2006.10.25 Wednesday
あまり情報がないのが残念だが、どうやら負けが込んでいてパっとしない様子。ここで頑張っている選手たちにとっても、日本シリーズで良いところを見せているダルや八木やW武田(実はそんなに若くないけどw)なんかは大いに刺激になってるだろうね。
伊代野は結婚おめでとう。伊代野って言やあ、他の同級生に追いつこうと一所懸命なんだけど、一つ自信がつけばガラっと変わりそうな投手。良い転機になると良いね。
今日夜から球児オフィシャルサイトスタートだって。ブログもあるんだって。ブログやる上でわからないことがあったら、何でも聞いてきなさい(笑)。
ファイターズ連勝で一歩リード。今さら言うようなことでもないが、「立ち上がり」と「闘志」って大事なんだなあ。
両チームとも先頭打者が流し打ちでクリーンヒット。強いチームはまずこれ。ほとんどすべての投手にとって、一人目の打者と対する時がもっとも精神的に不安定である。これが、軽く凡退してくれれば、投手はもう楽ちん。極端に言えば3回くらいまでは行けるような気になるだろう。一方、先頭を塁に出せば、初回に4,5点取られるのではないかという不安に襲われる。初回、1番打者の役割はとにかく大きい。
もし先頭打者を出してしまったのなら、投手は失点だけはしないように、万一取られても最少失点で済むようにという意識になる。そこで2番打者、Dは井端が初球を打ち上げ、Fはバントが野選を誘う。ここがこの日、両投手の立ち上がり、1失点と3失点の境目になった。後に立ち直るだけにね。攻める側からすれば、初めてのアウトを不本意ながら渡すか、納得ずくで渡すか、納得ずくで渡したはずなのにご丁寧に返してもらえるか…、その違い。まあ、谷繁のミスは大きすぎた。身体能力も高く、勝負勘の良い捕手なのだが、良くも悪くもでっかいコトをしでかす。野心家なんだろうな。
ガッツに逆転の長打が出たのも大きい、SHINJOが自分の判断で送りバントをして、気持ちをつないだことも大きい、稲葉の芸術的な低め変化球打ちのHRも大きい。でも何よりグレートで、私が痺れまくったのは、ファイターズ投手陣の闘志だ。初回こそ武田勝がインサイドを攻めきれず福留に痛打されたが、その後は懐に飛び込み、外に見せ、また内で勝負という強気の組み立てを基本に、精神的にドラゴンズ打線を抑え込んで行った。小さい1球ごとのせめぎ合いで、都度都度優位に立つことが、この打線を封じるためには必要なんだな。
3−1のまま6回表、先頭福留二塁打で、スパッと武田久にスイッチ。低い背をさらに沈み込ませるフォームと、遠いリリースポイント。浮き上がって来るかのように見せる「なんちゃって藤川ストレート」を操る。こういう職人の技は見ていて楽しい。しかし楽しいなんて思ったのは一瞬、武田久の表情を見たら、震え上がるような気持ちになった。闘志なんて生やさしいものじゃない。あれは「殺意」だ。打席のウッズを常に睨み付け、内へ、高めへ、シュートで、まっすぐで、攻め続ける。粘るウッズを空振り三振、森野はスライダーに食い込まれボテボテ、アレックスは初球の食い込むシュートに、恐怖から逃れようとするかのような弱いスイングで一邪飛。2回2/3。カッコ良かった!
よくヤクザ映画を観た後の客が、肩で風切って帰っていくというが、その後に出てきた岡島、マイケルがまさにそんな感じ(笑)。「あの」岡島が、福留を3球三振、しかも最後はど真ん中のまっすぐなんだから、相手を飲み込むってのは本当に大事なんだな。凄い救援だった。ちょっとあの日の久保田を思い出したね(笑)。
ミス連発、さらに汚名返上を狙った打席で、ことごとく三振の谷繁。ゲッツーの山と、マウンドに行ってはガツン、行ってはガツンの落合監督。向こうでニコニコ踊りまくっている新庄を見ながら、二人のイライラはピークに達しているだろう。この溜まっているエネルギーに飲み込まれるか、逆手に取るか。今日先発予定の「地に落ちたエース」金村にとっては、「オール or ナッシング」の勝負になる。
伊代野は結婚おめでとう。伊代野って言やあ、他の同級生に追いつこうと一所懸命なんだけど、一つ自信がつけばガラっと変わりそうな投手。良い転機になると良いね。
今日夜から球児オフィシャルサイトスタートだって。ブログもあるんだって。ブログやる上でわからないことがあったら、何でも聞いてきなさい(笑)。
ファイターズ連勝で一歩リード。今さら言うようなことでもないが、「立ち上がり」と「闘志」って大事なんだなあ。
両チームとも先頭打者が流し打ちでクリーンヒット。強いチームはまずこれ。ほとんどすべての投手にとって、一人目の打者と対する時がもっとも精神的に不安定である。これが、軽く凡退してくれれば、投手はもう楽ちん。極端に言えば3回くらいまでは行けるような気になるだろう。一方、先頭を塁に出せば、初回に4,5点取られるのではないかという不安に襲われる。初回、1番打者の役割はとにかく大きい。
もし先頭打者を出してしまったのなら、投手は失点だけはしないように、万一取られても最少失点で済むようにという意識になる。そこで2番打者、Dは井端が初球を打ち上げ、Fはバントが野選を誘う。ここがこの日、両投手の立ち上がり、1失点と3失点の境目になった。後に立ち直るだけにね。攻める側からすれば、初めてのアウトを不本意ながら渡すか、納得ずくで渡すか、納得ずくで渡したはずなのにご丁寧に返してもらえるか…、その違い。まあ、谷繁のミスは大きすぎた。身体能力も高く、勝負勘の良い捕手なのだが、良くも悪くもでっかいコトをしでかす。野心家なんだろうな。
ガッツに逆転の長打が出たのも大きい、SHINJOが自分の判断で送りバントをして、気持ちをつないだことも大きい、稲葉の芸術的な低め変化球打ちのHRも大きい。でも何よりグレートで、私が痺れまくったのは、ファイターズ投手陣の闘志だ。初回こそ武田勝がインサイドを攻めきれず福留に痛打されたが、その後は懐に飛び込み、外に見せ、また内で勝負という強気の組み立てを基本に、精神的にドラゴンズ打線を抑え込んで行った。小さい1球ごとのせめぎ合いで、都度都度優位に立つことが、この打線を封じるためには必要なんだな。
3−1のまま6回表、先頭福留二塁打で、スパッと武田久にスイッチ。低い背をさらに沈み込ませるフォームと、遠いリリースポイント。浮き上がって来るかのように見せる「なんちゃって藤川ストレート」を操る。こういう職人の技は見ていて楽しい。しかし楽しいなんて思ったのは一瞬、武田久の表情を見たら、震え上がるような気持ちになった。闘志なんて生やさしいものじゃない。あれは「殺意」だ。打席のウッズを常に睨み付け、内へ、高めへ、シュートで、まっすぐで、攻め続ける。粘るウッズを空振り三振、森野はスライダーに食い込まれボテボテ、アレックスは初球の食い込むシュートに、恐怖から逃れようとするかのような弱いスイングで一邪飛。2回2/3。カッコ良かった!
よくヤクザ映画を観た後の客が、肩で風切って帰っていくというが、その後に出てきた岡島、マイケルがまさにそんな感じ(笑)。「あの」岡島が、福留を3球三振、しかも最後はど真ん中のまっすぐなんだから、相手を飲み込むってのは本当に大事なんだな。凄い救援だった。ちょっとあの日の久保田を思い出したね(笑)。
ミス連発、さらに汚名返上を狙った打席で、ことごとく三振の谷繁。ゲッツーの山と、マウンドに行ってはガツン、行ってはガツンの落合監督。向こうでニコニコ踊りまくっている新庄を見ながら、二人のイライラはピークに達しているだろう。この溜まっているエネルギーに飲み込まれるか、逆手に取るか。今日先発予定の「地に落ちたエース」金村にとっては、「オール or ナッシング」の勝負になる。