2006.11.13 Monday
一発勝負で良く勝った。悪いムードにも動じなかった、投手力、内外野の堅い守備力が最終的には勝ち負けを分けた。
長いシーズン、おつかれさま!
11/12、強い北風が吹く中、横浜スタジアムで行われたプロ野球マスターズリーグ東京vs札幌戦を見に行ってきた。なかなか好評のマスターズリーグだが、これまで行ってみたいと思いながらその機会を逃していた。さてどんなものなのだろう。
本当は土曜に予定されていた試合が雨で順延したためだろうか、客の入りはあまり芳しくなかったが、それでも数千人の野球好きが観戦に訪れていた。特にユニフォームを着た少年野球の子どもたちがたくさん来ている。これは必ず試合前に野球教室をやるからなんだね。私と同年配の人がけっこう多かったかな。親子連れもけっこう多い。そして高齢の野球ファンもたくさん来ている。
ルールは基本的に変わらないが、若い選手(サポートプレーヤー)の起用法に制限があったり、DHには特別代走(代走を出してもDHの選手は下がらなくて良い)を使えたり、ちゃんとした締まったゲームにしつつ、高齢のかつての大スターにも登場の機会を与えられるようにできている。
一番変わっているのは、実況というか解説というか、常に場内放送をしながら進めていくというところ。昔のスターもいれば、無名のまま現役を終えた選手もいるので、この解説は必須だな。この週末はもともと2球場で試合が予定されていたので、ひょっとしたらこの日ハマスタの担当者は慣れてなかったのかな。正直に言うと、この解説者の力に、演出による面白さは相当変動する部分があるなぁと思った。見たことはないが、欽ちゃん野球の人気の秘密はここなんだろうな。
野球の内容は、思っていたよりずっとちゃんとしていた。そんなこと言ったら失礼かもしれないが、やっぱりかつてのプロ、ユニフォームを着て、ボールやバットを握れば、どんなに体が衰えていようとも、ちゃんと格好がつくもんだね、驚いた。若松勉さんは、ひとつも変わらないフォームでやっぱりミートが上手だったし、遠藤一彦さんは腕のしなりが利いていた。田淵とともに阪神からクラウンにトレードされた五月女豊さんがマウンドに上がったのにはびっくり57歳ということだが、ビシビシ放っていたよ。
中野佐資さんや鮎川義文さんなんていう甘酸っぱい名前もスタメンにあって楽しかった。それと東京の西崎幸広さんが二塁手で出ていて、札幌の阿波野秀幸さんと対決したりとかね。西崎さんはなかなかのショウマン、身振りでお客さんとの駆け引きを楽しんでいた。札幌の吉永幸一郎さんが現役時のままどでかいライトフェンス直撃のシングルヒット(笑)を打ったりね、いろいろと見せ場もあった。
ボールをどんどんスタンドに投げ込んで、ちょこっとサインしてくれたり、子どもから高齢者まで、みんなに楽しんでもらおうという気持ちが良いよね。
でも一番良いのは、静かなことかな(笑)。もちろんプレーに対しては歓声や拍手も起きるし、選手への声援も飛ぶけれど、静かなもの。ミットに球が収まる音、バットとボールが当たる音、やっぱり良いね。息子に守備陣形や、プレーの説明をしながら、まったりと観戦するには、こんなに良いものはないね。投球にしても打球にしてもほどよい緩さがあるし(笑)。それでいて、ちゃんと捕るし、ゲッツーも決めるし。
まあそんな感じで、機会があれば、話のタネにぜひどうぞ。
長いシーズン、おつかれさま!
11/12、強い北風が吹く中、横浜スタジアムで行われたプロ野球マスターズリーグ東京vs札幌戦を見に行ってきた。なかなか好評のマスターズリーグだが、これまで行ってみたいと思いながらその機会を逃していた。さてどんなものなのだろう。
本当は土曜に予定されていた試合が雨で順延したためだろうか、客の入りはあまり芳しくなかったが、それでも数千人の野球好きが観戦に訪れていた。特にユニフォームを着た少年野球の子どもたちがたくさん来ている。これは必ず試合前に野球教室をやるからなんだね。私と同年配の人がけっこう多かったかな。親子連れもけっこう多い。そして高齢の野球ファンもたくさん来ている。
ルールは基本的に変わらないが、若い選手(サポートプレーヤー)の起用法に制限があったり、DHには特別代走(代走を出してもDHの選手は下がらなくて良い)を使えたり、ちゃんとした締まったゲームにしつつ、高齢のかつての大スターにも登場の機会を与えられるようにできている。
一番変わっているのは、実況というか解説というか、常に場内放送をしながら進めていくというところ。昔のスターもいれば、無名のまま現役を終えた選手もいるので、この解説は必須だな。この週末はもともと2球場で試合が予定されていたので、ひょっとしたらこの日ハマスタの担当者は慣れてなかったのかな。正直に言うと、この解説者の力に、演出による面白さは相当変動する部分があるなぁと思った。見たことはないが、欽ちゃん野球の人気の秘密はここなんだろうな。
野球の内容は、思っていたよりずっとちゃんとしていた。そんなこと言ったら失礼かもしれないが、やっぱりかつてのプロ、ユニフォームを着て、ボールやバットを握れば、どんなに体が衰えていようとも、ちゃんと格好がつくもんだね、驚いた。若松勉さんは、ひとつも変わらないフォームでやっぱりミートが上手だったし、遠藤一彦さんは腕のしなりが利いていた。田淵とともに阪神からクラウンにトレードされた五月女豊さんがマウンドに上がったのにはびっくり57歳ということだが、ビシビシ放っていたよ。
中野佐資さんや鮎川義文さんなんていう甘酸っぱい名前もスタメンにあって楽しかった。それと東京の西崎幸広さんが二塁手で出ていて、札幌の阿波野秀幸さんと対決したりとかね。西崎さんはなかなかのショウマン、身振りでお客さんとの駆け引きを楽しんでいた。札幌の吉永幸一郎さんが現役時のままどでかいライトフェンス直撃のシングルヒット(笑)を打ったりね、いろいろと見せ場もあった。
ボールをどんどんスタンドに投げ込んで、ちょこっとサインしてくれたり、子どもから高齢者まで、みんなに楽しんでもらおうという気持ちが良いよね。
でも一番良いのは、静かなことかな(笑)。もちろんプレーに対しては歓声や拍手も起きるし、選手への声援も飛ぶけれど、静かなもの。ミットに球が収まる音、バットとボールが当たる音、やっぱり良いね。息子に守備陣形や、プレーの説明をしながら、まったりと観戦するには、こんなに良いものはないね。投球にしても打球にしてもほどよい緩さがあるし(笑)。それでいて、ちゃんと捕るし、ゲッツーも決めるし。
まあそんな感じで、機会があれば、話のタネにぜひどうぞ。