笑)
# 岡田監督、厳しい2年目になりそうです。

Posted by torao at 19:44 | comments(2)
[管理人より]投票結果
西武12年ぶりの日本一
http://www.sponichi.co.jp/baseball/flash/KFullFlash20041025042.html
2004年の日本プロ野球が終了。今季、通してプロ野球を支えた人、プロ野球を楽しんだ人、そして例年にも増してプロ野球のことを真剣に考えた人、心より「おつかれさま!」。
西武が9度目の日本一。12年ぶりというのは意外な感じがした。
主軸打者の調子が勝負を分けた。佐藤、赤田が出塁し、フェルナンデス、カブレラ、和田がかっ飛ばす得点パターンが機能した。特に一昨年「逆シリーズ男」呼ばわりされた和田が雪辱。ナインを引っ張った。投げてはシーズンわずか1勝でも、シリーズMVPに輝いた石井貴の2勝が大きかった。西武黄金期を支えた伊東監督も落ち着いた采配で好感が持てた。奇をてらうことなく、選手を信頼し、青年監督らしく先頭に立ってチームを鼓舞していたと思う。
敗れた中日もシーズン同様、固い守備とあきらめない粘りの攻撃で西武を苦しめた。個々の選手を見れば、本来の実力を発揮できなかった者が中日の方に多かったように思う。初戦、プレーオフで勢いづいた西武に対し、固さから中日は自慢の守備が乱れた。最終戦もすでに修羅場をくぐってきた西武の方が開き直っていたように思う。セ・パ制度の違いが多少なりとも結果に表れたと思う。そんな中で、最終戦まで勝負をもつれさせた中日も十分に強かった。
これで昨年に続きパ・リーグが2連覇。去年あたりまで、パ・リーグの野球はおおざっぱでレベルが低いとまで言われてきたが、この結果がすべてを否定した。「実力のパ」が復活しつつあるのか。むしろ今季は「パの意地」という感じか。
本邦初公開、インターリーグの正否は?ダイエーはどうなる?西武は?日ハムの躍進は続くのか?ロッテ雪辱なるか?合併オリックスは強くなる?そして東北新球団の船出は?
来季も話題性はパ・リーグが大きくリードする。「これからはパ・リーグです」そういえば去年新庄が言ってたなぁ(笑)。
ということで今日だけは日本一の西武に敬意を表し、虎の話題はお休み(笑)。

Posted by torao at 07:45 | comments(1)
[野球全般]他球団
矢野、今オフの「3つの誓い」をブチ上げる!
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200410/tig2004102501.html
日本シリーズはいよいよ最終決戦に。日ハム、ダイエーを相手に「最後の大一番」をものにしてきた西武に、ここでまた精神的アドバンテージがあるように思う。連日長い試合時間に言及してきたが、ここまできたら何時間かけても良い。悔いのない死闘を。
ワールドシリーズはレッドソックスが先勝。通年目立たなかった田口が先発出場し1安打1打点。守備でも機敏なところを見せた。例によって個人的には応援する(笑)。
その第1戦を見たのか見ていないのか、星野SD緊急帰国。辞任の意志はなく、再建に尽力する決意を表明したという。
矢野捕手がラジオ出演し、来季への抱負などを語ったという。今季は終盤大事な場面で逆転される試合が多かった。緊迫した場面で、少しのほころびから投手陣が崩れていく様子を見る中で、矢野捕手のリードに対し弱さを感じることが多かった。成功の確率が高い「表の配球」、それを打者が予測していると読んでの「裏の配球」、表裏だけではないと相手を混乱させる「ジャマな球」。しかし、ここが勝負という場面では、配球だけで押さえ込めるものでもない。ましてやかわす配球が中心では、心の片隅に逃げの気持ちが生まれる。所詮、1対1のケンカ。ひるんだ方が負けだ。配球だけではない、投手の闘志に火を点ける、メリハリの効いたリードを期待する。

Posted by torao at 09:12 | comments(2)
[捕手]矢野
赤星“首位打者獲れ”正田打撃コーチゲキ「型にはまるな!」
http://www.sponichi.co.jp/osaka/base/200410/24/base171662.html
大きな台風の傷も癒えぬうちに、今度は大地震だ。被災地ではライフラインが寸断されているとのことで、不安な一夜を過ごされたことだろう。お見舞い申し上げたい。

星野SDがスポニチの国際電話取材に応じる。曰く「プロ野球の恩人をこんな形で辞めさせていいのか」「このくらいの額でオーナーや球団社長が責任を取らなければならないものなのだろうか」と、無念さを表した。まったく同感だ。
それでも私は辞任やむなしと思う。巨人で一場投手の問題が発覚した時、当然同じく獲得に乗り出していた阪神でも調査が行われたはずである。たとえ少額(でもないと思うが)といえどもスカウトのポケットマネーのはずはない。むしろ調査を行う必要がない程わかっていたはずだ。その時、正直に言っていれば、この事態はなかった。真実を隠し、虚偽を言えば、小さいことでも責任は発生する。「これくらいならいいだろう」「自分たちは大丈夫だろう」という判断が命取りだった。
阪神球団といえば、吉本興業とともに「シブチン」として有名だった。関西経済をあっちにもこっちにも動かすだけの力を持つ阪神タイガースの名物オーナーが、たったの25万円ぽっちで辞任に追い込まれたのは、「らしい」とも言える。

久保コーチ、正田コーチが合流。さっそくいい仕事をしている。どうやら二人が考えているキーマンは井川と赤星のようだ。
まず近鉄・阪神で現役を21年務めた久保コーチが井川にアドバイス。もう太ももを太くするのはその辺にしとけ!ケガするぞ、と。本当にそうだ。後を濁しまくって去って行った佐藤前コーチは、「言うことをきかない」と言っていたが、髪を切らないエースも納得した模様(笑)。
そして広島で現役14年、首位打者と盗塁王に輝いた正田コーチの目は自分と似たタイプの赤星に向く。今は手元近くにあるヒッティングポイントを、手前側(投手寄り)に移動させるという方向性を打ち出したようだ。今季赤星は意識的に「引きつけて打つ」打法に取り組んだ。これにより変化球に泳がなくなり、ファールで粘ることができるようになった。反面、引っ張る打球が極端に減り、ストレートに対応できなくなることが多かった。正田コーチの発言「打撃はフォームを崩されたときにいかに拾うかだからね」には、真理があると思う。正田コーチの指導で来季の赤星が「不用意なストレートは弾き返される。崩したはずの変化球も巧く当てられる」と恐れられる打者にグレードアップするかも知れない。

Posted by torao at 07:33 | comments(4)
[退団者]正田耕三
金本誕生は野崎球団社長の一言だった
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200308/tig2003081609.html
東北楽天ゴールデンイーグルス(通称:楽天イーグルス)だって?ライブドアがせっかく始めた球団名決選投票の本命じゃないの!こっちはずっと前から決めていて、予定通り今日発表しただけ、とかなんとかいうわけだろうが、なんだか人の楽しみを奪うようなマネが好きだねぇ。チームカラーは金ぴか?名前ともどもパチンコ屋みたいな印象(笑)。
ワールド・シリーズは、カージナルス対阪神ちゃうレッドソックスに。
日本シリーズ、中日が王手でナゴヤへ。西武のモチベーション低下を松坂が救えるかどうか。
お、和田コーチが一軍に?日に日に楽しみな今日この頃(典型的なオフ阪神バカw)。
裏金問題で、オーナーと社長が辞任の方向。オーナー後任は、電鉄本社会長である、手塚昌利オーナー代行の就任が予想される。この方も73歳と、かなりのご高齢である。余計なお世話だろうがもう一代若返った方が良いと思う。
はっきり言って、有望新人への裏金なんて、プロ野球が出来た時からのもので、何をいまさら言っているのかねぇという感じは否めない。だがこれはあくまで「公然の秘密」なので、明るみに出れば関係者が責任をとるのは当たり前。今回の横浜、阪神のリークがなければ、「今後はもうやめましょう」で終わっていたところだが、もはやこうなれば、既存全球団すべての経営トップが辞めなければ済まないのではないか。何十年もやって来たことなのだから、それをやっていたのは3球団だけでウチはやっていませんと言えるのか?ここが転換期なのだ。選手とパトロンというプロ野球創生期からの関係を、「ルールと契約」という近代的なものに代えられなかったツケがここで噴出したということ。好機ととらえたい。
野崎社長の辞任を惜しむ声が多い。球団の経営者でこれほど愛されている人も珍しいと思う。「歳をとったら自分の顔に責任を持て」と言われるが、野崎社長の顔を見るにつけ、謙虚でひたむきな性格がにじみ出ていると思う。経営者という立場にありながら、決して上からものを言うような態度は見せない。選手が働きやすい環境作りのため熱心に取り組む姿に人柄の良さを感じた。一方で、時にオーナーと意見が分かれることがあっても、自分の個人的な考えを表明し、その上で議論を重ね、翻意させる芯の強さ、情熱も見せた。
今年のゴタゴタの中でも、自己の利益とは関係なく、1リーグ化や球団削減に反対し、交流試合などの具体的な改革案を持って、各球団の合意を得るために走り回った行動力。その時は冷ややかな目で見られることもあったが、結局、最終的な決着は野崎社長の描いた形に収まったという現実を忘れてはいけない。
96年電鉄の旅行部長から、常務として球団入り。どん底の暗黒時代まっただ中で、改革への思いを強くしたという。01年社長就任。時の野村監督から選手指導、球団編成の考え方を吸収し、星野監督から情熱と勇気を注入された。
リンクは去年の8/16サンスポ紙面、野崎社長が星野前監督に金本獲得を進言したというエピソード。そして闘将の一言「この1年半。社長とはホンマに、コミュニケーションを取った。島ちゃん(島野ヘッド)や田淵よりも、話した時間は長かった」という言葉が野崎社長の仕事ぶりのすべてを物語る。
また一人、03Vの大きな1ピースが欠ける。

Posted by torao at 08:04 | comments(3)
[球団スタッフ]野崎勝義
【号外】久万オーナーと野崎球団社長が辞任
巨人、横浜に続き、阪神でも明大・一場投手に25万円の裏金を渡していたことがわかった。責任を取り、久万オーナーと野崎球団社長が辞意を表明した。これで巨人・渡辺、西武・堤、横浜・砂原、阪神・久万と有力オーナーが立て続けに辞任することになる。
野崎球団社長は、星野前監督との強力タッグで、優勝への体制を築いた功労者でもあり、また、球界再編騒動でも星野氏と結託して、2リーグ・12球団維持の行動を取っていた。交替時期を逃している高齢のオーナーはともかく、野崎社長の辞任は、本当に残念だ。

Posted by torao at 21:02 | comments(5)
[球団スタッフ]野崎勝義
虎ゴジラ喜田、どでかい3号など猛打賞
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200410/tig2004102205.html
ボストン・レッドソックスがア・リーグ優勝。創生期からの名門チームで、勝てなくても熱狂的なファンに支えられてきた。18年ぶりのリーグ優勝。ケタ違いの金持ち球団に挑み続けるライバルチームと、他人とは思えないチームだ(笑)。あとは「呪い」を解くだけ!松井選手、お疲れ様。素晴らしい活躍だった。
中日は山井投手の好投で2勝2敗のタイに戻す。緩急でタイミングを崩した谷繁もグッジョブ。この日も4時間ゲーム。投球間隔20秒、15秒はどこへ行った?どうしても勝ちたい一戦が続く。それはわかるが、日本プロ野球の頂点の試合なのだから、もっと密度の濃いものであってほしい。来季は監督会議から審判団ともども徹底すべきだと思う。
ライブドアが球団名の決選投票を始めた。投票はこちらから。個人的にはイニシャルが他とダブらないイーグルス、レインボーズ、ペガサスがいいな。って名前だけ決めてチームは作らないなんてことには…。
有線ブロードネットワークスがダイエー買収に関心を示したという。ここらへんは、宣伝的に「言ったもん勝ち狙い」だろう。
プロ野球独立リーグ創設目指す石毛氏が日本高野連を訪問し、理解と協力を得たという。この構想に対して、成否を疑う方もあるようだが、これほど有益な活動はないと思う。極論すれば野球界にとって失敗した時の実害などなにもなく、例え採算的に不調で短期終了したとしても負債を残さない身の丈経営さえすれば石毛氏も困ることはないだろう。逆に長く定着することになれば、他の地域でも独立リーグの発足が進み、既存のプロ野球球団にとって「問題の山」であるファーム組織の見直しが進むだろう。石毛氏を応援したい。
西武鉄道株をめぐる西武グループの不祥事は大スキャンダルに発展しそう。ただ、できれば日本シリーズだけは集中できるようにしてもらえたら…と願う。言いたいこともあるが、そういう訳で今は自粛。
鳴尾浜で主力中堅による秋季練習がスタート。まだユニフォームができていない島野コーチもジャージー姿で参加。ピリッとしたムードが漂ったという。藤本は、春季キャンプに万全で望むため、秋季キャンプに参加せず治療・リハビリに専念。もちろんそれで良い。
よさこいリーグは終盤戦。注目の鳥谷は左方向に2安打(うち1本塁打)、4打点と活躍した。筒井は6回5失点と立ち上がりに崩された。
このよさこいリーグでもっとも好調なのが喜田だ。この日も4番に入り5打数3安打(3ラン本塁打含む)4打点と活躍した。今季は一軍昇格し、定着するチャンスがあった。2試合で二度代打として打席に立つ。しかし甘いファーストストライクに手を出せず、ボール球を振らされ2三振に終わった。シーズン終盤で同じように登場してきた林威助が発していたような気迫が感じられなかったように思う。二軍では図抜けた力を見せても、上で萎縮してしまう選手にはなって欲しくない。守備のアラをできるだけ小さくしチャンスを呼び込み、次こそは絶対に逃さないという迫力が欲しい。二軍を二軍と思うな!

Posted by torao at 07:39 | comments(4)
[退団者]喜田剛
伊良部が聖地に“最後の別れ”…このまま引退も
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200410/tig2004102104.html
台風23号が大きな被害をもたらした。お見舞い申し上げたい。
日本シリーズも順延。実力は伯仲、スピーディーな熱戦を希望。
レッドソックスが3連敗のあと3連勝で最終決戦へ。こうなれば「バンビーノの呪い」を解いて欲しい!(くどいようだが松井は応援しているw)
もうすぐ行われる今年のではなく、来年のドラフトで「打撃だけなら鳥谷より上」早大・武内の獲得を目指すという報道。いやいやちょっと待ってくれ。来年のドラフトは自由枠は廃止、完全(せめて準完全)ウェーバー制を実現して欲しい。「クジがないと淋しい」という声も聞こえるが、結果的に最強チームに最強選手が入ってしまってはウェーバーの意味がないように思うが。ドラフトにかかる方にしてみれば、「何でオレの年から…」と文句も言いたくなるだろうが、ドラフト改革こそプロ野球改革の第一歩だと思う。
伊良部がひっそりと阪神を去った。「僕のことは、もう注目しないでください。マスコミとは、未来永劫(えいごう)、話しませんから」というセリフを残して…。
チームの運気が変わったのがリガンの離脱なら、岡田監督の選手管理手腕に疑問符が付き始めたのが伊良部への対応からだったように思う。沖縄キャンプ中の飲酒トラブルはチームに蔓延する気の緩みを象徴する出来事だった。このシグナルを重大に受け止め、モチベーションの低下を防ぐ工夫が必要だった。ぶち上げた「競争主義」が言葉だけのものとなり、使われる者と使われない者の格差が激しくなっていった。そしてその後、モチベーションを引き上げる策は何も打たれなかった…。
伊良部の故障による背信は、間違いなく今季の戦犯級。だが同時にチームへの警鐘として活用されていれば、別の意味でチームに貢献してくれていたのだが。
故障の回復は思わしくないようだし、体格や年齢を考えれば、このまま引退という可能性が高そうだ。「投球メカニック」には定評がある理論派で、後輩に語った体験談はとても面白かったそうだ。しかし組織の中で指導者としてやっていくには、あまりに難しいキャラクター。時代を築いたスター選手に失礼とは思うが、どうか心を入れ替えて、世話になった野球界に恩返しして欲しい。

Posted by torao at 06:35 | comments(2)
[退団者]伊良部秀輝
阪神がリガンら3助っ人解雇
http://www.daily.co.jp/baseball/2004/10/19/147225.shtml
逆転また逆転の面白い日本シリーズ。第3戦は谷繁、カブレラによる満塁HRの応酬。本当に面白いので試合時間の長さだけが残念だ。審判辛すぎないか?第4戦、台風に水を差されないことを願う。
大リーグも熱戦。レッドソックスが連夜のサヨナラで2勝3敗とした。いや松井は応援しているのだが、どうしてもヤンキースを応援できなくて(笑)。甲子園に似たムードがあるフェンウェイ・パークのボストンファンの熱狂が好き。
FAの横浜佐伯が、条件として年俸増ではなく、入場料値下げを要求しているという。巨人戦でのガラガラぶりが報道されるなど、横浜の不入りは深刻だが、佐伯らしい行動だ。交渉が不調なら移籍するという。当然、観客の多いところが希望になるのだろう。
虎を去った金森氏は、ダイエーの一軍打撃コーチに就任。やはり他が放っておかない人材なのだ。きっと良い働きをするのだろう…。
10/18リガンと再契約しないことが発表された(キンケード、マイヤーズも)。昨年は貴重な中継ぎとして優勝に貢献し、今季はクローザーまで務めた。「緊迫した場面で投げたい」という強気な性格が魅力だった。思えばリガンの離脱がケチのつき始めだったような気もする。ケガの治りが遅いとなれば、再契約しないのは道理。ただ、連投を重ねての故障で、本人からも残留希望という声が伝わって来ていただけに淋しい。
話は急に大きくなるが、そろそろ外国人枠という考えをやめたらどうか。日本のトップがメジャーで活躍する時代、アメリカのリーグでチャンスに恵まれない選手を迎え入れる度量があっても良い。もちろん興行的なことを考えれば、自然とリミットがかかるだろうがそれはそれ、制度としての「枠」はもう廃止すべき。選手会が拘泥していたようだが、「行くのは自由、来るのは制限」はダメ。「外国人ばかりのチームが優勝したらどうするんだ」→おもろいやん(笑)。「日本人の活躍の場が狭まる」→韓国にも台湾にもプロリーグはある。ひょっとしたら四国にも(笑)。アメリカ人の活躍の場を狭めている事実は棚上げ?
「脱・助っ人」ができて初めて対等な契約も出来るし、残留希望の故障者にも情けのある対応ができる。

Posted by torao at 07:43 | comments(4)
[退団者]リガン/ジェロッド
藤本は『右大腿直筋けんしょう炎』…21日からリハビリ
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200410/tig2004101907.html
また台風?うんざり。せっかくの行楽シーズンなのにねぇ。
球界再編の本丸ダイエー危機に、ITベンチャーの本命ソフトバンク登場。しかし売却までの道のりは遠い。「オーナー不在」のまま、不安なオフが続く。
沢村賞は中日・川上に。ただし選考委員から「もっと高いレベルで」の声続出。そうは言うが昔とはボールが違うし、バットが違うし、打撃技術が違う。「打高投低」の流れを変えるにはストライクゾーンの拡大しかないと思う。
一場は横浜に去り、ドラフト自由枠は同大・染田投手をあと出し&かっさらいの公算大だという。全国区人気を誇る阪神といえども地域密着を忘れれば巨人の轍を踏む。良いと思う。
島野総合コーチ発表。いくら「事実上のトップ」でも、オーナーがワイワイ言うのは良くない。岡田監督のメンツを潰しすぎてはやりづらいだろう。その他のコーチングスタッフもあらかた固まってきたようだ。水谷二軍打撃コーチの留任は良かった。
腰痛の藤本に診断が出た。しっかりと治療し、不安のない状況にしてから鍛えてなおして欲しい。
今回の「藤本よさこい行き」をめぐるドタバタで、コーチングスタッフの連絡の悪さが明らかになったことは、こう言ってはなんだが良い反省材料になりそうだ。島野コーチもここらあたりの管理体制を徹底的に見直して行くだろう。一方で、藤本も「言われたとおりだけやっていてはダメだ」と言うことを実感し、一皮むけていくのではないか。野球選手たるもの故障をおして勝負しなければならない時もある。常に万全な体調などあり得ず、たとえ万全な体調でも不注意で大ケガをすることもある。自分の体のことは自分にしかわからないし、自分の野球人生の勝負所は自分で決めるしかない。後で文句を言っても遅い。最終的にはすべて自己責任だということが身にしみたろう。

Posted by torao at 08:01 | comments(3)
[退団者]藤本敦士
Q.年刊タイガース2004年号の「表紙」を選ぶとすれば?(「評論家たちの声」投票結果)
岡田監督(1%)
井川(4%)
今岡(6%)
関本(3%)
鳥谷(7%)
金本(52%)
赤星(4%)
八木(19%)

Total: 63 votes

# そんな本はありませんが、アニキ大勝利!(笑)

Posted by torao at 23:32 | comments(2)
[管理人より]投票結果
島野管理部長、早くも秋季キャンププランの練り直し!
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200410/tig2004101803.html
MLBアメリカンリーグ優勝決定戦で、またも松井秀喜が5打点2HR。これでポストシーズン7試合で打率5割、3本塁打、13打点だ。個人的には「MLBの阪神」ことレッドソックスを応援したい気持ちもあるが、こうなれば松井にシリーズMVPを獲って欲しい。
日本シリーズは中日が反攻。呪縛を解いた井上のダイビングキャッチが大きかった。立浪の勝負強さには感心。この1勝で中日も実力を発揮できる状態になった。後は西武オフェンス対中日ディフェンスの勝負だ。
岡田監督、マイカー飛ばしてよさこいリーグ視察。先発江草のKO、復活太陽の好投を見届けた。忙しい中、意欲的な行動は○。ただし鳥谷ですら気づかなかったというオーラのなさは×(笑)。試合は喜田のサヨナラヒットなどで逆転勝ち、5勝1分。
島野総合コーチ就任を10/18正式発表するという。大きな期待と重い責任を負っての現場復帰だ。シーズン終了から今日まで、ある意味お決まりであるはずの「来季こそ優勝」「優勝して岡田監督を胴上げしたい」という発言がほとんどないように思うのは気のせいか?わずかに今岡と金本から聞こえただけ。二人とも「1年間、信頼して任せてくれた」とも言っている。他の選手はどうなのか?信頼してもらっていないという気持ちでいる選手も少なくないだろう。留任するコーチたちの気持ちはどうなのか?
もし来季優勝すれば、岡田監督はもちろん続投となる。それがイヤだと思う者が多くいる限り、優勝はあり得ない。現場復帰を引き受けた島野氏の胸中はどうなのか。本当に心から「岡田を男にしてやろう」と思っているのか?
もちろんここで引き受けたからには、「島野総合コーチ」の腹は決まったのだと思う。まずは、チームの心を一つにするのが仕事となる。

Posted by torao at 08:00 | comments(2)
[退団者]島野育夫
よさこいリーグに参加の藤本、腰痛悪化で緊急帰阪
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200410/tig2004101706.html
日本シリーズは西武が先勝。やはり中日の方がより固かった。あの英智が守備でミスを連発するなど考えもしなかった。いきなり決勝戦に出てきたものと、準々決勝から勝ち上がってきたものの差。
素晴らしい投手戦に水を差した誤審。ああ、橘高大先生でしたか…(苦)。どうしてこの大事な試合で橘高が球審を務めるのか、そっちの方が問題。今回のプレーも橘高が打者にアウトとさえ言わなければおしまい。結局誤審を認めるのなら、「本来起こっていたはずの結末」ダブルプレー成立で再開させてもらうよう中日を説得するのがスジだ。ただ対照的な両監督の表情は面白かった。
セ・リーグ全日程終了。連盟表彰選手(個人タイトル)が確定。阪神からは金本の打点王、赤星の盗塁王、井川の奪三振王。お目出度う。表彰以外の記録では、井川が「完封王」、「投げ王(投球回、打者数)」「打たれ王(被本塁打、失点、自責点)」、福原が「負け王(敗戦数)」と「暴投王」(泣)。
よさこいリーグでは、1番に入った鳥谷が先頭打者ホームラン。左中間に鋭い打球だったという。飛躍の05シーズンへ好スタート。
先発杉山は6回・被安打6・失点3でイマイチの結果と内容。この時期に制球アップのポイントを掴んでおきたい。
心配なのは藤本。よさこい合流も、腰痛症再発のため緊急帰阪が決定だという。シーズン終盤から腰痛と伝えられていたにもかかわらず、ここでドタバタするのはおかしいではないか。休ませるべきなのか、鍛えるべきなのか。まずは患部のチェックをして、その上で方針について首脳陣と本人とで話し合うという、当たり前のプロセスを踏んでいるのか疑問だ。今季終盤まったく精彩を欠いていた藤本。腰痛のせいもあろうが、この一年の鳥谷とのショート争い、オリンピック派遣、二塁へのコンバート方針など、自分の扱いの軽さに対するメンタル面での混乱も多分にあっただろう。本人の納得がないままハードトレを強要していては、取り返しのつかないことになる。

Posted by torao at 07:48 | comments(7)
[退団者]藤本敦士
総帥“事情聴取”は針のムシロ…岡田監督背水の陣
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200410/tig2004101602.html
いよいよ日本シリーズ開幕。どちらも手堅い野球のできるチーム。パ・リーグだけに採用されたプレーオフがどう影響するのか。日本シリーズに匹敵するようなシビレるゲームを経験していることが有利に働くのか。やはり、ある程度個性のあるリーグ運営は良いが、試合数など基本的な枠組みはセパ統一が望ましい。メンタルを含むコンディションで西武有利と見る。
そっちが日本シリーズなら、こっちはよさこいリーグだ(笑)。高知を舞台にした教育リーグで伸び盛りの若手がいいところを見せて現在4戦4勝。10/16から藤本、鳥谷らも合流するが、参加予定だった林が右第5指末節骨骨折のため参加とりやめ。最終戦の打席で体近くに来たボールを振りに行って指に当ててしまった。痛恨の一打だった。試練と受け止め走り込め!
久保田投手が結婚。お目出度う。先発志望を公言していたが、おそらく来季もリリーフだろう。家庭もでき、さらに気合充実で頼む。
先輩安藤が先に希望をきいてもらえそうだ。この日、久万オーナーにシーズン終了の報告を行った岡田監督が、安藤の先発起用構想を明らかにした。ちょうど良い頃だと思う。ただし先発として成功するためには、今オフ投球の幅を拡げる工夫が必要だ。まず打たせて取るために、タイミングを外すボールを磨く必要がある。今季も緩い変化球を希に投げていたが、2割以上使えるだけの制球力が欲しい。もう一つはシュートはマスターできなくとも、内角高めのストレートを使えるようにしないと先発は辛い。絶対的な自信を誇る外角低めへの制球に比べ、内角を攻める時の強さがない。きっと、気がいいのだろう。だが中日の荒木、井端ら右の巧打者を抑えて行くには、踏み込みを牽制する球がどうしても必要だ。武器である低めへの直球とスライダーについては、制球力、威力とも素晴らしい。だが長い回を投げていくには、少なからぬ発想の転換が必要だ。

Posted by torao at 08:13 | comments(3)
[投手]安藤
佐藤コーチが岡田阪神をバッサリ「厳しさが足りない」
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200410/tig2004101504.html
うちの「大家さん」ライブドアが、財務内容ともども、アダルトサイト規制の甘さをこっぴどく責められた。確かにライブドアはアダルトを利用しているフシがある。買収したソフトハウスには、胡散臭いソフトを開発しているものもある。ただ、スポーツ新聞のサイトほどアダルトサイトへの吸引力はないように思うがいかがか?
それと…西武グループの法令違反と、ダイエーの財務について審査をするのは誰?
病院で検査を受けた三東が左肩痛と診断される。スタミナ切れと思われていたが、故障と関係があるのか?幸い時間はたっぷりあるので、来季までには不安を一掃しておけ。
二軍戦でフル稼働も一軍出場がなく、阪神を解雇された吉田篤史。再就職先は牛島ベイの一軍投手コーチ?これは大抜擢。注目してみよう。
佐藤コーチ、金森コーチが正式に退団。金森氏の今後は未定、佐藤氏は北海道日ハム入りがささやかれている。
佐藤義則氏は、93年の北海道南西沖地震で激甚な被害を受けた奥尻島の出身。故郷北海道の球団のために一肌脱ぎたいというところだろう。退団にあたり、言いたかったこと、言えなかったことがぽろり、ぽろり。おそらくあのぼくとつとした口調で話したのだろうが、文字にすれば痛烈な岡田監督批判だ。今季の岡田監督が、いかにコーチを含めた投手陣をまとめ切れていなかったがよくわかる。
信頼して人に任せるということは、大変難しいことだ。「あなたに任せる。自由にやって欲しい。結果責任はすべて私がとる」口で言うのはたやすいが、これを実行するには大変なテクニックが必要だ。本当に責任を取るためには、任せたはずの相手を巧みにコントロールするだけのコミュニケーションスキルが必要。もちろん任せる相手以上の知識、経験がなければ、本当の意味の「任せる」ことはできない。常に状況を把握し、助言ができる関係がある上で、はじめて「任せる」ことができるのだ。
野手である岡田監督に投手のことを「任せる」だけの知識も経験もないのだから、佐藤氏との関係においては、全面的な支援をもらわなければならなかったはずだ。ここでも岡田監督の最大の欠点、「謙虚さが足りない」というのが顔を出す。
ただ、チームの不調について、原因をすべて岡田監督の資質におっかぶせるのは間違いだと思う。もちろん結果責任はすべて岡田監督が負うものであるが、その原因はいたるところにあり、責任の一端は関係者すべてにある。例えば「英雄」星野仙一氏にも原因や責任を求めることはできる。もちろん佐藤氏もそうである。なぜシーズン中に岡田監督へ助言できなかったのか?こうして退団時に記者を通じてメッセージを発信することしかできなかったのか?言いたいことはいろいろあるだろうが、内閣の一員として責任を感じて欲しい。
もう来季が始まっている。だがその前にまず反省だ。謙虚に、徹底的に。

Posted by torao at 08:10 | comments(2)
[退団者]佐藤義則
気持ちを集中!赤星、最終戦で見事2年連続3割
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200410/tig2004101402.html
新聞辞令、星野伸之氏は折り合わず、遠山奨志氏が二軍投手コーチ就任だという。
風雲急、予想通りではあるが、また球界がゴタゴタし始める。
モメにモメた結果、ダイエー本体が産業再生機構活用へ。ゴタゴタしたのは、いろんな人の利害関係が絡み合ってどうにもならなかったとか。もうすべてを晒して出直すしかないのにね。事前の発言などからすれば、「早期に売却」が有力か。
想定外だったのが西武の不祥事。都合の悪いことを隠す企業体質が問題。この問題もことと次第によっては会社存続の危機となり、西武身売りもすぐそこまで来ている。
とにかく、どいつもこいつも、球団企業のモラルの低さにはビックリだ。
阪神最終戦。横浜になすすべなく完敗。福原浮上できず、打線繋がらず。それでも見せ場はあったと楽しめるのが阪神ファン(自慢)。
得点機は鳥谷の左中間を越える2塁打から。鳥谷が打つと点になる。そういう巡り合わせの男なのだろう。この日も金本に最後の113打点目をプレゼントした。来季のキーマン鳥谷は、この秋ぐんと力をつけなければならない。間違っても故障してはいけないし、守備・走塁・打撃すべてにおいて見受けられる「緩さ」を改善し、長所である「しなやかさ」を磨いて欲しい。素材の良さを再認識した終盤だった。
下位打線とはいえ1回を3者三振で切った牧野投手が良かった。岡田迷采配被害者の会会員の一人。結果に対する評価が常に低かった。使い方さえ良ければ、もっともっと良い仕事ができる投手だと思う。
もう一人、佐久本投手、これが意外な程、良かった。石井、佐伯ら主軸相手に堂々の投球だった。ウィリアムスかと思った(ちょっと言い過ぎ)。大きく曲がるスライダーと、タイミングを外す緩いスライダーを駆使していた。思えば今季は「左のワンポイント」という機能をほとんど活用しなかった。戦力の幅を狭めた一つの要因だ。来季に向けて大いに期待させる佐久本の投球だった(契約されればだが…)。
リンクは見事3割に乗せた赤星。

Posted by torao at 08:11 | comments(3)
[退団者]佐久本昌広
虎・藪が米市場で人気上昇…ドジャースに続きパドレスも
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200410/tig2004101301.html
楽天の監督に田尾氏?これは本当らしい。掛布氏に断られて、またウチの関係者だ(笑)。田尾氏はメイン・パーソナリティをつとめるラジオでオリックスの小泉球団社長をゲストに招いてインタビューをしていた。たまたま車中で聴いていたのだが「野球をよく知っている経営者」と妙に持ち上げていたのが印象的だった。今回の動きと密接に関係アリアリだと思う。田尾氏の指導者としての力量は未知数だ。が、定評があると言われる打撃理論も、細かいフォーム・チェックでしかないような印象がある。
一方のライブドアもなかなかやる。丹念に東北地方の自治体をまわって支持を取り付けたり、地元ケーブルテレビと協力関係を築いたり。叶わぬ願いだが、玉木正之氏がよく言っているように、2社を中心に地元の企業なども巻き込んで「東北野球団(株)」を作れば良いのに…。プロ野球が「看板」役を脱するのはいつの日か。
引退した八木氏は、毎日放送の解説者になるそうだ。近畿圏以外ではGAORAでしか楽しめない。
よさこいリーグで太陽が登板。1回8球、無事に終了。MAX143km/h。焦らずに来い。
関東は秋の長雨が続くが、甲子園10/13予報は晴れ。最終戦終了後、岡田監督がファンに挨拶するという。きっちりと反省して、鍛錬の秋に向かおう。
藪投手にメジャーからのオファーが複数来そうだという。もし挑戦したいというのなら気持ちよく送り出してあげたい。一度きりの人生、やりたいようにやって欲しい。功労者だけに、ファン感謝デーでのスピーチくらい欲しいな。

Posted by torao at 07:48 | comments(2)
[退団者]藪恵壹
プレーオフ・ルール改革案
【趣旨】
単に盛り上がるからやる。ただし長丁場のペナントレースの順位は最大限尊重したい。
このルールで負けちゃったら仕方ないと諦められるくらいにしたい。

【ルール】
(基本ルール)ペナント順位の上の者がホーム(主催)。相星は上の者の勝ち。

(1) 6位と5位で1勝先取(1試合)
(2) 4位と(1)の勝者が1勝先取(1試合)
(3) 3位と(2)の勝者が2勝先取・3位にアドバンテージ1(1〜2試合)
(4) 2位と(3)の勝者が3勝先取・2位にアドバンテージ1(2〜4試合)
(5) 1位と(4)の勝者が4勝先取・1位にアドバンテージ2(2〜5試合)

試合数は、7〜13試合となる(今年のルールだと5〜8試合)。
5・6位のチームがリーグ優勝するためには11勝、
4位のチームは10勝、3位のチームは8勝、
2位のチームは6勝、1位のチームは2勝が必要。
題して「なーるほどザ・プレーオフ(古い)」(笑)。
どう?

---
これはマンガウルフの野球と漫画☆夢日記プレーオフは西武が死闘を制して日本シリーズ進出!でもプレーオフって、やっぱりどうなん…?」のコメントとして書いたものですが、せっかくなので記事としてエントリします。

Posted by torao at 07:04 | comments(0)
[野球全般]球界
Q.プレーオフは?(「評論家たちの声」投票結果)
最高!セもやれ!(40%)
良い!セは今のまま(23%)
んん…評価保留(14%)
改善しなきゃダメ(8%)
絶〜っ対反対!(12%)

Total: 47 votes

# だんだんと反対系票が増える傾向でした。

Posted by torao at 06:30 | comments(0)
[管理人より]投票結果
プロ初スタメン台湾出身の2年目・林威助、プロ初安打で初打点!
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200410/tig2004101204.html
最終戦まで正に死闘、パの優勝は西武に。両チームとも(また3位の日ハムも)、本当に良い試合をした。このプレーオフは見ていて文句なく面白かった。初年度トライアルとしては大成功といえる。ただし面白ければなんでも良いというものでもない。長いレギュラーシーズンを単なる予選会にしてしまってはいけない。早急に総括して、来季の制度改正に繋げなければいけない。ポイントは、(1)アドバンテージ・ルールの軽重、(2)セとの整合性・試合数格差、(3)ファンの反応、(4)総合的な収支評価というところだろう。末永く愛される仕組みにするためには、盛り上がったかどうかだけではなく、リーグ優勝を決めるものとしてふさわしいものでなければいけないと思う。さあ10/16からの日本シリーズは西−中の新人監督対決となった。
よさこいリーグが開幕。太陽の登板は1日ずれて、10/12に。10/11先発は杉山、6回を被安打2失点0。外角速球が良かったという。ライバルが活躍しているので皆必死だろう。
それでも消化試合は続く…。いよいよ10/13、甲子園横浜戦が今季最終戦となる。焦点は、金本の打点と、赤星の3割。
10/11神宮球場は、阪神の関東最終戦。金本vsラミレスの直接対決となった打点王争い。基本的に両者とも正々堂々と勝負したいという希望を持っているようで、途中までは警戒しながらも逃げまくるようなことはしなかったと思う。8回にラミレスを最終的に敬遠としてしまったのが残念だった。
井川は目標の投球回数200回を達成。完投で14勝目。最後は立派にまとめた。しかしこの日も狭い神宮とはいえ、宮本、志田にHRを浴びた。数字的には合格点でも、本来期待する姿と比べると今ひとつという、今季の井川を象徴する投球だった。
鳥谷がラッキーな当たりを含む3安打。特に2ランHRは甘い変化球を逃さず捉えた会心の一発。天才型ではなく、努力の人のように見える。どうか着実に成長して欲しい。
この日一番楽しみだったのが前日デビューの林。スタメン起用に応えてライトオーバーのタイムリー二塁打を放った。凡退した他の打席でも鋭いスイング、球を呼び込むタイミングの取り方、ミートの上手さなど、非凡な雰囲気があった。荒々しく若々しいのが出てきた。

Posted by torao at 08:08 | comments(4)
[野手]林
八木裕 やぎ・ひろし(タイガース歴史研究室 〜猛虎歴研〜)
http://www.jttk.zaq.ne.jp/genmatsu/list/yagih.html
パのプレーオフはいよいよ決戦へ。「元年」としてはイイ感じだ。「セでも」については議論の分かれるところだとは思うが、リーグ優勝決定から日本シリーズまでの白けた空気だけは、システムとして大いに改善の余地がある。
まるで野球の進行状況を考慮しながらのような動きだが、ダイエー本社の問題がそろそろ…という感じだ。実際のところ、先日のゴタゴタで、「プロ野球を粗末に扱うと支持率に影響しかねない」ということが政治家にもわかっただろう。球団についてもそれなりのシナリオを用意している最中か。
仕切直しの八木選手引退試合は、4万8千の大観衆。まずは甲子園を埋めた阪神ファンの皆さんに敬意を表したい。世間一般では、セ・リーグはとっくに終了している。テレビ中継もほとんどない。それでもこうして(大スターでもない)まじめな一選手の引退試合にはせ参じるのだ。本当に素晴らしいファンだと思う。
今年チームに最も欠けていたもの、それはモチベーションだ。だがこの日モチベーションの鬼と化したタイガースに対し、普通にフヌケたジャイアンツが太刀打ちできるはずもなく、最高に緊迫した場面で「代打…八木」という理想の展開は得られなかった。それでもセレモニーに協力してくれた巨人には感謝。ちなみに八木選手の最後の打席で対戦した巨人の南和彰投手は兵庫県出身で、小さい頃からの阪神ファンだったという。
三東にとってはやりにくい試合だったろうが、また勝った。8月の段階で、三東が先発で5勝すると思った人などいなかったろう。投げれば必ず打線の援護がある強運の持ち主。来季は、それに加えて課題のスタミナ向上を果たすべし。
八木選手最後の出場試合に、初出場を果たした林威助選手。初球を積極的に弾き返した鋭い打球は惜しくもセンター正面のライナーに終わった。今後が楽しみな一振りだった。
大観衆の盛大な拍手と歓声に送られて八木裕選手が引退した。リードされた終盤、チャンス到来、当然代打はこの人、八木。熱狂のスタンド、ビビる相手投手。さすが「代打の神様」、期待に応えてタイムリーヒット!何度このような場面を演出したことだろう。暗黒時代と呼ばれた時期でも、ほぼ毎試合スタンドが沸く一瞬を作ってきた。代打稼業はなりたくてなるものではない。しかし「代打の神様」という称号を得てからの八木選手には、「代打屋」へのプロ意識と誇りを感じた。去年優勝できて良かったね、八木選手。感謝。

Posted by torao at 08:17 | comments(4)
[コーチ]八木
太陽11日実戦登板へ、右ひじ手術後初
http://www.nikkansports.com/osaka/otr/p-otr-041009-11.html
逆転逆転で西武が大手。三冠王松中まさかの大ブレーキ。このままじゃ終われない。
合併バファローズのマスコットはブルーウェーブのの「ネッピー」「リプシー」が続投決定?変なの。こりゃやはり近鉄の出資が終わる時にブルーウェーブ復活だな。アホくさ。
一場やっぱり横浜だって?まあ好きにしたら良いけど…。まわりも本人の意志を尊重してやってほしい。大変な「被害者」なんだから。
来季組閣、新聞辞令が続々と。島野管理部長が総合コーチで入閣が確実の報あり、流れが大きく変わるかも知れない。他に投手コーチ育成担当に、星野伸之氏、伊藤敦規氏の名前が上がる。ともに「工夫の人」だけに、若手指導に期待が持てる。
ぐずぐずしてたら、10/11からよさこいリーグ。石毛(34)、佐久本(30)、沖原(32)、中村(31)が一軍に上がり、大量の若手が一軍登録抹消され四国へと向かう。一軍公式戦終了後、藤本、鳥谷らも合流するという。何かを掴みかけている杉山、江草、筒井ら若手投手たちは、ここで自信を深めて欲しい。
そのよさこい緒戦で右ひじ手術からリハビリを続けてきた太陽が登板予定だという。恵まれた体格から、重そうな直球を放り込む、風格のある本格派。ケガがなければ今年あたりに大ブレークしていた頃だ。投げられない分、しっかりと下半身強化し、またメンタルな部分や、配球について考える時間があっただろう。再生した太陽が、まず1イニング投げる。

Posted by torao at 07:50 | comments(1)
[退団者]藤田太陽
V奪回へ大砲獲り!タイロン・ウッズに2年6億円用意
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200410/tig2004100902.html
やはり台風が来た。せっかく完売していた八木選手の引退試合は10/10に延期。もう予備の予備でなにがなんだかわからん状態。恐るべし消化試合地獄。
嵐はこちらにも…。6日の4投手(竹下、吉田、細見、加藤)に続いて、8日には3野手(早川、梶原、新井亮)に戦力外通告が出された。何度でも復活したれ!
TとDでウッズの取り合いをするらしい。Gは出てこないのか?成長したな(笑)。
私自身同じ3億ならアリアスよりウッズと思っていたが、「しおんの日記」のdaitenさんの「アリアス切ってウッズを取る?本気か?」を読んでから考えを改めた(あわせて不勉強を恥)。一見素晴らしいウッズの成績だが、得点圏打率.223と三振142がなんとしても気にかかる。ウッズが5番か6番に入った来季の阪神打線を想像すると、軽い眠気が襲ってくる人も多かろう(笑)。さて根本的な議論になってしまうが、定説となっている「どうしても右の大砲が欲しい」というヤツは本当なんだろうか。
例えば中日は球場の特徴を生かして、外野守備を重視して、ホームランに頼らないチーム作りをしている。巨人は逆に球場の狭さを活用して、外野守備には重きを置かず、ホームラン重視のチーム作りだ。阪神ももっと球場の特質を生かす必要があるのではないだろうか。
その一つが「右の大砲」ではある。浜風は左に不利、右に有利というやつ。だがもっと大きな特徴がある。最大の特徴、それは声援だ。熱狂的で統制のとれた声援がスリバチ全体から響き、銀傘にこだまする。ピンチでもない場面をピンチと錯覚させ、チャンスでもない場面をチャンスかと思わせる。それだけ試合展開に影響を与えるスタンドを持っているのは甲子園だけだろう。これこそが他の球場にはあり得ない特質なのだ。
これを生かすチーム作りをしていくとするならば、流れが切れるホームランではなく、単打でも繋がる打線、チャンスを拡げる打線を目指すべきだ。加えて言うなら、スタンドを熱狂させるハッスルプレーヤー、チャンスにめっぽう強いクラッチヒッターこそ、どんなに大金をはたいても惜しくない「欲しい選手」だと言えるだろう。
結論。欲しいのは「大砲」ではなく、「良いバッター」。アリアスもウッズもその観点からは物足りない。現有戦力で期待できそうなのは、関本、片岡。外国人を補強するなら、長打力がなくてもチャンスにめちゃ強い俊足・好打・お買い得な原石「ラロッカ系」や、どうでも良い場面ではサッパリでも、期待されれば何をしでかすかわからない「SHINJO系」(笑)。

Posted by torao at 09:31 | comments(7)
[阪神]メンバー構成
【鳥谷日記】筒井と一軍初の自由枠コンビそろい踏み
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200410/tig2004100809.html
パPOダ−西、西武大差反撃、1−1タイ。接戦強希望(笑)。
またしても日本列島に台風が接近中。10/8甲子園での巨人戦は八木選手の引退試合。予報は小雨。ヤキモキするなぁ。いざ行かんや。
狩野捕手が初先発マスク。見事「勝利捕手」だ。光明!
筒井がうれしい初勝利。即戦力左腕と言われながらもここまで制球難に苦しんだ。二軍でじっくりフォーム矯正を行い、この日の初登板初先発初勝利。どん底から少しずつ上がっていって、末永く活躍できる投手になって欲しい。暗い話題が多かった今季の阪神だが、若手投手がしのぎを削っている状況は、他球団がうらやむものだろう。筒井も初勝利で杉山(6/15)、桟原(6/24)、三東(8/22)に続いた。江草も負けられない。
筒井と鳥谷の寮生活に微笑む。筒井に負けずプロ人生をどん底のスタートで切った鳥谷だが、いったいどんな精神状態なのだろう。黙々と練習を積み重ねる我慢強い男。「元気がない」「覇気がない」と言われるが、破れかぶれになって成功するタイプでもないだろう。コツコツと切れずに取り組み、小さい穴をこじ開けて行け。来年の「波動砲発射」に向け、今はマイナスエネルギーを溜め込むのも良いではないか。

Posted by torao at 07:48 | comments(0)
[野手]鳥谷
【聞いてえな】福原?結局、つめが甘いということだよ
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200410/tig2004100704.html
楽天監督に掛布氏?仕方ないかな、という感想。久万オーナーとの関係が最悪なだけに、今は阪神のユニフォームを着るつもりもないだろうし…。報道のされ方からして、もう読売側との調整も済んで、あらかた決定という印象だ。始まれば…応援してしまうと思う(苦)。
それにしても星野だ、バースだ、オマリーだ、掛布だと、「うちの人」たちの名前が良く出る。最先端のITによって、「まず阪神ファンをおさえろ」という調査結果でも出たのか(笑)。確かに甲子園のスタンドを見れば、球団として「究極の愛の形」だとは思う。
新球団候補による1回目のプレゼンがあり、やはり楽天優位は揺るぎないという。決まってるのならとっとと進めろ。事実上コミッショナー不在で、セ・リーグ会長、パ・リーグ会長という人物がいかなる役職なのかもわかりにくく、機構側といっても既存球団の代表の集まりに過ぎない。この「審査」というものが意味不明なら、「機構」という組織まで意味不明。こんな状態なら、ナベツネ氏をコミッショナーにして、あれやこれや語ってもらった方がどれだけわかりやすいか。依然として「野球は誰のもの?」。
石川−石井−五十嵐にひねられた。好投の先発・福原に打線の援護なく見殺し。毎度おなじみ。お、思いついた。岡田阪神「見殺し打線」、かっこええ!(泣)。
そりゃ打点王争いをしているラミレスに2ラン喰らったのは悪いが、7回を2点で抑えて文句言われちゃ福原もたまらない。失投だってコントロールミスだって、そんなものは当たり前。この日の敗因は打線。2ランHRをどうしても責めたいのなら、コントロールミスを責めないで、タイミングを外せなかった配球を責めるべし。岡田監督のコメントは、いつでも新鮮な驚きにあふれている(泣)。

Posted by torao at 07:47 | comments(1)
[退団者]岡田彰布
伊良部が虎を去る…戦力外通告に“戦犯”として懺悔
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200410/tig2004100602.html
パ・リーグのプレーオフはいよいよダイエー対西武の決戦。死闘が予想される。一方でレギュラーシーズン優勝のダイエーが敗退してしまった場合、このプレーオフ制がどのように受け止められるのかにも興味があったりして。
その裏でなかなか終わらない消化試合地獄は続く(苦)。10/6はルーキー筒井が先発するとか。結果を恐れず腕を振れ!
10/5ヤクルト戦は雨天中止。振り替えは10/11(祝)に。急遽「大安売り」をするようだ(詳細)。行こうかな(笑)。
巨人戦視聴率低迷の話題がまたもや。このことをとって「野球人気低迷」と結ぶのは良くない。あくまでも「巨人人気低迷」だ。そこからしか新しいことが生まれないならば、もっと低迷して良いと思う。
ストーブリーグ真冬並み。新球団のGMやら監督候補やらに外国人名が並ぶ。外国人なら良いのか?経験は不問なのか?釈然としない気がする。
横浜監督に牛島氏の報。系列紙のスクープなので間違いないだろう。気がつけば監督もだいぶ世代交代している。
健康面の不安から、島野管理部長の現場復帰が絶望的だという。どうするどうなる来季組閣。島野氏はあくまでも星野「監督」とともに復帰するつもり?。
予定通り伊良部に戦力外通告。立派な野球人生だったじゃないか!花道を去ったらどうか?新球団もでき、チャンスはあるかも知れない。しかし故障が治らないでは、少しでも期待をしてくれる人に応えられない。本当に満足な投球が出来るようになるのか?その意気込みがあるのか?本人の気持ちはわからないが、年齢、故障、ブランクを考えた時に、去年のタイガースでの優勝を胸に引退しても良いのではないかと進言したくなる。

Posted by torao at 08:02 | comments(0)
[退団者]伊良部秀輝
Q.理想の試合時間は?(「評論家たちの声」投票結果)
2時間30分(37%)
2時間45分(20%)
3時間00分(29%)
3時間15分(12%)

Total: 54 votes

#平均すると、2時間48分が理想の試合時間となりました!

Posted by torao at 20:10 | comments(0)
[管理人より]投票結果
野口「守勲賞」や!今季初スタメンで“快挙初体験”
http://www.sponichi.co.jp/osaka/base/200410/05/base170835.html
八木選手が正式に引退を表明した。10/8甲子園での巨人戦が引退試合。最後も代打で登場予定だという。代打の難しさを問われた時の言葉が印象的だ。
「ただひとつ言えるのは、自信を持って打席に入ることしかない。理由のない自信はないわけですし、自信がつく理由を整理して打席に入ることを、心がけました」
スタメン時代に比べ、代打業に専念してからは、結果はともかく、その打席で意図したスイングができていたと思う。練習、技術、技術を発揮するための準備がその秘訣だったようだ。
予備日の月曜、広島市民球場の観衆8千人。CS放送の生中継すらない消化試合。まったく誰も見ていないところで井川がノーヒッター。8回一死まで完全試合だっただけに関本のエラーが悔やまれるが、相当良い当たりだったようなのでエラーで良かったとも言える。
快挙の裏には数々の偶然やラッキーがあるのだろう。広島打線にとっては今季初先発マスクの野口のリードが読めなかったというのもあるようだ。
伝えられるところでは、野口は立ち上がりからミットを真ん中に構えたという。「タイミングさえ外せれば甘く入ったって大丈夫だ。さあ来い!」。ストレート、チェンジアップ、スライダー。井川は厳密なコントロールで勝負する投手ではない。力とタイミングが生命線だ。この一点をとっても、投球の6割以上で外角低めいっぱいにミットを構える矢野との違いがある。
また野口は「向こうが結構振ってくれたから」と言っているが、それは早めに追い込む投球が出来ていること、追い込んでからの勝負球が良いということで、決して偶然ではない。サンスポ工藤一彦氏も捕球した後、すぐに投手に返すことで井川が乗っていくリズムを作ったと指摘する。
今季132試合ほぼ全回マスクを被った矢野がなし得なかったことを、野口がたった1試合で達成したことには、「新鮮さ」だけでは片づけられない、それなりの必然があったのではないか。
この井川の快挙によって、オフの野口争奪戦がさらにヒートアップしそうであり、また、矢野のリードについての課題も見えたと思う。

Posted by torao at 08:01 | comments(0)
[退団者]野口寿浩
【号外】井川慶投手(阪神)がノーヒットノーラン!
10/4、広島対阪神戦(広島市民球場)で、井川慶投手がノーヒットノーランを達成した。2002年、川上憲伸(中日)以来2年ぶり82回目。阪神では98年の川尻哲郎以来6年ぶり8回目。試合はシーツのタイムリーエラーによる1点を阪神が守った。

Posted by torao at 20:45 | comments(4)
[退団者]井川慶
「ウッズ獲り」オレ竜と争奪戦!来季V奪回へ頼れる大砲
http://www.sponichi.co.jp/osaka/base/200410/04/base170768.html
負ければ終わりという試合は燃える。パ・リーグのプレーオフ第1ステージは、ドキドキの接戦の末、西武の勝利。北海道日本ハムの善戦が光った。こういう素晴らしい舞台を作るのが機構や球団の仕事で、こういう舞台で最高のプレーを見せるのが選手の仕事だ。まずは大満足。
杉山が久々の一軍先発。まだまだ発展途上の感がある。今オフ下半身をもっと鍛えて、制球が安定すれば、もっともっと勝てる。食って走れ!
セ・リーグはまだまだ消化試合が続くが、すでに関心はストーブリーグに移っているようだ。今オフは新球団関係の話もあり、選手の去就が激しくなりそうだ。阪神からはアリアス、藪、野口、片岡らが注目されそうだ。年俸3億円のアリアスに代えて横浜のウッズを狙っているという。しかし実績があっても、故障はいつ発生するかわからないし、年俸が「もうたくさん」という域に達した瞬間からそれまで通りの成績が残せなくなることもよくある話だ。適正を見定めてメジャーで実績のない1.5軍クラスを引っ張って来るのが一番良いのだろうが、なかなか難しい。横浜は昔から上手だと思う。
ところで野茂投手の行き先も気になるところだ。

Posted by torao at 07:52 | comments(0)
[阪神]メンバー構成
【聞いてえな】ゲームを作れると思った、江草は合格や
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200410/tig2004100303.html
イチロー大記録達成。そりゃホームランも面白いけど、イチローのようにヒット連発、足は速くて、肩が強い。これこそ野球だ。中日の優勝に引き続き、「昔ながらの野球」の素晴らしさ。イチローあるところにギリギリのせめぎ合いがある。
日ハム並ぶ。「新庄が何かをやってくれるかも?」「新庄が何とかしてくれる!」阪神にいた時から、なぜか希望を与えてくれる男。野球でなければあれほど頼りにならない男もいないのだが(笑)。「札幌発博多行き」に乗れるか?最終戦が楽しみ。
いくら「金本に打点王を」とか「関本に1打席でも多く」とか言っても、投手まで一緒になって協力することはない(笑)。お互い情けないプレーもあったが、それでもなかなか面白いドローゲームだった。敵ながら、ミス(記録はヒット)を気合いの一発で帳消しにした尾形、物凄い集中力を見せた、代打同点2ランの前田は素晴らしかった。
いわゆる「来季布陣」、今岡三塁先発は、経験のあるポジションでもありそれほど問題はないだろう。それよりも二遊間・藤本&鳥谷が今のままでは見劣りする。そして気になるのが片岡。来季契約しないのだろうか?アリアスの穴を埋める筆頭候補をまったく使わないということが何を意味するのか…。
二年目の江草投手、初先発で好投。7回を失点1。被安打7、奪三振6、与四死球0と立派な内容だった。その素晴らしさに対し、勝ち星をつけてあげられないのは毎度のこと。二度続けて初めて勝利投手に値するという、「おなじみ」野手陣からの試練だ(苦)。クセのない投球フォームから、同じ腕の振りで直球、スライダー、フォークを投げ分ける。直球は130km/h台と決して速くないが、ややスライダー回転で右打者の懐を衝く。ウィニングショットのフォークが良いらしく、とんでもないワンバウンドで空振りを取っていた。度胸の良さは春先から定評があり、この日も威勢の良い投球で早めに打者を追い込んでいた。ランナーを出してからの制球に課題があったが、この日は落ち着いて対応していた。二軍での努力の成果だろう。また一人楽しみな投手が頭角を現しつつある。

Posted by torao at 08:12 | comments(0)
[投手]江草
アリアス“サヨナラ代打”きょう帰国、退団確実
http://www.sponichi.co.jp/osaka/base/200410/02/base170720.html
イチローあと1。日本時間10/2には決まるだろう。メジャーリーグの歴史を一人の小柄な日本人が覆すことを考えると興奮する。
そのメジャーでは、エクスポズがモントリオールからワシントンへ移転することが決まった。かつては5万観衆で埋まった球場からチームがいなくなる。日本の各球団は成功例だけでなく、「モントリオールの挫折」についても研究する必要がある。
パのプレーオフは西武が先勝。しかし日ハムも松坂を打ち崩すなど良いところを見せた。もう一盛り上げ期待したい。
落合中日、オレ流胴上げ。二軍選手や裏方さんも参加して、暖かい喜びの儀式だった。
サンスポの立浪独占手記に、落合流・人心掌握術の秘密を見たように思う。おそらくキーマン立浪に、短い言葉で的確に自分のやりたいことを明確に説明したのだろう。そしてそのやりたかったことがすべて実現できたのが今シーズンだったのだろう。
岡田監督、オレ流采配にコメント。「普通。オーソドックス。奇襲もそんなになかったんじゃないかな。当たり前の野球をしっかりとやっていた。思っていた通りの野球。」
当たり前のことを当たり前にやるためには、非凡な精神力と、非凡な努力と、非凡な工夫が必要である。そのことがわかっていれば、このようなコメントはしないだろう。戦力をフル活用した落合監督に対し、戦力を持ちながら活用できなかった岡田監督と堀内監督。自己に対する厳しさに違いと差があるように感じる。
「タイガースで3年間プレーできたことに大変感謝しています」というコメントを残してアリアスが帰国。会見の様子から、一昨年のように「安全牌」として使われるのはまっぴらという決意を感じる。本人としては悪条件でメジャーに挑戦するより、下がるとしても高水準で契約できる日本球界残留を希望している。確かに今季のジョージの成績では助っ人として物足りない。それでも巨人は、ローズ&ペタジーニが打ちまくっても優勝できず、アレックス&リナレスの中日が優勝した事実もよく分析してみる必要がある。「衝動買い」でもなく、「思い出は捨てられなくて」でもなく。要は目指すべきチームに必要なタイプの戦力を、適切な予算で確保することのみ。

Posted by torao at 07:53 | comments(5)
[退団者]アリアス/ジョージ
【号外】中日優勝!
落合監督率いる中日ドラゴンズがリーグ優勝を決めた。今季、甲子園球場のセンターポールにはためいたチャンピオン・フラッグは名古屋に渡る。中日ファンの皆さん、おめでとう!
落合監督の「考え方」が生んだ優勝と言える。金をかけた補強ではなく、現有戦力をアップさせるという方針は見事に結実し、投手を中心とした守りの野球が完璧に機能した。
また、試合の流れを冷静に読んだ采配が恐ろしいほど当たった。代打的中率の高さは驚異。走力のある者、肩の強い者、長打力のある者、ミートの巧い者、選球眼の良い者、バントの巧い者…機を見て巧みな用兵。また、球の速い者、変化球がキレる者、度胸が据わってる者、経験豊富な者…投手起用の上手さにも非凡さを見せた。
なによりも素晴らしかったのが、ムード作りだ。持ち味のニヤニヤ笑いとリラックスした会話で、緊迫した場面でも選手が力を発揮する独特の空気を作り上げ、得点力はリーグ下位でも、「ココイチ」の勝負強さがあった。また、一二軍の既成観念を捨て、戦力になるものはどんどん使うという方針の徹底により、全球団的な競争状態と、チャンスがあるという希望に満ちた雰囲気を完成させた。
俊足で粘っこい1、2番、勝負強い3番、飛距離のある4番…。鉄壁の二遊間、俊足・強肩で抜けない・帰れない外野…。近年、巨人などで見られる「現代風の野球」とは正反対の「昔ながらの野球」がそこにはあった。「落合野球はつまらない」と言う人もいるだろう。しかし、これが「勝つ野球」だ。そして勝つチームは奥深い面白さがあるのだ。

Posted by torao at 23:50 | comments(0)
[野球全般]ペナント展望
直球、変化球ともに精彩を欠いた福原13敗目
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200409/tig2004100105.html
石毛四国リーグ発表。諸手をあげて賛同。年俸200万円という厳しい条件の中でも、明日のカクテル光線を夢見て好きな野球に励む。地元の野球好きも、その努力と成長を至近距離で見守りながら、我が町のチームを応援する。どうか愛されるリーグとして定着されるようにと心から願う。
一方で、二軍リーグのバランス問題が浮上。新設球団が東北へ行けば、イースタン7、ウェスタン5となってしまう。どうしましょ。下部リーグもドラスティックに改めていって良い。
中日は優勝しに地元に戻り、イチローは記録へと地元に戻り、合併球団に仰木監督が戻り、阪神ダメ虎に戻る(泣)。8回裏3−4と追い上げて一気呵成の逆転機、桧山のやや浅めのセンターフライに、同点を焦った二塁走者金本が飛び出し併殺。その前のアリアスのポテンヒットで、判断良く二塁封殺を免れていただけに調子に乗ってしまったか。三塁コーチャーとの共同責任とはいえ、ベテランらしからぬ失態で流れを失った。打点王争いでは金本に打点なく、ウッズに2打点加えられ2差に。10/1も同カード、直接対決でやられちゃダメ。関本はこの日も4打席止まり、苦しい。
福原が13敗目(10勝)。藪投手の渡米が噂されるが、後継者決定(泣)。快調なシーズン前半戦とは対照的に、後半戦はなかなか勝てなくなった。リハビリ中に走り込みを重ねたとはいえ、連戦の中での体力消耗は別のもの。基礎体力の貯金が切れたように見える。ただし責任投手23は、1年間通してローテを守ってこそのもの。故障からの復活を考えれば立派だと言える。コンディションさえ良ければ、直球、カーブ、フォーク、スライダーすべての球種が水準以上。オフはしっかり疲労を取り除いて、来季もケガなく、そして来季こそ後半までバテずに「負け越しエース」脱却を目指せ。

Posted by torao at 07:55 | comments(0)
[投手]福原
評論家たちの声
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