自称阪神タイガース評論家（跡地）

最近、ほとんどの選手が日米で同じような数字を残すようになっているから、今季メジャーで２０試合に中継ぎ登板し、０勝０敗、防御率6.39ってことなら、それなりということ。あとは性質や潜在能力が日本向きで、「日本式」に触れて劇的な変化をするかどうか。そこまで考えての採用であって欲しいんだけど、どうかな。期待しすぎない範囲で期待しよう（笑）。


井川問題は今日にも決着とか。ちょっとここに来てオーナーがあれこれ言っているようだが、自分たちで作ったここまでの流れは、もはやどうすることもできないだろう。なんとなくタウンミーティングばりの「やらせ感」がそこはかとなく（笑）。「黒田問題」とリンクさせて考えていた一部ファンへのガス抜きなんじゃないのかなぁ。
タイガースフロントは、あまり小賢しい振る舞いをせずに、もっとドシっと誠実で謙虚であってほしい。何があっても泰然自若、に見えて実は中はバタバタ…それでも良いのよ。


東京ドームでアジアシリーズが開幕。スタンドがガララーガなのは残念だけど、辛抱辛抱。この大会は絶対に大切にしないといけない。やっぱり、次は韓国か台湾で、その後は持ち回り開催にした方が良いね。それが長期ビジョンというものだ。アジアシリーズからリアルワールドシリーズへの道が開けていくことを信じつつ、タイガースファンも海外遠征用に貯金しとかないかんよ（笑）。
試合は、日本と台湾が「順当勝ち」。まだ日本チャンピオンは圧倒的な力量差で勝っていなきゃダメな時期だと思う。この大会のハイライトは、土曜夜のライオンズ（韓国）対ベアーズ（台湾）になるのかな。



将来を見据えたアジアシリーズ同様に、先が楽しみなことになっているのがタイガース倉敷秋季キャンプ。シーズンの試合中は時々首から上だけ動く置物のような岡田監督が、精力的に動いて指導している様子が伝えられている。

大和に小一時間、ゲッツーの動作を指導したとか。なぜ今？この一年、下のコーチはそのことをアドバイスできなかった？それとも非常に高度なテクニック？そんなこと岡田監督が指導できる？と、様々な疑問が浮かぶがまあいいか（笑）。一年間、守備は自由に楽しくやらせておいて、手を入れていくのはこれからということかも知れないしね。久々に動く大和の守備が見たいなぁ。

捕手には配球の心得を指導したとか。打者のウラをかくのではなく、投手を引き立てろと。言うたら「谷繁になるな、矢野になれ」ってことやね（笑）。コチャコチャするな、ドシっといけ！岡田監督らしいわな（笑）。ただ、捕手もいろんなタイプがいた方が良いと思うが。
この日、紅白戦で小宮山が赤星、赤松の二盗を相次いで刺したのだそうだ。自信つくね。

このキャンプで岡田監督が絶賛しているのが高橋だ。先日は二本の二塁打とダイビングキャッチで目立っていたが、褒めちぎったのは、直球のタイミングで待って、変化球に体勢を崩されながらカットした１本のファールだった。この日もクリーンヒットがあったようだが、着目したのは、前の打者が素晴らしい直球で打ち取られた直後、スライダーを待って捉えたレフトフライだったとか。こやつできるな…って感じ？（笑）経験や技術や力が伴っていなくても、「ケンカの才能」を持って生まれたヤツっているからね。勝負の嗅覚が利くヤツ。岡田監督がしきりと感心するんだから、かなり楽しみだな。早く出てきて欲しい。