2010.01.06 Wednesday
今年の戦力について考えていくための「準備運動」。
自称阪神タイガース評論家(跡地)かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
|
ABOUT
便利ンク
バックナンバー
キーワード検索
カテゴリー
|
2010.01.06 Wednesday
今年の戦力について考えていくための「準備運動」。
2009.01.15 Thursday
おまちどおさま!「『虎暮らし』出版記念パーティー in 大阪」の詳細決定。待っていたのは自分か(笑)。
2008.04.26 Saturday
骨折の福原と使いどころのない桜井を二軍に下げて、能見と鶴を上げた。鶴は初一軍登録だ。
2008.03.14 Friday
新装なった甲子園でDと無観客練習試合。10−1で勝ったんだってさ。
2008.02.25 Monday
またしても見られないオープン戦は華麗にスルー。「ふるい」という面で、見ておかなきゃいけない試合だったみたいだけど、ま、しゃあない。
2008.01.06 Sunday
競争の展望つづき。
2008.01.05 Saturday
通常更新への「リハビリ」のはずが、大寝坊&ダラダラ書きの大遅刻で申し訳ない。まだ正月気分が抜けないわぁ。
2007.12.28 Friday
関本が登録名を変えたり(健太郎→賢太郎)、ナベが結婚したり、狩野と庄田がアスリート行ったり、清水がメジャーリーガー田口と練習したり、人的補償でカープに行くのは誰だろうとか…いろいろ小ネタはあるみたいだけどその辺はさらりと流して、来年のタイガースの局地戦はどうなるのか、つらつら展望してみようと思う。
2007.04.09 Monday
これ昨日のファイターズのスタメン(リンク)。
2007.03.22 Thursday
「希望枠が不正の温床になる」という論拠は、事前に選手関係者と球団が交渉することにある。
2007.02.01 Thursday
今年も無事に正月を迎えられて良かった良かった。
2007.01.31 Wednesday
キャンプイン前日。今日は、「今季タイガースの見どころ」にしよう。明日になれば現実を見ることになるわけだから、見ていないからこそ書けることを書いておかないとね(笑)。
2007.01.25 Thursday
キャンプメンバー発表。今年も「てきとうコメント」入りで紹介する。
(入れ替えなど適宜更新) 2007.01.24 Wednesday
「野球SNS」って知ってる?
2006.12.21 Thursday
【お詫び】12/20「クリプレ」にて配布しました「タイガース九九」に誤りがありました。
2006.05.16 Tuesday
いやー、巻かあ…それはそれは、ねぇ。そうすると久保もなぁ…
2006.03.30 Thursday
ライオンズの高卒新人捕手炭谷が満塁を含む2発。でホークスを撃沈。銀ちゃんが沈む王国を救うか?
2006.03.03 Friday
いよいよWBCが開幕する。初戦日本は格下と見られる中国が相手。
2006.02.27 Monday
「王ジャパン、日本一ロッテを破って…」って、8人も取り上げといてそんなムチャな…(笑)。
2006.02.21 Tuesday
昨年暮れに定められた試合観戦契約約款を受けて、来季から甲子園球場で手荷物検査が行われる。
2006.02.14 Tuesday
キャンプ序盤2つ目の対外試合、韓国サムソンとの練習試合が終了。江草、相木、桟原、筒井和がいずれもゼロで抑える。
2006.01.25 Wednesday
2006年、阪神タイガース一二軍キャンプのメンバー表が発表になった。適当なコメント入りでお伝えする(笑)。
2005.11.19 Saturday
大学・社会人ドラフトが終了。Tは3人の投手を指名した。自分用の資料としてニッカンのページから下にごそっと引用させてもらった。高校と合わせて6人を指名。うち5人が150km/h近くを投げる投手。うち4人が右。出身地、出身校が関西の選手が5人。コンセプトが明確な指名で良かったのではないか。
2005.11.04 Friday
D野口獲り消極報道。希望球団Gとか。行ったらよろし。うちらの昨日と同じようにプロテクトリスト作って、ああでもないこうでもないやったんだろうなあ(笑)。まだわからないけどね。
11/4〜5は、札幌ドームでプロ野球祭り。11/4夜は「プロ野球コンベンション表彰式」。公式記録表彰、特別表彰(沢村賞、正力賞など)に加え、記者投票表彰(MVP、新人王、ベストナイン)が発表される。MVPは金本でいいよね?(笑)。 11/5昼は、表彰選手ら総出演、「甲子園に出た人vs出られなかった人」というなんとも未練がましい企画「ベストプレーヤーマッチ2005」。出られなかったチームのコーチがバレンタインとヒルマンて(笑)。怪我なく楽しくやって来てちょうだい。 で、その夜は大阪で「自タオフ会 2nd」があって、11/6朝は御堂筋Vパレード。11/7は通常営業か…。こっちもスター選手に負けずに忙しい(笑)。 (追記:11/4表彰の前にはオーナー会議も札幌で開かれますね。株関係の話で盛り上がりそうです) 秋季安芸キャンプは11/8〜11/16まで。参加メンバーが発表。ベテランでもなく一軍固定メンバーでもなく、故障もなく、しかも秋季キャンプに呼ばれないメンバーは、「来季への期待」という意味で、非常に微妙な位置にいることになる。 以下、主な「微妙な人」(カッコ内は考えられる「微妙ではない理由」。他にあれば教えて!)。 太陽、中村泰広、吉野誠、前川勝彦、牧野塁、三東洋(リハビリ中)、秀太(免除?)、中村豊(免除?)、前田忠節、葛城育郎、筒井壮、町田公二郎(免除?)。 特に、補強ポイントでもある、先発投手、左リリーフ投手として期待されるべき、太陽、中村泰、吉野に声がかからない現実が悲しい。ションボリしないで、「お前らの気持ちはよくわかった」と凄んで見せろ! 2005.11.03 Thursday
コーチングスタッフ正式発表。木戸氏が去り、星野伸之氏が二軍投手コーチに。配置転換も少なめで、育成を重視した形に再構成されている。
感想は、「この無風に危機感を抱くのは私だけか?」(笑)。 FAのD野口を取りに行くという。現行のルールでは、FA選手を獲得するチームは、補償として(1)現在の年俸の120%の金銭、(2)現在の年俸の80%の金銭+28人のプロテクト以外から1人の選手のいずれかを支払わなければならない。現在のTの戦力はかなり充実しているので、(2)を選ばれる可能性が高い。この辺までは先日書いたとおり。さて、それでもいくというのなら、実際プロテクト名簿はどうなりそうなのか考えてみた。と言っても本当に考え始めたら、頭が痛くなってきたので(笑)、適当な分類までとした。分類は私の主観に基づくもので、他になんの根拠もない。 あくまでもプロテクトできるのは28名のみである。いかがだろうか。 2005.11.01 Tuesday
星野SDのHPがちょっと早めの更新。評判悪かったかな?(笑)今度の内容は、「TV中継」と「試合のスピードアップ」。そう、それそれ!
木戸二軍監督が退団するという報道で大騒ぎに。11/1正式に発表がありそう。当初、フロント入りと伝えられていたので、現場に近いレベルでチームをサポートする管理部長、GMに近い部分の修行に入るのだと思っていた。微妙な立場の人であることは間違いない。星野監督招聘の直前までは、一軍ヘッドコーチに就任する予定だったこともある。将来の監督候補と呼ばれながら、前後の岡田、和田よりはやや影が薄い。軽く見られているという不満があったのだろう。 ここに来て木戸氏がへそを曲げるくらいだから、球団も、本気でGM的な人材として育成するつもりではなかったのだろう。とても残念である。(小声で)でもちょっと懐かしい匂いもする(笑)。 久慈は二軍コーチの職を蹴って、自由契約に。手を上げる球団はあるのではないか。皆が納得ずくの退団ということだろう。 納得いかなかったのは…ちょっと忘れかけてたことをぶり返すよ(笑)。こっちも少し元気出てきたところで。久慈の最後の登場場面、シリーズ4戦、9回裏無死一塁で代走久慈の起用。そう、矢野のバントがフライになって、久慈戻れず併殺となったところ。私は代走浅井(野口)、代打久慈だと思っていた。確かに矢野はレギュラーの中ではバントが一番上手い。しかし、絞りに絞って、試合展開を考えに考えて、久慈を入れていたのは、マリーンズの初芝のように、最後の花道を飾ってやるためではなかろう。ここ一番、誰もがプレッシャーで押しつぶされそうな場面でのバントを決めてもらうためだったのではないか。久慈で失敗したのなら仕方ない、そんな場面で使うために、代走要員を外してまで残したのだろう。その久慈が、まさにその場面で代走として使われた時、私の心はへなへなと崩れた。 そんなことはないかもしれないが、あの場面で代打久慈がバントを決めて、その後ああしてこうしてそうしてこうなっていたら、久慈は喜んで後輩の指導にあたる決意をしたかもしれないなぁ。 私は、今オフ、ファンが「え〜〜〜!」と驚くくらいの補強が必要だと思う。昨年、優勝したD落合監督は、相当の選手を入れ替えて、引き締めを図り、かなり善戦したが連覇には届かなかった。Tもトレード、ドラフトで即戦力による刺激を与えていかなければいけないと思う。 そんな中、D野口がFA宣言し、Tは獲りに行くんだとか。私は反対。FA選手を破格の条件で招いて、文句なしの活躍をするケースは極端に少ないから。現役では金本、G工藤くらい?逆に失敗例ならきりがないほどある。そりゃ、活躍する可能性がないとは言わないが、残留要請するDでさえ減俸必至の投手に、破格の複数年契約を提示することが成功へのステップとはとても思えない。 加えて、FA選手の獲得には補償が発生するということも反対理由。Dは赤字転落で苦しいという報道もあり、金銭になるかも知れないが、Tの選手層を見れば、人的補償の方が魅力的だろう。プロテクト(人的補償の対象から守れる)は公式戦のベンチ入りと同じわずか28人。それ以外から一人持って行って良いとなると、面白い有望株がゴロゴロいると思う。逆にさあ来季期待という若手をプロテクトに入れれば、貴重なベテラン、中堅を外さなければいけなくなるだろう。落合監督のことだから、抜かれたら一番悔しい人を持って行くに違いない(笑)。ああ、そんなのイヤだなぁ。本当にそれでも野口が欲しいか? 2005.04.23 Saturday
4/21に左ふとももを負傷した中村豊が登録抹消。守備固め、代走、さらに打撃も絶好調だっただけに本人もチームも痛い。代わりに藤原が一軍登録。赤松じゃなかったか…(笑)。
二晩寝て、あの場面、フォークを投げた藤川投手の凄さがジワジワと(笑)。強い投手になったなぁ、球児。今、チームで一番信頼できる投手だもの。今回の一件でさらに成長してくれそうで嬉しい。星野SDも言っているがスタミナ切れにならないように、周囲が気をつけてあげて欲しい。 星野SDと言えば、「清原暴言」をサンスポあたりがまた面白おかしく取り上げているが、SD自身のHPでは完全スルー。大人たるもの、いつまでもそんな伏せ字にかかわっていてはいけない(笑)。 横浜の三浦投手に今季初勝利を献上。こちらに悔しくて眠れない人がいるという、それだけのことで許してあげる寛大な私(笑)。 ただねぇ、そりゃ三浦は良い球投げていたけれど、ウチの安藤投手よりは甘い球が多かったように思う。安藤なんて、あの2ランHR打たれた1球だけでしょう失投は。苦手三浦をなんとかしようと、気負って、意識して…。意識すればするほど術中にはまっていくという感じではないだろうか。 攻略しようと思って上手くいかないなら、まず諦めてしまうことを勧めたい(笑)。 「もし仮に打席の内に1球でも甘い球が来て、それをたまたま逃さずに振ったらラッキーにも当たって、さらに不思議なことに野手のいないところに打球が飛んだりしたら、もう超しあわせ」ぐらいに考えることだ。きっとスペンサーならそう考えているはずだ(笑)。 そのスペンサーと関本で得た前日の良い繋がりだったが、桧山・藤本に代えて成果が出なかった(もっとも藤本の守りには見るべきものが多くあったが)。 この実力拮抗した4人の起用方法は本当に難しい。いずれも長いシーズンを考えれば重要な戦力で、出番を少なくするのは忍びない選手ばかりだ。 とにもかくにも、なにかスッキリ整理のついた指針が欲しいように思うのだ。 相手投手の「左右」での切り替えよりも、試合の「前後」で交代させるというのはどうだろう。スタメンは関本&スペンサーで攻撃重視。なんといっても得点のチャンスは立ち上がりにある。試合の展開を見ながら、藤本&桧山に交代してバランスを整える…。もちろん前日の試合で藤本や桧山が打撃好調なら、次戦の頭もそのまま行ったら良い。必ず出番があるという方が、常にゲームに入っていけるだろうし、1試合、1シーズンのチーム力としても良いパフォーマンスを得られるように思うが、いかがだろう。 なんだか今日はセールスマンのように「お勧め」ばっかりだな(笑)。 2005.03.30 Wednesday
3/30、開幕ベンチメンバーが公示される。全体練習に召集されたメンバーから、あらかた推理されている。先発ローテ入りメンバーの安藤をひとまず登録せず、それまでの間野手を一人多く入れるようだ。久慈、秀太、中村豊、葛城が登録される見込みとか。
赤星選手が理事長となり、小六〜中学生を対象とした少年公式野球野球チームを設立する。設立趣意は大いに賛同できる。広報・HPをTigers-net.comが担当していたり、指導者として球団OBが参加していたりと、ひょっとしたら球団や阪神グループがバックアップしている部分も感じられ(不確か)、Jリーグのジュニアチームのようなイメージなのかも知れない。 昨日の続き「戦力評価」。 先発ローテーションは、井川、福原、能見、下柳、太陽、安藤の6人でスタートする。キャンプ後半調子を落とした能見、太陽だが、とりあえずはゲームを壊さない投球さえできれば言うことはない。ともにその技術はある。ロングリリーフ担当の江草も先発のチャンスを狙い、ブラウン、杉山はいつでも出撃OK。故障明けの三東もそう遅くならないし、テストで良かった中村泰も先発型として仕込み直す計画があるらしい。他にもファームには期待の若手が目白押し、待機組は虎視眈々だ。 今季、優勝争いに残り続ける最大のポイントは、リリーフ投手陣だ。まず藤川・ウィリアムス・久保田には良いスタートを切ってもらい、「盤石3点セット」を固めて欲しい。相手チームが、藤川を見た瞬間に負けを覚悟するような、そんな形になってくれれば最高だ。本番が始まり、三人のうちいずれかが不調でも「魔球」チェンジアップの橋本、復活してきた吉野も自信満々でその地位を狙っている。リリーフ陣の充実により、序盤にリードを奪われても、中盤に態勢を組み直すような試合が増えるかも知れない。 継投が上手く繋がるということは、打線が繋がることと同じように、チームに連帯感を生む。好調なリリーフ陣が中心になって「繋ぎ」のチームワークが構築されていく、さらに甲子園球場を埋め尽くした阪神ファンが、終盤の緊迫した場面で、次々と出てくる頼もしい投手たちを大声援で後押しする…そんな相乗効果が出てくれば、いける! さらに続く。 2005.03.29 Tuesday
オープン戦も終わり、ここであらためて2005タイガースの特徴など。
(攻撃力) 赤星の出塁から盗塁を絡めて得点するパターンは今年も健在。赤星の打撃(スイングのスピード、腕力、対応力)は去年より格段に良くなっている。加えて藤本が盗塁への意欲を示しており、相手にとってイヤな上位打線を確立したい。 3〜6番に得点圏打率の高い打者が並ぶ。オープン戦では去年同様のタイムリー不足だったが、本番の緊張感がなければ物足りない連中なので判断は早計。「勝負強さ」が売り物のシーツ、金本、今岡、スペンサー(桧山)が、ランナーを帰すことに集中した時が楽しみだ。特に昨季は、金本へのマークがきつく、勝負を避けられるケースが目立ったが、5番に今岡が入るとなればそうはいかないだろう。 守備重視の鳥谷、矢野だが、調子が良ければ打つ方も手が付けられなくなる。特に鳥谷は、オープン戦中盤以降不調だったが、どんどん経験を積んで成長中だ。良いスタート切るのではないかと(ひそかに)予想している。下位からのチャンスメークや、エンドレスの集中打も(時には)見られそうだ。 関本、片岡(開幕時は二軍か)、桧山(スペンサー)がベンチで控えるなど、選手層は確実に厚くなっている。特に藤本・矢野は疲れが蓄積すると攻守にキレがなくなるタイプだけに、関本・野口とうまく併用したい。チームの苦手投手をことごとく得意にしているという町田を上手く活用して欲しい。もちろん打撃の伸長著しい浅井ともども代打での活躍には期待をする。 今年も引き続き、長打力についてはかなり見劣りするだろう。しかし本拠地球場の特性を考えれば、本塁打数よりも機動力と勝負強さに重点を置くのは決して間違いではない。投手力・守備力とのバランスから言っても文句ない布陣だと思う。 続きはまた明日。 2005.03.28 Monday
オープン戦日程終了。最後の広島戦(大阪ドーム)もさっぱりとした勝ち。相変わらず打線は低調、投手陣は好調。別のリーグでも、公式戦が始まってしまえば、「ノーカウントの試合」を見ていても面白く感じられないから不思議。そういえば去年はこの後デビルレイズやらヤンキースやらと熱戦を繰り広げて、そのまま東京ドームの巨人戦で開幕3連勝という華々しいスタートだったなぁ。今年は地味なスタートで良いや(笑)。
もうひとつの開幕シリーズ、二軍交流戦は3/27もジャイアンツ球場で巨人−阪神戦。この試合で先発した前川が負傷退場。詳報はないが軽傷とは言えないようだ。戦力であるところを見せつけるはずの試合で、文句なしの戦力外になってしまった。 個人的に注目する赤松選手は先発センターで2安打を記録。どんな当たりだったのだろう…また想像がふくらむ(笑)。 開幕オーダー予想も今回で最終回。あとは微調整があるかも知れないし、先発投手枠を利用して、一時的な「一軍体験ツアー」が組み込まれるかも知れないが、大枠こういう感じに収斂された。 →デプス・チャート 開幕直前最終版 桧山とスペンサーのライト争いは決着つかず、しばらく併用となりそうだ。ただし当面はややスペンサーのスタメンが多くなるだろう。早く慣れさせるということと、片岡の開幕二軍が決定的になったことで、左の代打が薄くなることがその理由。また、途中から桧山に代えることで守備固めにもなる。 桧山はオープン戦でコンスタントに結果を残しており、計算のできる選手。一方のスペンサーは走攻守ともに急上昇カーブで評価を上げていて、本番でどう化けるのか楽しみな選手。 正田コーチは前に左右での使い分けはしたくないと発言していたので、徐々にスタメンをどちらかに固定していくことになる。二人にとっては、まだまだ勝負が続く。 2005.03.27 Sunday
開幕メンバーに動きがありそう。ふくらはぎ軽傷の片岡は、無理して入れない模様。また、先発投手枠を争っていたブラウンが熱発、強制再起動を余儀なくされそう。間に合わなくても他に上がり目の投手もいるので大騒ぎするほどではない。
3/26対中日オープン戦(大阪ドーム)で、スペンサーが一発。ようやくオープン戦第1号だ。この男が当たりなのかハズレなのかで今年の浮沈は大違い。ハズレならそれなりの戦いをすれば良いだけのこと、もし当たりなら…グフフ。練習の仕方、ストライクゾーンの確認、選球眼の良さ、精神状態の持って行き方など、今日のサンスポ記事にはスペンサーの実戦向きなクレバーさを想像させる言葉が並ぶ。バース、フィルダー級とまで欲張らないが、彼らも戦前は「ダメ」と「けっこうやるかも」が半々の評価だった。私の予想は、どっちかというと「やりそう」。 ここのところ先発陣が低調だ。この日は井川がイマイチ、いやイマサンぐらいか。ただねぇ…、原因不明の不調とかではなく、変化球の投げ方が緩いとか、速い球を投げようとして力むとか、この人わざとやってるんじゃないの?というところも感じる。昔からエース級の投手にとってはオープン戦なんてそんなもんだったし、井川だってそれぐらいのことはできるレベルの投手だ。そうであってほしいという願いも込めて(笑)。 うまくすると、今年のタイガースは、6回までリードを奪っていれば勝ちというチームになれるかも知れない。それだけ橋本、藤川、ウィリアムス、久保田の「後方四銃士」の存在感が大きい。4人で3勤1休の「勝利のローテーション」を組めば、大型連勝もおまかせだ。橋本の位置には吉野を使っても良いし、リードされている局面で使う投手にまでもったいないほどの投手をぶつけられそうだ。さらに、去年フル回転の桟原は二軍に控えているという、本当にぜいたくな布陣だ。 先発投手陣、打撃陣ともこのリリーフ陣への信頼をベースに、のびのびと力を発揮できれば、さらなる相乗効果も生むだろう。 2005.03.23 Wednesday
日本、韓国、台湾、中国プロリーグの頂点を決めるアジアシリーズ2005の開催が発表された。日本人の目はとかく欧米にいきがちだが、自分の所属する地域を盛り上げるという姿勢は大切だと思う。ぜひ成功させたい。
桜井、赤松、藤原が二軍落ち。今それぞれに必要なことが二軍にある、ただそれだけだ。求められていることを磨いておけば、またすぐに声がかかる。 3/22対オリックス・オープン戦は、4−0の完封負け。相手はこれが最後のオープン戦なので、ムードが違った。 本人も怖がるほど好調なのが赤星選手。この日も4安打だが、オープン戦で初めて二盗に失敗。的山捕手やるなぁ。 内容としては納得がいっていないようだが藤本は2安打。ピリっとしてきた。 だがそれ以降の打者が沈黙。シーツ、鳥谷からしばらく快音が聞かれていないのが心配。 先発太陽は5回を投げ、2ランHR2発で4失点。制球が甘くなったところをを衝かれた。それでもローテ剥奪とまではいかないのでは? ルーキー橋本投手はまたも2回を3三振含むパーフェクト。相手に傾いた流れを裁ち切り、ムードを変える投手になりそうだ。 この時期になると、「本番もこのまま」なのか「本番になるとうってかわって」なのか、吉凶占いのような目で結果を見てしまう。だって今までもさんざん見てきたから。オープン戦ではあんなに好調だったのにとか、オープン戦では全然ダメだったのに…とか。もちろん、オープン戦で勢いに乗ったというのもある。それぞれの状態は、どっちなんだろう。 さて開幕間近。もはや開幕メンバーについても、どっちに転んだって「想定の範囲内」におさまるだろう。そこで、一切のしがらみを排し、自分の好みだけでオーダー表を作ってみた。こんなチーム、どう?(怒っちゃやーよw) → torao監督のオーダー表(笑) 2005開幕版 2005.03.18 Friday
横浜スタジアムでのオープン戦、鳴尾浜での教育リーグとも雨天中止。投手の調整も大変だが、最後のアピールの場が減ってしまうボーダーライン上の選手たちにとっては気が気じゃない。特に野手の控えは、近年希に見る激戦になっている。正田コーチの発言にもあるように、アピールポイントが複数ある者、ポイント絶対値が大きい者、そして何より、レギュラー、準レギュラー、また他の控え選手にはないユニークなポイントを持っている者が強いだろう。現時点で準レギュラークラスと目されるのは、野口、浅井、片岡、関本、桧山またはスペンサーあたりだ。
現在実施中の投票コーナー「評論家たちの声」にあげた9人の選手のうち、開幕ベンチ入りできるのは、3人前後だろう。それぞれのアピールポイントをピックアップしてみる。 投手の左右に関係なく代打のスペシャリストとして実績が最大の売りである町田は、外野と一塁の守備もこなす。準レギュラー級との違いという面では弱い。 葛城も外野と一塁を守り、左の代打として我慢して使ってきた経験値もあるが、成績が伴っていない。オールラウンダーとしての期待が先にある。 久慈は二遊間守備、小技のスペシャリストとして異彩。玄人受けするキャラクターも貴重。ベテランが多いチーム構成をどう捉えるか。久慈の起用方法は首脳陣の考え方一つ。 強肩・俊足の赤松は、期待通りの力があれば貴重な戦力。終盤に威力を発揮する。経験不足、体力不足から、まだプロで活躍するレベルにないようなら下で鍛えるべき。 アピールポイントはただひとつバッティングというのが桜井。それだけならレギュラー級。準レギュラー級が充実している今ならベンチに置くことはできる。ただしまだ若いので二軍で守備を含めてしっかり育てるという考え方も捨てがたい。 どこでも守れる内野手・沖原は、小技、走塁、打撃とどれをとっても準レギュラーと遜色ない。遅いデビューが災いしてか、「名前」というか「格」というかがないだけ。完成した万能選手は捨てがたい。 外野守備が上手く、二三塁もそつなくこなす上坂も特徴がある。守備固め、代走としても使える。打撃にもよいものがあるが、能力を出し切れていない印象がある。 藤本・鳥谷の二遊間に負けない実力を持つ秀太だが、今季ここまで打撃でアピールできていない。決してチャンスを与えられなかったということはなかったが…。守備範囲の広さはトップクラスだが、安定感では久慈が上位。本来、準レギュラーとして扱われていなければいけない選手だ。 外野守備、走塁、実践的な打撃、小技に特長がある中村豊。ベンチのムードメーカーとしての評価も高い。ただしここまで存在感は薄い。 今季の戦い方、試合展開を想定し、実際に使われる選手が選ばれるだろう。そうでなくてはいけない。 2005.03.16 Wednesday
あーびっくりした。鳥谷丸刈り。素晴らしい。
それにひきかえG清原さんはどこへ行くつもりなんでしょうか(笑)。最終的にガングロメイクしそうで怖い…。 ダーウィンは二軍戦で先発し、5回を無安打無失点。調子が上がってきた。ブラウンにもスペンサーにもプレッシャーを与えるこの存在は大きい。 的場が練習を再開。焦りすぎではないかと心配になる。抑え役、なだめ役の伊藤3軍担当コーチがいるから大丈夫かな。そりゃ焦る気持ちはよく分かるけど。 インフルエンザを大急ぎで治した江草だったが、そう焦らずしっかり調整してこいと二軍行き。代わりは杉山。打者から見やすいと言われたフォームはどうなったのだろう。岡田監督曰く「マシになっとった」(笑)。 大混戦の一軍投手枠だが、能見、橋本のルーキー2枚が予想外の活躍でほぼ座席を確保、一方期待された二年目、三年目の投手たちがのきなみつまずいた。若手は早めにピークを作ってアピールをしなければならないのに、スペンサーなみの調子では話にならない。 三東は故障出遅れ、杉山は不調、江草と桟原はインフルエンザ、筒井和はスピード違反…。現時点でこのメンバーから一人も一軍確定者が出ないとは、期待を裏切られた気分だ。 そうはいっても、これからが巻き返しの時期だ。ここまでは二人の新人が異様な安定感を見せているが、本番が始まっていつまで続くか不安はある。 先輩たちも開幕までにコンディションを上げて、虎視眈々と狙うべし。 2005.03.01 Tuesday
ちゃーんと、新聞のネタがない日に合わせて、復刻ユニフォーム発表。年代的にどんぴしゃストライクの私は大絶賛。現役選手が、あの頃の戦闘服を身にまとって走りまくるなんて、楽しみじゃないの。写真を見た感想は、「あの頃、阪神弱かったなぁ」(笑)。
デプス・チャート3/1版に更新。投手以外の代替順位も加えてみた。おそらくこんな感じではないだろうか。関本の存在が効いているという印象だ。 こうして見ると、投手陣に比べ、野手の若手が今ひとつ力強く伸びてきていないのが物足りない。例えば今チャンスをもらっている喜田と桜井。和田コーチによれば、二人はなにをするにも一緒らしいのだが、「バッティングだけ」という位置づけがいかにも苦しい。現代のプロ野球、守備が水準以下でポジションを取れるほど甘くない。 タイガースのベテラン・中堅はかなり充実している。金本効果で、ベテランの「寿命」も伸びていきそうだ。こういう時だからこそ、守備、脚力、バント、強肩。これらを突破口にして上がってくる若手が欲しい。いや、それ以前にケガで素材を生かせなくなる選手が多すぎる。指導、育成に問題点がないか洗って欲しい。 2005.02.15 Tuesday
キャンプ休日。若手野手は正田コーチにハッパをかけられ打撃練習。岡田監督、島野・平田コーチらは、星野SDとゴルフを楽しんだらしい。2/15は横浜と練習試合、2/16で沖縄キャンプは打ち上げ、2/18からは安芸二次キャンプのスタートだ。
安芸に移動すれば一二軍を柔軟に入れ替えできるようになる。すでに故障明け順調の太陽を一軍昇格することが決まっているらしい。 星野SDいわく、投手とりわけ中継ぎ、抑えをいかに不安なくするするかがポイントだと。桟原が腰に違和感があり、数日様子をみているが、そう言われてあらためて見ると、中継ぎ陣が貧弱に思えてきた(苦笑)。 ベンチ確定組は久保田・ウィリアムス・藤川・桟原。吉野・中村泰・ダーウィンが枠争い、先発争いの展開次第では、金澤・能見・江草・三東(リハビリ中)あたりも救援適正を買われる可能性もある。一見「充実のラインナップ」だが、開幕してふた月もたてば、「他にマシなピッチャーはおらんのか?」となる。必ずなる(笑)。 ここで忘れないでもらいたいのが、二軍の不遇トリオ、牧野・佐久本・石毛だ。それぞれ使用方法に気を配れば、非常に面白いスペシャリストだ。みな経験も実績もそこそこ持っている。間違っても腐らせないよう注意してもらいたい。 2005.02.11 Friday
なにやらライブドアの堀江社長がフジサンケイグループを揺さぶっているとか。株式なんてものにはとんと縁遠いため(苦笑)分からないことも多いのだが、ベイスターズの大株主であり、いやなによりフジテレビの筆頭株主であるニッポン放送の筆頭株主(ややこしい)になったということは、それはどえらいことだ。しかし資金調達が上手いなぁ、驚いた。
ちなみにフジテレビが大株主であるヤクルトのファン、およよさんの記事(Rookie's BAR)がわかりやすかった。 さていよいよ2/11はファイターズとの練習試合。実戦をまじえながらキャンプは続く。 実戦を見据えて、「もし明日からペナントレースが開始されることになったら」という前提で、おそらく岡田監督はこうするのでは?というメンバー表を作ってみた。 デプス・チャート2/11版 改めて振り分けてみると、ここ数年で確実に層が厚くなっていることを実感するが、いかがだろうか。 2005.01.31 Monday
首脳陣、今岡、井川も沖縄入り。あとはキャンプインを待つばかり。今年は例年にも増して準備万端な選手が多く、序盤から気の抜けない競争が展開されそうだ。では昨日の続きを。
《内野手》 一塁シーツ、三塁今岡のレギュラーは確定。関本・片岡がサブ。大注目が二遊間。練習の虫・鳥谷の元気さが連日伝えられる。2年目の大ブレークに期待大。岡田監督方針はショート鳥谷、二塁藤本で固定したいという。ただし藤本は鳥谷と勝負してのショートを希望、関本も二塁での定位置取りに勝負を賭けるという。現在の阪神タイガース、最大の課題とも言える「首脳陣と選手の関係」がどう変化するか。それを占うのが、このキャンプにおける二遊間とも言えそうだ。沖原・秀太・久慈(安芸)はベンチ入り1(〜2)枠を争う。決め手は実践での打撃だろう。上坂・筒井壮(安芸)は内外野をこなす便利さが売り。長いシーズン必ずチャンスが来る。特に上坂は名誉挽回のチャンスを与えられた沖縄で何を見せることができるか。期待の俊足、萱島(安芸)は代走要員からベンチを狙うが、新人赤松との取捨になり苦戦。キャンプ後半には喜田(安芸)にもチャンスが与えられるだろう。自信がつけば化ける強打者だ。 《外野》 レフト金本、センター赤星は不動。ただし危機管理として特にセンターの控えは守りの良い選手が欲しい。上坂、赤松、中村豊(安芸)、庄田(安芸)から1名はベンチ入りが必要だ。特に赤松の俊足が注目で、特殊兵器として期待大。今年もライト桧山には強敵がマッチアップ。スペンサーとの勝負は、下位評価からのスタートを強いられる。どう劣勢を跳ね返すのか見物(また今年も新外国人が勝手にコケるのだろうか)。両翼の控え葛城、町田、的場らは代打としての役割も大きく、実績のある町田が上位評価だろう。的場はキャンプで思いっきり弾けるかどうかだ。桜井・林(ともに安芸)の回復具合が順調なら、キャンプ後半にチャンスがあるかも。濱中はリハビリに徹する。 《DH》 パ・リーグ主催の交流試合ではDHが採用される。18試合という試合数は多くもないが、侮ることもできない。キャンプではその適正なども考えていく必要があるだろう。関本、桧山、スペンサー、片岡、町田らの内、投手の左右などを見ながら、守備位置を失った者が務めることになる。 2005.01.30 Sunday
プロ野球の正月、2/1のキャンプインを控え、外国人選手も勢揃い。ウィリアムス、シーツ、スペンサー、ブラウンが来日。キャンプ初日から意欲満々で全員集合だ。全員…、たぶん一応…。
キャンプの注目点をメモ。正月気分を煽りましょう(笑)。 《先発投手》 井川問題は頭が痛い。今季の構想として井川・福原・ブラウン・安藤・下柳までは確定だろう。ただし登板間隔を空けた方が良い(といわれている)下柳を「計画的谷間要員」とする可能性もあり、その場合若手から最低もう一人抜擢されることになる。 不安要素を挙げれば限りなくネガティブにもなれるが(笑)、確定のベテランについてはある程度計算が立つ。特に安藤とブラウンの活躍次第では、相当強いローテになる。また激しい競争に勝ち残ってくるであろう若手が一気に次代のエース候補として旋風を巻き起こす予感もある。最右翼、昨年5勝の三東、ローテ復活を目指す太陽がともに安芸(リハビリ組)スタートだが、いずれ追いついてくる。それまでに杉山、江草、筒井和、金澤、前川がどれだけリードを奪えるかが注目。そして遅れてきた新人、能見による「全員抜き」もあり得る。 《救援投手》 開幕では、先発争いの中から、ロングリリーフにも対応できるタイプが1〜2人控えることになるだろう。久保田、ウィリアムス、桟原、藤川が構想の内。是が非でも欲しい吉野の復活が見極め所。不調を引きずるようなら、その役割を中村泰、三東、佐久本(安芸)あたりに求めなければならない。使ってみたいダーウィンは開幕すれば枠がない。消耗の激しいポジションなので牧野・石毛(安芸)あたりに頼る場面がきっとある。課題のモチベーション維持を、首脳陣がどう立て直すかにも注目。 《捕手》 矢野・野口は今年も健在。特に野口の起用方法はFA残留を経て変化が予想される。三番手は新人岡崎になりそうだ。ここまでの報道から、新人とは思えない存在感があり積極的な姿勢が目を引いている。プロでもトップクラスといわれる送球動作の速さに注目したい。キャンプ、オープン戦を上手く乗り越えれば公式戦でもたびたび登場しそうな勢いだ。浅井・狩野(安芸)・中谷(安芸)も、黙って抜かされるわけにはいかない。どこに存在感を出せるか出せないか、先輩の意地に期待。 (野手編は明日に) 2005.01.25 Tuesday
http://www.hanshintigers.jp/topics/news/info_0530.html
ホークス王監督が岡田監督にダメ出し?どういう経緯でこういう話になったのだろう。でも気にかけてくれるというのはありがたい。今年はどうしてもホークスに借りを返したいものだ。 1/24コーチ会議が開かれ、沖縄キャンプ参加者39人が発表された。注目はなんといってもルーキーから能見投手、岡崎捕手、赤松外野手の三選手が選ばれたこと。いずれも楽しみな存在になりそうだ。そして、若手投手陣の激しい競争にも焦点が集まりそうだ。全体の印象としては、まぁ「岡田色(嗜好)」をまじえつつ手堅くまとめたという感じか。 さて逆に選に漏れた選手を見ていこう。 三東、太陽、濱中、桜井、林は、焦らずリハビリ優先ということだろう。 当初沖縄行き内定と伝えられた中林・田村には残念な結果だった。今年は二軍戦のローテ投手として育成の方針であろうし、「見てみたい」だけなら安芸の合同キャンプの時で良いという判断になったのだろう。 相変わらず牧野投手は冷や飯を食わされる。オフの間、まったく話題が伝えられていないことも気になる。戦力だと思うのだが…。佐久本、石毛も辛いスタートとなった。 捕手は、浅井合格で、狩野、中谷は落選。ただし、このへんはキャンプ中の入れ替えもあるか。 野手では移籍加入の中堅&ベテラン、久慈、筒井壮、中村豊、立川が二軍スタート、厳しいシーズンを予感せざるを得ないか。リハビリ中のメンバーもそうだが、沖縄行きに喜田・庄田・萱島ら期待の若手の名前がないのが淋しい。 それでも全員で阪神タイガース。長いシーズン、安芸スタート組の力で勝つ試合もいくつかあるはず。さあ、それぞれの思いを胸にキャンプだ。 2004.12.27 Monday
http://osaka.nikkansports.com/otr/p-ot-tp1-041225-0005.html
12/26鳴尾浜の虎風荘が仕事納め。来年は1月7日から開寮。若手選手も全員帰省、もう正月かぁ、早いなぁ。ちなみに球団の御用納めは12/28。 ここ数日、岡田監督の談話から、来季の構想がおぼろげに見えてきた。星野SDから「もっと動け」と突っ込まれたようだが、相変わらずの「どっしり感」だ(笑)。 来季のポイント初夏の交流戦月間。パの各チームは人気カードの阪神戦に特別ローテを持ってくるかも知れないが、阪神はどっしり構えて受けて立つという。基本的にはそれで良いだろう。因縁の福岡戦などでは、ちょっぴりサービス精神も発揮して欲しいが。 濱中については来季の戦力として考えていないという。これも結構。焦らせても仕方がない。もちろん思いの外、治りが早まって、医者のお墨付きが出るのなら嬉しい誤算と考えたら良い。 オーダーについてもおぼろげに。 「ホンマは金本3番、今岡4番でもエエぐらいやけどそれだと(4番以降)右が続くしね」という発言で、ライト・スペンサーにかなり期待しちゃっている様子がうかがえる(笑)。おそらくキャンプが始まってしまえばガラッとかわることだろう(笑)。 (岡田監督構想・予想オーダー) 1・赤星、2・関本(藤本)、3・シーツ、4・金本、5・今岡、6・スペンサー、7・鳥谷、8・矢野。 (私の希望オーダー《12/27現在・前回と同じ》) 1・赤星、2・関本、3・金本、4・今岡、5・桧山、6・シーツ、7・鳥谷、8・矢野。 ※岡田構想スペンサー3番説もあるが、せめてこっちじゃないだろうか。 2004.12.08 Wednesday
http://osaka.nikkansports.com/f-ot-tp0-041207-0035.html
楽天が新人入団発表。その席で一場投手が将来のメジャー行きの夢を語ったとか。よほどウソをつくのに懲りたらしく正直に言ったのだろう。ただウソと正直の他に「しばらく黙っておく」や「関係者だけにそっと相談する」というのもあるということは覚えておいても良いぞ。 同じ場で新球団のロゴなども発表され、田尾監督はユニフォームのデザインでは企業名を目立たなくして欲しいという希望を言ったとか。あまりおもねらない人なのかな?どんどん「普通の感覚」で言ったら良いと思う。 能見投手が仮契約。背番号は14。そうか、アリアスもういないんだなぁ。アリアス、ペタジーニはどこも獲らないのだろうか…。 セ・リーグ日程発表。開幕シリーズは、大阪ドームでヤクルト戦。岡田監督は開幕投手に井川を指名。異議はないが、早いとこスッキリ更改しておくれ。 また近日正式契約予定のシーツについては、「予定のポジションは一塁。打順はランナーをかえしてほしいところに置くと思う」と発言。 これまでの断片的な発言から、岡田監督が考えている来季のオーダーはどうなりそうかを推理してみる。あわせて現時点での「私の希望オーダー」も列記してみよう。 (岡田監督構想・予想オーダー) 1・赤星、2・関本、3・金本、4・シーツ、5・今岡、6・桧山(新外国人)、7・鳥谷、8・矢野。 (私の希望オーダー《12/8現在》) 1・赤星、2・関本、3・金本、4・今岡、5・桧山、6・シーツ、7・鳥谷、8・矢野。 ※あまりかわらないようだ(笑)。 2004.11.16 Tuesday
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200411/tig2004111602.html
11/15午前中に実行委員会が開催されダイエー球団のソフトバンクへの譲渡が大筋で認められた。そのソフトバンクは社名変更も検討中らしい。ソフトウェア流通や出版業中心から、今や通信が中心となった同社のCI戦略の見直しなどと伝えられるが、「福岡○○ホークス」にふさわしい短い名前にすることが主目的なのだろう、きっと(笑)。 実行委員会の席に、楽天・三木谷オーナーがアポなし乱入してエクスパンション(拡張)ドラフトの開催を要請したという。いいじゃないですか。実際のところは知らないが、ここまではペコペコとナベツネ氏、宮内オーナーに媚びを売っても、入ってしまえばこっちのもの、言いたいことは言わせてもらう。勢いがあってよろしい。あくまでもプロ野球界全体を考える視点を忘れずにひっかきまわしてもらいたい。 午後に行われたプロ野球改革協議会は運営方法の確認にとどまったようだ。今後はスピーディな改革を行うために、小委員会を月2回くらい開催し、問題点の洗い出しから行っていくという。球界のゆがみを矯正するためには、既得権益を吐き出す痛みが必要で、選手会側が譲らなければいけない事項も多い。「労働組合選手会」が、年俸削減や年俸高騰防止について決めていかなければならない。途中必ずあちこちで揉め事が起きるだろう。しかしそれでも古田会長には多くを期待せざるを得ない。 星野SD盲腸手術で休養。お大事に。しかし今年のドラフトは踏んだり蹴ったり(笑)、手慣れたベテランが一人も参加できないという。ただ言えるのは今年のドラフトで阪神に入ってくる選手たちは強運の持ち主。いろいろな「予定外」の結果で入ってくるのだから。だいたいドラフトの上位だから必ず活躍するというものでもなく、下位だからダメというものでもない。新庄だってドラフト5位、藤本なんてドラフト7位だ。こんな年の新人こそ面白いかも知れない。 秋季キャンプ終了。一番目立ったのは…久保・正田両新コーチと、中西太臨時コーチ(笑)。関本が二塁守備でも成長を見せたと言うが、藤本と鳥谷を共存させたいというところから始まったはずのコンバートが目的を失いつつあるような気がする。これなら無理やり関本と今岡を入れ替えなくてもいいのでは?(笑)。関本にとっては、どこでも使ってもらえるポジションがまた増えて良かっただろう。来季は片岡も黙っていない(でしょ?それともトレード要因?)。火の出るような激しい競争を期待する。 2004.10.09 Saturday
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200410/tig2004100902.html
やはり台風が来た。せっかく完売していた八木選手の引退試合は10/10に延期。もう予備の予備でなにがなんだかわからん状態。恐るべし消化試合地獄。 嵐はこちらにも…。6日の4投手(竹下、吉田、細見、加藤)に続いて、8日には3野手(早川、梶原、新井亮)に戦力外通告が出された。何度でも復活したれ! TとDでウッズの取り合いをするらしい。Gは出てこないのか?成長したな(笑)。 私自身同じ3億ならアリアスよりウッズと思っていたが、「しおんの日記」のdaitenさんの「アリアス切ってウッズを取る?本気か?」を読んでから考えを改めた(あわせて不勉強を恥)。一見素晴らしいウッズの成績だが、得点圏打率.223と三振142がなんとしても気にかかる。ウッズが5番か6番に入った来季の阪神打線を想像すると、軽い眠気が襲ってくる人も多かろう(笑)。さて根本的な議論になってしまうが、定説となっている「どうしても右の大砲が欲しい」というヤツは本当なんだろうか。 例えば中日は球場の特徴を生かして、外野守備を重視して、ホームランに頼らないチーム作りをしている。巨人は逆に球場の狭さを活用して、外野守備には重きを置かず、ホームラン重視のチーム作りだ。阪神ももっと球場の特質を生かす必要があるのではないだろうか。 その一つが「右の大砲」ではある。浜風は左に不利、右に有利というやつ。だがもっと大きな特徴がある。最大の特徴、それは声援だ。熱狂的で統制のとれた声援がスリバチ全体から響き、銀傘にこだまする。ピンチでもない場面をピンチと錯覚させ、チャンスでもない場面をチャンスかと思わせる。それだけ試合展開に影響を与えるスタンドを持っているのは甲子園だけだろう。これこそが他の球場にはあり得ない特質なのだ。 これを生かすチーム作りをしていくとするならば、流れが切れるホームランではなく、単打でも繋がる打線、チャンスを拡げる打線を目指すべきだ。加えて言うなら、スタンドを熱狂させるハッスルプレーヤー、チャンスにめっぽう強いクラッチヒッターこそ、どんなに大金をはたいても惜しくない「欲しい選手」だと言えるだろう。 結論。欲しいのは「大砲」ではなく、「良いバッター」。アリアスもウッズもその観点からは物足りない。現有戦力で期待できそうなのは、関本、片岡。外国人を補強するなら、長打力がなくてもチャンスにめちゃ強い俊足・好打・お買い得な原石「ラロッカ系」や、どうでも良い場面ではサッパリでも、期待されれば何をしでかすかわからない「SHINJO系」(笑)。 2004.10.04 Monday
http://www.sponichi.co.jp/osaka/base/200410/04/base170768.html
負ければ終わりという試合は燃える。パ・リーグのプレーオフ第1ステージは、ドキドキの接戦の末、西武の勝利。北海道日本ハムの善戦が光った。こういう素晴らしい舞台を作るのが機構や球団の仕事で、こういう舞台で最高のプレーを見せるのが選手の仕事だ。まずは大満足。 杉山が久々の一軍先発。まだまだ発展途上の感がある。今オフ下半身をもっと鍛えて、制球が安定すれば、もっともっと勝てる。食って走れ! セ・リーグはまだまだ消化試合が続くが、すでに関心はストーブリーグに移っているようだ。今オフは新球団関係の話もあり、選手の去就が激しくなりそうだ。阪神からはアリアス、藪、野口、片岡らが注目されそうだ。年俸3億円のアリアスに代えて横浜のウッズを狙っているという。しかし実績があっても、故障はいつ発生するかわからないし、年俸が「もうたくさん」という域に達した瞬間からそれまで通りの成績が残せなくなることもよくある話だ。適正を見定めてメジャーで実績のない1.5軍クラスを引っ張って来るのが一番良いのだろうが、なかなか難しい。横浜は昔から上手だと思う。 ところで野茂投手の行き先も気になるところだ。 2004.08.30 Monday
http://www.sponichi.com/base/200408/30/base167526.html
8/30代表者会議。そろそろ来季のプロ野球の姿が見えてくる時期だ。 安藤と藤本を登録、金澤とホッジスを抹消。ウィリアムスは水曜に登録予定。金澤は前で後ろで大車輪だっただけに、きっちりとした方針のある抹消であって欲しい。二軍も優勝のかかる時期だけに援軍? 来季和田コーチが一軍復帰の噂。まぁこういうのはチーム内人事なので良いでしょう。 阪神が強いのか、広島が弱いのか?8連勝で5割。 若手に引っ張られ、ベテランのクリーンアップも打ちまくった。特に「宵っ張り」桧山が始業からよく働いた(笑)。 三東は悪いながらも6回を自責点1。度胸が据わってくれば立派な先発投手だ。打撃が良いのも先発投手として大きな武器。 藤川、中村泰、安藤がそれぞれ1回ずつ、奪三振2ずつ、被安打0。若手中堅投手の頼もしいこと。 藤本の復帰で、注目された内野布陣だが、岡田監督は鳥谷を外した。途中大差がつく展開の中で、アリアスを下げ、一塁関本、二塁今岡、三塁鳥谷、遊撃藤本とした。なかなか味のある采配だと思う。 中堅、若手が勢いをつけ、ベテランが決める、締める。世代間の調和が良い連鎖を生んでいる。この終盤の戦いは、来季に向けて「勝てる形」を見極める場でもある。チームの好調状態に貢献できない者は、来季の主戦力から外れるということだ。出場機会の少ない選手は必死で結果を出すしかない。好調なチームには、世代交代の波がどんどんやってくる。 2004.08.24 Tuesday
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200408/tig2004082402.html
球界の混乱深まる。合併問題について選手会側は、特別委員会の開催を求めていたが、退けられた。これにより、ストライキ決行の可能性がかなり高まる。世論、大義とも選手会側にあり、必死に焦る「縮小1リーグ派」は選手会の意向を無視し続けるのは難しいと思うが…。また、ライブドア(ほりえもん自薦)、シダックス(ノムさんによる他薦)がパ・リーグ補完に名乗りを上げるなどして、先が見えて来ない。 五輪後、日本代表の二塁手として貴重な経験を積んだ藤本の帰国に合わせ、二塁藤本、三塁今岡、遊撃鳥谷の布陣が取られるかも知れない。今岡が脚に痛みを抱えながら出場しているということもあり、可能性は高そうだ。これに一塁関本を加えた内野陣が、おそらく岡田監督が描く「こうなったらいいな」だろう。 1985年にしても2003年にしてもそうだったが、キャリア最高成績を残すベテラン選手が多い時にチームは強くなる。その意味では先発投手陣にしても、主軸打者にしても、外国人選手にしても、その将来性を考えて、どんどん次の手を打って行くことも必要だ。最近すっかり評判の悪い岡田監督だが、上手く二軍と連携をとって、若い芽を育てていって欲しい。 2004.07.06 Tuesday
http://www.sponichi.com/base/200407/06/base161636.html
合併問題で選手会が抵抗。合併の1年間凍結を求める。選手会も「潰れない球界」を作るため、自らの利を捨てることを交渉の材料にすべきだと思う。一方、何も決められないと酷評されてきた代表者会議も、Wフランチャイズ問題について、合併球団、阪神ともに認めること、プロテクトとウェーバードラフトの詳細などを決め、淡々と既成事実を積み重ねる構え。「改革なき球界再編」は進んでいってしまうのだろうか。 今日から前半最後の広島3連戦、7/6は倉敷、残りは広島。倉敷といえばアリアス、下柳を援護して勢いをつけたい。 鳴尾浜ではホッジスが初ブルペン。山口二軍投手コーチ「コントロール良い」、評論家工藤一彦氏も「85年のゲイルに似ている」と高評価。13日の二軍戦を経て、20日横浜戦デビュー予定とか。 前半の登板予定終了の杉山を抹消し、二軍戦で変則左腕グーリンからHRを打った片岡を昇格。ここ一番の代打で起用する。 後半戦に向け、今年のキャンプ時のキーワード「大競争時代」が戻ってきた。出場外国人選手枠4人をめぐり、投手4人、野手2人がしのぎを削る。キンケードとモレルが、どうやってマイナス評価から巻き返してくるのかが見物だ。これにはウィリアムスが離脱する五輪期間にどう備えるのかという問題も微妙に絡んでくる。 五輪期間といえば、藤本の穴を埋めるため、鳥谷をテストドライブしていかなければいけない。鳥谷にしてみれば鬼のいぬ間の大チャンスだ。その鳥谷とのツープラトン対決で貫禄勝ちした関本が、今度は三塁で片岡&キンケードの挑戦を受ける。守備の差はなく、打撃力勝負だ。展開次第では再度キンケードが外野の一角を狙うことになるかも知れない。 7月が助走期間で、五輪開催の8月が勝負所と見る岡田監督にとって、この緊張感に満ちたムードは大歓迎だろう。 2004.06.16 Wednesday
http://www.sponichi.com/base/200406/16/base159528.html
杉山嬉しいプロ初勝利。制球が素晴らしく、先発陣で最も安定している。バントを練習して、スタミナが付けばもっともっと勝てそうだ。5番に入れた矢野が1打席目の死球にもめげず、中押しの2ランHRなどで3打点。2本のタイムリーを打った金本ともども中軸の責任を果たした。高打率にもかかわらず好機の沈黙に悩む桧山にも2点タイムリーで上昇ムードあり。杉山の後を受けたモレル、ウィリアムスは好調。対照的にリガンは制球定まらず、5万観衆の脳裏に「杉山初勝利消滅」の悪夢をよぎらせる。 平下とロッテ立川外野手の交換トレードが成立。望まれて行く新天地でレギュラーを掴め。 先に抹消された早川に代わり喜田が今季初登録、初打席は気負いすぎの空振り三振に倒れたが、持ち前のシャープでパンチの効いた打撃をアピールしたい。 伊良部が右ひざ痛でまたもや二軍降格志願。最悪の場合このまま退団も…って、アンタ不良外人か? さてそんな中、長時間にわたって編成会議が行われ、球団社長以下星野SDを含むフロント陣、岡田監督以下現場責任者が参加した。野間口&一場を巨人に両獲られ濃厚なドラフト戦略の見直し、期限前でオファー殺到してそうな今季トレード、久保田・伊良部の離脱で手薄な先発陣を補強する新外国人投手などが議題となったらしい。しかし外国人投手っていったって、アリアス&キンケードが復帰したら使いようがないのではないか。下手なものに散財するくらいなら、「のらりくらりズドン投法」のモレルを先発起用するのも面白いような気がする。 2004.04.19 Monday
http://www.sponichi.com/base/200404/18/base153258.html
対戦も一巡り、そろそろ各選手の調子を見極めて、「売り物」である、層の厚さを生かす選手起用を開始する時期だ。二軍にもチャンスを狙う者が大勢いる。まず沖原、秀太、中村豊のV2003脇役トリオ。ベンチの構成員が「長打のある代打偏重」となっており、代走や守備固めが手薄だ。近々チャンスが来ると見る。投手では杉山が先発で好結果を出し続けている。とりあえず伊良部の穴は久保田が補うようだが、次は杉山の出番となるだろう。当初体作りからスタートした桟原も2試合に登板し、151km/hの速球で三振を量産しているという。山口コーチは「来年、再来年の投手」と言っているが、救援陣に不安がある現状では、社会人ルーキーの力が必要となる場面があるかも知れない。キンケードを上げ、モレルを下げるという予定らしいが、モレルの調子が悪くないだけに、ウィリアムスの再調整という選択肢もあると思う。 2004.04.13 Tuesday
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200404/tig2004041307.html
昨日に続き、打線・打順の話題である。4/11の中日戦、ABCで解説を務めた吉田義男氏はしきりと「3番打者をどうするのかが当面のポイント」と強調した。確かに初回に必ずまわってくる3番に最強打者を置くべしという説をとる人は多い。バース、掛布、岡田。ローズ、中村、磯部。過去の最強クリーンアップの並びを見ても、最強は3番だ。ただし、4番にもそれに匹敵する打者を置けるのが前提条件となる。現在の阪神で「最強」は金本がふさわしいが、そうなると4番が軽くなってしまう。ここはもう一人の「最強」、首位打者・今岡を3番、金本4番とすれば良いのではないか。二死からこの二人だけで1点ということも十分考えられメリットは大きい。この記事にもあるように、トップは、ファールで粘れる藤本が埋められる。藤本、赤星の「高速1・2番」も、相手にしては相当イヤらしいと思う。また、6〜8番に第二のクリーンアップを作れる効果もある。どうだろう? 1 藤本 2 赤星 3 今岡 4 金本 5 アリアス 6 浜中 7 片岡 8 矢野 2004.04.12 Monday
http://www.nikkansports.com/osaka/otr/p-otr-040411-10.html
打順にもっと細やかな配慮をという提言。そのとおりだと思う。対中日第3戦でも川上の好投の前に打線が沈黙し、試合後の岡田監督はなかなか上がってこない各打者の調子を嘆いた。ただ忘れてならないのは、去年と違う人が去年と違う野球をやっているのだから去年と違う結果が出るのは当たり前だということだ。昨季の星野監督は、ベンチにじっと座っていても周囲に熱を発していた。ベンチの中には試合出場の機会は少なくともその熱を「ムード」に変えるキャラクターが少なからずいた。広沢、中村豊、秀太、沖原…。昨季の「つなぎ」には、このムードが大きく影響していたと思う。今季の布陣はベンチも含め「個人技重視」だ。岡田監督が目指すのは、「放任と自己責任」という大人の野球だと思う。醸し出す雰囲気にはどこか重苦しいものがある。去年のような「つなぎ」を求めるなら、個人技に頼らない采配と、ベンチのムード作りもおろそかにすべきでない。 2004.03.31 Wednesday
http://www.daily.co.jp/tigers/status.shtml
開幕を控え、開幕一軍メンバーが発表された。「開幕一軍」これを目標にした選手も数多く、例えば関本は自身初、昨年から「目標開幕一軍」と言い続け、ともに自主トレを行った日ハム坪井に「そんなちっちゃいヤツはいらん」と言われたりした。さて私の予想と比較すると(外れた記念?にしばらくそのままにする)、まず外国人投手で(お約束通り)モレルが漏れた。暑くなるともっと調子が上がるという予測のもと、その時まで隠す。藪、前川は先発登板時の登録となり、まずは第3戦でどっちが来るのか迷わせる作戦だ。故障の様子見の吉野は外したが、2戦目からにも登録予定。代わりに三東が入って本人もサプライズ。あってはならないことながら大量ビハインドの展開になってしまったら(ならないが)、登板の機会があるかも(いや、ない!)。野手は先発投手枠の関係で、1人多く登録されている。第3戦の時点で、誰かが二軍行きとなる。また寂しからずや。 2004.03.27 Saturday
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200403/tig2004032704.html
一番頼りにしている吉野に故障発生、詳しいことはわかっていないが痛いことこの上ない。ウィリアムスの不調もあり、ここに来てリリーフ陣の再構成を余儀なくされそうだ。オープン戦が残り1、メジャーリーグとのプレシーズンマッチが2。この3試合で見極めなければならない。リリーフ要員6名の内、安藤、牧野は順調に来ており確定。左腕の不足から江草も残りそう。残り3の内、2つは外国人で、最後の1つは石毛か久保田。ただし故障明けの久保田は使うなら先発だろう。外国人については追い上げ急のモレルが入ってきそうな予感がある。不調でもどうしてもタイプとして欲しいウィリアムス、安定感があるものの慣れられた恐れのあるリガンの取捨となるのではないか。 2004.03.21 Sunday
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200403/tig2004032108.html
今度は矢野が自打球と胃腸炎で静養。なぜか右打者ばかり受難だ。腰痛のキンケードなど、心配な状況の選手もいるが、開幕前後にはベストで行けるだろう。リハビリ中の久保田、藤川も教育リーグから実戦復帰するという。悪い予言をするつもりは毛頭無いが、ベテランの多い先発ローテーションが昨年同様完璧に機能するというのは虫が良すぎるように思う。有事の際に代われる存在があるのは大きい。ここまでまずまずの実績を残している杉山が現在の「予備1」。昨年実績のある久保田は復調すればその上の存在になる。藤川は中継ぎとしてチャンス待ちだろう。 話はかわるが、いかりや長介さんが亡くなった。「全員集合」世代としていつも楽しませてもらった。幼い頃の楽しい思い出に感謝を込めて合掌する。 2004.03.19 Friday
http://sports.yahoo.co.jp/baseball/pre/scores/20040318/stm03020.html
9番打者・葛城から1番に戻って、赤星、藤本、鳥谷、金本、桧山、片岡。もちろん、今岡、アリアス、キンケードの故障があってのことだが、気がつけば左打者ばかりになってしまった。でも、これもまた良しと思う。野球は非常に不公平な競技で、一塁までの到達時間については左打者が圧倒的に有利だ。左投手をぶつけられたらという心配もあるが、阪神の打者は意外と左投手を苦にしない。また巨人の工藤のように左打者を苦手とする左腕も意外と多い。もちろん中盤以降に変則左腕の左キラーを持ってこられると、…いやいや、ウィリアムスも吉野も味方だ。セ・リーグの他球団にそんな投手いたっけ?岩瀬の良い時は左右関係ないし…。というわけで、左がつながってしまっても逆に相手監督が投手交代に迷いを見せたりする効果も加えて、面白いと思う。ただし、こと本塁打に関して言えば、甲子園は圧倒的に右打者に有利な球場であることは確かだ。 2004.03.18 Thursday
http://www.sponichi.com/tigers/off/off04/off0317.html
調整遅れが心配されているモレルだが、良い投球をしたらしい。現実的にはモレルか、リガンのどちらかが開幕を二軍で迎えることになるのだろう。いずれ暑くなる頃にはウィリアムスが五輪に徴収され、モレルもフル回転しなければならない時が来る。ご覧の通り選手層の厚さを誇るタイガースだが、こうなってくるとチーム運営、とりわけ控え選手のモチベーション維持がなにより重要だ。今季は二軍にも相当数の一軍予備選手が存在することになる。乏しい戦力を任せられる将も辛いだろうが、豊富な戦力を与えられた将も悩みは尽きないだろう。さて、優勝した昨季はベンチの控え選手まで完全に「戦闘モード」で待機できていた。今試合展開の中で自分が何をすべきかを常に考え実践していた。それを可能にしたのは指揮官の闘志だった。今季はその状態をさらに二軍にまで波及させていくことが望まれる。新指揮官とその首脳陣はなかなかのアイデアマン。さっそく控え捕手についても面白い試みを実施している。 2004.03.12 Friday
さてオープン戦も中盤、一軍ベンチ入り28人を考えてみた(ただし厳密な開幕一軍は、ローテ枠投手分まで使うと思われる)。投手12、捕手2の構成、陣容はあらかた固まって来た。ベテランが取りこぼした時、若手がチャンスを掴めるかどうかが今後の見所。
野手14人は大変だ。アリアス、今岡、藤本、鳥谷、キンケード、片岡、金本、赤星、桧山の9人は確定。「岡田チルドレン」から関本、浜中は入ってくる。残りは3だ。候補は、久慈、八木、葛城、平下、桜井。桜井は育成のため二軍となれば、あと1人が選漏れとなる。 しかし長いシーズン、二軍を含めた総合的な戦力がものを言うわけで、開幕だけにこだわることはない。 2004.03.09 Tuesday
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200403/tig2004030907.html
キンケードの負傷にはドキッとしたが、打撲のみの軽傷ということで安心した。 昨日の記者との懇談で岡田監督が今季の開幕一軍について語った。それによると投手は先発6、救援6の12人体制。久保田の遅れは大変残念だが、挙げられた名前は、あらかた予想どおりといえよう(当HPの3/4付DEPTH CHARTは、いい線いってるようだ)。しかし先発候補の前川、福原は昨年実績が乏しいため、オープン戦で下手な投球をすれば、掴みかけた先発枠を失うこともある。藪はもちろんのこと杉山、江草にもまだチャンス有りと見る。 桜井の二軍行きには賛成。守備、走塁ともまだまだ鍛錬の余地がある。一軍ベンチは完成してからでも遅くない。また桜井は早期にレギュラーを掴み取る運を持っているような気がしてならない。 2004.03.08 Monday
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200403/tig2004030310.html
岡田監督も星野氏に習って記者たちとよくコミュニケーションをとっている。キャンプインから宣言していた監督賞争奪、開幕オーダー当てクイズが締め切られ40を越える応募があったとのことだ。自称阪神評論家としても予想してみることにする。 1 二 今岡 2 中 赤星 3 三 キンケード 4 左 金本 5 右 桧山 6 一 アリアス 7 捕 矢野 8 遊 藤本 9 投 井川 当たり前すぎるか? 2004.02.27 Friday
http://www.sponichi.com/tigers/off/off04/off0226.html
キャンプ終盤の実戦練習。今の狙いは、実力評価の定まっている選手については、計画通りの調整をキープすること。そして一軍枠確定のための格付けだ。特に野手で境界線上にいる、関本、葛城、的場、桜井、秀太、平下、久慈、八木からの取捨選択が難しいところ。ポジションや右打ち左打ち、代打・代走・守備固めのバランス、ベテランと若手の配分など、チーム造りの哲学が示される。岡田カラーが出るなら、どちらかといえばベテランより若手優先、守備より打撃優先の編成になりそうな気がする。26日の紅白戦後、岡田監督は関本と的場の打撃について成長を褒めた。 2004.02.22 Sunday
http://www.sponichi.com/tigers/off/off04/off0221.html
実戦4試合目は今キャンプ初の紅白戦。守備の乱れが続出し、課題の残る試合となったが、前川、牧野がキラッと光る投球を見せた。DEPTH CHARTも更新してみたが、一軍枠(28人)を巡る戦いは気が抜けない。先発は井川、下柳、伊良部までは確定。あと3枠を前川、藪、福原、久保田、杉山、江草、三東らが争う。救援投手は、安藤、ウィリアムス、吉野までは確定。残り3枠程度を牧野、リガン、石毛、久保田、モレル、江草、筒井、金沢らで争う。捕手は矢野、野口の2枠で決まりか。野手14枠の内、鳥谷、今岡、片岡、藤本、アリアス、金本、キンケード、桧山、赤星の9人は確定(ただし当然内2人以上は控え)。残り5枠程度を、久慈、秀太、沖原、関本、浜中、葛城、平下、的場、桜井らから、内外野、左右代打のバランスを取りながら配分することになる。 2004.02.19 Thursday
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200402/tig2004021902.html
6人ずつ一二軍キャンプメンバーを入れ替えるという。昇格は、八木、久慈のベテラン、江草、筒井のドラ1左腕、加えて昨季移籍の中継ぎ右腕吉田投手と、岡田チルドレンの一人中谷捕手の6人。降格は金沢、佐久本、細見、浅井、中村豊、藤原(PLAYERS参照)。これで安芸キャンプは、投手18、捕手4、内外野18の合計40人で臨むことになる。予想定員の投手12、捕手2、内外野14あたりをめざしセレクションは続く。昨季はキャンプの前後半での入替はなかったが、競争原理が一二軍間にも拡がったからこそできたこと。選手層の厚さを実感する。 2004.02.16 Monday
http://www.sponichi.com/tigers/off/off04/off0215.html
日ハム練習試合第2戦は、派手な大勝になった。鳥谷が普通に2安打1盗塁。普通なところが非凡。キンさんはこの日も逆らわない打撃で2安打1本塁打。一所懸命楽しそうに野球をするのが良い。先発杉山が気負い無く実力発揮し成長を見せる。おそらく一軍キャンプ残留当確。前日ボーンヘッドの桜井、故障から復活の関本が必死のアピールに成功した。井川とモレルが打撃投手で登場、特にモレルがムービングボールでさらに評価を上げた。こうしてみると、大物ルーキーを含む若手、移籍組、新外国人、成長してきた中堅、評価の一定しているベテランと、それぞれ良い調整が進んでおり、キャンプ後半、オープン戦期間に、テーマに掲げた「競争」が加熱する。 2004.02.15 Sunday
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200402/tig2004021507.html
バレンタインデー、春一番の陽気。球春到来とばかりに新庄のいる日ハムとの練習試合。鳥谷、キンケード、桧山と話題豊富だが、投手陣の競争激化がうれしい話題。このキャンプ、ほとんどの選手がボーダーライン上でしのぎを削っている。レギュラーポジション、先発ローテーション、開幕一軍ベンチ枠というレベルもあれば、とりあえずふるい落とされずに一軍安芸キャンプに参加というボーダーラインもある。登板した投手では、福原と前川は先発ローテーションを賭けて、牧野と石毛は救援投手として一軍枠確保が当面の目標だ。地位確保の吉野も含め、この日の投手陣はまずまず順調な状態を見せた。特に牧野のイキの良さが光った。2/15は、一軍キャンプ続行を賭けた投手陣(杉山、三東、細見、金沢、中村泰)の厳しい勝負が予定されている。 2004.02.09 Monday
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200402/tig2004020902.html
鳥谷の突き指で紅白戦は中止、通常練習に変更された。シート打撃で登板した期待の若手投手(金沢、杉山、三東、中村泰)についてやや不満のコメントだ。打者の目が慣れていないこの次期、直球だけの投球でも投手が有利だと言われるが、葛城やキンケードらに痛打されていた。激しいポジション争いの中、野手陣の仕上がりが早いのかも知れないが、誰一人注目を集めるような投球ができなかったのは物足りない。安芸キャンプになれば、おそらく久保田、筒井あたりが昇格し、このグループから室戸行きが言い渡される者が出るはずだ。沖縄キャンプ中、チャンスはそう多くない。 2004.02.05 Thursday
第一クール終了現在の勢力図がDepth Chartだ。投手では移籍組の牧野、前川が期待を抱かせる仕上がりらしい。野手でも鳥谷、桜井、キンケードが期待に違わぬパフォーマンスを見せている。これから実戦の中で藤本、桧山がどのように「さすが」と言わせる活躍を見せるかが見所だ。金森、中西、福原の新任コーチもズバっと端的なアドバイスで良いところを見せており、岡田阪神はなかなか新鮮だ。テーマに掲げた「競争」が今後さらにヒートアップするだろう。離脱と雨はここまでで願いたい。
2004.01.22 Thursday
今阪神ファンのアイデンティティーは揺らいでいる。強くなったのはうれしいがひっかかるのはその「強くなり方」だ。FA、ドラフトを席巻する巨人に対し、戦わねば道は開けぬという星野戦略が功を奏したが、ふと気づけば、毛嫌いしてきた「G的補強」をやっているのではという疑問が。一つ一つの事例を見れば、「哲学」に違いがあるのは承知だが、これ以降若手野手がポジションを奪うような場面があるのかどうか不安だ。巨人を見よ。若手野手の入り込む余地などない。一方阪神はどうなっていくのだろうか。関本、桜井、喜田ほか若手のブレーク希望。
2004.01.19 Monday
岡田監督談話の中で、沖縄キャンプ帯同選手について言及している。42人(内投手20人)の中には喜田、桜井、的場ら若手野手の抜擢もあるという。昨年にはなかったことだ。この三人の内開幕一軍を勝ち取れるのは1人またはゼロか。だが結果的にゼロだったとしてもプレッシャーの中での競争は若手にとって財産となる。また金本、赤星のレギュラー当確組、その他の右翼戦争にも大きく刺激を与える。そして一昨年まで二軍監督をつとめ、若手育成に積極的な岡田監督なら「若手外野手一軍枠1」があるような気がする。
2004.01.10 Saturday
急なトレードに備え選手枠はすこし余裕をもっていた方が良いという話。現時点で枠を一つ余らせる69人となる予定だが、キャンプインに向けてまだトレード話も継続して動いているのではないだろうか。特に手薄なポジションは思い当たらないが、逆に内野手は余り気味だ。上坂、沖原、秀太は良い話があれば出すべき。また、高卒数年の層が極端に少ないなどチーム全体の平均年齢が高いことが気になる。
|
評論家たちの声
T-Blogで運営しています。 |