自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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横浜が単独首位!8年ぶり4月勝ち越し、虎に5連勝
http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200404/bt2004043003.html
「昨年は大変お世話になりまして、こちらはほんの御礼の気持ちです」。お祝いの御礼は半返しが相場というから、8連敗までは覚悟しておくことにしよう。それはともかく、横浜が強くなったことは事実だ。実戦を積ませてきた多村、相川、内川、村田、古木らの中堅・若手が着実に力をつける一方、金城、石井、佐伯、種田らベテランも元気で野手の層は厚い。ベテランと外国人を中心とした先発陣も堅く、阪神打線が後手に回る試合展開が続く。阪神が自分たちらしい試合をするためには、現エース福原が月刊MVPを決める快投、そして着火マン今岡が火を噴くしかない。

Posted by torao at 06:53 | comments(0)
[野球全般]ペナント展望
公式サイト 4/29 1軍登録抹消履歴
http://www.hanshintigers.jp/team/regist/history.html
「仏の顔も三度まで」、四度はいけない。鳥谷の上昇ムードが救いか。さて、今季から阪神タイガースオフィシャルウェブサイト(公式サイト)で登録&抹消の履歴を公表しているが、ここに来てピッチャーが忙しい。今日4/29にも吉野の抹消と、三東の再昇格が記されることになる。4/28は登録されたばかりの桟原が登板し、最高速度151キロをマーク、一回無失点とまずまずの一軍デビューを飾った。ふと気づけば、杉山、江草、久保田、三東、桟原とプロ二年目までの投手が5人が一軍だ。現状「やむを得ず」の感もあるが、井川・福原の「中堅エース級」を軸に、スムーズな若返りが実現できればそれはそれで良い。

Posted by torao at 17:27 | comments(0)
[投手]桟原
大阪ニッカンなにわWEB 4/27 9連戦、中5日ローテで黄金貯金週間だ
開幕から全員中6日のわかりやすいローテーションだったが、ここからは少しややこしくなりそうだ。井川、福原、久保田を中5日で、下柳、藪は中6日以上で、できた谷間は杉山が埋めるという形になりそうだ。西京極でのプチ遠征が雨で(3年連続の)中止、黄金週間は8連戦になった。杉山と並ぶもう一つのお楽しみは、ルーキー桟原だ。テスト目的で一軍帯同していたが、降格の佐久本に替わり一軍登録の予定だという。試合展開次第では二軍戦でMAX151km/hを記録した右横手のデビューが見られるかも知れない。できれば大差の勝ち試合で登板機会を作ってもらえるとありがたい

Posted by torao at 06:46 | comments(0)
[投手]桟原
デイリースポーツonline 4/26 矢野いまだ沈黙…2試合無安打
http://www.daily.co.jp/baseball/2004/04/26/125476.shtml
チーム状態が上がってきたが、個別に見ると調子の上がってこない選手も多い。キンケード、金本、桧山、記事の矢野…。不振の選手はみな良い球を見逃し、ボール球を振っている。子供の頃から言われ続けていることを、ベテランになってもできなくなる時があるのだから野球は難しい。対照的に今岡は好調を維持している。例えば金本の力感みなぎる振りと比較すると、今岡のスイングは円弧が小さく、ゆったり振っているように見える。タイミングの取り方も静的で、投手が何をやっても合わせることができるように思わせる。打席内で足踏みを繰り返すキンケードとは好対照。桧山の打球は「いい当たり」と思っても最後に失速していくが、今岡の打球はボールが自分から喜んで飛んでいっているような感じだ。今岡を見ていると、バッティングなんて簡単そうに見える。

Posted by torao at 07:11 | comments(0)
[退団者]今岡誠
SANSPO.com 4/26 ヒーロー関本「真っ白になった」代打同点二塁打
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200404/tig2004042602.html
「防御は最大の攻撃なり」。リリーフ陣が復調し、チーム内の信頼関係が再構築されてきた。六回裏2点ビハインド、一死二三塁で代打関本の場面、巨人の守備陣は「1点はくれてやる」守備体型をとった。テレビ中継中に伝えられた談話によると、打席に入る関本はその守備位置を見て、「転がせば1点入る」と考えていたという。おそらく自分がゴロで倒れても、1点差になって上位にまわせば十分という楽な気持ちで打てたのだろう。また点差を詰めておけば、不調の巨人救援陣に圧力を与え、勝つチャンスは拡がると考えただろう。チャンスの場面、打者の心理は不安定だ。打てばヒーロー、打たねば戦犯。頭を整理して打席に入れるだけのゆとりを与えたのは巨人の守備体型だったのかもしれない。一方の巨人側は、「どうせこの2点を守り切って勝てるわけじゃない」「打ち勝たない限り勝てない」という思考だったのではないだろうか。膝の故障の影響で厳しい打球に「さらし者」にされた小久保の起用を含め、ディフェンスの強さ弱さが、相手攻撃陣に与えるプレッシャーの大小に関わることを見せつけられた試合だった。

Posted by torao at 07:16 | comments(0)
[野手]関本
Yahoo! JAPAN SPORTS 4/24 スターティングメンバー
http://sports.yahoo.co.jp/baseball/cl/scores/20040424/stm01020.html
右のエース福原が好投、立ち直りつつある救援陣が反撃を許さず快勝。前夜の井川ショックを払拭した。さて、今日はベンチ入りメンバーから見る岡田監督の特徴について。岡田監督の口癖に「打者はわかる。投手のことはわからん」というのがある。ベンチ入りにも正直に現れており、投手13人対打者15人という比になっている。これは他球団と比較すると異例に多い。わからん→不安だ→いっぱい入れとけ…ということだろう。先発ローテは、当面6人でいくようだ。ただ前川を二軍に落とした穴を誰でうめるのか(杉山との見方が濃いが)まだわからない。救援陣の分類は、リード中=(吉野)・安藤・リガン・ウィリアムス、ビハインド中=(吉野)・牧野・佐久本・江草といったところか。実はさらにルーキー桟原にもかなり興味があるらしい。野手陣は薄目の陣容だ。特に「ココイチ代走」「鉄砲肩」という特殊兵器を入れていない。攻撃に対する「岡田の考え」が出ているように思う。

Posted by torao at 07:30 | comments(1)
[退団者]岡田彰布
和田豊 野球日記 4/23 ファーム日記〜in由宇〜
http://www.hanshintigers.jp/wada/diary/diary_2004010.html
井川まさかの乱調で痛い1敗。甲子園5連敗、また借金。イヤな言葉の羅列が終わったところで和田コーチのところに逃げ込もう(笑)。心得たもので、いつもなら一軍戦のことも言及するのに今日は一切なし。胸のすくような二軍選手たちの活躍の場面が並ぶ。皆腐らず一所懸命にやっているのが嬉しい。さて、「逆転の阪神」と言われた昨年、ベンチは士気に満ちあふれていた。今年はどうなのか、この日のふがいない中盤以降を見て気になった。星野氏も自身のHPで言っているが、ここは平田ヘッドが持てる力を発揮しなければならない。

Posted by torao at 08:06 | comments(0)
[コーチ]和田
スポニチOsaka 4/23 阪神・藪、投げた!打った!嬉しい今季&ナゴヤD初勝利
http://www.sponichi.com/news/200404/22/news153662.html
藪が粘って6回を1失点、新人時代のナゴヤ球場以来、約10年ぶりに名古屋で勝利。「がんばって投げている藪さんに初勝利を」というムードが全体から伝わってくる好ゲームだった。7回以降は吉野(0/3回)、安藤(1回)、ウィリアムス(1回)、リガン(1回)と繋いだ。吉野は左打者の外への制球が良くなった。見せ球のシュートが死球になってしまったが、巨人戦でペタジーニ、ローズ、阿部に対して働きそうな予感がある。安藤も回復基調で、タイミングを外す遅いスライダーが有効。ベストピッチである外角低めの直球のコントロールに微妙な課題が残る。ウィリアムスは直球の走りが良くなってきたが、制球はまだまだ、「荒れ球」で抑えた感じだ。とにかくリガンが気持ちの強さを発揮して、クローザーとして結果を出したことが救援陣の上昇機運を生んだといえる。本拠での巨人戦を前に、ブルペンが好循環になってきた。

Posted by torao at 08:11 | comments(0)
[退団者]藪恵壹
SANSPO.com 4/22 昇格即登板の杉山、1回三者三振で先発ゲット
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200404/tig2004042204.html
山本昌に手も足も出ず完敗。前川は3連続KOで先発ローテから外される。片岡の替わりに昇格した杉山投手が8回に登板、下位打線を無難に抑えた。杉山は二軍先発ローテーションの軸として抜群の成績を残しているので、前川と交代するのが順当だろう。しかし少々手荒だが杉山のリリーフ起用も検討してもらいたい。速球とチェンジアップで空振りがとれるタイプ。吉野、安藤、ウィリアムスの調子が上がるのを漫然と待つわけにはいかいと思うのだが…。勝ち試合のリリーフは若手投手にとって勉強になることが多いし、先発などこれからいくらでもできる。去年の安藤、久保田のイメージで使ってみたい。ではローテは誰が埋める?先発の楽なところで安藤を使うという手が良いと思う。また長いイニングを投げて味が出る江草も良いと思う。なにも春のキャンプで決めた「先発タイプ」「救援タイプ」を1シーズン固定させる必要はない。

Posted by torao at 08:15 | comments(0)
[投手]杉山
SANSPO.com 4/21 【勝ちまっせ!】岡田阪神が初めて走塁で勝利を奪った
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200404/tig2004042107.html
投打が噛み合った。たまたまと言ってしまえばそれまでなので、ここはやはり久保田とキンケードの復活にベンチ全員で応えた「気持の勝利」ということにしたい。久保田の投球内容は本来のものではなかったが、白星によって次のチャンスへの意欲が湧くことだろう。そして死球王キンケードの復帰はことのほか大きい。闘志、集中力、全力プレー。アメリカでは1.5軍の選手かも知れないが、「メジャー・スピリット」は超一流だと言える。その良さは走塁にもっともよく現れている。一塁への全力疾走はもちろんのこと、記事にある次の塁を狙う姿勢、ゲッツー崩しのスライディングも凄い。なにかと動揺させられるチームだが、大切なのは状況判断良く精一杯のプレーをすることとキンケードが教えてくれた。楽な場面から安藤にチャンスを与えたこと、調子の良い投手を後ろにまわしたことは好采配。片岡のケガは残念。

Posted by torao at 08:21 | comments(0)
[退団者]キンケード/マイク
SANSPO.com 4/20 岡田監督の“猶予”はあと15試合、現場介入されるのか
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200404/tig2004042001.html
サンスポといえば、星野監督就任をいちはやくすっぱ抜き、他紙の否定にもかかわらず自信満々に紙面展開したことで知られる。おそらく人事に絡む本社筋、あるいは星野氏周辺に確かなソースを持っているのかと思わせる。そのサンスポが今朝は妙にきな臭い。まずこのトップ記事、特に「記者の目」に注目だ。「天狗の鼻」という辛辣な表現、本社サイドの発言、トラ番からではなくあまり見慣れない「運動部デスク」からの発信…。連載コラムの【なんでやねん】でも、「球団関係者」の話を交えながら、「伊良部政策の失敗」から岡田監督の手綱さばきへの疑問を呈する。それはそれでいつも通りであるが、通常の記名記事ではなく「特別取材班」ときた。はたしてその意味するところは…?。阪神監督生かすも殺すも関西の新聞次第。岡田監督就任以来、前政権時には影を潜めてきた、「暗黒時代」の阪神らしさがそこここに見られるように思う。

Posted by torao at 08:25 | comments(0)
[球団スタッフ]球団スタッフ
スポニチOsaka 4/18 キンケード、実戦復帰したケード2軍でも当たった
http://www.sponichi.com/base/200404/18/base153258.html
対戦も一巡り、そろそろ各選手の調子を見極めて、「売り物」である、層の厚さを生かす選手起用を開始する時期だ。二軍にもチャンスを狙う者が大勢いる。まず沖原、秀太、中村豊のV2003脇役トリオ。ベンチの構成員が「長打のある代打偏重」となっており、代走や守備固めが手薄だ。近々チャンスが来ると見る。投手では杉山が先発で好結果を出し続けている。とりあえず伊良部の穴は久保田が補うようだが、次は杉山の出番となるだろう。当初体作りからスタートした桟原も2試合に登板し、151km/hの速球で三振を量産しているという。山口コーチは「来年、再来年の投手」と言っているが、救援陣に不安がある現状では、社会人ルーキーの力が必要となる場面があるかも知れない。キンケードを上げ、モレルを下げるという予定らしいが、モレルの調子が悪くないだけに、ウィリアムスの再調整という選択肢もあると思う。

Posted by torao at 09:23 | comments(0)
[阪神]メンバー構成
SANSPO.com 4/18 敵地・神宮でも3万人が虎ファン
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200404/tig2004041810.html
福原が丁寧な投球で勝利をもたらした。ウィリアムスが無理矢理場を盛り上げてくれたが、まぁそのうち良くなるだろう。さてご存知とは思うが、阪神ファンはうるさい。そもそも人数が多く、熱狂的なので音量が大きい。さらにリアクションが的確(笑)。ウィリアムスがボールを続けたりすると、不安げなどよめきが球場を支配する。この日試合を動かしたのも、その「うるさい人たち」かも知れない。場面は2回表二死から、藤本がライト線二塁打。当然ここは矢野を敬遠し、福原勝負。まぁ誰だって「次の回は今岡から始まることになるから良しとしよう」となる。ところがスタンドの阪神ファンはそうではない。あらん限りの音量でブーイング(という名の「罵声」)を鎌田投手に浴びせる。結果はご覧の通り。J-SPORTSの実況アナも、矢野の敬遠で騒ぐ場内に「いや、この敬遠は当然ですよねぇ」などとわかっていないことを言っていた。もちろんスタンドの「12球団一野球を知っている軍団」阪神ファンだってわかっている。「なんで当たり前の敬遠ひとつでここまでヤジられなきゃならないんだ?(しかも本拠地で…)」という鎌田の心境までわかってやっているのだ。

Posted by torao at 09:27 | comments(0)
[阪神]ファン
和田豊 野球日記 4/16 価値ある一勝!
http://www.hanshintigers.jp/wada/diary/diary_2004008.html
CS局J-SPORTSの中継を見ていたが、9回裏二死満塁フルカウントからウィリアムスが投げた最後一球の瞬間、私は見ていない…。だがこれでいいのだ。これが楽しいのだ(笑)。エース井川はもう目一杯。安藤がピンチを温めるだけ温めて、ウィリアムスのアドレナリンが過剰分泌された。「頼む!何とか勝たしてくれ!」あわただしくTVの電源を切り、野球の神さまに敬虔な祈りを捧げる。願いを込めながらリモコンの電源ボタンを再び押す…。じんわり浮かび上がる映像に岡田監督の喜びの笑顔…、勝ったんだぁ!ちなみに私は約30年に渡り、TV、ラジオを相手に、おそらく何十回いや何百回とこの行動をとってきた。しかし去年は一度としてやっていない。「清貧」を思い出した良い一日であった。

Posted by torao at 09:30 | comments(0)
[阪神]ファン
SANSPO.com 4/16 【勝ちまっせ!】キンケードを“岡田色”に染め直すプラス思考
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200404/tig2004041607.html
藪好投も報われず4連敗で最下位。これで良い。この状態から這い上がってこそ優勝の喜びも倍増だ、と今日もまず強がって…。いや、苦境をプラス思考にとらえれば必ず良い方向に向くだろう。記事のキンケード、久保田については復活劇に期待したい。さて、さらにプラス思考でいってみよう。昨年序盤からの阪神独走で、観客動員が増えたのは阪神戦のみ。セ・リーグ他球団は軒並み客を減らした。特に長期不調に喘ぐ広島は深刻だった。この試合で単独首位、やはりこいのぼりの季節ぐらいまでは気持ちよく泳がせておこう。共存共栄、自分だけというのは良くない。もうひとつ、優勝などするとどうしても一過性のファンが増える。「連敗」「最下位」という言葉で冷や水をぶっかければ、熱も冷めるか。いずれ離れていくなら、早い方がよろしい(チケットもとりやすくなるし…)。

Posted by torao at 09:33 | comments(0)
[野球全般]ペナント展望
公式サイト ファーム情報局 4/13 虎風荘も新シーズン!『ひるまず、おごらず、一流になれ』
http://www.hanshintigers.jp/topics/fcolumn/fc2_04.html
11試合で3連敗が2回。かみ合わない状態で借金1、良すぎず悪すぎず新監督にはまずまずのスタートだということにしておこう。気分転換に若手が生活する虎風荘の新寮長、山本晴三氏のお話だ。特にトレーニングコーチを務めていた85年の優勝時、山本和行投手の大ケガの裏で新寮長の苦悩があったという話には感慨深いものがあった。また、昨年は「体もできていないのに朝メシを食わない」と無自覚を責められていた杉山が、大変身したというのも良い話。近々来る先発チャンスにも大いに期待したい。虎風荘といえば人間教育の場でもある。新寮長の言う、目標を持て、(大ケガなどの)障害を肯定的にとらえ乗り越えろ、人のせいにせず、燃えろ、感謝の気持ちを持て…などの言葉は、大いに共感する。入寮者は、若い者は高校卒業してすぐ、そして乱暴に言ってしまえば、大半が大成せずに第二の人生を行かなければならない者たちだ。全責任をもって預かる寮長はものすごい要職だと思う。

Posted by torao at 09:42 | comments(0)
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SANSPO.com 4/14 乱調&緩慢プレーにブチ切れ…伊良部ええ加減にせいや!
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200404/tig2004041401.html
下柳、伊良部と連続KOとなったが、降板後もメガホンを持って、声援をおくっていた下柳に対し、ベンチでただ放心していた伊良部の精神状態が心配だ。私の当て推量になるが、伊良部は自己管理の苦手な人間なのだと思う。コンスタントにモチベーションを保てず、常に大波小波にさらされている「デリケートな臆病者」なのだろう。昨季はすべての要素(久々の日本復帰、あこがれの阪神入団、恐くて強いオーラを発する指揮官星野氏の存在など)がバチッと重なり、自己管理に成功したために好結果を残せたが、今季はそれらの要素がすべてゆるんでしまったように思う。岡田監督は基本的に「あいつは放っといてもやるやろ」というタイプだが、今年の伊良部は放っといたらやらないだろう。確かにまだ2試合だが、キャンプインからまだ一度もピリッとしたところを見せられない伊良部には、思い切った荒療治が必要だ。

Posted by torao at 09:46 | comments(0)
[退団者]伊良部秀輝
SANSPO.com 4/13 【選手図鑑】藤本と鳥谷を隔てる「5cmの距離」
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200404/tig2004041307.html
昨日に続き、打線・打順の話題である。4/11の中日戦、ABCで解説を務めた吉田義男氏はしきりと「3番打者をどうするのかが当面のポイント」と強調した。確かに初回に必ずまわってくる3番に最強打者を置くべしという説をとる人は多い。バース、掛布、岡田。ローズ、中村、磯部。過去の最強クリーンアップの並びを見ても、最強は3番だ。ただし、4番にもそれに匹敵する打者を置けるのが前提条件となる。現在の阪神で「最強」は金本がふさわしいが、そうなると4番が軽くなってしまう。ここはもう一人の「最強」、首位打者・今岡を3番、金本4番とすれば良いのではないか。二死からこの二人だけで1点ということも十分考えられメリットは大きい。この記事にもあるように、トップは、ファールで粘れる藤本が埋められる。藤本、赤星の「高速1・2番」も、相手にしては相当イヤらしいと思う。また、6〜8番に第二のクリーンアップを作れる効果もある。どうだろう?
1 藤本
2 赤星
3 今岡
4 金本
5 アリアス
6 浜中
7 片岡
8 矢野

Posted by torao at 09:50 | comments(0)
[阪神]メンバー構成
大阪ニッカンなにわWEB 4/11 「7番藤本」「8番矢野」は逆の方が怖い/山田久志の目
http://www.nikkansports.com/osaka/otr/p-otr-040411-10.html
打順にもっと細やかな配慮をという提言。そのとおりだと思う。対中日第3戦でも川上の好投の前に打線が沈黙し、試合後の岡田監督はなかなか上がってこない各打者の調子を嘆いた。ただ忘れてならないのは、去年と違う人が去年と違う野球をやっているのだから去年と違う結果が出るのは当たり前だということだ。昨季の星野監督は、ベンチにじっと座っていても周囲に熱を発していた。ベンチの中には試合出場の機会は少なくともその熱を「ムード」に変えるキャラクターが少なからずいた。広沢、中村豊、秀太、沖原…。昨季の「つなぎ」には、このムードが大きく影響していたと思う。今季の布陣はベンチも含め「個人技重視」だ。岡田監督が目指すのは、「放任と自己責任」という大人の野球だと思う。醸し出す雰囲気にはどこか重苦しいものがある。去年のような「つなぎ」を求めるなら、個人技に頼らない采配と、ベンチのムード作りもおろそかにすべきでない。

Posted by torao at 10:16 | comments(0)
[阪神]メンバー構成
SANSPO.com 4/11 安藤今季初セーブ!安定感あふれる投球で3者凡退に
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200404/tig2004041106.html
打てない日は守って勝つ。キンケードの死球禍、鳥谷の不振で形成された片岡・藤本の三遊間が難しい打球をことごとく裁き、盛り立てた。特に片岡の守備は、機敏な印象こそ無いが、柔らかいグラブさばきと強肩で福原を助けた。この日抹消のキンケードに替わり、モレルが昇格。好調リガン、ウィリアムスとつなぐリレーは外国人3リリーフ投手の競争心をあおるかのようだった。吉野、江草については今のところ勝負所では使いづらい。ウィリアムスをワンポイント・リリーフに"降格"させ安藤を抑えに、そしてあいた穴をモレルで埋めるという選択は賢明だと思う。岡田監督の理想とするのは「打ちまくる野球」だが、打線はまだ低迷気味。その日が来るまではしっかり守り抜く。

Posted by torao at 10:21 | comments(0)
[投手]安藤
和田豊 野球日記 4/9 甲子園開幕を完封で飾る!
http://www.hanshintigers.jp/wada/diary/diary_2004006.html
前日までのゼロ行進のまま迎えた本拠地開幕戦。両先発投手が完璧な投球で、膠着した試合展開だった。ともすればイヤなムードになりかねないゲームだったが、赤星の出塁がリズムを変え、キンケードの死球で生まれた動きを、金本がしっかりものにした。それもこれも井川の信念に満ちた投球がもたらしたものだ。良いリスタートが切れた。キンケードの経過が心配だが、しばしの静養の後、暴れまくって欲しい。さて、そんな良い試合を和田コーチもイエローシートで観ていたという。将来の監督候補は、二軍コーチという境遇を最大限に活用し、最大限に楽しみ、将来の糧にしていることが伝わって来る。

Posted by torao at 10:25 | comments(0)
[コーチ]和田
SANSPO.com 4/9 【勝ちまっせ!】相手捕手に打たせるとこうなる
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200404/tig2004040906.html
巨人を3タテ!横浜に3連敗!-----「強きをくじき、弱きを助く」正義の味方、阪神タイガース見参。いやいやちょっと待って!明らかに巨人より、横浜の方が強いぞ。ギャラード、佐々木が機能したら、12球団一の8、9回だし、先発陣も斉藤、三浦、外国人らのローテーションは意外と手堅い。打線の方も昨季からの長打力、破壊力に加え、石井琢、金城が働けば繋がりも機動力も出る。ベテラン、中堅、若手のバランスも良い。冷静に考えると今年のベイは大チャンすではないか!(って気づくの遅い?)

Posted by torao at 10:35 | comments(0)
[野球全般]ペナント展望
SANSPO.com 4/8 【遠山奨志】マウンド上で投手を孤独にしちゃアカン
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200404/tig2004040807.html
まぁ、こんな日もあるさと言いたいところだが、こんな日はあまりない。明日は明日と切り替えることが大切だが、反省はしっかりしよう。打たれた、打てなかったは、この際良しとして、遠山氏の言うようにチームとしての機能だけは働かせて欲しい。久しぶりに首位ではなくなった。中日と横浜に勢いがあり、レース展開としては面白くなってきた。この日、阪神はこのザマ、巨人も惨敗でスポーツ紙一面は松井稼頭央のものとなるだろう。そんな松井稼頭央について、新庄発言「あすの(ブ軍先発)ハンプトンは、自分もかなり打ったし、カズオ君なら“4打数5安打”はいける」。少し和んだ。

Posted by torao at 10:40 | comments(0)
[阪神]試合のポイント
SANSPO.com 4/7 新庄が魅せた!メジャー仕込みの“トリックプレー”
http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200404/bt2004040709.html
「九回先頭の赤星がなぁ…」。横浜戦で今季初黒星。ぼやき出したらきりがないような試合だが、今季は横浜にもがんばってもらいたいし、たまの息抜きと思うことにしよう。こんな朝はSHINJOに限る。「飽きちゃった。次はムービースターになる」。昨季メジャーの試合中に一塁手とこんな会話をしていたが、なるほど演技力抜群だ。フェンスダイレクトの打球を捕れるような振りをして、素早くクッション処理、二塁ランナーを三塁止まりにして、この回を無失点で切り抜けたという。なんと痛快なプレー、やられた相手は、なんと悔しいプレーだろう!予想外のところでビッグプレーを造り出す男だ。よくよく考えれば、こんな男の穴を埋めてしまった赤星という選手もものすごい。

Posted by torao at 13:23 | comments(0)
[野球全般]他球団
SANSPO.com 4/6 【なんでやねん】岡田タクトの最初の一閃
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200404/tig2004040607.html
岡田戦術の特徴を紹介する面白い記事だ。今ではそんな機会も少ないだろうが、岡田監督は学生時代からの麻雀好き。勝負師岡田は麻雀でつくられたのかも知れない、などと考えてしまう。まず姿はあくまでもどっしりと構え、表情は出さない。長期、中期、短期の展望に備え、常にバランスよく選択肢を整える。偏った戦術は採らず、バリエーション豊富な勝ち方を志す。単純な確率ではなく、勝負の流れを重視した選択に重きを置く。失敗も上手く活用し、相手を欺くための伏線とする。勝負と決めれば、迷わず大胆に断行し、失敗しても決して悔やまない。試合展開や三連勝という結果の話だけでなく、ここまでのチーム作りの中に、雀士岡田の手筋を感じる。

Posted by torao at 13:26 | comments(1)
[退団者]岡田彰布
SANSPO.com 4/5 【猛虎劇場】「WEイズム」阪神は脇役までがしぶい
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200404/tig2004040510.html
NHK BSハイビジョンで解説をしていた広沢氏が「阪神の敵は、巨人ではないかもしれませんね」と発言していたが、去年から続く苦手意識をさらに強くしたことで、もうすでに「勝負付け」が終わってしまった可能性すらある。堀内監督の発言のように一言でいえば「チーム力の差」ということだが、捕手力、守備力、チームワークなど、阪神と巨人との間には大きな違いと差があったように思う。特にこの日のキーワードは「脚力」だ。初回、タイムリー二塁打の金本と四球の桧山がダブルスチール。小久保の2点タイムリーエラーは、走者が三塁にいる状況と、打者走者鳥谷の脚力を意識してのものだ。またキンケードの来日初安打となる2ランホームランも、一塁走者赤星を警戒する配球によってもたらされたものだと言える。7安打でも8点獲って、10安打5点のチームに勝つ。これぞ野球。

Posted by torao at 13:39 | comments(0)
[阪神]試合のポイント
スポニチOSAKA 4/4 福原、右の新エースだ“G戦989日ぶり白星”7回2安打1失点
http://www.sponichi.com/base/200404/04/base151843.html
福原の投球には惚れ惚れした。6、7回になっても147〜148kmの速球でインコースを攻める。スローカーブで難なくカウントを整え、フォークで空振りをとる。気負うことなく凡打の山を築いた。岡田監督は早々に福原第2戦先発を決めていたという。そして間に合えば久保田をもってきたかったとも。岡田監督の胸中にある「常勝阪神をつくりたい」という願いが伝わる話だ。井川、久保田、福原、安藤、江草、筒井…と続くローテーション。ああ、黄金時代、なんと甘美な夢…。さて、現実に戻ろう。水を差すようだが、開幕7連勝から最終的に4位に沈んだ一年目星野阪神に対し、新人監督・原率いる巨人が地力の差を見せつけ、開幕3連敗から日本一に輝いたのは、つい2年前のことである。黄金時代を迎えるにあたり、阪神ファンも変化が必要。まだまだ辛抱だ。

Posted by torao at 15:30 | comments(0)
[投手]福原
SANSPO.com 4/3 【勝ちまっせ!】「じっと待つ」今年1年を暗示する試合
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200404/tig2004040311.html
まさに1点をめぐる息詰まる攻防だった。7回2失点、リードしてマウンドを降りた上原だったが、7回3失点、リードされていた井川に勝星がついた。この意味、影響は、計り知れないほど大きいと思う。勝負師岡田監督は流れを見切っていた。1点ビハインドでも競り合いになれば勝てる、上原は7回まで、8回は左投手が来る…。すべて準備できていた。堀内監督もけっこうな勝負師だが、相手に読まれている正攻法で対抗するには駒が弱すぎた。終わってみれば浮かれるような大勝となったが、厳しい我慢比べの末に掴んだ勝ちだったことを忘れず、「まだ1試合だけ」「まだ始まったばかり」と謙虚にいきたい。くれぐれも「巨人が強くないと野球がつまらない」などと大口をたたいてはいけない。

Posted by torao at 15:34 | comments(0)
[阪神]試合のポイント
SANSPO.com 4/2 【どやねん】監督の懐が痛むことが勝利を意味する
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200404/tig2004040209.html
サンスポの虎番キャップ稲見氏のシーズン前コラム最終回。毎回ヨコからウラから面白い切り口と取材力でいちいち面白かった。さすがは大阪サンスポをバリバリの虎新聞に昇華させた男だ。今回は報奨金や監督賞についてで、なんとも言えなかったのが他チームなら貯金1で発動する報奨金が、数年前の阪神の場合借金5からだったという話。よく阪神ファンの仲間と、「うちらの場合は借金10を5割とする」と笑っていたが、なんと、やっている本人たちにも間抜けなデファクト・スタンダードがあったとは、今明かされる衝撃の事実…。さてそんな過去も今は懐かしい思い出。毎年優勝争いをし続ける阪神タイガース黄金時代の2年目が今日開幕する。

Posted by torao at 15:38 | comments(0)
[球団スタッフ]球団スタッフ
デイリースポーツonline 3/31 チャリティーにも虎戦士は熱心
http://www.daily.co.jp/baseball/2004/03/31/122222.shtml
強いチームだから応援されるのか?応援されるからチームが強くなるのか?去年の日本シリーズ、阪神とダイエーは、お互い天国のようなホームと地獄のようなアウェーを体験した。チームを強くするためには、現場の補強だけでなく、愛されるチーム作りが必要だということが良くわかった。先日、球団から選手による福祉活動の概要が発表された。金本、赤星、矢野、桧山ら、主力選手がそれぞれのやり方で社会貢献を行うという。「毎日野球ができることに感謝して、自分の収入と自由になる時間を、ほんの数パーセントで良いから社会貢献に使え」という星野SDの教えが広がり、また定着している。球団もそのような活動を全面的にバックアップしているようだ。このような理念ある球団運営は、必ず「愛される球団作り」につながると信じる。

Posted by torao at 15:42 | comments(0)
[球団スタッフ]球団スタッフ
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