2009.09.05 Saturday
タイガース二軍選手1名(名前非公表)インフルエンザ発症で、一軍の寮生は帰寮禁止だって。
自称阪神タイガース評論家(跡地)かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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2009.09.05 Saturday
タイガース二軍選手1名(名前非公表)インフルエンザ発症で、一軍の寮生は帰寮禁止だって。
2009.05.24 Sunday
◇5月23日(土)オリックス−阪神2回戦(1勝1敗、13時30分、スカイマーク、28031人)
阪 神 101 100 211−7 オリク 001 020 000−3 【阪神】能見 ○アッチソン(3勝1敗) ウィリアムス 藤川 【オリックス】小松 ●ボーグルソン(0勝1敗) 清水 川越 吉野 [本塁打] 林2号(神) 2008.08.01 Friday
オールスター、なんだかドキドキさせてくれやがって面白かったんじゃない?
2008.07.09 Wednesday
7/7フォード抹消、7/8平野登録。
2008.01.10 Thursday
藤川球児が自主トレ先のタンパから戻って、大いに語っているようだ(サンスポ)。
2007.12.13 Thursday
球団というのは「入れ物」である。その入れ物の中には、素晴らしい選手や、まあまあの選手や、グラウンドや、泣けるような試合や、どうしようもない試合や、笑顔や、涙や、想い出や…とにかくいろんなものがたくさん詰まっている。
2007.09.15 Saturday
もし昨日タイガースが勝って、ジャイアンツまで負けていたら、一気に秋が深まっていただろう。
2007.09.10 Monday
首位に立っても変わらずに攻めダルマ。25年ぶりの10連勝で2位D&3位Gと1.5ゲーム差。
2007.08.06 Monday
4連勝で貯金5。首位を併走していたはずの2位ドラゴンズが今苦しいところで1差まで近づいてきた。
2007.07.26 Thursday
「第2コーナーを回って、向こう正面直線に入ります。ゆったりしたペース。
2007.01.02 Tuesday
あけましておめでとうございます
今年もよろしくおねがいします torao 2006.11.04 Saturday
ラクガキ帳にちらっと書いてみたのだが、あらためて関西方面のみなさんに告知。
2006.09.10 Sunday
前回は7回ゼロ、今回は5回ゼロ。中村泰が二軍で結果を出している。
2006.08.28 Monday
そう、この男が帰ってくれば、チームは一変する。その名は…
2006.07.29 Saturday
2006.07.24 Monday
中止かと思っていたが、皆の願い通じて、オールスター第2戦 in 宮崎できて良かったね。
2006.06.29 Thursday
あー、GAORAでやってた二軍戦、録画するの忘れたー!
2006.06.23 Friday
サッカー日本代表お疲れっ!次のある人は、そのためにがんばれ。次のない人、ホントお疲れっ!
2006.05.29 Monday
スカウト、編成、広報、管理の部門で阪神タイガースを支えた小林治彦氏が死去。
2006.05.14 Sunday
藤川球児が松中信彦に投じたのは、たった1球。矢野はアウトロー寄りに構えたが、球は真ん中高めに行く。この際、藤川にとってコースはそれほど重要でない。思うように腕が振れて、思うように指がかかればそれで良い。
松中の頭には直球しかない。配球を考える必然性がない。藤川の直球が打ちたい。ただそれだけのこと。 2006.05.12 Friday
祝ベイ石井琢郎2000本安打。投手で入団し1勝。野手転向後はハマの核弾頭として定着、今年36歳でも、堅実なショート守備は衰えを感じさせない。
2006.04.24 Monday
残った数字は、Tが15安打6得点、Gが5安打2得点。しかし、その数字の印象ほどは楽な試合展開ではなかった。
2005.12.22 Thursday
来季の広島カープは面白いぞ。ブラウン新監督は3A3年間で22回も退場になってるんだって(笑)。それと関係あるのかないのか、新人入団会見で、こぞって「喧嘩っ早自慢」を始めた(笑)。元気があって、ええっこっちゃ!エースがいて、4番がいるチーム。あとは、元気があれば何でもできる!
2005.09.29 Thursday
M1。準備はOK?本日の中継は、地上波日テレ系19:00〜20:54(延長あり)。BS局はBS1が18:05から、BSハイビジョンが17:55からいずれも試合終了まで。CS局はG+が17:30〜19:00(トップ中継のみなのでご注意!)。関西では明日未明まで特番が組まれているそうなので、お好みでどうぞ(笑)
くれぐれも録画タイマーのセットミスにはご注意を!。 田尾監督胴上げ。幸福な監督1年とも言えるのではないか。 ベイスターズの門倉が打って投げての大活躍。助かった。ベイは安定した投手陣を武器に、このシーズン終盤に来て3位に浮上、5割目前まで盛り返してきた。来季に繋がりそうだ。 一方敗れたDは川上がまたも勝てず。井川よりはるかに気持ちを出して投げる投手だが、井川に輪をかけて「背信の投球」を繰り返してしまった。もちろん原因はあるのだろうが、「勝てない時は勝てない」という部分もあるのかも知れない。 井川は前回同様。角度をつけた直球を主体にする投球ですんなりと立ち上がる。 G先発は高橋尚。その初球赤星がいきなりレフト線へポテン。猛ダッシュで追ってきたレフト清水が、水を含んだ甲子園の芝の特性を見誤り、触ることなく後ろへ反らす。二塁ベース手前から再加速した赤星は一気に三塁を陥れる。まさに「球よりも速く」、いつもながら惚れ惚れするランニング。続く鳥谷には直球で押してきたが、差し込まれながらも高めを振り切りセンター前へ。軽く1点。復帰のシーツには外一杯のカーブを合わされ、三遊間まっぷたつ。高橋の球はそんなに悪くない。やや高いが直球には力があるし、変化球のキレも良い。だがTの打球は面白いように野手のいないところに飛ぶ。無死一二塁、追い込まれてから外角低めに落ちる球、金本は当然のように強引に引っ張り、そのゴロがまた一二塁間を抜く。無死満塁、今岡。もう完全に球場全体に火が点いてしまった。いや安定した完全燃焼状態に入っている。集まるG内野陣、「弱ったなぁ」ってところだろう。さて無死満塁今岡。前回同様、初回満塁HR行っちゃう?(笑)ここはインハイ今岡ゾーンの直球を「控え目に」レフト前ヒット、2打点で許してやる(笑)。3−0。5者連続安打。井川のリズム良い立ち上がりと、球場の雰囲気が作り上げた勢いだ。もう一度野手が集まって一呼吸入れ、なんとか風向きを変えようとする。スペンサー的四球で、再び無死満塁。矢野初球の変化球をジャストミートですくい上げると打球はレフトへの弾丸ライナー、だがここまでで一番良い当たりは、レフト清水のほぼ正面、少し下がってキャッチされる。犠牲フライとなって4−0。一死一二塁、関本平凡なレフトフライで初めてまともなアウト。ところが井川が甘い変化球を見事に打ち返し二遊間をゴロで破る5−0。残り火を見逃さず、赤星またも初球打ち、普通のゴロがはかったかのように一塁手と二塁手の中間に転が、なぜかライト前に抜ける。6−0。鳥谷も同じような打球だが、超ラッキーもいったんここで小休止、かろうじて二ゴロとなり、猛攻終了。打者11人、9打数7安打、1犠打、1四球。バットとボールが接触する時のちょっとした角度が、ことごとく野手のいない所に向く。その角度の良さのことを「勝負強さ」というのかも知れないと思った。 さて、後は井川がスイスイと7回まで…と行けば良いのだが、そうそう簡単に人が変わるわけもなく、ましてや頑固な井川のこと、一度決めた方針は変えるつもりはないらしい(笑)。直後の2回表は、一死から阿部に高く浮いたツーシームをセンター前ヒットされ、続く仁志に低めの同じ球を2ランHRされる。4回表は先頭小久保のポテン、一死後、仁志に粘られて四球、二死後、ナメていた村田にインローのスライダーをカツンと当てられ、レフトの頭を越す2点タイムリー二塁打を浴びる。 クロスファイアの直球と、チェンジアップは使えていたが、目先を変えるためのツーシームとスライダーで痛打を浴びるという結果が繰り返される。またこの日も左打者を追い込んでから、2球3球とスライダーで誘って、それがボールになってという場面が目立った。右打者のアウトロー、左打者のインローに直球が投げ込めないから、それらの誘い球を見切られてしまう。やるべきことは見えている。井川をあきらめることはない。 打線も、球場の空気も、あとは「彼ら待ち」状態(笑)。その前に、ピリッとしない井川は5回まででスパッと代えて、橋本登場。これが素晴らしかった。直球は走り、チェンジアップは消えた。OK!ハシケン、カムバック!いきなりピンチを迎えたが1 1/3回をピシャリ。 7回一死からウィリアムスが二人を無難に。経験を積ませるために若手を使うのは、今のGには当然必要なこと。だが、追い上げムードに乗って、Tを追い込むには明らかに荷が重すぎだ。 場内にはベイ大量リードの途中経過、割れんばかりの大歓声。その歓声が響く中、藤川球児を乗せたリリーフカーがやってくると、その歓声はいつまでも続いた。暗黒時代のGを背負わなければいけない男、高橋由はフォークを振らせ三球三振、小久保には真ん中高めのクソボールで空振り三振、阿部はさすがに当ててくるが力無いセンターフライ。この日で最多登板タイ記録。球場の中は幸せが満ち満ちていた。今こうして球児の直球に酔いしれることのできる幸せ。私もテレビの前ではあるが、十分幸せだった。直球というなんの変哲もない球種。そのボールの動きを見るだけで、こんなに幸福感を味わえるなんて、何十年も野球を見てきたが、本当に知らなかった。 最後は久保田。この日一番打てそうになかった矢野にHRをプレゼント。久保田はやっぱり久保田だ。そんな久保田が大好きだ(笑)。 ヒーローインタビューは、今岡と藤川。その日のインタビューは岡田監督と決まっているから、これが優勝前最後の甲子園でのヒーローインタビューだ。ふさわしい二人が上がってくれて良かった。今岡は今日も金本の功績を讃えた。球児は、辛い時に支えてくれた人への感謝を何度も口にした。インタビュアーに促され、今岡が最後に大きな声で言った。「王手」。いよいよその時が来た。 2005.09.25 Sunday
いろんなことを言う人がいるもんだ(笑)。「プロ野球の視聴率を語るblog」の「ブックの予感…」というエントリーで、セパ優勝にまつわるあれこれを書かれている。大きな力も「甲子園胴上げ」に働いている?(笑)。
このサイト、以前にも紹介したが、「アンチプロ野球」に軸足を置きながら、野球のどこがダメかをかなり深く掘り下げていて面白い。いかに野球が若い世代から嫌われているかがわかってショックでもあるのだが…(苦笑)。「球界はファンの声を聞け」などとよく言われるが、本当にそうだろうか。むしろ「野球嫌い」の声の中にこそヒントが満載だと思う。だって今の野球ファンは、もうかなり「濃い」人だけが残っているわけで、放っておいても野球を見るのだからね(笑)。 今、タイガースファンは、自分自身が危険な存在になっていることを自覚する必要がある。球界は史上まれに見る経営危機にあるが、阪神タイガースは史上まれに見る経営安定期にある。自分だけ良ければ良いと考えれば、最良のシナリオでも、現在のGと同じ運命が待っている。最悪のシナリオは、プロ野球崩壊だ。間違っても、「今後の球界はTがGにとってかわるべき」、「Tファンさえ満足させていれば球界は大丈夫」などと考えることのなきよう。 二軍戦で喜田が爆発している。この3日間で3戦連発の4HR、堂々の第20号HRだ。今秋から話題を集めそうだ。 シーツは順調に回復。予定通りG戦から戻る。 M4。寸前まで来てしまった。もっとゆっくりで良いのに(笑)。 キング新井の43号で先制された直後の5回表、先頭打者矢野が初球をガツンと同点HR。カープに、こりゃ絶対勝てないわと思わせる。ここのところポップの角度がやや下がっていた藤本のライナーもそのままライトスタンドへ。今季1号であっさりと逆転。上位・主軸に今ひとつ元気がなかったこの試合、C先発大竹の自滅や、ルーキー比嘉のエラーもあったが、簡単に下位打線で点を奪った。集中力の違いと言ってしまえばそれまでか。 桧山が連日の左中間タイムリー二塁打。積極性、バットの角度良し。ようやく気持ちと結果が一致してきた。 赤星三塁強襲内野安打。鋭く三塁線へ弾き返した。広角に打球が転がり始めたのは良い兆候だろう。 鳥谷1安打も、上昇気配。差し込まれて大きなセンターフライが2つ。悪くない。 関本絶好調。ピッチャー足元、センター前。来季こそ関本をどうしよう…(笑)。 能見が自信満々の投球。140km/h台前半でも、指に良くかかって、ピュっと伸びてくる直球がまず良い。直球と同じ軌道から、鋭く曲がって落差もあるスライダーがまた良い。左打者へはこの2球種だけで十分勝負できるだけのコントロールもある。さらに右打者へ直球と同じ腕の振りから、球が遅れてやって来るシュート回転の抜きダマ(チェンジアップともスクリューとも表現されている)が威力抜群。「一人時間差」のようにタイミングを外され、しかも遠くへ逃げていくもんだから、笑っちゃうような不細工な空振りを取れる。直球が切れて、右へ左へ自由自在なもんだから面白いったらありゃしない(笑)。 ちょうど良い時に調子を上げて来た。さあ、シリーズではどう使おうか。 6−1で迎えた8回裏、ここまで快調だった能見がつかまる。先頭の倉が二塁打、緒方の犠飛で1点は失うも、なんとか二死までこぎ着けたが、最後の打者と力を込めた山崎に四球を出すと、嶋には初球のスライダーを踏み込まれてレフト越え二塁打。6−3、二死二塁としてマウンドを降りた。打者はこの日もHRを打っている「本塁打王」新井。予想はしていたが、ここで登板したのは藤川だった。 ここしばらく良い球と悪い球とのバラツキが目立つ。特に力を入れた時にコントロールが乱れていた。前日は代打・森笠に同点タイムリーを打たれ、福原の勝ち星を消してしまった。早くモヤモヤを晴らしたかっただろう。一発が出てもまだ1点リードという場面だが、相手はモチベーション十分の新井だ。雪辱の場として不足はない。 慎重にフォークから入る。昨日のようにシュート回転だけするようなおかしな抜け方ではない、見送ってボール。2球目は外寄りに直球、空振り。気合十分、腕の振りも良い。3球目、さらに外よりに直球、新井は手を出さないが、あまりの球筋の良さに、球審も迷いなくストライクコール。2−1。4球目のフォークは見切られて、5球目の直球、わずかに抜けて真ん中高めへ、新井フルスイング。危なかったがまだ遅れている、真後ろへファール。気持ちで押したが、新井は当ててきた。次はさらに合わせてくる。 小さい深呼吸、矢野のサインを見る。大丈夫。今年1年間やってきたように、あそこへあの球を投げ込めば良い。もう一度小さい深呼吸、二塁走者を見て、脚を上げる。鋭い腕の振り、外角いっぱいに構えた矢野のミット目がけて、速球が白い糸を引く。新井のバットが空を切ると、それに合わせるように藤川もマウンド上でくるっと回った。 もう何度も見た場面だが、心の片隅では次に見られるのはいつになるのかという心配もあった。藤川は驚くほど強くなった。 2005.04.22 Friday
二軍戦で太陽が調整登板。上昇の手がかりは掴んだ模様。三東も5月にはスタンバイできそうだ。
8点差の七回ウラ二死満塁。苦しい阪神のエース井川に対し、打席には500号HRに気合が入る巨人の四番清原。ここで井川を引っ込めて、リリーフエース藤川がフォークでかわして空振り三振。 改革元年のプロ野球、本当にこれで良かったのか?実は私も何度も考えてみた。 へろへろの井川が矢野のチェンジアップのサインにクビを振り続け、直球直球また直球で清原を三振に取るところ、またはものの見事に清原がレフトスタンドに運ぶところを見せるのが、これからのプロ野球ではないか…。井川がいっぱいいっぱいだったとしても、藤川のツースリーからの一球は、例え打たれようとも直球でなければいけなかったのではないか…。 この試合が始まる前、もし負けるようなことがあれば、今年の優勝はないだろうな…私は漠然とそう考えていた。ヤクルト、広島、横浜に勝ち越しても、「技」の中日に例年どおり見下され、「力」の巨人にも2対戦連続負け越しとなれば数年来の上下関係を逆転される。ましてや「エース」井川対「独り立ち直後」内海で落とすとなれば、そのショックは大きすぎる。巨人との勝負付けという面でも、ペナントレース展開の流れから言っても、井川という柱の存在意義から言っても、どうしても負けられない試合だった。 赤星副選手会長は試合前の声出しで「絶対に勝ちましょう」と言ったそうだ。その気持ちは全選手に浸透していたように見えた。 もらったチャンスをスペンサーが生かす。2本のタイムリーとファインプレーは勝負強さを見せつけた。スタメンに入った関本も集中していた。井川の投球にもようやく気迫とキレが戻ってきた。そして持ち味の赤星の出塁も、連打も戻ってきた。タイガースは、チーム一丸となって勝利に執着していた。 だから、岡田監督はあの場面で藤川にスイッチした。だから、矢野捕手はあの場面で藤川にフォークを求めた。だから、藤川はあの場面で首を振らずにフォークを投げた。どんなに点差があろうとも、絶対に負けられないからだ。 そして私はそれぞれの選択を否定しないし、結果にも不満はない。理屈では…。 清原の500号HRを満塁で飾らせたかったのはそっちの理屈。井川になんとしても今季の1勝目を贈りたかったのがこっちの理屈。演出と視聴率がそっちの理屈なら、優勝のためには絶対負けられないというのがこっちの理屈。だから今回に限っては、理屈っぽく納得することにする。できれば別の機会に、理屈もなにもない大勝負も見せて欲しいと心から願いつつ。 清原、桑田が遠吠えしているが、球児よ気にするな。立派なまっすぐを2球も投げたじゃないか。もちろん最後だってまっすぐで良かった。絶対に打たれていない。いいとこネット裏のファールだ。だが、あそこでストライクのフォークを投げられるなら、悪いが、勝負を早くつけさせてもらうのみ。矢野もビジネスライクだな(笑)。 2005.04.13 Wednesday
試合中、しかも打撃中の故障で、中日・川上が抹消になった。中日球団は故障者詳報を出さないため、詳細不明。阪神に追い風が吹いているのか。
巨人との初戦は大勝。中盤まで雨の中もみ合う展開だったが、巨人が辛抱しきれず崩れていったという印象だ。「戦場」が雨になった時点で巨人の精神力にかなりのマイナス、さらにその悪条件の中でもいっぱいの阪神ファンが送る大声援でさらなるダメージを受けたように見えた。先発下柳は四回、五回と四死球でアップアップだったが、もらったチャンスすら生かせず、巨人打線はまったく精彩を欠いていた。対照的に阪神は、つぶれるはずのチャンスを二死から生かす場面がたびたび、勢いの差とは恐ろしいものだ。 このカード、2年連続で大きく勝ち越している阪神が首位、負け越している巨人が最下位で迎えた今季の初戦、巨人にしてみれば、絶対に勝たなければいけない試合のはずだった。この試合さえ取れば、反撃ムードが一気に燃え上がるところだったのだ。この分なら、今年も飲んでかかれる相手になりそうだ。 「相手チームが、藤川を見た瞬間に負けを覚悟する」そんな存在になって欲しいと、シーズン開始前に書いたが、現在の阪神にとってもっとも重要な男になっている。6回、7回というイニングで試合の流れを固める重責を担っており、クローザーよりも勝利へのポイントが高いように思う。相手に「負けて悔いなし」と思わせる投げっぷりが良い。たまらん。 もし4/13井川で勝てば、逃げ馬・阪神のリードは5〜6馬身行きそう。もしチームの全黒星を背負い込むようなことになれば、杉山との交代が濃厚だろう。 2005.02.09 Wednesday
第2クール終了。矢野のケガは痛かったが、まずまず順調に来ているのではないか。実戦を控えて、例年離脱者が多発する時期になるので注意してやって欲しい。
藤川が打撃投手として球速豊かな速球を投げ込んだという。「150キロは出ている」という久保投手コーチの「スピード肉眼」はあてにならないとしても、ここまで順調に来ているのは間違いなさそうだ。思えばキャンプの時点で「一軍にいて当然」と目されるのは、プロ入り7年目にして初めてだろう。少しずつながら成長したことを実感する。 低めに制球される直球と、フォークボールのコンビネーションで三振が取れるのが強みだ。最近ではスピードに変化をつけるカーブも使えるようになり、余裕が生まれたように思う。課題は「ひ弱なイメージ」からの脱却だろう。マウンド上での仕草、視線、精神統一など、ぜひ投球以外の要素を研究してもらいたい。そして、相手を威嚇するような近め、高めへの制球を身につければ、もっと抑えられる。首脳陣、捕手陣は、闘争本能を引き出すような助言を与えるべきだ。 内野陣同様、投手陣も「コンバート」の正否が試される。中継ぎの中核だった安藤、久保田を先発、抑えに配置転換したは良いが、中継ぎが試合を壊しては元も子もない。このコンバートの成功は、実は藤川がキーを握っている。勝ち試合をウィリアムス、久保田に繋ぐ役割を通年で担って欲しい。 2004.12.22 Wednesday
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200412/tig2004122204.html
今岡が2.5億円で一発更改。「岡田監督に優勝監督になってもらいたい」終始一貫、今岡選手は言い続ける。「優勝したい」ではなく、あくまでも「岡田監督を」「岡田監督に」なのだ。野村監督時代、二軍落ちした時に「腐るな」と励まし、アドバイスを与えてくれたのが岡田監督だったという。うちの選手会長は義理堅い。 手前味噌で恐縮だが、このブログでは毎日極力一人の選手に「カテゴリー」を振り当てて、バランス良く配分するよう務めているつもり。しかし時々、存在感に比べてエントリー数が少ない選手がいるのに気づいたりする。藤川投手については、記事中何度も登場している(15回)が、カテゴリーとしては今回が初めてだった。いやぁ、びっくり(笑)。それだけ脇役に徹しているとも言える(言い訳w)。 この日、GAORA「亀ちゃんのタイガースに檄」の収録に望んだが、久保田の脇に回っていないかなぁ…心配。もし二人を知らない世界各国の1万人に、二人の顔写真を見せて、「どっちが親分で、どっちが子分か?」と質問したら、9900人以上は久保田を親分と答えるだろうなぁ…。 ケガで出遅れた今季、一軍登録されたのは7月の終わり。それ以降の投球は素晴らしかった。23試合、31回、2勝0敗(セーブポイント2)、防御率2.61、奪三振35、与四死球13。暴投0というのもフォークを投げる投手には珍しい、良い記録だ。チーム状態が落ちてきた夏場に、連投につぐ連投。勝ち試合のリリーフというより、競った展開での一枚という起用法だったが、その役割を十分果たした。来季は安藤に代わるセットアッパーへの期待がかかる。 ケガの多い選手だが、着実に成長している。特に低めへの直球のコントロールに磨きがかかり、見逃し三振が取れるようになった。奪三振率では久保田(9.00)を上回る(10.16)、チームでもトップクラスだ。他の投手にあるような先発への執着もなく、クローザー就任が目標。特に同い年の久保田にはライバル心がある。「クローザーを、顔で決めてくれるな!」こう言いたいに違いない(笑)。 |
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