2005.02.20 Sunday
サンスポ小早川氏による阪神キャンプ診断。選手層の厚さで優勝候補だと。そうでしょう、そうでしょう、グフフ。的場がライトのスタメンを奪うと大胆予想。へぇ、あったら面白い。密着してない人の意見を聞くのは新鮮だなぁ。そういえば、私の場合はもう毎日密着しすぎて、考え方が「岡田的」になっているかも(笑)。顔つきまで?…気をつけよっと(笑)。
雨の紅白試合は、投手にとって少し厳しかったかも知れない。結果として全員打ち込まれたが、この時期にしてはそんなに悪いとも思わなかった。それぞれ打たれて、かえって課題が浮き彫りになって良かったと思う。全員上積みを予感させる。
安藤投手は、頭で分かっているのだろうが、まだ指先がセットアッパー(笑)。バットに当てられるのを、最後の最後リリースの瞬間に拒んでいる。ファールでカウントを取り、早めに凡打を打たせるという、先発投手の感覚を体に染みこませて欲しい。もっと軽やかに!
筒井和、江草、田村も寒い中、時々良い球が来ていた。結果を欲しがって、小さくなっていたが、打たれてスッキリしただろう。次の機会は「打ってみぃ!」と叫びながら投げ込んでこい。
鳥谷最高。内角球に対し、「反射」でサク越え。しかも腕を畳んで綺麗な軸回転で。この人が本当に去年内角攻めに苦しんだあの鳥谷なんだろうか。むしろ内角打ち名人のようだ。「内角?来てみぃや、ほりこんだるわい!」という感じ(鳥谷は東京っこなので絶対こんな口調ではないが)。これだけ素晴らしいと逆に色々な心配が頭をよぎるが、ま、それはそうなってから心配すれば良い(笑)。とにかく、鳥谷最高。
的場が良い。特に第一打席、ファールで粘って四球を取ったのは相当好印象だ。2番打者に置いてみたい衝動にかられる(笑)。
沖原が意地を見せた。1本は「幻のHR」にされたが、2本のサク越えで存在感を示した。今年33歳になるトシのいった「若手」。二軍でくすぶっているわけにはいかない。
そして中村豊が見事な満塁HR。途中から「お座なりな」出場。しかし田村の乱調で回ってきたチャンスに思いっきり振り抜いた。オレを見てくれ!ダイヤモンドを1周する顔が訴えていた。
03年に、下柳、野口とともに日本ハムとのトレードで入団。ベンチで前のめりになっている「戦う控え選手」のリーダー的存在だった。出場すればそれなりに堅実な結果を残して来たが、そのチャンスがなかなか来ない。悶々とした状況だと思うが、切れることなくよく集中を持続していると思う。首脳陣も昨年の反省から、こういう選手を上手く活用して欲しいと切に願う。
そういえば優勝した年の梅雨時、満員の観客を入れた後で突然の大雨、中止になった試合があった。その時、ダイヤモンドを全力疾走、最後にホームに敷かれたシート上を水しぶき上げながらヘッドスライディングして、ファンを慰めたのが中村豊と沖原だった。そしてこのパフォーマンスが星野監督の心を少なからず動かし、その後の活躍場所を確保したということがあった。雨のグラウンドで意地を見せた二人で思い出した。
雨の紅白試合は、投手にとって少し厳しかったかも知れない。結果として全員打ち込まれたが、この時期にしてはそんなに悪いとも思わなかった。それぞれ打たれて、かえって課題が浮き彫りになって良かったと思う。全員上積みを予感させる。
安藤投手は、頭で分かっているのだろうが、まだ指先がセットアッパー(笑)。バットに当てられるのを、最後の最後リリースの瞬間に拒んでいる。ファールでカウントを取り、早めに凡打を打たせるという、先発投手の感覚を体に染みこませて欲しい。もっと軽やかに!
筒井和、江草、田村も寒い中、時々良い球が来ていた。結果を欲しがって、小さくなっていたが、打たれてスッキリしただろう。次の機会は「打ってみぃ!」と叫びながら投げ込んでこい。
鳥谷最高。内角球に対し、「反射」でサク越え。しかも腕を畳んで綺麗な軸回転で。この人が本当に去年内角攻めに苦しんだあの鳥谷なんだろうか。むしろ内角打ち名人のようだ。「内角?来てみぃや、ほりこんだるわい!」という感じ(鳥谷は東京っこなので絶対こんな口調ではないが)。これだけ素晴らしいと逆に色々な心配が頭をよぎるが、ま、それはそうなってから心配すれば良い(笑)。とにかく、鳥谷最高。
的場が良い。特に第一打席、ファールで粘って四球を取ったのは相当好印象だ。2番打者に置いてみたい衝動にかられる(笑)。
沖原が意地を見せた。1本は「幻のHR」にされたが、2本のサク越えで存在感を示した。今年33歳になるトシのいった「若手」。二軍でくすぶっているわけにはいかない。
そして中村豊が見事な満塁HR。途中から「お座なりな」出場。しかし田村の乱調で回ってきたチャンスに思いっきり振り抜いた。オレを見てくれ!ダイヤモンドを1周する顔が訴えていた。
03年に、下柳、野口とともに日本ハムとのトレードで入団。ベンチで前のめりになっている「戦う控え選手」のリーダー的存在だった。出場すればそれなりに堅実な結果を残して来たが、そのチャンスがなかなか来ない。悶々とした状況だと思うが、切れることなくよく集中を持続していると思う。首脳陣も昨年の反省から、こういう選手を上手く活用して欲しいと切に願う。
そういえば優勝した年の梅雨時、満員の観客を入れた後で突然の大雨、中止になった試合があった。その時、ダイヤモンドを全力疾走、最後にホームに敷かれたシート上を水しぶき上げながらヘッドスライディングして、ファンを慰めたのが中村豊と沖原だった。そしてこのパフォーマンスが星野監督の心を少なからず動かし、その後の活躍場所を確保したということがあった。雨のグラウンドで意地を見せた二人で思い出した。