2009.06.27 Saturday
全国18人の杉山ファンの皆様、大変永らくお待たせしました。
自称阪神タイガース評論家(跡地)かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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2009.06.27 Saturday
全国18人の杉山ファンの皆様、大変永らくお待たせしました。
2008.12.29 Monday
ああ、今朝になって急に気づくだなんて…。なるほど恋は突然訪れるものなのだなぁ。
2007.09.19 Wednesday
お立ち台に立ったのは決勝点のきっかけを作った野口。
2006.04.03 Monday
例え金土と負けても日曜だけは勝つ!
2006.03.10 Friday
アメリカが負けたりで大混戦のWBCはこちらでチェック。
2005.05.23 Monday
パの実力ナンバーワンと目されるホークスに、敵地で勝ち越した。2年前の日本シリーズの印象や、初戦、安藤が松中に打ち込まれる様を見せつけられた時は、3連敗すら想起したが、気圧されることなく、じわじわと持てる実力を発揮した。
恵まれている点もあった。前回とは違い、レフトスタンドには「いつもと同じ」大応援団がタイガース選手を励ました。これはホークスにとっては大異変だ。それは甲子園のレフトスタンドに他球団の応援団が大挙押しかけてきたことを想像すればわかる。ホークスにとっては、「いつもと違う」本拠地での戦いとなり、少なからぬ動揺があったろう。 ローテーションの巡り合わせも、好調の杉内、星野と当たらず、新垣、和田、加えて二軍から昇格即今季初先発の寺原が出てくるラッキーもあった。 個々の選手はともかく、チームとして気合負け、力負けしなかったことが大きい。初戦、短評すれば「ソフトバンク猛打爆発、阪神に圧勝」となるのだろうが、試合後、両軍の感想は違っていたはずだ。点差は試合展開が生み出したもので、攻撃力、爆発力に大差なしと感じたのではないか。返す返すも代打浅井の二塁打から始まる猛反撃が貴重だった。 例年と違う交流試合、しかしまだ5月半ば過ぎである。この3連戦で岡田監督がとったリリーフ投手起用は尋常じゃない。好調の江草に、1回、1回、3回の3連投。そして、勝利の中心人物「7回の男」藤川に、2回、2回1/3の連投を果たした。こんな起用法を続けていくことは論外だが、このホークス戦に勝利への執着を見せたのはファインプレーだと思う。 昨季、4位に沈んだとはいえ、タイガースのチーム力は12球団トップクラスである。足りないものは、具体的に思い描く「絵」だった。もはや「世紀の日本シリーズ」、3勝3敗で迎えた福岡ドームで敗れた記憶は薄れつつあった。あの時、皆が心に誓った「ホークスを倒して日本一になる」という信念がぼやけ始めていた。それをもう一度くっきりと描き直した2勝1敗になったと思う。 金本も、濱中もこの3日間「日本シリーズ」を戦っていた。自分の調子のことなど何一つ気にせず、目の前のボールに、チームの勝利に集中していた。下柳も矢野も桧山も今岡も赤星も藤本も、2年前を思い出し、日本一になる「絵」をインプットしたに違いない。数日前になぜ藤本をあわてて上げるのかと書いたが、これが目的だったのかも知れない。 そして、2年前からチームをパワーアップさせた選手たちもいる。鳥谷、藤川、江草…。この日の勝利は江草のものだ。3回ウラ、1点リードの無死満塁で先発・能見が作った火事場をわずか3球で鎮火した。その後も、インサイドに自信満々投げ込む真っ直ぐを中心に、ホークスを圧倒した。この日の投球で江草はまた一つ階段を登った。 2004.12.20 Monday
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200412/tig2004121906.html
今岡選手会長が、連日の被災地入り。12/18は震災の新潟、12/19は台風被害の兵庫県但馬地方を訪ね、野球教室などで激励した。皆が口を揃えて言うのだが、元気を与えようと思って行くと元気をもらって帰ってくるらしい。同行した浅井選手も「来て良かった」と言っている。あまり積極的でない選手もいるが、いっぺんやってみぃ。 ちょっとした手応えを掴んだ、今年はそんな若手投手が多かったのではないか。来季が三年目となる左腕・江草投手もその内の一人だ。そのきっかけを確実なものにすべく、キャンプでは数を投げ込む決意だという。 9試合、16 1/3回、防御率2.76、奪三振13、与四死球6が今季の成績。177cm、80kgは最近では小さい方だが、度胸満点の投球スタイルは威圧感を感じさせる。被安打率(.323)は高めだが、投球リズムの良さと、速球&フォークの鋭さが持ち味だ。 春先は一軍で中継ぎ、ワンポイントリリーフとして起用されることが多かった。5月後半からは二軍で主に先発を務め、4勝0敗、防御率2.84と結果を出した。秋に再昇格し、初先発で好投(10/2・広島戦、7回1失点)したが、プロ初勝利には恵まれなかった。当然、もう一度チャンスが与えられるはずの投球内容だったが、時すでに遅し、残り試合も少なく、教育リーグも始まる日程から、一軍登板機会はこれで終わってしまった。もうあと1試合先発させて欲しかったというのが本音だと思う。 同期では、ドラフト5巡目・久保田がはるか先を行き、クローザーの座を掴もうとしている。同じ自由枠の杉山が初勝利を含む2勝、6巡目・三東が同じく5勝。後輩の桟原、筒井も初勝利を挙げた。先発ローテーション入りに向けた競争は熾烈を極めるが、モチベーションの高さは一番かも知れない。パフォーマンスは負けていなくても、数字が残っていない悔しさを晴らすべく来季に望む。 2004.10.03 Sunday
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200410/tig2004100303.html
イチロー大記録達成。そりゃホームランも面白いけど、イチローのようにヒット連発、足は速くて、肩が強い。これこそ野球だ。中日の優勝に引き続き、「昔ながらの野球」の素晴らしさ。イチローあるところにギリギリのせめぎ合いがある。 日ハム並ぶ。「新庄が何かをやってくれるかも?」「新庄が何とかしてくれる!」阪神にいた時から、なぜか希望を与えてくれる男。野球でなければあれほど頼りにならない男もいないのだが(笑)。「札幌発博多行き」に乗れるか?最終戦が楽しみ。 いくら「金本に打点王を」とか「関本に1打席でも多く」とか言っても、投手まで一緒になって協力することはない(笑)。お互い情けないプレーもあったが、それでもなかなか面白いドローゲームだった。敵ながら、ミス(記録はヒット)を気合いの一発で帳消しにした尾形、物凄い集中力を見せた、代打同点2ランの前田は素晴らしかった。 いわゆる「来季布陣」、今岡三塁先発は、経験のあるポジションでもありそれほど問題はないだろう。それよりも二遊間・藤本&鳥谷が今のままでは見劣りする。そして気になるのが片岡。来季契約しないのだろうか?アリアスの穴を埋める筆頭候補をまったく使わないということが何を意味するのか…。 二年目の江草投手、初先発で好投。7回を失点1。被安打7、奪三振6、与四死球0と立派な内容だった。その素晴らしさに対し、勝ち星をつけてあげられないのは毎度のこと。二度続けて初めて勝利投手に値するという、「おなじみ」野手陣からの試練だ(苦)。クセのない投球フォームから、同じ腕の振りで直球、スライダー、フォークを投げ分ける。直球は130km/h台と決して速くないが、ややスライダー回転で右打者の懐を衝く。ウィニングショットのフォークが良いらしく、とんでもないワンバウンドで空振りを取っていた。度胸の良さは春先から定評があり、この日も威勢の良い投球で早めに打者を追い込んでいた。ランナーを出してからの制球に課題があったが、この日は落ち着いて対応していた。二軍での努力の成果だろう。また一人楽しみな投手が頭角を現しつつある。 2004.05.12 Wednesday
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/giants/may/o20040511_10.htm
予想通り福原が4月MVPを受賞。気をよくして5/13先発に臨む。 上原の先発回避あり、金本の「元気ハツラツぅ?」弾あり、空から降ってきた酔っぱらいありの4時間ゲームはリリーフ陣の差で辛くも逃げ切り。だがクライマックスは6回裏、江草がひとつのアウトをとった場面ではないか。紹介記事にもあるように相手側から見れば、あそこで逆転できなかったことで試合の流れが決していた。 久保田がなんとか6回を投げきってくれれば、残り3回はこの日再登録されたリガン、ウィリアムス、安藤の三人で計算が立つ。しかしそんな願いも虚しく、二死から久保田が崩れる。左打者が続くところ、本調子なら吉野に託す場面で、岡田監督は江草を指名した。しかし清水に同点打を打たれ、ローズ二塁打、高橋由四球で二死満塁、逆転のピンチを招く。佐藤コーチがマウンドに行く。やはり江草には荷が重いか。予定外だがリガンあたりに交代だろう…しかし、岡田監督は動かなかった。そしてこの日ブレーキとなったペタジーニを左飛にうち取った。 あの場面、先発・ロングリリーフタイプの江草ではなく剛球の桟原や、左変則の三東の方が良かったと思う。おそらく、少ないながらも一軍マウンドの経験値の高さと、度胸を買って江草を選んだのだろう。そして、逆転されるリスクとその時アップする江草の経験値、抑えた場合のメリットと得られる経験値を比較計算し、覚悟を決めたのだと思う。試合後の談話で、岡田監督は「江草も良い経験になったろう」と語る。次は江草が成長を披露しなければならない。 2004.03.15 Monday
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200403/tig2004031510.html
先発枠を狙う江草が巨人相手に2回を投げ、まずまずの結果を出した。ストレートはMax140km/h。ほとんどが130km/h台半ばだが、球速、投球フォームの見た目以上に伸びがある速球だ。遅いカーブでタイミングを外し、スライダーで横の出し入れをし、フォークで空振りをとる。相手打者にとってはなかなかやっかいな投手だと思う。また投球のリズムも良いため、守備や打線の援護も引き出しやすいのではないか。課題は走者を背負っての投球で、自分のリズムを失うと制球が乱れがちだ。解説の川藤氏いわく、性格的にも前向きでへこたれないものがあるとのこと、今後の成長が大変楽しみな小気味の良いピッチングだった。 |
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