自称阪神タイガース評論家（跡地）

　台湾で行われたアジアシリーズ決勝はホークスがサムスンライオンズに敗れ、５回目にして日本勢として初めて優勝を逃した。
　ホークスは、目一杯の熱戦となった日本シリーズの直後、エース級を欠いて若手投手…

　記者投票によって選出されるベストナインが発表され、タイガースからは二塁平野、ショート鳥谷、外野マートンがともに２年連続受賞した（鳥谷は３回目、他は２回目の受賞）。三人とも他をぶっちぎっての選出。

　「浪人」を明言した東海大菅野投手について、タイガースの「球団首脳（または幹部）」がドラフト候補者リストから外さないと語った…という報道が複数紙にあった。当然のことだと思う。

　桧山の怪我は鎖骨骨折。大変なことなんだけれど、詳しい人曰く手術してくっついてしまえばなんてことないということだ。無事に早く回復してくれることを願うばかりだが、とりあえずとんでもない事態にならなくて良かった。

　西本幸雄さんが亡くなった。少年期の記憶にある西本さんは近鉄の監督。赤ヘル古葉カープと戦った日本シリーズだ。阪急の監督はもう上田利治さんで、こちらは広岡ヤクルトとの日本シリーズをよく憶えている。

　今日はこのオフで押さえておくべき虎ニュースがたくさん。毎日お忙しいアナタのためにダイジェスト＆プラスアルファ。

　ヒザヒジの故障で今季大半を棒に振ってしまった城島が契約更改、記者会見…

　チビッコ大好きの優しい桧山選手、自らの「チビッコ企画」イベントで無念の負傷入院は残念なニュース。ブログに「心配しないで」というコメントがあったが、どうか大事なく、早く治りますように。

　新井と桧山が残留決定でまずは「ふた安心」。新井は「宣言残留」で３年契約と伝えられている。桧山は宣言せず。
　あとは福原と鳥谷。

　二軍コーチングスタッフが正式に発表された。新たにファイターズのかつての名捕手、田村藤夫がバッテリーコーチとして加入。優秀な人材を得た。

　２０１１年日本シリーズ最終戦は福岡ソフトバンクホークスが勝利。非の打ち所のない完全優勝で文句なしの「日本一」に輝いた。高次元でバランスの取れたチーム力は、経営とフロントと現場ががっちりと一丸となって築き上げたのだろうと傍目にも想像できる。

　はじめ敵地で連勝すれば、「これは有利！もうナゴヤで決定だ」と思う。ところがまさかの３連敗。逆に敵地で３連勝し王手をかければ、「もうこれで流れは不動！福岡で歓喜だ」と思う。

　日本シリーズに敬意を払い、移動日に予定されていたタイガースとバファローズの練習試合は残念ながら雨で中止。敬意を払ったのだかなんだかわからないけどジャイアンツは清武氏の取締役解任を発表。

　８年前にホークスがタイガースと日本シリーズを戦った時は「内弁慶シリーズ」と言われて、双方ホームゲームを全部勝ったのだけど、ホークス８年ぶりのシリーズはまったく逆の外弁慶。さて王手をかけて移動日を挟んだ第６戦はどうなるだろうか。

　日本シリーズはホークスが勝って、これで２勝２敗のタイ。双方ホームゲームを落とし続けるという意外な展開だ。ホーム、ビジターの有利不利より、投手の踏ん張りとチャンスをものにできるかどうかが大きな勝利条件になっている。

　休み明けのネルソンを打ち込んでホークスがお目覚め。これで呪縛が解けて実力の勝負になる。Ｄの２勝１敗、ここからが本番だね。
　この日も投げたドラゴンズの河原だが、佐伯とともに来季の戦力外通告を受けている。

　安芸キャンプではホンワカ系（またはヘタレ系）の森田がしごかれているという。いいものを持っているのだから、もっと自分に厳しくということだろう。これをやってもらえる森田は幸せだ。

　日本シリーズはドラゴンズが敵地で連勝。しかし「敵地」は場所だけの話で、ロースコアの接戦は落合ドラゴンズの「ホームグラウンド」に他ならない。

　こんな朝でも、私の野球の中心は和田タイガースの安芸キャンプなんだけど、この日は休日でマスコミの話題もあまりない。だからまだ見ぬ将来有望の中谷を想像しては一人ワクワクしてみたりする

　１１年１１月１１日の１１時１１分１１秒には何をしてやろうかなあなどと考えていたら、午後からジャイアンツの清武代表が「巨人軍のコンプライアンス上の重大な件。プロ野球界のルールにかかわること」で記者会見、しかも文部科学省でというニュース。

　日本シリーズは今年も虎ナシ、明日土曜昼から始まる。フロントが出した意外な結末に対して、快進撃でアピールする落合ドラゴンズの団結力は目をみはるものがある。

　今日は日本野球機構（ＮＰＢ）が５期連続の赤字決算になったというショボくて、そしておカタい話題。
　報道によると、参加球団の年会費を３０００万円値上げして１億円にしたものの、選手年金制度解散にともなう一時金の支出がかさみ約３億１７００万円の赤字となったとのこと。

　フリーエージェント資格選手が公示される。タイガースでは、国内が藤川と鳥谷が初取得、安藤が継続保持。海外は新井が２度目の取得、福原、金本、桧山がもったまま。

　多くの選手は自主的に身体を動かしたようだが、公的には安芸キャンプ初の休日。契約更改も順次行われたようだ。
　残念ながら筒井は左足首痛、西村は左すねの疲労骨折で離脱。

　セはドラゴンズが日本シリーズ進出。中３日の吉見と救援から中２日の館山の投げ合いは、両者立派の投手戦。敗退を受けて右手中指、薬指の血行障害に悩んでいた館山は手術に踏み切るという報道あり。

　ついにホークスがストレートでクライマックスシリーズを制覇。日本シリーズ進出を決めた。杉内と涌井の投手戦は、両投手が失点した悔しさで男泣きするという熱い試合になった。

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