自称阪神タイガース評論家（跡地）

それはそうとようやく今日は試合がある。なんといってもＧ戦負け越しはイカン（現在８勝１０敗で残り４）。「最下位でも良い。Ｇにだけは勝て」と言い続けてきた価値観は、そう簡単に変わらないのだ（笑）。


「寒い操作」by サンスポもケッコウ盛り上がって来た？オーナーや本社社長まで担ぎ出しちゃったよ。なんか某球団を見てるようだなぁ。金はある、どう使ったら良いかわからん…。そんなことやってると、すぐに「斜陽球団」になっちまうよ。常に若手がヤル気を持てるような球団であること…これが常勝球団というものだ。強くしたい、強くありたいという気持ちは良くても、やり方を誤るとああなる。そうファンが主張し続けないと、球団経営者はアホだから、すぐにヘンなことをする（笑）。


パ・リーグの順位争いもいよいよ大詰め。
現在の所トップがファイターズ、１差でライオンズ、さらに１差でホークス。ここであらためてプレーオフの要項を読んでみる…あ、そうか。今年から第２ステージの３試合目、４試合目は第１ステージ勝者の本拠地でやるんだった。１位に与えられる１勝のアドバンテージは大きいけど、もし２位チームが第１ステージを「フルセット」で勝ち上がって、ファイナルも最終第４戦までもつれたら５試合も主催できることになる。１位チームは２試合だけなのにね。これはこれで不公平な制度だな。まあとりあえずセパ統一ルールになる来年は優勝は優勝、ＰＳＧを有利にする順位争いは順位争い、それぞれにいかに大きなモチベーションを持てるようにできるか。よく考えないとね。


で、当該球団との対戦が終わっていて、有利と目されていたライオンズが、いきなりイーグルスにスミ１完封負け。７回零封でライオンズ打線の前に立ちはだかったのが、あの牧野塁だというから驚いた。０４年にはそこそこの結果を残しながら、上がったり下がったりの低評価。０５年は盤石先発陣とＪＦＫ＆ＳＨＥでほとんど出番なし。０６年は二軍で中継ぎとして２０試合、自責点０だったが一軍昇格なしで、坂内野手とトレードされた。このトレード、坂が伸びてくれば双方にとって良いトレードになりそうな予感がある。またそうでないと、牧野にタイガースに来てもらった甲斐がないし、牧野も下で腐らずに頑張ってきた甲斐がないというもの。
タイガース時代の牧野は、直球のイキは良いのだが、制球がまとまらずカウントを悪くして痛打される、そういう負のイメージを払拭できなかった。特に中継ぎには「安全第一」を旨とする矢野の配球だと、持ち味を発揮できなかっただろうと思う。
この日は落ちる球が良かったってカブレラも言っている。タイガース時代の不遇で、自分の課題を見つけて遅ればせながらの成長を遂げたのかも知れないね。ぜひイーグルスのローテーション投手として、もう一花咲かせて欲しいよ。