2005.12.30 Friday
自称阪神タイガース評論家(跡地)かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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2005.12.30 Friday
2005.02.27 Sunday
惨敗のスタートもいいか。それなりに見るべきものはあった。仰木オリックスの気合も大したものだったし。
打たれた二人の投手(杉山、ダーウィン)は、次にいつ来るかわからない「ラストチャンス」に備えて、制球力を上げるしか道はない。 杉山は先発投手のコツをわかっちゃいない。野口だって経験豊富な捕手だ、打者が若いカウントから振ってこない球を要求しているのに、必要以上に警戒して、腕が振れず、制球が定まらない。誰も杉山に微妙なコントロールなど求めていない。タイミングと軌道をちょっと外しさえすれば討ち取れるということを知れ。ビビり過ぎ。また一人消えてしまうのか? ダーウィンはピークを持ってくるタイミングを誤った。今絶頂にいないでどうする。速球は高く、変化球はストライクが取れない。相手打者も打ちやすそうだった。元から枠がない投手だ。スペンサー、ブラウンが調子を上げて来れば、相対評価下落は必至。こうなれば時間をかけてでも立て直すしかないが、次のチャンスはあるのだろうか。 抑えた三人の投手は、少しずつ経験値を高める時期。 最後に投げた久保田は上出来。9回にもなると相手のメンバーも落ちているが、今は順調に投げられれば十分だ。 吉野はまずまず。右打者にストレートの四球を出したのはまずかったが、その後動じなかった。1ページずつ一昨年の日記を読み返しながら記憶を取り戻しているかのよう。暖かく大事に大事に見守りたい(笑)。 こっちもデリケートな中村泰。最近彼に情が湧いてきた(笑)。同様に二死を取ったあとストレートの四球を出し、周囲も、なにより本人も、イヤな予感に包まれたが、よく踏ん張って最後三振に仕留めた。ずっと下向きだった矢印を上に持ち上げたのは大きい。スーパーで買ったイチゴを持ち帰る時のように、大事に大事に取り扱いたい(笑)。って、何でウチの投手はこんなに気を使わせるのかねぇ(苦笑)。たくましく勝ち上がって来いっつーの(笑)。 シーツはさすが。四番に入って狂った去年とは違い、一昨年のように落ち着いた感じ。長打を狙わなければ、長打が出る。これ野球の神髄。 桜井選手の外野守備は、正直言って辛い。追えない、取れない、投げられないでは、上の公式戦で守備位置に着くことはまずあり得ないだろう。ただし代打&DH枠争奪戦に回るだけの打力はある。ケガの影響もあるのだろうが、もったいないなぁ。 的場は一軍枠を固めた。好調の打撃では大絶賛に値するセンターオーバーのHR。あくまでもスイングはコンパクトである。最近流行りのフォロースルーを大きく取る打法でもない。それでも打球は素直に飛んでいく。バッティングは力じゃない、「力学」だと感じさせてくれる打撃だ。素晴らしい。 さらに昨年の故障で心配された肩の方でもレーザービームを披露し、本塁タッチアウトを決めた。もはやライト定位置の挑戦権を獲得し、桧山・スペンサーとの三つ巴の争いになりつつある。 2005.02.12 Saturday
練習試合だろうがなんだろうが、対外試合が見られる喜び。ありがたい。
同じ出場選手でも、立場が違えば、目指すべきこと、考えねばならぬことがまったく違う。本人がなんとコメントしようとも、ポジションを確実にしている先発の安藤投手、赤星選手、鳥谷選手らにしてみれば、この時期の練習試合に大した意味はない。今年一年取り組むものを早く試して、進捗状態を確かめ、安心感を得たいということだろう。安藤にとってはカーブとシュート、赤星と鳥谷にとっては前でさばく打撃。どちらも完成形には遠いものの、実戦イメージはできた。 一方、一軍枠サバイバルの当事者にとっては、いくらコーチから「結果は関係ない」「結果を求めるな」と言われてもそうはいかない。そして言っているコーチだって絶対に結果を求めているのだ(笑)。コーチの言葉の真意は、「成功体験を積み重ねるため、なんとか結果を出してほしい。そのためには、結果のことばかり考えて固くなるのではなく、実力が発揮できるようリラックスして望んでくれ」ということ。 江草、中村泰、吉野の左腕トリオからは隠しきれない焦りを感じた。それであたりまえだと思う。ここで一球でもキラリと光りそうな投球を見せ、「○○は使えない」というレッテルさえ貼られなければ上等だ。三人とも第一関門は十分クリアだ。 そして、「今年が最後」というくらいに腹をくくっている選手たちは、また違うモチベーションで、この「ただの練習試合」に望んでいることだろう。秀太、沖原、的場らにはそれを感じた。 特にこの日、先発起用に3安打で応えた的場からは、他の選手にない集中力がみなぎっていた。厳しい攻めにも食らいついて反応し、右・中・左と打ち分けた打撃には見るべきものがあった。故障した肩の具合も良いようだ。 昨年も同じような存在で、キャンプ序盤からアピールを続けたが、走塁中の大ケガでまたしても1年を捨てざるを得なかった。正直に言えば、私は的場はもう終わったとその時思った。なんてついてない選手なんだと…。それでも的場は、ひょうひょうとした顔で帰ってきた。相当芯に強いものがなければできない芸当だと思う。 だがチャンスは多くない。練習試合でもオープン戦でも、大きなミスは許されない。そして今年は違うというところを見せ続けなければならない。もちろんケガだけはダメだ。不運続きの逆指名1位に熱い声援を送るファンは多い。 2004.09.02 Thursday
http://www.sponichi.com/base/200409/02/base167854.html
今度は5-5の2リーグだそうだ。誰が、いつ決めるのだろう。球界混迷続く。 山田が投げ、福本が走った…。阪急黄金時代の本拠地、西宮球場解体始まる。跡地は大型店舗の予定とのこと。 試合後、名古屋の夜は何か良いことでもあるか?と本気で勘ぐりたくなるような、連夜のアッサリ負け。ナゴヤドーム10連敗&山本昌阪神から7勝(全11勝)…。何の呪いだろうかと過去を振り返ったりして(泣)。 「来季」という言葉を思い起こさせる日。ウィリアムスと的場を登録、モレルと八木を抹消。八木については今季終了後の引退が濃厚とのこと。アリアスはスタメン落ち、代打起用もなし。この時期この大事な一戦でこの処遇は、来季がないことを意味する。厳しい実力の世界ゆえ、仕方のないことながら、1年前にともに喜びを共有したV戦士が散っていく寂しさ…。 負けられない試合で、あえて的場を登録即先発。この起用には深い意味があるように思う。即戦力ショートとして期待のドラ1位入団。ヒザの故障・手術で外野に転身。今春のキャンプではハツラツとした打撃・走塁を見せ、ブレイクの予感があった。しかし、オープン戦で肩を捻挫し長期離脱。一塁手として「最後の挑戦」にかけている。しかし一塁手は強打者のポジション。客観的に見れば、非常に厳しい立場にいるのは間違いない。二軍監督として、期待されながらも故障に苦しむ姿を見守ってきた岡田監督の温情か。 2004.03.04 Thursday
http://www.daily.co.jp/baseball/2004/03/03/118575.shtml
キャンプ期間中、総合力で高い評価を得た的場がケガをした。浜中のリプレイを見るような走塁時のアクシデントだ。当時星野前監督が「集中力のなさによる、起きるべくして起きたケガ」というような「鬼の」発言をしていたが、的場にも言えるように思う。不思議なものでケガの多い人は、本当に毎年のように期待されながらもケガをする。的場、浜中、藤田、藤川らがその代表。その一方で、危機を回避し大ケガしない選手もいる。運、ツキも大いにあるだろうが、ツキを呼び込む備えに差があるように思う。金本や下柳ら、「生きた教材」を活用して欲しい。 2004.02.12 Thursday
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200402/tig2004021206.html
Sky-Aで久々の対外試合を楽しんだ。やっている方は大半が一・二軍の線上(というより2軍の最上位)にいる選手なので楽しむどころではなく、懸命な姿が目立った。的場もその一人。表題の記事にしてもとても小さな扱いだ。ドラ1の即戦力遊撃手として巨人戦デビューを果たし、その後二軍でケガをした。どうしているのだろうと思ったら外野に転向していた。同じ枠を巡って桜井、葛城、平下がHRを打ち込んだが、的場が好機で見せた確実な打撃と左中間でも三塁打にしたスキのない走塁は価値があった。いつでも的確に一軍を補える貴重な存在だ。 |
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