2007.05.08 Tuesday
となると今後のローテは、G戦がジャン・下柳・福原、S戦が杉山・ボーグルソン・ジャン、月曜休んで、C戦が(谷間)・下柳・福原、YB戦がジャン・杉山・ボーグルソンって感じかな。交流戦に入れば2連戦で変則的に休みが多くなるので、なんとか回りそう。谷間はヤスかな。こういう時、二軍から推薦される投手がいないってのも寂しいよなぁ。
連休中のC戦、YB戦を見ていて感じたことは、「弱い投球」に対して「強く振られている」ということ。配球面で、カウント球2つのうち1つは必ず外より低めにストレートか半速球を要求する。「まああえてそのコースに手を出すことはないだろう」という打者心理をついているのだと思うが、多くの場合逆効果になっていた。だいたいそんな隅っこにいつでも球が行くはずがなく、わずかに引っかければボール、わずかに抜ければ甘くなる。打者は外低めに狙いを定めて思いっきり引っぱたきに来る。右打者は右中間へ、左打者は左中間へ。カープにしろベイスターズにしろ、思いっきり振り切られていた。これによりさらに投手は隅っこ狙いの手がビビり、失投が多くなる、打者の方はさらにかさにかかって踏み込めるという悪循環が目立った。
ハッキリ言っちゃって申し訳ないけど、こんな時、打者にとって矢野のリードはまったく怖くないと思う。他の捕手に比べ、内角球の要求が極端に少ないし、内角のボール球、ちょっと危ないがここならギリギリ逃げられるという球は皆無。まず身の危険から来る純粋な恐怖感がないというのはとにかく楽。また、外ばかりなら速球に遅れる心配も少ない。内角直球は一瞬の遅れが空振りになるが、外ならなんとか間に合ってファールにできる。打者心理としては、これが何より楽。
その理屈は、今のタイガース各打者の恐がり方を見ていれば良くわかる。膝元に速い球を見せられて、腰を引いたり、身をよじったりしてよける。次は外に遅い球でカウントを取られて、内に速い球で空振り。怖がっているのがわかるから投げる方は大胆になれる。これこそが現代の安全確実、オーソドックスなリードだと思う。
先日のボーグルソンの好投以外は、「気持ちで負けている」という印象を強く持ったが、それは投球の組み立てと、打者の狙い球の待ち方から来るものだろう。気分転換だけではなく、この辺の考え方も転換して欲しい。
強いジャイアンツに対しては、投手は勇気を持って強いボールで攻める(ストライクばかりが攻めじゃない)、打者は勇気を持って狙った球を振り切る。その勇気が集まって、チーム全体の気迫となって、相手をビビらせる。
というわけで、ビビるな、思い切って行け。
連休中のC戦、YB戦を見ていて感じたことは、「弱い投球」に対して「強く振られている」ということ。配球面で、カウント球2つのうち1つは必ず外より低めにストレートか半速球を要求する。「まああえてそのコースに手を出すことはないだろう」という打者心理をついているのだと思うが、多くの場合逆効果になっていた。だいたいそんな隅っこにいつでも球が行くはずがなく、わずかに引っかければボール、わずかに抜ければ甘くなる。打者は外低めに狙いを定めて思いっきり引っぱたきに来る。右打者は右中間へ、左打者は左中間へ。カープにしろベイスターズにしろ、思いっきり振り切られていた。これによりさらに投手は隅っこ狙いの手がビビり、失投が多くなる、打者の方はさらにかさにかかって踏み込めるという悪循環が目立った。
ハッキリ言っちゃって申し訳ないけど、こんな時、打者にとって矢野のリードはまったく怖くないと思う。他の捕手に比べ、内角球の要求が極端に少ないし、内角のボール球、ちょっと危ないがここならギリギリ逃げられるという球は皆無。まず身の危険から来る純粋な恐怖感がないというのはとにかく楽。また、外ばかりなら速球に遅れる心配も少ない。内角直球は一瞬の遅れが空振りになるが、外ならなんとか間に合ってファールにできる。打者心理としては、これが何より楽。
その理屈は、今のタイガース各打者の恐がり方を見ていれば良くわかる。膝元に速い球を見せられて、腰を引いたり、身をよじったりしてよける。次は外に遅い球でカウントを取られて、内に速い球で空振り。怖がっているのがわかるから投げる方は大胆になれる。これこそが現代の安全確実、オーソドックスなリードだと思う。
先日のボーグルソンの好投以外は、「気持ちで負けている」という印象を強く持ったが、それは投球の組み立てと、打者の狙い球の待ち方から来るものだろう。気分転換だけではなく、この辺の考え方も転換して欲しい。
強いジャイアンツに対しては、投手は勇気を持って強いボールで攻める(ストライクばかりが攻めじゃない)、打者は勇気を持って狙った球を振り切る。その勇気が集まって、チーム全体の気迫となって、相手をビビらせる。
というわけで、ビビるな、思い切って行け。